バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~ 作:へもそな
流星SIDE
あれから俺たちはあのチンピラどもを警察に引渡し近くの喫茶店で話すことになった。
明久「星心大輪拳?」
雄二「それがお前が習ってたっていうやつか。」
翔子「……リーメイがやっていたのも同じだったのはびっくりした。」
リーメイ「ごめんなさい。父に昔護身用で教わってただけだから詳しくはいいかと思ってね。それに朔田くんと比べるとね。」
流星「そんなに謙遜することはないと思うよ。護身用という割にはなかなかのレベルだったしね。道場に入っても十分通用すると思うよ俺は。」
リーメイ「ありがとう、褒めてくれて。父がその道場に通っていたらしいんだけど免許皆伝て言うんだっけ?それで卒業したあと私が生まれて小学生の時に教わったの。」
どうりで構えがしっかりしていたはずだ。ただ構えを真似するだけなら誰でもできるが彼女の構えは気迫がこもっていたからな。
明久「それにしても最近多いよね、ああいう奴らが。清涼祭の時も竹原元教頭が呼んできたやつらとかもいたしさぁ。」
雄二「まあそんなんだからフリューゲルの親父さんも教えたんじゃないのか?」
ゼシカ「あ、そういえばまだリーメイ以外の人はまだ自己紹介してないじゃん。」
優子「そうね、私は木下優子。そこにいる弟の秀吉の姉よ。」
流星「そうか、最初木下がもうひとりいると思ってびっくりしたからな。」
秀吉「なにせ両親でさえたまに間違えるからのう。」
いくら双子でもそれはもはや同一人物レベルに行ってるなそれは。
流星「そうなると……これからは名前で呼んでもいいか?ややこしくなるから。」
優子「別にいいわよ。坂本君は私のことは木下姉だとか言ってるけどね。」
流星「坂本、もうちょっと考えろそこは。」
雄二「へいへい。悪うございます。」
翔子「……主人がお世話になっています。坂本翔子です。」
雄二「まだ結婚してねえだろうが!」
翔子「……冗談。」
明久「でも確かプロポーズはしたんでしょ?」
雄二「なぜ知ってる!?」
ゼシカ「あたしが翔子から聞いてさらに明久に教えました。」
雄二「やはりお前か!」
翔子「……改めて、霧島翔子です。雄二と仲良くしてね。」
流星「ああ、もちろんだ。今日のことも坂本から提案してくれてな。気遣いに感謝してるところだ。」
明久たち以外では俺の知っている奴はいなさそうだったからな。それに気がついたんだろう。
愛子「じゃあ次は僕だね。工藤愛子です!特技はパンチラで好きなものはシュークリーム!」
流星「工藤さん、公衆の面前で言うべきものじゃない言葉が混じっていたきがするんだが。」
人があんまりいなかったから良かったものの大勢いたら確実にやばい。
康太「…………エロは自重するべき。」←鼻血を垂らしている
明・雄「「お前が言うな!」」
流星「っておい、大丈夫か!?」
弦太郎「え~と、ティッシュ、ティッシュ!」
ミコノ「あ、私持ってるよ!」
愛子「あはは、相変わらずだねムッツリーニくん。これは次の期末試験の保健体育は僕の勝ちかな?」
康太「…………絶対に負けない。」
……この二人、ライバルであり友でもあるといった感じだな。
リーメイ「私はさっき言ったけど一応。リーメイ・フリューゲルよ。もしよかったら今度うちに遊びに来ない?父も星心大輪拳が使えるから話が合うかもしれないし。」
流星「俺としては二重の意味で緊張しそうだな。」
リーメイ「どうして?。」
流星「いや、女の子の家に遊びに行くわけだしそれに大先輩と会うことになるんだしさ。」
リーメイ「今度暇なときでいいわよ。」
流星「ああ、そうさせてもらう。」
明久「ん?あれ、もうこんな時間!?」
明久が驚いたように言ったので時計を見るとたしかにかなり時間がたっている。もうそろそろ、特に女子は帰ったほうがいい時間帯だな。
ゼシカ「もうそろそろ帰る?」
翔子「……雄二ともう少し話をしたかった。」
雄二「まあそういうな翔子。」
秀吉「姉上、暗くならないうちに帰ったほうがいいかもしれんぞ。またさっきのような輩が出ないとも限らんからの。」
優子「その時は守ってくれるの?」
秀吉「あ、当たり前じゃ!」
ん?この二人……坂本が二人を見ながら妙な感じになってるな。これはあいつも感づいてるか。
愛子「じゃあみんな、またあしたね!」
康太「…………そういえば確かAクラスも補修。」
リーメイ「そりゃあ前の覗きはAクラスの男子も参戦してたしね。」
流星「…………のぞきって一体何があったんだ?」
弦太郎「ああ~まあそこらへんは……」
ミコノ「明日にでも話すよ、流星くん。今日はもう遅いし。」
流星「ああ、そうだな。」
そのあと、女性陣は男が送っていくことになり俺はその時に知ったが家が歩いて数分ほどの距離にあったリーメイさんを送っていくことになった。
リーメイの家の前……
リーメイ「今日は送ってくれてありがとう。それとあの時助けてくれて。」
流星「気にするな、君も強かったし俺は余計な手出しをしたような感じだからさ。」
リーメイ「……ねえ、朔田くん。あなたはどうして星心大輪拳を習おうと思ったの?」
流星「……単純に言うと、心も体も強くして大切な人や仲間を守れるような人間になりたいっていうのかな。そういう目標があるんだ。……まあ、要するに仮面ライダーのようになりたいってことかな?」
リーメイ「……なれるよ。」
流星「え?」
リーメイ「あなたは困ってる人を前にしていきなり飛び出してきたでしょ?そんな人ならなれるよ。仮面ライダーに。」
流星「……ありがとう。」
リーメイ「じゃあ、またあしたね。ねえ、一緒に登校しない?」
流星「ああ、いいぞ。またあしたな。」
さりげなく女の子と一緒に登校する約束をした。それとなんだか……顔が暑い。今日は早く寝よう。
NOSIDE
家に帰っていく流星を見つめる影がいる。
???「ふむ、まさか所詮チンピラとは言えあそこまでの能力を持っているとは……」
この人物はどうやらあのチンピラをけしかけた張本人のようだ。
???「……二人共、興味深いですね。」
カツカツカツ
そういってその人物は去っていった。
ちょっといい雰囲気になった流星とリーメイ!これからどう進展していくのか!?
次回お楽しみに!いよいよ……!?