バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~   作:へもそな

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一六問目です。今回はトリオ三人が突入開始します!


一六問目

 弦太郎SIDE

 

ガチャ

 

 全員「失礼します。」

 

突然召喚獣が暴走して制御できなくなったことについて学園長に聞きにきた俺たち。どうして俺と明久、雄二に至っては召喚すらできなかったんだ?

 

 学園長「おや、来たのかいあんたたち。」

 

 高橋「あなたたち、どうしてここに!?」

 

 西村「こいつらがどうしても召喚獣が突如暴走した理由を知りたいと言いまして。」

 

 学園長「なるほどね、しかし原因はまだわかっていないさね。原因を突き止めるためにもサーバールームにも侵入したいんだがそれもできない。」

 

 明久「どういうことですか?」

 

 学園長「どういうわけか扉があかないんだよ。さっき高橋先生が扉を壊してしまうという考えを出したんだが明日は学会へのシステムのお披露目があるんだよ。ブッ壊れた扉なんか見せられるかい。」

 

 西村「では、召喚獣を送り込むのはいかがですか?召喚獣が通れるほどの通気口がありましたからそこから私か高橋先生の召喚獣を……」

 

 高橋「それも一度は思いついたのですがシステム本体に近い領域の教師の召喚獣は完全にフリーズしていて召喚すらできないんです。」

 

 西村「なんですって!」

 

 明久「え、先生たちの召喚獣も物理干渉できるんですか?」

 

 西村「ああ、お前たちのようにフィードバックはないがな。しかしどうすれば……」

 

 学園長「……そうだ、坂本。あんた今日、白金の腕輪は持ってきてるかい?」

 

 雄二「ああ、持ってきているが……どういうことだ?俺と明久と弦太郎は召喚すらできなかったていうのに。」

 

 学園長「そう、あんたたち三人はまだ召喚してないんだろ?さっきあんたたち以外の召喚獣がどこかに行くのが見えたのを思い出してね。もしかしてと思ったら大当たりさね。」

 

 明久「えっと、もしかして僕たち三人は雄二の腕輪を使えば召喚できるってことですか?」

 

 雄二「だがなぜ鉄人のフィールドでは召喚できなかった?」

 

 学園長「おそらく不具合のある教師フィールドだったからさね。だからまだ以上が起きていないあんたたちの召喚獣は召喚できなかった。」

 

 弦太郎「なるほど、じゃあ俺たちが召喚して行ってくるっす!」

 

 明久「あ、でも通気口を通るなら前が見えないんじゃない?」

 

ごそごそごそ

 

 康太「…………三人とも、これを持っていくといい。小型カメラとそれに連動したスコープ。これを使えば召喚獣の目線でも操作が可能。」

 

 雄二「おい、ムッツリーニ。忘れてないか?俺の召喚獣は……」

 

あ、そういや雄二は物理干渉ができなかったんだったな。

 

 学園長「いや、坂本。どういうわけかあんたの召喚獣も観察処分者仕様になっちまってるんだよ。物理干渉とフィードバックが付いたね。」

 

 雄二「なんだと!?」

 

 明久「でもさ、召喚獣が出てこないとも限らないからフィードバックに慣れてない雄二が行ったら危険なんじゃない?結構痛いよ。」

 

 翔子「……!?」

 

タッタッタ ガシ!

 

 雄二「しょ、翔子?」

 

 翔子「……雄二。行っちゃダメ。」

 

 雄二「…………」

 

そりゃあ心配だよな。もしAクラスのやつが出てきたら……

 

 雄二「……いや、翔子。俺も行く。自分にも出来ることがあるっていうのにこいつらに任せて黙ってられるかってんだ。」

 

 翔子「……雄二。」

 

 ゼシカ「いかせてあげよう、翔子。」

 

 ミコノ「雄二くんも弦太郎たちみたいに言ったら聞かないから。」

 

 翔子「……わかった。でも危なくなったらすぐに逃げて。吉井と如月も。」

 

 雄二「ああ、引き際っていうのはわかってるつもりだ。そこらへんは心配すんな。」

 

 リーメイ「でも、召喚獣が出てきても人間が動かしているじゃないんだからそこまで驚異ではないんじゃ?」

 

 優子「確かに……」

 

 学園長「いや、自立起動で動く分へたに人間が動かすよりも素早いし確実だよ。それにカメラ越しでしか状況をつかめないんだ。おまけにさっき召喚した連中以外の召喚獣も出てくる可能性だってあるさね。今までどうりに行くとは思わないほうがいいよ。たとえ如月の召喚獣が変身してもね。」

 

