バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~   作:へもそな

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さて、前回の弦太郎のまさかの発言!その続きからです!


二十三問目

弦太郎SIDE

 

俺には悪い癖がある。頭に血が昇るとその場で頭に出た言葉を言っちまうっていう。ガキの頃はそれが原因で大切なダチとも喧嘩しちまったこともある。明久たちのおかげで仲直りできたけど。それからはそんなことはなくなった。でも……またやっちまった。でも……それでも!

 

 

 

 

 弦太郎「お前らなんかダチじゃねえ!」

 

俺のその言葉にそこにいた全員が固まった。確かにそうかもしれない。こういうこと言ったの生まれて二度目だ。ここに居る殆どのやつは初めて聞いただろうしな。

 

 明久「……弦太郎!!!」

 

明久がこっちを睨みつけている。そりゃあそうだな。昔あれだけ言われてこのざまだからな。

 

ガラララ

 

 ゼシカ「ちょっと、さっきからいった……明久!」

 

ドガッ

 

 姫路「キャッ!」

 

 島田「なによ!いきなり人を突き飛ばして!」

 

 ゼシカ「あんたたちこそなんなのよ!明久にひどいことをして!」

 

 明久「落ち着いてよ、ゼシカ!美波たちも人の話を聞いてよ!」

 

 ゼシカ「暴力振るわれてる人間が何言ってんの!」

 

バン!

 

 西村「貴様ら!一体何をやってる!」

 

 ミコノ「何があったの!?」

 

 翔子「……!?雄二から離れて!」

 

 愛子「ムッツリーニくん、大丈夫!?」

 

 優子「ちょっと、うちの弟から離れなさい!」

 

 

 

 

 

西村先生たちが来て静まり返った俺たちの部屋……

 

 

 西村「やっと収まったな……それで?一体何があったというのだ?」

 

 中林「こいつらが盗撮をしていたんです!」

 

 モブ女子「証拠のカメラだってあるんですよ!」

 

 西村「……それで?」

 

 中林「え?」

 

 ゼシカ「あんたたちさぁ、まさかそれだけで明久たち疑ったっていうの!」

 

確かに俺たちはFクラス。おまけに俺と明久は観察処分者。疑いの目は行くかもしれない。だけどなあ!

 

 弦太郎「そのカメラに、俺たちの誰かの指紋でも付いてたのかよ!俺たちがもってたっていう証拠でもあったのか!」

 

 愛子「確かにねえ。小型のカメラなんてどこでも売ってるよ?」

 

 優子「安いものなら小学生だって手に入れられるわ。」

 

 中林「でも、そこにいる土屋は盗撮とかをよくしてるって!」

 

 康太「…………それは一年生の時に弦太郎たちに注意されてやめた。撮りたいと思った時に許可をもらって撮ることをしてるだけ。」

 

 西村「つまりお前たちは不確かな先入観でこいつらを疑ったということだ。恥を知れ!吉井たちに暴力を振るった者たちは今日はたっぷりと補修だ!」

 

 島田「そんな!」

 

 姫路「どうしてですか!」

 

 雄二「当たり前だ!お前ら、清涼祭の時は助けられたくせに、それをアダで返しやがって!」

 

 明久「雄二!それ以上はやめてよ!」

 

 弦太郎「よせ明久。悪いけど俺も同感だ。暫くは二人が反省したとしても話もしたくない。」

 

 明久「弦太郎、君まで……」

 

 弦太郎「だってよう!ダチならまず悪いことしたって聞いても普通信じるだろ!そうだったとしてもいきなり暴力振るうなんて絶対おかしいだろ!」

 

 ミコノ「弦太郎、もういいでしょ?あなたも落ち着いて。」

 

 弦太郎「……わりい。姫路、島田。ダチじゃねえなんて言ったのは謝る、でもな。お前たちはそのぐらいひでえことを明久にしたんだ。悪いけど、暫くは俺たちに話しかけないでくれ。」

 

 島田「…………」

 

 姫路「…………」

 

