ソードアート・オンライン Endless Spiral   作:お隣の池の中のプラナリさん

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怠惰パートは終了です。ひとまず。
困惑した方には謝罪します。
大変申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁ!


孤独

 

ルアが立ち寄ったのはあのエギルが

務めているダイシーカフェ。

暇だというのもあるが、顔を出してなかった

からたまには出そうかという魂胆。

 

「失礼しまーす..............」

「おっ。久しぶりだな!」

「どうも。お久しぶりです。」

 

店主でありガタイのよい男性、エギルが

ルアを快く迎える。

 

ルアはカウンターに座り、コーヒーを頼む。

そしてエギルと会話を交わす。

 

「そういやALOにはいなかったな。」

「皆さんには迷惑をかけましたし。」

「シリカとか寂しそうだぞ。」

「............。」

 

それは本当かもしれないかと口を紡ぐ。

エギルはそれをみて、ため息をつく。

 

「お前が戻ってきたら皆喜ぶぞ。」

「まだ..........なんです。」

 

ルアは下を向いて俯く。

 

「なにか事情がありそうだな。」

「..................。」

「少しログインしようか。」

「はい............。」

 

ルアは心が折れ、エギルから機器を借りて

ログインする。

 

「「リンクスタート!!」」

 

そうしてルアの意識はALOへ飛んだ。

 

 

≧≦

 

 

ルアが来たのはステラヨンドの街。

ここが固定ログイン場所かと苦笑いする。

 

服装は粗野物の黒いパーカー。

そして首もとには赤紫のマフラーをし、

頭にはパーカー付属のフードを被っている。

 

「エギルさん..................」

「変わったな。お前も。」

 

エギルはやはりガタイに合わせて強固な

鎧をつけている。種族は<ノーム>。

かつて商売人とか言われてたと思うので、

意外とマッチしていたり。

 

「話なら聞いてやる。」

「ここだと出くわしそうなんです。」

「いつまでも隠すつもりかい?」

「....................うぅ。」

 

本当にエギルには敵わない。

ルアはそれを実感していた。

 

「少し鍛冶屋に出向きます。」

「それ、初期装備なのかい?」

「ええ。」

 

≧≦

 

ルアは主に防具を変えたかった。

昔とそう変わらない黒一色の服。

そして初期装備。

武器や己のスキルは上がっても、防具の

恩恵は変わらない。それが原因な気は

あまりしないけど、変えて変わるなら

変わろう。そう思えた。

 

「お嬢さんには黒が似合うと思うが........」

「むむぅ........喧嘩うってんすか?」

「いや。割と本気さ。」

 

その言葉に「......」と黙りこむルア。

 

「まぁどうにでもなるさ。」

「はぁ..........オーダーメイドで。」

「つけたいスキルはあるかい?」

 

彼女は隠蔽と幻影のスキルを注文。

そしてできるまでその場で待機する。

 

「フィア.........いるか。」

「今はルアですが..........まあいいです。」

「レイドはどんな反応するかな?」

「敵意剥き出しじゃないですかね?」

 

エギルはルアの答えに苦笑いした。

 

「かつての使い魔に噛まれるのか............」

「もうシダトンの使い魔ですしね。」

 

かつての仲間の話をして盛り上がる二人。

 

≧≦

 

そして話が明けると、鍛冶屋の男が

やって来た。その手にはなにもない。

 

「出来たぞ。最高の出来だ!」

 

そういって手を差し出す。

エギルもルアも「?」を浮かべる。

 

「お嬢さん。とりあえず触れてみなさい。」

「............!」さわさわ..........

 

彼女が触れてみると、その布は現れた。

その布.....服装は紫を基調にしたメイジの

ような防具。

とはいえ、その布を覆ってるのは上半身

だけである。下半身は、やはり黒一色の

スカートにストッキング。

 

メイジのようなといってもややヒラヒラ

しているような防具のため、かさばりは

一切感じられない。

そしてお決まりのフード。

 

「うーむ..............軽くしてほしいな。」

「ぬっ......よし。やってみよう。」

 

少し気に入らなかったか、また素材を

提供するルア。

 

そしてやって来たのは、軽くなったその

防具。その、と一口でいっても、

赤いラインが新しくつき、インプメイジ感が

否めない。別にいいのだが。

 

「お嬢さん露出は勘弁みたいだからなぁ....」

「陰湿でいいんですよ私は........」

 

防具名はインシェイドフェルトメイト。

スキルは、隠蔽、幻影、復讐。

隠蔽は姿を消す能力。

幻影は相手の反射神経を無力化。

復讐は筋力、魔力上昇、耐久劣化。

そして傷を負う度筋力、魔力上昇。

 

グールに似合った能力だ。

 

「軽い........ヒラヒラしてるのに......」

「自慢の逸品だぜ!」

 

ルアは鍛冶屋の彼にお墨付きをもらって

満足した。

 

「フィア。キリトたちに会ったらどうだ?」

「..........一度はいいのかも知れません。」

 

ルアはその瞳を光らせ、エギルの言葉を

感じていた。静かにゆっくりと。





インシェイドフェルトメイトの元ネタは
常世のサツキっていうキャラを元に
考えました!チュウニズムに感謝!
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