バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~   作:へもそな

5 / 55
三問目です。Bクラス前半戦です、どうぞ。


三問目

 弦太郎SIDE

  

 

 弦太郎「なぁ、雄二。」

 

 雄二「ん?なんだ。」

 

 弦太郎「Dクラスに何をさせるつもりなんだ?あとから指示を出すって言ってたけど。」

 

昨日、戦後対談の時に雄二はDクラスに設備を奪わない代わりにひとつだけこちらの指示に従うように条件を出したんだ。まぁ、もともと設備には興味なかったけどな。

 

 明久「あぁ~それにしても疲れたなぁ~。」

 

 弦太郎「あぁ、なんたって全教科テストだもんな。しかも明日の午前中までだからな。」

 

俺たちは昨日のDクラス戦で消耗した点数を回復するために今日と明日はほとんどテスト漬け。俺もほとんどの教科がかなり半端な状態でしか受けてなかったからな。

 

 ゼシカ「はぁ。昨日全然活躍できなかったなぁ。ねぇ雄二。次はあたしも活躍させてよね!」

 

 ミコノ「しょうがないよ、ゼシカ。私たちはまだ全部補給しおえてなかったんだから。」

 

たしかになぁ。正直言ってあのふたりが序盤でやられることなんてことがあったらだいぶ厳しい戦いになるだろうからな。まぁ、雄二はあの二人をなるべく隠したかったんだと思うけど。

 

 明久「まぁまぁゼシカ。次は一緒に頑張ろうよ!」

 

 ゼシカ「う、うん//////」

 

あの二人、早く付き合わねぇかなぁ。どっちか告白しろよ。

 

 雄二「さて、じゃあ飯でも食いに行くか。」

 

 姫路「あ、すいません!実は今日みなさんにお弁当を作ってきたんですが・・・一緒に食べませんか?」

 

 明久「うわ!すごいねそんなに作ってきたの!こっちこそ大歓迎だよ。」

 

すげぇな!運動会とかでしか重箱なんて見たことねぇぞ。

 

 秀吉「うむ。では、屋上にでも行くとするかの?」

 

 雄二「じゃあ、俺は飲み物でもおごってやるか。昨日大活躍だったのがいることだしな。」

 

 明久「雄二までおごってくれるなんて!ありがとう!手伝おうか?」

 

 島田「あ、うちが行くわよ。」

 

なんだか雄二、みんなの兄貴分って感じだな。さてと屋上の場所でも取っておくとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうなってんだこれ。

 

 

 

 康太「…………(ピクピク)」

 

 ゼシカ(ねぇ、ミコノ。あたしの気のせい?姫路さんが作った料理食べてムッツリーニが倒れたきがするんだけど。)

 

 ミコノ(ごめん、ゼシカ。気のせいじゃないと思う。)

 

屋上で飯食おうと思ったら何なんだ?あの料理一体何が入ってるんだ?

 

 康太「…………(ムクッ!)」

 

 姫路「あ、土屋くん大丈夫ですか!」

 

 康太「…………(グッ!)」

 

ムッツリーニ、お前は料理うまかったって言いたいんだろうけどさ。足がガクガク震えているせいで俺には生まれたての小鹿かノックアウト寸前のボクサーにしか見えねぇよ!

 

ガチャン

 

 雄二「よう、買ってきたぞ。お、うまそうじゃねぇか。」

 

 明久「あ、雄二待って!」

 

ヒョイ パク ガタァァァァァン!

 

おいおい、雄二までぶっ倒れたぞ!

 

 雄二(に……逃げろ……)

 

逃げろとか言い出したぞ!そんなにやべぇのか!

 

 明久「ねぇ、姫路さん。こ、これ何を入れたの?」

 

 姫路「え?隠し味に塩酸を入れただけですが?」

 

俺、料理苦手だけど塩酸は調味料じゃなかった気がする。あ、明久が姫路を物陰に連れて行った。

 

 明久(姫路さん。塩酸って普通に人間にとって毒だからこれからは料理には入れないようにしてね。わかった?)

