バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~ 作:へもそな
弦太郎SIDE
弦太郎「おい、どういうことだよ!」
うちのクラスの連中がのぞきに行った!?
秀吉「どうやら昨日須川など他の者たちのところにも疑いの目がいって女子が折檻しに行ってたらしいのじゃ!それでやってもいないのに疑われたからその分覗かなきゃ気がすまんと!」
雄二「くそ、昨日よく考えればEクラスの連中ばかりだったな。同じ時間帯に入っていたDクラス連中は残りのFクラスのところに行っていたというわけか!」
明久「!?ねえ、今の時間って確かAクラスが入ってるんじゃない!」
雄二「しまった!?翔子や工藤、木下姉たちなど美人ぞろいばかりだからそこを狙ってきたか!」
弦太郎「やべえじゃねえか!早く止めに行かねえと!」
明久「覗きを成功されたら僕たちも同罪ってことにされちゃう!」
雄二「なんとしても止めるぞ!これ以上こっちに都合が悪くなることされちゃかなわん!」
秀吉「もちろんじゃ!お主らの濡れ衣を晴らすためにも止めるのじゃ。姉上の裸も覗かせん!」
康太「…………鈴城たちに応援を頼まなくてもいいのか?」
雄二「Fクラス連中だけならここにいるやつだけで十分だ。いらん心配はかけられん。それに……」
ん?なんだ?ムッツリーニに小声で何か言ってるけど……なんか作戦でもあるのか?
雄二(鈴城たちは姫路たちと同室だ。その場にいって覗きを防ぐのを手助けして欲しいなんて言えるか?余計なトラブルの種になるだけだ。)
康太(…………了解。)
雄二「よし、お前ら!全力で奴らを止めるぞ!」
Fクラスモブ「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!アガルタよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」
布施「に、西村先生!Fクラスの生徒たちが!」
西村「吉井たちはしないとは思っていたがこいつらがいたな。まあいい。教育的指導を……」
???「それなら西村先生、同じFクラスの吉井君たちにもバツを与えたほうがいいのではないでしょうか?彼らも証拠不十分だったとは言え可能性がゼロではないのですから。」
西村「…………クロフォード先生、昨日あいつらは理不尽な理由で折檻を受けました。もう十分でしょうし今のあなたの発言はまず生徒を信じるべきである教師のセリフではありません。」
クロフォード「いえいえ、冗談ですよ。あなたがどれほど彼らを信頼しているのか試しに聞いてみただけですよ。申し訳ございません。」
西村「ふむ、わかりました。今はそういうことにしておきます。しかしこれからは冗談でもやめてください。さて、じゃあの馬鹿ども懲らしめるためにフィールドを……」
雄二「鉄じぃぃぃぃん!日本史のフィールドを展開してくれぇぇぇ!」
西村「坂本!?吉井たちも!あいつら、まさか覗きを止めに来たのか!」
クロフォード「そりゃあ彼らは同じクラスですからねえ。自分たちは何もしてないのに彼らのせいで余計な疑いがかかりますからね覗きをされたら。」
西村「はあ、まさか男子生徒同士が覗きの攻防戦をするとはな。よし、日本史フィールド、承認!」
その言葉で浴場までの廊下いっぱいにフィールドが張られた!そういや西村先生って一番広いフィールドが張れるんだったな。そして一気に俺たちはのぞき組を追い越して先生たちの前に行った!
Fモブ「お、おまえら!どうして教師側に!」
雄二「当たり前だ!人の女の裸見せるわけねえだろ!」
明久「それに僕たちは何もしてないのに君たちがそんなことしたら僕たちもまた疑われるじゃないか!」
クロフォード「先生、今の坂本君の発言は?」
西村「ええ、今坂本はAクラス代表の霧島と付きあっているようで。」
弦太郎「絶対に止めてやる!それがダチとしてできることだ!」
秀吉「それに覗きの真犯人を見つけねばならんのじゃ!」
康太「…………お前たちに余計なことをされたら面倒なことになる。なんとしてでも止める。」
雄二「行くぞ!」
明・雄・弦・秀・康「サモン!」
『吉井明久 日本史 465
坂本雄二 日本史 412
如月弦太郎 日本史 458
木下秀吉 日本史 146
土屋康太 日本史 112』
須川「こっちも全員召喚だ!」
Fモブ「サモン!」
『Fモブ×35 日本史 45~56』
雄二「荒れさせてもらうぞ、止めてみやがれ!」
弦太郎「いっくぜぇぇぇぇぇ!」
ドガ、バキ、ドゴ、ボゴ、ドガン!×2
『Fモブ×10 DEAD』
明久「はあ!」
ズバズバズバズバズバ!×2
『Fモブ×10 DEAD』
雄二「おらおらおらおらおらぁぁぁ!」
ドガドガドガドガドガ!×2
『Fモブ×10 DEAD』
秀吉「ふん!せい!」
ズバッ、ズバッ!
『Fモブ×2 DEAD』
康太「…………」
シャ、シャ、シャ!
