バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~ 作:へもそな
明久SIDE
ガチャ
美波「葉月、ただいまー。」
葉月「あ、お姉ちゃん!おかえりなさいです!」
美波のうちに来るとまず葉月ちゃんが出迎えてくれた。
葉月「お兄ちゃんたちも一緒ですか?いらっしゃいです!」
明久「こんにちは、葉月ちゃん。」
ゼシカ「やっほー、久しぶり。」
僕たちを見た葉月ちゃんはとても喜んでくれたのか全身で喜んでいるような状態になっていた。
流星「やあ、はじめまして葉月ちゃん。俺は朔田流星。お兄ちゃんたちの友達だ。」
葉月「はじめましてです!よろしくです!」
流星「ああ、よろしくな。」
流星君も雄二と一緒でしゃがみこんでから話しかけてるな。
美波「じゃあみんな、リビングはこっちよ。」
全員「おじゃましまーす!」
僕らはリビングに入っていく。
美波「さて、テーブルを持ってくるから皆待ってて。」
弦太郎「あ、俺たちも手伝うぞ!」
流星「女の子にひとりでやらせるのはさすがにな。」
明久「じゃあ僕も……」
葉月「?テーブルってお姉ちゃん達何するですか?あ、トランプですか!」
あ、そういえば葉月ちゃんは事情知らなかったな。
美波「今日はお姉ちゃん達今度あるテストのために勉強するの。」
葉月「あ……そうですか。じゃあ葉月はお部屋にいるです。」
そう言って葉月ちゃんはリビングから出ていこうとする。
ゼシカ「う~ん……あ!葉月ちゃん、あたしたち一緒に勉強する?宿題でわかんないとことかあったら教えるよ!」
そんな葉月ちゃんを見てゼシカはほうってはおけなかったみたいだ。
葉月「え、いいんですか?」
翔子「……いい考え。」
優子「私たちからしたら小学生ひとり増えてもね。」
秀吉「わしは勉強は教えてはやれぬが大歓迎じゃ。」
康太「…………保健体育なら教えられる。」
愛子「ムッツリーニ君、小学生にそのセリフはギリギリアウトだよ?」
弦太郎「よし、一緒に勉強頑張ろうぜ!」
美波(ごめんね、みんな。)
美波が小さい声で話しかけてきた。
明久(いいよ美波。)
ミコノ(それに葉月ちゃんを部屋のひとりでいさせたら心配で気になって逆に手がつかなさそうだしね)
流星(確かにな。)
リーメイ「それじゃあ葉月ちゃん、勉強道具持ってこようか?」
葉月「ハイです!」
タタタタッ
雄二「走ると危ないぞ。」
そして数時間後、雄二の家に一度寄っていたこともあって夕食を作る時間があまりなかったことからご飯は出前で済ませて再び勉強。そして……
雄二「ん?なんだ、もう九時半か。」
秀吉「相当集中しておったのかのう?」
康太「…………気づかなかった。」
優子「頑張ってたものね。」
愛子「じゃあ、今日はもう帰る?」
まあ女の子もいることだしね。
弦太郎「じゃあ、また今度にするか続きは。」
ミコノ「今日はありがとうね、葉月ちゃん。」
葉月「お兄ちゃん達、お姉ちゃん達!テストが終わったら一緒に遊ぼうです!」
そして女子たちを送り届けながらその日は帰った。
それから数日がたち……
明久「姉さん、今日は友達のうちに泊まりで勉強してくるからご飯は自分で用意してね。」
美波の家での勉強会の翌日に霧島さんからうちで泊まり込みで勉強しないかと誘われ僕や雄二たちはそれを快諾。今日は土曜日だから少し遅くまでやっても問題ないし明日の朝も復習する余裕もあるだろうしね。
玲「あら、そうなんですか?では、事故にあわないように気をつけて行ってきてくださいね。」
明久「姉さん、僕もうすぐ十七歳になるんだけど……」
どうも姉さんはたまに僕のことを子供扱いしている気がする。
ゼシカ「そりゃあ、自分の弟だもん。少しは心配するんじゃない?」
霧島さんのうちに行く途中でゼシカたちと合流して今朝のことを話して帰ってきたのがこの返答。そうなのかもしれないけどさすがにね……
弦太郎「なんだかんだでいいお姉さんだもんな。」
ミコノ「そうだよ、優しいいいお姉さんだと思うよ?」
リーメイ「ひとつなにかあるとすれば……」
流星「たまにやらかすあの非常識な行動だな……」
姉さんがが帰ってきたあといくつかアメリカでの話を聞いたけどひどかったのは暑いからって地下鉄の中でバスローブに着替えたということ。(しかも周りは男だけ)いくらなんでもこれはひどかった……
そして……
明久「すごいな……」
弦太郎「そういや霧島ってお嬢様だったな……」
目の前にあるのはとんでもない豪邸だった。
ゼシカ「えっと、どこ行けばいいわけ?」
ミコノ「とりあえず玄関まで行かない?」
リーメイ「ほかのみんなはもう来てるのかしら。」
流星「話しながらゆっくり来たしな。多分来てるだろ。」
流星くんたち少しは進展してきたのかな?言葉遣いも前はどことなく他人行儀みたいな感じがあったからね。えっと玄関まで来たけど呼び鈴は……あった!
