ソードアート・オンライン Endless Spiral   作:お隣の池の中のプラナリさん

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遅くなりましたが1000UA突破
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!


死神ということ

 

地獄の果てから帰還したルアのバッグ内に

物凄い数の素材アイテムが埋まっている。

特にルアは使わないので、その一心で

それをプレイヤーに売っているのだとか。

 

そしてその度、プレイヤー相手に驚かれる。

 

「おおおお!ミスリル鉱や!すげぇ!」

「........いくらで売ってくるんですか?」

 

ルアはなるべくNPC相手の商売よりも

高値で売れることを望む。.......情はあるが。

 

そんなこんなでルアはお金に困ることは

なくなっていた。

地獄の果てと呼ばれるダンジョンに

通いつめ、大型のモンスターをボコボコに

してたらこうもなるかと。

 

(つまらないな..................)

 

Rボスもろくなモンスターが出ない今、

ルアは暇そうにしている。

 

因みに地獄の果てをSAO推奨レベルに

合わせると、65。アインクラッド55層

辺りのボスモンスターと変わらぬ能力を

持ち合わせたモンスターが多いのだが、

ルアはそれを愛剣でバッサバッサといつも

切り裂いては潰していく。

最近はヘイト値を意図的に上げて

戦っているようだ。

 

勿論レイドもそれに準じた高い能力を

持ち合わせている。

 

 

≧≦

 

ルアはまた一人、地獄の果てへと来た。

辺りにプレイヤーは見られず、相変わらず

溶岩の灯りのみがその空洞を照らす。

 

「............エンブレンス。」

 

ルアはまた、いつも通りにヘイトを上げて

臨戦体型をとる。

だが、いつもとは違ったモンスターが

姿を現した。

 

「..................」ギロッ

 

叫び狂う一般のモンスターとは違い、

そいつは無言でルアを睨む。

そいつの外見を一言で表すなら

<死神>。

両手に鎌を持ち、骨で形成された体は

悠に数メートルの大きさを誇る。

そして、光源がなければ気づくことない

真っ黒な布を一面にまとっている。

 

「死神..............か。」

「..........」

 

両者は動かずただ睨むだけ。

ルアはそいつと戦う気はさらさらないのか

すぐに黒い羽を出して飛び去る。

 

「..........」

 

その死神はただそれを見ているだけだった。

 

 

≧≦

 

ルアは最近せわしなく飛んでいる。

墜落しない程度には降りているが、

特にイレギュラーな存在には敏感で、

殺り合う殺り合わないも自分勝手に決める。

今回もその理由で死神を相手に戦うことなく

飛び去っていった。

 

「........いつぶりだろうね。死神を見たの。」

「ガルル?」

 

ルアはそう呟いて街へ戻る。

最近はステラヨンドの街にも戻るように

なったのだとか。

 

特に手にしたアイテムを売ったり、

宿に泊まったりする事以外でその街を

利用することはないようだが..........

 

 

その日は違った。

 

どうやら、ダーク・チャント使いを

探しているプーカの団体がなんやなんやと

大音量で呼び出しをしまくっているのだ。

 

勿論それに関わるべからず。

ルアは少し羽を休めて宿へ籠る。

 

「ステラは何処行ったのよ............」

 

他人と触れあいたがっていたステラにとって

またとないチャンスにも関わらず、

今はステラがいないのだ。

 

そして自分がわざわざ出る理由もない。

めんどくさい、だるいetc..............

 

 

ルアはその宿で少し早い就寝をした。





短くてもいいやない。
更新遅れました。
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