『Fモブ×3 DEAD』
須川「そ、そんな………」
Fモブ全員「ばかなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
西村「さぁて、お前ら!覗きをしようとしたんだ、今夜はたっぷり補修だ!」
Fモブ全員「嫌だァァァァァァァァァァ!」
西村「さぁキビキビ歩け!」
明久「お気の毒様。」
雄二「まあ弁護のしようもないがな。」
弦太郎「自業自得だしな。」
秀吉「それにしてもお主らすごかったのう!」
康太「…………変身しなくてもあれだけの強さとは。」
明久「まあ点数差があったしね。」
弦太郎「それにフィードバックもあるからな。あんまり戦うと体力の消耗も激しいからな。」
俺と明久、さらにこの前の騒動の時に雄二もだけどフィードバックがついたからな。ただでさえ疲れるのにあんまり変身ばかりに頼ってるといざって時にスタミナ切れじゃな。
パチパチパチパチ!
ん?
クロフォード「いやあ、お見事でしたよ。とてもFクラスとは思えない成績でしたしねえ。」
明久「え、誰ですか?」
クロフォード「生徒執行神罰会顧問のクリフォード・クロフォードといいます。お見知りおきを。……あなたがたですよね。仮面ライダーに召喚獣が変身するという方たちは。」
雄二「ん?なぜそれを知っている。弦太郎はともかく俺と明久は初めて変身した時からは使っていないっていうのに。」
クロフォード「いえいえ、学園長から聞いたんですよ。これでも私も科学者で、そういう方面でも学園長をサポートしているんですよ。」
明久「へえ~そうなんですか!」
クロフォード「おっと、ご活躍のあとでお疲れでしょう。あとは先生たちに任せてあなたたちは部屋で休んでてください。」
弦太郎「うっす!わかったぜ。」
秀吉「ではもどるとするかのう。」
そうして俺たちは自分たちの部屋に帰っていった。
クロフォード「……行きましたか。お二人共、聞きましたか?」
???1「ええ。それにしてもさえない連中ね。あのうちの一人にやられたんでしょ、あなた。」
???2「…………」
???1「あらあら、相当悔しかったみたいね。」
クロフォード「まあ今はちょっかいをだすのはやめておきましょうか。」
???1「それに、あのメス豚ちゃんもいろいろやってるみたいだし。」
ゼシカ「やっほー。」
ミコノ「みんな、お帰り。」
明久「ゼシカ、ミコノさん!」
部屋に戻るとなんと二人がいた。
ゼシカ「いやあ、のぞき野郎を倒したって聞いてね。」
弦太郎「え!」
秀吉「なぜお主らがそれを!」
ミコノ「それが売店に行こうとしたらちょうど西村先生とすれ違って……」
雄二「はあ、いらん心配かけないと思っていたらこれか。」
翔子「……ありがとう、雄二。」
雄二「おわ!」
弦太郎「霧島、お前いつの間に!」
ぜんぜん気配しなかったぞ!
愛子「あはは、Fクラスは賑やかでいいよね!」
優子「さっきの人たちのは嫌なタイプの賑やかさだけどね。」
秀吉「なんで姉上たちがここに!」
優子「今日は少し早めに上がってきてたの。」
雄二「……最初の気合い入れはなんだったんだ。」
愛子「まあ、実はちょっと理由があってね。」
康太「…………理由?」
弦太郎「なんだそれ?」
ゼシカ「あたしたちにも教えてよ!」
翔子「……愛子がカメラを見つけた。」
雄二「何!」
愛子「もしかしたら真犯人が仕掛けたものかもしれないと思ってそのままにしてきたけどね。で、お風呂で代表たちに話して早く上がったの。」
雄二「……なるほど。まあそれは明日の朝に話そう。今から話しておたら時間が足りないだろうし情報を整理しておかないとな。」
明久「あ、ねえゼシカ。姫路さんたちの様子はどう?」
ゼシカ「ああ、結構落ち込んでたわね。だいぶ反省したんじゃない?私も昨日きつく言い過ぎたかもしれないし。」
弦太郎「……やっぱ言いすぎたかな。」
明久「それなら弦太郎。二人が謝ってくれたらもうゆるしてあげてもいいよね。」
ミコノ「二人共、すごく辛そうだったから。」
弦太郎「ああ、その時は俺も謝る。やっぱりあいつらもダチだからな。」
雄二「んじゃ、またあしたの昼休みにでも話し合いをするぞ。翔子たちもいいか?」
翔子「……うん、大丈夫。」
そう言って今日は一度解散し明日またそのことについて話すことにした。
雄二SIDE
ギシッ
ん、なんだ?体が重……はあ!
雄二(なんでお前がここにいる翔子!)
そこには浴衣をはだけた半裸状態の翔子がいた。
翔子(……夫婦の営み。)
雄二(まだ夫婦じゃねえ!明久たちだっているんだぞ!寝込み襲うなんてまね……)
明久「……」
明久と目があった。
雄二(な!え、え~っと、とりあえず助けてくれ明久!)
俺は明久に懇願した。そして明久は……
明久「……」ガバッ
そっぽ向いて布団をかぶった。
雄二(なんだその両親のそういうシーンを見てしまった子供のリアクションみたいなのは!)
翔子(吉井も気を使ってくれてる、おとうさん。)
雄二(だれがおとうさんだ!お前はさっさと帰れ!)
その数秒後、翔子を探しに来た木下姉と工藤のおかげで事なきを得た。
えーなんかすみません。漫画版の寝込み襲うところが妙にインパクトに残ったので(^_^;)
召喚したあとの雄二の戦闘前のセリフはわかる人ならわかります(^-^)