私は彼の為に在る   作:SSP

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どうも皆さんおはようございます。こんにちは。こんばんは。おやすみなさい(
気付けば丸々1年ほったらかしにしてましたねー。ダメダメですねー。


第2局:狂った歯車

「えっと、ごめんあかり。もう一度言ってくれる?」

「だーかーら!私もプロになりたいって言ってるの」

「はい?」

「私もヒカルみたいに囲碁で強くなりたいし」

「あ、うん。…………うん?」

「どうしたの?ヒカル」

 

 

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

 

 

 …………こんなにも学校が億劫なもんだとは思わなかったな。

オレはさっさとプロ試験に受かって佐為に色んな棋士達とバンバン打たせてやるんだ。

あいつきっといつもみたいに両手でバンザイしたり犬っころみたいにそこらへん走り回ったりするぞー。

だからオレには小学校の勉強なんか要らないんだよ。

でも義務教育だから中学までは行かなきゃいけねぇしなぁ……

仕方ねぇよなこういうのは。

それにオレはどうやらこの女の姿でも今まで通りの男口調で喋ってたみたいだし、特に生活に問題はなしっと。

ただ、スカートとトイレだけはどうもなぁ…………

こればっかりはもう慣れだな、うん。

ま、もうすぐあかりを連れてあの碁盤の前に行くから待ってろよ佐為!

 

 

「あ、あのねヒカル」

「何だ?あかり」

「……やっぱり放課後でいいかな?」

「放課後?オレ今日はじーちゃんちに寄りたいんだけど」

「大丈夫!少し話したいことがあるだけだから!」

「そうか?まぁ、別にいいけどよ」

「ありがとうねヒカル」

 

 

いきなりどうしたってんだ、あかりの奴。

わざわざ休み時間じゃなくて放課後にって……、調子悪いなら言ってくれよなー。

折角佐為に逢いに行くのにこっちの気分が参っちまうぜ……。

 

 

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

 

 

「――――こうするとこの同じ大きさの台形が2つ合わさった形になるので、あとは平行四辺形の面積を求めて2で割ればいいだけです。実際にこの問題の答えを計算してみると、まずこことここを足して平行四辺形の底辺を求めますと6㎝+9㎝で15㎝になります。

そこに高さの5㎝をかけて75㎠になります。これが仮に作った平行四辺形の面積なのでこれを元に戻すために2で割って35.5㎠が問題の台形の面積です」

「おおーー!」

「進藤すげー!」

「ヒカルやっぱり頭いいよねー」

「今度デートしてよ」

 

 

 普通に算数の簡単な問題解いただけなのになんだこの皆の褒めちぎり具合は……

あんまり慣れてねぇから体がなんかむずがゆくなってきたぜ。

何か変な誘いが混じってた気がするが気のせいってことにしとこう、うん。

 

 

「こほん。進藤さん、正解よ。分かり易い説明をありがとう。席に戻って構わないわよ」

「はい」

「ヒューやっぱ進藤ってクール!」

「次のテスト100点狙えるよ!」

「ち、ちょっと言い過ぎじゃないかな。でもありがとう」

「じゃあ今度デートしてよ」

「…………」

 

 

 お前はうるさい。無視してるんだから諦めろよ。

大体何で男同士でデートなんかしなきゃいけねぇんだよ!

ってそうか、今のオレは女だった……

もう、慣れねぇよこんなの…………

 

 

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

 

 

 久々の小学校は結構時間が長く感じた。

でもそれだけオレが佐為に逢いたくて仕方ないって証拠なんだろう、と思ったらまだ我慢できるものだった。

あの変態を除いて。

 そして今はもう放課後だ。教室の掃除が終われば後は帰るだけ。

あかりが言ってた話ってのをさっさと終わらせてじーちゃんちに行くぞ!!

 

 

「ヒカルはやっぱりすごいね」

「何が?」

「あんなにすらすら先生の問題や質問に答えててすごくないってのはないよ」

「そうか?何も特別なことはしてないけどな」

「うん…………、そうだよね。でもだからすごいんだよ?」

「まぁサンキュー。で、朝言ってた話って何のことだよ」

「あー、えっとね…………」

「慌てなくていいから」

「う、うん。えっとね、やっぱりヒカルはカッコいいよ」

「は?そんなことなら朝でも言えたじゃんか」

「えっとえっと、そうじゃなくて、私もヒカルみたいになりたいなぁって」

「ん?」

「うん、決めた」

「何が?」

「ヒカル!私、やっぱりプロになりたい!」

「はい?」

 

 

 はい、いきなり幼馴染がぶっ壊れ始めましたのコーナー!ぱちぱちぱち

あかりの言ってる意味がさっぱり分からん。いきなり何か決意したと思ったら「プロになりたい」って何のプロだよ。歌手かモデルにでもなりたいのか?

だったらオレを参考にしても無駄だぞあかり。

これはしっかりと確認をしないと後でオレが苦労するパターンだな。

 

 

「えっと、ごめんあかり。もう一度言ってくれる?」

「だーかーら!私もプロになりたいって言ってるの」

「はい?」

「私もヒカルみたいに囲碁で強くなりたいし」

「あ、うん。…………うん?」

「どうしたの?ヒカル」

 

 

 えっと、つまりなんだあかりさんや。

あなたは碁のプロになりたいと。何がどうなってそんなことになった。

って、待て。そもそもあかりは碁を知ってたか?

 

 

「なぁ、あかり」

「何?ヒカル」

「お前、いつ囲碁なんて知ったんだ?」

「何言ってるの?ヒカルが私に教えてくれたんじゃない」

「はぁ!?」

 

 

 ワリぃ、佐為。今日はじーちゃんちには行けそうにねぇや…………

 




はい、皆さんお久しぶりです。
構想こそは出来てたんですが全く文章が思いつかなくて全然更新できませんでした。(それでも結局文字数少ないのは秘密だ)

進藤ヒカル
藤﨑あかり
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いやー、何の一覧でしょうかねぇ。気になりますねぇ。(すっとぼけ)
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