 

 姫路(え、そうだったんですか!す、すいません!本当にすいません!)

 

 明久(後で雄二とムッツリーニにも謝ってくれればいいよ)

 

まぁ、これで大丈夫かな?姫路も反省してるみたいだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  翌日

 

 

 

 雄二「総合科目テストご苦労だった。午後からはBクラス戦だ。野郎ども!きっちり死んでこい!」

  

 Fモブ「「「「うぉぉぉぉぉぉ!」」」」

 

よし!気合い入れて行くか!

 

 

 

 

 

 Bモブ「Fクラスを生かして返すな!一気にかたを付けるぞ!」

 

あいつら高橋先生連れきたぞ!総合科目でくるつもりか!

 

 Bモブ「「「サモン」」」

 

 Fモブ「「「サモン!」」」

 

 『Bモブ 総合 1925

 

  Bモブ 数学 164

 

  Bモブ 現国 148』

 

 『Fモブ 総合 762

 

  Fモブ 数学 82

 

  Fモブ 現国 62』

 

ヤバっ!文字どうり桁が一個違うじゃねぇか!

 

 

 Bモブ「「「くたばれ!」」」

 

ドガッ!バキッ!ザスッ!

 

 『Fモブ×3 DEAD』

 

おい!みんな一発でやられたぞ!

 

 西村「戦死者は補修ぅぅぅぅぅぅ!」

 

 Fモブ「「「補修は嫌だァァァァ!」」」

 

おいおい、このままじゃヤバくないか?こうなったら!

 

 弦太郎「明久!ここは俺たちでミコノたちが来るまで時間を稼ぐぞ!大丈夫か?」

 

 明久「大丈夫だよ!行くよ弦太郎!」

 

 弦・明「「サモン!」」

 

 『如月弦太郎  数学 192

 

  吉井明久   数学 104』

 

 弦太郎「タイマン張らせてもらうぜ!」

 

 明久「1対1じゃないけどね。」

 

 Bモブ「お前ら、本当にFクラスか!」

 

 Bモブ「だが、ここで戦死してもらうぞ!喰らえ!」

 

相手は俺たちに突撃してきた。だけどそんな攻撃じゃ!

 

 弦太郎「よっと!」

 

 Bモブ「何!」

 

やっぱり操作に慣れてないと単純な攻撃しかできないしよけられた時の隙もでかい!

 

 弦太郎「こっちの番だ!喰らえ!」

 

ドガっ!

 

よっしゃ!急所に直撃だ!これなら!

 

 『Bモブ  DEAD」

 

よし!明久は大丈夫か?

 

 明久「どうしたの?そんな攻撃じゃ、一発も当たらないよ!」

 

サッサッ サッサッ

 

 Bモブ「くそ、こんな奴に!」

 

すげぇ、明久!相手の攻撃全然くらってねぇな!

 

 明久「今だ!」

 

ザクッ!ザシュ!

 

 『Bモブ×2 DEAD』

 

おぉ!一気に二人も倒したぞ!

 

 弦太郎「すげぇな!さすが明久だぜ!」

 

 明久「そんなに褒めないでよ。」

 

 岩下「Fクラスごときが!行くわよ真由美!」

 

 菊山「えぇ、律子!」

 

 岩・菊「「サモン!」」

 

 『岩下律子  数学 194

 

  菊入真由美 数学 186』

 

やべぇ、またきやがった!しかも結構点数高い!

 

 ゼシカ「そうはいかないよ!ミコノ!」

 

 ミコノ「うん!」

 

 ゼシ・ミコ「「サモン!」」

 

 『鈴城ゼシカ 数学 354

 

  鈴城ミコノ 数学 348』

 

 明久「ゼシカ、ミコノさん!」

 

 ゼシカ「えへへ。明久ここは私たちに任せてよ!昨日の分まで暴れたいし!」

 

 Bモブ「あんたたちの相手はこっちよ!」

 

 Bモブ×4「サモン!」

 

 弦太郎「うわ、また増えやがった!」

 

このままじゃいたちごっこだぜ!