 西村「さっさと来い!」

 

それから折檻に参加していた女子たちはしばらくのあいだ補修をさせられていたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日 AクラスとFクラスの合同学習教室

 

 

 雄二「それにしても昨日はひどい目にあったな。」

 

 明久「うん、でも弦太郎。いくらなんでもいいすぎだよ。」

 

 弦太郎「……ああ。すまない。」

 

 秀吉「それにしてもわしが被害者側だったのが納得いかん!」

 

 優子「心配して損したわよ。」

 

 愛子「あはは、優子の弟さん顔可愛いからね。もう女子からも男子とは見られてないとか?」

 

 優子「いらっしゃい秀吉。泣いてもいいわよ。」

 

 秀吉「わしはそこまで子供ではないぞ!」

 

 ゼシカ「…………まさかね。」

 

 明久「あれ、どうかしたのゼシカ?」

 

 ゼシカ「ううん、なんでもないわよ。」

 

 弦太郎「なあ、授業始まらないのか?」

 

ずっと自習やってるのに全然来ねえもんな。

 

 雄二「弦太郎、お前しおり見てねえのか?授業はなく全部自習って書いてあったろ?」

 

 明久「それにしてもどうして授業やらないんだろう?自習よりもそっちのほうがいいと思うんだけど。」

 

 翔子「……それはモチベーションを高めるため。」

 

 雄二「翔子、膝に座るのは勘弁してくれ。うちのクラスの連中がカッターを投げようとしている。」

 

 翔子「……残念だけど諦める。」

 

 明久「モチベーションってつまりやる気ってこと?」

 

俺たちとAクラスが一緒に勉強することに何が関係してるんだ?

 

 雄二「つまりだな、Aクラスは俺達をみてああはなりたくない。Fクラスはあいつらを見てああなりたいと思わせるためだ。」

 

 明久「学園もいろいろ考えているね。」

 

 弦太郎「あれ、ムッツリーニのやつどうした?またトイレに吐きに行ってんのか?」

 

 明久「いくら乗り物酔いがひどかったからって翌日まではないと思うけど。」

 

ガラララ

 

 康太「…………新しい情報が入った。」

 

 明久「ムッツリーニ!新しい情報って?」

 

 康太「…………昨日の盗撮の犯人と明久に脅迫状を出した人間は同じ。」

 

 雄二「なに!どういうことだ!」

 

 康太「…………言ってなかったが脅迫の犯人もカメラとマイクを使っていた。見つけたその二つが昨日中林の持ってきたカメラと同じものだとわかった。」

 

 秀吉「なるほど、つまり覗きの真犯人は明久を脅迫していたものじゃな!」

 

 明久「じゃあそれを伝えればぼくらの濡れ衣も!」

 

 雄二「いや、ただそれだけじゃ不十分だ。やはり犯人を見つけないとな。」

 

 弦太郎「こうなったら意地でも見つけてやるぜ!」

 

 全員「おおおおお!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその日の夜……

 

 

 弦太郎「ああ~疲れたな!」

 

 明久「ほぼ一日勉強だったもんね。そりゃあ疲れるよ。」

 

 雄二「昨日はゴタゴタのせいで風呂には入れなかったもんな。入ったらとっとと寝るか?」

 

 明久「あ、でも僕ゼシカとゲームする約束してたんだ。」

 

 雄二「あのなあ。せめて明日にしろよ?あさってには帰るんだからな。」

 

 明久「うっ、でもなあ。」

 

バタン!

 

 秀吉「た、大変じゃお主ら!」

 

 弦太郎「秀吉、どうした?売店しまってたのか?」

 

 秀吉「そ、それが……Fクラスの連中が……」

 

 康太「…………Fクラスがどうした?」

 

 秀吉「昨日の覗き騒ぎに乗じて、本当に覗きに行ったのじゃ!」

 

 明・雄・弦・康「何!」




さて、明久たち以外のFクラス男子が覗きに行ってしまいました!
さて、どうなることやら?次回もお楽しみに!
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