 雄二「つまり視界が悪い状態でかなりの操作能力をもつ大量の生徒相手に試召戦争を仕掛けるっていうのと一緒ってことだな。」

 

 弦太郎「確かに厳しいな。だけど……」

 

 明久「やるしかないよね!」

 

 学園長「よし、準備をはじめな。いいかい、白金の腕輪のフィールドの範囲は短いからサーバールームの前であんたたちは召喚するんだ。通気口から入ったあとはこっちからルートの案内をする。それじゃあ、作戦開始だよ!」

 

 明・雄・弦「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

ゼシカSIDE

 

 明久『みんなー着いたよ。』

 

 雄二『こっから召喚してサーバールームにたどり着けばいいんだな。』

 

 学園長「ああ、そうさね。」

 

いま明久たちは通信機を使ってあたしたちと会話ができる状態になってるの。向こうの様子は監視カメラから学園長室にリアルタイムでこっちに伝わってくるし召喚獣が装備するカメラの映像もこっちで見られるから、それを元にナビゲートできるのがすごいところね。

 

 弦太郎『よっしゃ、絶対に成功させてやるぜ!』

 

 雄二『よし、行くぞお前ら!アウェイクン!』

 

 明・雄・弦『サモン!』

 

雄二が展開したフィールドで召喚する三人。うん、今度は召喚できてる。

 

 ゼシカ「いい、三人とも。今は雄二も物理干渉があるから明久、弦太郎、雄二の誰かひとりでもサーバールームに侵入してこの暴走の原因を突き止めて解決すればこっちの勝ち。でも三人ともやられればこっちの負け。わかった?」

 

 明・雄・弦太郎『了解!』

 

 雄二『いいか、弦太郎。おれの腕輪じゃ変身状態の物理干渉付与はできない。お前だけになったときは最後の最後で変身を解除してもらうからな。』

 

 弦太郎『おう、わかった。』

 

 ミコノ「三人とも、準備はいい?」

 

 翔子「……突入開始。」

 

そして通気口から侵入していく三人の召喚獣。そのあと暫くは普通に移動できていたけど……

 

 秀吉「この反応は?」

 

 康太「…………気をつけろ、三人とも。召喚獣が出現する。」

 

その言葉に反応するように出てきた召喚獣は……え!?

 

 明久『秀吉にムッツリーニ、姫路さんに美波!?』

 

 雄二『しかも全員得意教科か!よりによって保健体育のムッツリーニが相手とはな。』

 

 弦太郎『ここは任せろ!変身!ステイツチェンジ、エレキ!』

 

弦太郎が一気にフォーゼをエレキステイツにした!でも、ムッツリーニの召喚獣って確か……

 

ギュン!

 

 弦太郎『うわ!』

 

 明久『腕輪まで使ってくるわけ!?』

 

 雄二『くそ、やはり敵になると相当厄介だな!』

 

攻撃をよける三人の隙をついてあとの召喚獣が攻撃してくる!

 

ザシュ! シャッ! ズバ!

 

 明・雄『うわぁ!』

 

 ゼシカ「明久!」

 

 翔子「……雄二!」

 

あいつら、明久たちを狙ってきてる!

 

 康太「…………なぜあの二人を集中して?」

 

 弦太郎『くそ、二人共離れろ!リミットブレイク!』

 

ガシャン『RIMIT BREAK』

 

 雄二『明久、離脱しろ!』

 

 明久『わかった!』

 

ふたりが離れたのを確認してからフォーゼが地面にロッドを叩きつけた!

 

 弦太郎『ライダー100億ボルトバァァァァァスト!』

 

地面から電流が走って四体の召喚獣を一気に戦死させた!どんだけすごいのよ!

 

 明久『いててて、助かったよ。弦太郎』

 

 雄二『はあ、はあ、お前らいつもこんな感じで戦ってたのか。』

 

 弦太郎『まあな、よし。一気にすすもうぜ!』

 

 明久『うん。』

 

 雄二『ああ。』

 

 ゼシカ「…………」

 

 翔子「……どうしたの、ゼシカ。」

 

 ゼシカ「え、あ、ううん。なんでもない。ただね……」

 

 翔子「……ただ?」

 

 ゼシカ「なんだろう、嫌な予感がするの。」

 

 

 

このあとすぐにあたしの嫌な予感は的中することになった。




さて、今回はここまで!明日はウィザードとキョウリュウジャーがある(^O^)
先週はまさかのおやすみ。小さい頃から思っていたがどうしてヒーローがゴルフで潰れる対象になるのか。未だにわからん。
次回、ついにあいつらが登場!
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