バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~ 作:へもそな
雄二SIDE
Dモブ女子「覗き魔のやつらを潰すのよ!間違えて吉井くんとかを攻撃しないようにね!」
Dモブ女子全体「おおおおおおおおお!」
Dモブ男子「くそぉぉ!もともとあいつらが覗きに誘わなきゃこんなことには!絶対潰すぞ!」
Dモブ男子全体「おおおおおおおおお!」
雄二「くそ、覗き騒ぎのせいで敵のモチベーションが上がってやがる!須川やほかのやつら、ほんとに面倒なことをしてくれたな!」
秀吉「じゃがそんなことは今更言ってもしょうがないではないか!」
康太「…………今俺たちにできることをやるのみ。」
数十分前に時間は遡る。エカテリーナと清水がこんな提案をしてきた。
雄二「なに!お前が明久と弦太郎との個人的な勝負をする!?」
カーチャ「ええそうよ、何か文句ある?」
明久「文句って言ったって、君が不利なだけじゃないか!」
カーチャ「あら、言ったでしょ。私はメテオラ。あなたたちよりも格上なのよ?勝算もあるし、何よりの目的はあなたたちって言ったでしょ、仮面ライダーさん?もちろん変身して戦ってもらうわ。」
弦太郎「おい、いくらなんでも舐めすぎじゃないのか?それに清水はいいのか?」
清水「変身した状態で戦死するほどのダメージを喰らえば罰として文句なしですわ。美春では倒せませんがこの子ならあなたたちにそれほどの攻撃を食らわせれるみたいですし。本当なら私の手でしたいところですが。」
カーチャ「文句ある、神童さん?」
雄二「俺たちに何かメリットでもあるのか?」
カーチャ「ええ、もちろんよ。私の方でカメラを用意したの。あなたたちとは屋上で戦わせてもらうわ。前教室のテレビに流してその映像を見せてあげる。とても面白いものが見れるわよ?それともう一つ提案があるの。」
雄二「なんだ?」
カーチャ「この戦争においては勝敗決定を、私かその二人のどちらかが戦死することで付けるっていうことよ。」
雄二「なんだと!」
カーチャ「まあある種二対二になるでしょうけど、どう?これなら戦争が長引く心配はないわよ?それにどうせ私が勝つしね。」
弦太郎「……わかった、受けていいぜ。本当に二対二ならな。」
雄二「おい、弦太郎!」
カーチャ「物分りがいいのね、意外だわ。吉井くんはどうかしら?」
明久「…………わかったよ。弦太郎は言ったら聞かないし。いい、雄二?」
雄二「はあ、まあお前たちなら負けることはないだろう。」
カーチャ「じゃあ、そういうことでいいわね。いっとくけど坂本くんたちやほかの人が戦死しても私は知らないから。」
雄二「ちっ随分勝手だな。」
カーチャ「あら、もともとその二人と覗きをした人たちへの断罪のための戦争なのよ?せいぜい指でもくわえて見てれば?」
そう言い残してDクラスの教室の方に戻っていった。
カーチャ「楽しませて頂戴、仮面ライダー。」
そして今に至る。姫路と島田はあの状態だから、悪いが今は教室で待機してもらっている。鈴城姉妹は二人が心配だからと付き添っている。おそらく今はあいつらの戦いを見ていることだろう。
雄二「オラオラオラァ!」
ドガ、バキ!
『Dモブ×2 DEAD』
雄二「どうしたどうした!こんな程度か!?」
秀吉「しかし、この戦いは正直言って不毛なんじゃがのう。」
康太「…………俺たちがいくら倒してもこの戦争の命運は明久たちが握っている。」
雄二「いくらエカテリーナが強かろうがあいつらは仮面ライダーに変身できるんだぞ?よほどのぽかでもしない限り……」
タッタッタッタ!
ゼシカ「雄二!」
ミコノ「大変なの!」
雄二「なんだ?鈴城姉妹、それに島田と姫路。まさかあいつらまじでぽか……」
姫路「え、エカテリーナさんの召喚獣が!」
島田「か、仮面ライダーに変身したの!アキみたいのに!」
雄二「なに!」
秀吉「どういうことじゃ!」
康太「…………エカテリーナの妙な余裕はまさかこういうこと?」
ざわざわざわざわざわ
俺たちだけじゃなくてDクラスの奴らもざわつき始めた。
雄二「なあ、俺から提案がある。」
清水「なんですの?」
雄二「ここは戦争を中断してどういう状況か見ないか?」
正直言ってこの戦争は不毛以外何者でもない。それにどういうことになってるのかこの目で見たいしな。
清水「……まあいいでしょう。豚野郎どもが負けるところをみたいですしね。みなさん、戻りましょう!」
島田「……アキ。」
姫路「吉井くん……」
ゼシカ「…………」
雄二「ったく。どうなってんだ!」
いったい、何が起こってやがる!
さて、今回はここまで。次回は明久たち側です!