 

 姫路「はぁ……はぁ……す、すいません。遅れました。サモン!」

 

 『姫路瑞希 数学 412』

 

 岩下「400点越え!」

 

 菊入「嘘でしょ!私たちで勝てるわけない!」

 

すげぇ、姫路!そういえば400点以上の点を取ると特殊能力が使える腕輪が使えるんだったな!俺や明久、雄二が使えなかったのは気になるけど……まぁいいや!

 

 姫路「い、行きます!」

 

キュボっ!

 

うわ、姫路の召喚獣の手から熱線が出た!すげぇ、岩下の召喚獣が一気に丸焦げになった!

 

 姫路「えい!」

 

ザクッ!

 

菊入の方も一刀両断した!スゲェー!あっという間に二人倒したぞ!

 

 Bモブ「そ、そんな。岩下たちがあっという間に。」

 

 ゼシカ「私たちの相手はあんたたちなんでしょ!よそ見してていいの!ほらほら!」

 

ドシュンドシュン!ザシュッ!

 

 そのままゼシカが相手の方に突撃しながら攻撃しまくる!そして・・・・

 

 『Bモブ×2  DEAD』

 

 ミコノ「はぁぁぁ!」

 

ザスッ!ザスッ!

 

ミコノも負けじと相手に攻撃しまくる!

 

 『Bモブ×2  DEAD』

 

よっしゃ!こっちも倒したぞ!

 

 ゼシカ「やったね、ミコノ。」

 

 ミコノ「うん、ゼシカ。」

 

パァン

 

すげぇな。さすが双子、コンビネーションもハイタッチもバッチリだ!

 

 秀吉「おぉーい、明久たちよぉー!」

 

ん?秀吉か。

 

 弦太郎「どうしたんだ?秀吉。」

 

 秀吉「それがBクラス代表じゃがあの根本らしぃのじゃ。じゃから一旦戻ろうと知らせようと思っての。」

 

 ゼシカ「まじで!あいつ嫌いなんだよねぇ。よくあたしやミコノにちょっかいかけてきたしね。」

 

根本恭二。たしか、目的のためなら手段は選ばないやつって聞いたな。

 

 明久「よし、みんな。一回戻ろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戻った俺達を待っていたのは……

 

 

 弦太郎「……ひでぇな、こりゃ。」

 

ボロボロに荒らされた俺たちの教室だった。

 

 明久「文房具やちゃぶ台。カバンまで……」

 

 ゼシカ「根本のやつぅぅ!」

 

と、そこへ

 

 雄二「くそっ。これが目的だったのか……」

 

 弦太郎「雄二!」

 

 明久「どこいってたの?」

 

 雄二「根元のところに4時までに決着がつかなかったら明日に持ち越してそれ以降戦争に関することを禁止するっていう協定をむすんでたんだ。鈴城たちや姫路は体力が持たないからな。しかし、ひどいなこれは……」

 

 ミコノ「ん?あれ?」

 

ミコノのやつ、どうしたんだ?なんか、カバンの中探ってるけど?

 

 弦太郎「ミコノ、どうかしたのか?」

 

 ミコノ「あ、ううん!なんでもないよ。」

 

何でも無いっていうのはねぇだろ。そんなに探してるんだし。

 

 雄二「とにかく、備品は俺が配備しておく。みんなは前線に行ってくれ!」

 

 弦太郎「わかった。ミコノ何かあったら言ってくれよ?」

 

 ミコノ「……うん」

 

心配だな。とにかく、今は前線に行くか!戦争はまだ始まったばかりだしな!

 

 

 

この時、まだおれは知らなかった。自分がある力を手に入れることになるなんて……




さぁ、いよいよ次回はお話が動き出します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。