バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~   作:へもそな

49 / 55
さて、今回で玲編完結です!ではどうぞ!


三十九問目

ゼシカSIDE

 

 

 明久「ごめんね、ゼシカ。ミコノさんも。」

 

 ゼシカ「いいって明久。昨日も言ったけど気にしないでよ。」

 

 ミコノ「うん、そうだよ明久くん。」

 

昨日帰ったあとミコノと一緒に出かけたらカバンを背負った明久とあって事情を聞いたら玲さんと喧嘩して飛び出してきたとか。どうせならとうちにこさせて昨日は一緒に勉強したわけ。

 

 弦太郎「でもよう、いくらなんでもその言い方はひどくねえか?せっかく明久が気を使ったっていうのによ。」

 

 流星「玲さんが言ったことも全部間違ってるわけじゃないけどな。まあでも確かに言い方がな……」

 

はあ、どうしたもんかなぁ?

 

 リーメイ「まあとりあず早いうちに仲直りしたほうがいいと思うわよ?」

 

 明久「……うん。でも昨日テストが終わるまで帰らないって言っちゃったしね。ちょっと顔を合わせずらいというか……」

 

 ゼシカ「じゃあしばらくはあたしたちの家に泊まればいいじゃん。今うちの両親出張だからボディーガード的な意味も兼ねてさ。」

 

 明久「あはは……じゃあよろしく頼むよ。それじゃあ今日のテスト頑張ろうか!」

 

 

 

 

 

 

 

 明久「ふうう、疲れたァァァ!」

 

 弦太郎「物理どうだった?そこそこ良かったほうだと思うぞ俺は!」

 

 明久「うん、やっぱり教えてもらったおかげだね!」

 

 雄二「それなら今度の戦争は頼むぞ?お前らの操作力があれば百点あれば大体のやつらとは互角以上に戦えるんだからな。」

 

 明久「ほんとに前の時はひどかったからね。」

 

 ゼシカ「あたしも今回は結構できてたね。こりゃ400点以上あるかも!」

 

あたしもそろそろ腕輪使いたいしね。さて……

 

 ゼシカ「明久、先にミコノと一緒に帰っててもらってていい?ちょっとコンビニ寄ってお菓子買ってくから。いろいろ買っときたいのもあるし。」

 

 明久「手伝うよ、何買うの?」

 

 ゼシカ「明久、女の子のプライベートに関わってくるから素直に帰ってね。」

 

 明久「ごめんなさい。」

 

 ミコノ「あんまり遅くならないうちに帰ってきてよ?」

 

 ゼシカ「うん、わかってる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゼシカ「さてと……」

 

コンビニで時間潰したあとあたしが来たのは……明久の家の前。

 

 ゼシカ「……話してみるかな。」ピンポーン

 

ガチャ

 

 玲「はい……あら、ゼシカちゃん。」

 

 ゼシカ「どうも、ちょっといいですか?」

 

 玲「……どうぞ、上がってください。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 玲「そうですか、アキ君がご迷惑をおかけしています。」

 

 ゼシカ「いや、全然いいですよ。むしろこっちが迷惑かけてる感じですし。それよりも……」

 

 玲「……私がアキくんに言ったことですね。正直言っていくらなんでも言葉足らずでしたね。」

 

 ゼシカ「……はあ。玲さん、確かに玲さんはたまに予想できないことしでかしますけどそれでも明久のことをちゃんと考えてるのは知ってますから。でもさすがに今回は明久もちょっときついこと言ったとは言え玲さんが悪いですよ?だから……」

 

 玲「そうですね、謝らないといけません。アキくんに……ゼシカちゃん。」

 

 ゼシカ「はい?」

 

 玲「アキ君のこと、これからもお願いできますか?」

 

 ゼシカ「…………あたしでいいんでしょうか?」

 

 玲「ゼシカちゃんだからお願いしてるんですよ?アキ君は鈍感ですから、たとえ両想いだとしても向こうからのアプローチは期待しないほうがいいですよ?頑張ってください。」

 

 ゼシカ「あははは……はい。」

 

そうだよね、待ってるばかりじゃね。……覚悟決めるとしますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 明久SIDE

 

 ゼシカ「ただいま!」

 

 ミコノ「あ、お帰り!」

 

 明久「必要なものはあった?」

 

 ゼシカ「うん、まあね。明久。」

 

 明久「なに?」

 

 ゼシカ「帰ったら冷蔵庫のなか見てみれば?」

 

 明久「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

期末試験最終日の放課後

 

 

冷蔵庫のなか見てみればってどういうことだろう?

 

 

 明久「ただいま、姉さん。」

 

 玲「おかえりなさい、アキ君。」

 

 明久「姉さん、この前はごめんね。きついこと言って。」

 

 玲「いいんですよ。私の発言こそ気を使ってくれた弟に対していう言葉ではありませんでした。すいません、アキ君。」

 

 明久「姉さん……」

 

 玲「さて、今日は外でご飯を食べましょうか。アキ君、私は先に出てますから着替えてきてください。」

 

 明久「うん、わかった。」

 

姉さんが外に出たあと僕は一度冷蔵庫を覗いてみた。

 

 明久「!?これって……」

 

そこには明らかに失敗したであろうパエリアがあった。いくつも……

 

 明久「いったいどういうこと?」

 

その時今まで引っかかってたことがやっとわかった。みんなが来たあの日、いっぱい持ってた材料は料理を練習するためのものだったんだ。いくらなんでも多すぎたからねあれは。そしてこの前のあの発言、本当は自分がつくるから僕はゆっくり勉強してていいって言おうとしてたのかもしれない。……僕も結構口下手な方だと思ったけど姉さんもじゃないか。……ひどいこと言っちゃったな。

 

 玲「アキ君、まだですか?」

 

 明久「うん、今行くよ!」

 

今度、姉さんの好物を作ってあげよう。それでオアイコだよ、姉さん。




さて、次回は玲編座談会!そしてその次はいよいよ……なるべく早く更新します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。