ソードアート・オンライン Endless Spiral 作:お隣の池の中のプラナリさん
やはり2つ名はこだわるね。やめられん。
後、小説タイトルを英語で書きました。
問題ないです。
スイハの体調も回復し、一先ず安心。
どうやら、ずっとルアを探していたみたいだ
と聞き、ルアは謝った。
「........っ!ごめん!本当に........」
「よかったです!また会えて........!」
スイハはまるでその事を気にしては
いなかった。だが、ルアは逆にそれを負い目
だと感じてしまっていた。
そしてルアは黒い羽を展開し、
飛行準備を済ましていた。
「スイハ........飛べる?」
「飛べますよ!からかわないでください!」
そして二人はステラヨンドとは違った
街へ飛行する。
その空はまだ、明るかった。
≧≦
イヨンドの街
この街は、ステラヨンドより高い都市を
イメージした街。
ALOの記念アップデートで作られたその
街は、夜にも関わらず人がいる。
「ここなんてどうですか?」
「人が多いな..........うぅ。」
あまり馴れ合いをしないルアにとって
人が多いのは少し負い目がある。
だが、ステラヨンドを離れた場所で
できるなら過ごしたかったから..............
てなわけで今日はここで過ごす。
「マフラー暖かそうです♪」シュルッ
「あっ!とらないでよ!」
ルアのマフラーをとったスイハはルアの
外見に驚いた。右頬が裂けているのだ。
見た目を重視する女性にはかなり辛いその
大きな傷。ルアもこれを知ったのは、
自分がグールとしてこのALOに来てからだ。
現実ではこんな傷はないし、
SAOでもなかった。
「ご........ごめんなさいっ!」
「..........グールの一部だよ。多分。」
マフラーを返してもらい、
再びルアは首に巻く。
「..............噛みませんよね?」
「噛まないよ!?」
スイハが自分の腕を引っ込め始めたので、
しないと否定する。
≧≦
その後二人は宿に泊まって談笑する。
特にたわいもないが、それでも二人とも
確かに笑っていた。
「こんな日がず~っと続けばいいのにな。」
「スイハ......................?」
「なんでもないですよ♪」
そういってスイハは布団に潜る。
もう寝るのか。と思ったが、時間はもう
11時。寝て当然か。
「私がいなくても気にするなよ。」
「えー........もっといたいですよー!」
「私はなにかを欺かないとね..........」
「嘘はいけないですよ!」
そんな突っ込みをされたルアも就寝に
入ることにした。
次の日―――早朝
ルアはその生活リズムの変則性から、
いつも早朝に起きる。
少し離れたベットには、まだスイハがいる。
「zzz.................」
「ごめんスイハ。」
ルアはスイハにそう謝ると、独り街へ出る。
そしてそこには、ヘッドフォンをつけた
あの少女がいた。
「見つけましたよ!」
「..........でたよ優越主義者。」
「ひどい!」
その少女は一人泣き出す。
ルアは絶対に謝るまいとその場を後にする。
だがその少女は泣きながらついてくる。
「武器を返しに来たんです~!!!」
「関わるなクソが。それはいらない。」
ルアは容赦なく突き放してくる。
少女はやはり泣き止まない。
「本当にごめんなさい~!!!もうしません
から許してください~!!!」
「..............ちっ。うるせぇ。」
その場面を見た一人が迫ってくる。
そしてルアの首をガッと掴む。
「子供泣かすんじゃねぇよ。おい。」
「ALOは対象年齢15歳以上。ガキもねぇよ」
ルアは至極全うな返しをしたが、
相手に受け入れられない。不憫だ。
「勝負だ。謝罪させてやる。」
「............ふん。」
「ふぇっ..........ちょっと!?」
ルアの相手はゴツいノームの男。
持ち武器は長槍。ランスともいう。
「どうせ見かけ倒しだろ?あ?」
「......................」スッ........
ルアは右手で鞘に納めた黒い片手剣をだす。
無言で。無表情で。
「死ねよ!」スタッ!
「................」ひゅん!
ノームの男の槍による突きをダイレクトに
交わしていく。
「舐めんな..............!?」
そしてルアは、その槍を握って止めていた。
「なんだとぉ!」
「............秒殺かな。」
ルアはその槍を手で止めながら
自身のもつ片手剣を相手に命中させる。
「なぁぁあぁぁぁ!!!」
その一撃でノームの男はライフ0の
強制ログアウト。
「..............」スタスタ..........
ルアはさっさと羽を展開し飛んでいく。
その顔はあまりにも不機嫌。
「武器........いらないって........。」
ヘッドフォンの彼女は天叢雲の剣を
カランと落としてしまった。
ルア............結構不憫だよね。
まぁ不幸系主人公ってやつですよ。
あと章分けもします。