ピンポーン
ガチャ
翔子「……みんな、いらっしゃい。」
雄二「よう、遅かったなお前ら。」
明久「あれ、雄二?なんで一緒に出てるの?」
雄二「ほかのやつらはもう来てるからお前らを出迎えようと思ってな。」
弦太郎「げ、まじで俺らが最後なのか!」
ゼシカ「あっちゃー、もうちょっと早く出ればよかったかな?」
翔子「……大丈夫、ほんの十分くらい前だったから。部屋まで案内するからついてきて。」
そう言われて霧島さんについていく僕たち。廊下のいきどまりがみえないんですけど……
流星「部屋の数もすごいな。」
翔子「……用途別。」
リーメイ「ここはなんの部屋?」
翔子「……そこは父の書斎。」
ミコノ「あれってもしかしてスクリーン?」
翔子「……そこはシアタールーム。」
雄二「翔子。なんだこの妙にでかいベッドがある部屋は?前来た時こんなのがある部屋あったか?」
たまに雄二も遊びに来てるみたいだね。そりゃあ自分の彼女だもんね。
翔子「……そこは私と雄二の愛の巣。」
雄二「おい!」
今のは忘れておいてあげよう。
翔子「……ここ。」
ガチャ
秀吉「お、きたのお主ら。」
優子「じゃあ、早速はじめるとする?いい加減そこの二人を止めたいしね……」
愛子「だからぁ、シミュレーションばかりじゃダメなんだってば!」
康太「…………何事においてもシミュレーションは大切。そんなこともわからないのか、工藤愛子。」
愛子「そんなわからず屋のムッツリーニくんはこうだよ!(ピラ)」
康太「…………卑怯な。」ブシャァァァ!!!
明・雄・弦「ムッツリーニィィィ!!!」
流星「おい、大丈夫か土屋!?」
そのあとなんとかムッツリーニを蘇生させたあと勉強を始めた。僕と弦太郎はゼシカや流星君たちに古典や物理を教えてもらっていた。その甲斐あってか途中の小テストでは少しだけど上がっていた。この調子で頑張らないとね!
雄二「よし、お前ら。はべりの已然系を用いた例文を書いてみろ。」
秀・美「以前食べたケーキはベリーデリシャスでした。」
雄二「そこに正座しろお前ら。」
前途多難な部分もあったけど。そのあとは豪華な夕食を食べてお風呂に入ったあと就寝した。
翌日の早朝
明久「ふぁぁぁぁぁ。うーん、まだ起きるには早いかなあ。まあいいや、朝から小テストするって言ってたし顔洗ったあと復習でもするかな?」
洗面所どこかわかんないしお風呂のお湯を使わせてもらおうかな?
明久「あ、確かここだったよね。」
ガチャ×2
ん?今もう一つ扉の開く音がした気が……
ゼシカ「……え、あ、明久!?」
そこにいたのは……
明久「……ぶほ!」ブシャァァァ!
何も身につけていないゼシカだった。
ゼシカ「ちょ、大丈夫明久!?って被害拡大するからまず服着ないと!」
そのあと目を覚ました時に聞いたけど僕が起きた時には女子は全員目を覚ましていたらしくゼシカもシャワーを借りに来ていたらしい。今回のことでひとつ思った。天国と地獄は紙一重だと。ゼシカに謝ったらむしろ謝るのはこっちだと言って許してくれた。おかげでで気まずくならなくて助かったよ。テストが終わったあともう昼頃になっていたのでみんな帰ることになった明日から期末テストか。頑張らないとな。
明久の家
明久「ただいま、姉さん。」
玲「あら、アキ君おかえりなさい。」
明久「姉さん、何か食べたいのある?せっかく帰ってきたんだし仕事で家にいない時もあったから何か作るよ?」
玲「……アキ君、そんな余裕があるんですか?明日はテストなんですしそんなことをしていては本末転倒ですよ?」
明久「ちょ、なんだよそんなことって。姉さんにとっては僕と一緒にご飯食べるのって……」
嫌なところもあるけどせっかく家族と一緒にご飯を作って食べるっていうのにそんなことっていいい方はないでしょ!姉さんにとっては久しぶりに弟とゆっくりするっていうのはその程度のことだったっていうの?
玲「もしテストの点数が悪かったときあの時ご飯を作ってる余裕なんてなかったのにと言われても困ります。ここは……」
明久「……じゃあもういいよ!勝手にしたらいいさ!」
僕は自分の部屋に行き着替えをカバンに入れてまた玄関にいく。
玲「ちょっとアキ君!どこに行くんですか!」
明久「姉さんは僕にテストに集中して欲しいんでしょ?人の心遣いを言い訳の材料とか言う人が近くにいたら勉強なんてできないよ。じゃあね、テストが終わるまでは帰らないから。弦太郎かだれかのうちに泊めてもらうよ。」
バタン!
玲「……アキ君…………」
はあ、本当にすいませんでした皆さん。これからは気をつけます。
さて、話は変わりますが最近自分ライダーだけでなくキョウリュウジャーにもガチではまってしまいました。ドハマりした戦隊はまさかのこれが初めてという。おかげである構想が浮かび上がってきた始末です。それがどういう結果につながるかはお楽しみに!次回は明日が休みなのでまた投稿したいと思います!