転生した時の特典がおあつらえ向きだったんだけど   作:けし

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転生

 

 

 

 

 

ーーーーーん?

 

 

 

 

ーーーここは…どこ…だ?

 

 

 

 

 

 

 

 

『やっと気付きおったか。もしかしてやっちまったかと思ったわい』

 

 

 

 

 

ーーーーー誰だよ。

 

 

 

 

 

 

 

『神じゃ。まあ、正確にはオーディンと言ったほうがわかるかの?お主たしか神話には少々詳しかったはずじゃな?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーオーディン?…と言うと、北欧神話の神の?全知の力を自らの眼と引き換えに得たっていうあの。

 

 

 

 

 

 

『その通りじゃ。さて、今お主は《どこだここは?何でこんなとこに?何で目の前にオーディンが?》とかいうことを考えとるじゃろ』

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー言うまでもなく。分かってんならさっさと説明はよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

『まあそう急かすでない。まずは1つ言っておこう。ここは神の世界。天国ともいうがの。ここにきたと言うことはどう言うことかもうわかるじゃろ?』

 

 

 

 

 

 

ーーーーーつまりは、死んだということっすか。

 

 

 

 

 

 

 

『うむ。死因は…事故死というとこかの。テンプレじゃのお』

 

 

 

 

 

ーーーーーうるせえ。で、俺はどうなるんだよ。

 

 

 

 

 

『《転生》してもらう。転生先とオマケの特典のいくつかはほとんど決まっておるが、1つ特典を決めてもよいぞ。因みにすでに決まっているのは、高度情報解析能力、わかりやすく言えば一方通行(アクセラレータ)とほぼ同じじゃな。あとは人外のような身体。これには五感や第六感、身体能力や生命力といったものも含まれる。さて、あと1つ何か好きなものを決めるとよい』

 

 

 

 

 

ーーーーーそうだな……俺が今の今まで読んでいたやつだったら……。そうだ、【全反撃(フルカウンター)】。できるなら物理・魔法関係なく弾き飛ばせて勿論応用が利く形で。可能なら一方通行(アクセラレータ)みたいな感じにしたい。

 

 

 

 

『ふむ……、よかろう。ただし一方通行(アクセラレータ)のようにといっても、膜にしても打ち消すだけで、跳ね返したあとの操作はできない、つまりは反射角度の操作のみにしておく。』

 

 

 

 

 

 

ーーーーー構わない。めんどくさい注文して悪かったな。

 

 

 

 

 

 

『構わんよ。ーーーそろそろじゃな。もう会うことはないと思うが、まあ頑張ってくるとよい。特典でそうそう死ぬことはなかろうて」

 

 

 

 

 

ーーーーーああ。行ってくる。ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、1人の人間が転生を果たした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、ついでになんかオマケつけとこ。言うの忘れたわい。まあなんとかなるじゃろ」

 

 

 

 

 

 

 

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転生を果たしてから十数年。転生した男ーーー黒崎真一(くろさきしんいち)ーーーは、風谷 碧(かぜたにみどり)と名前を変え過ごしていた。特典のおかげで、生活にはあまり苦労せずに、順風満帆といえばそれなりにすごしており、前世で恵まれているとはあまり言い難い生活をした碧にとっては、十分以上に満足した生活だった。仕事でほとんど家に親がいない為に、ほとんど一人暮らし同然だったが。

転生して、歩けるようになり、ほぼ完璧に他者との意思疎通ができるようになってからは、この世界の情報をあつめた。長い間集めてきた結果、数年前にこの世界が何の世界かを知ったのだ。あ、因みに現在、碧は現在15歳な。東京都在住なう。

 

 

 

(この世界は……『ソードアート・オンライン』とは、神さんには恐れ入ったよ、ったく。特典がおあつらえ向きすぎじゃねえか?)

 

 

 

そう、この世界はソードアート・オンラインの世界。前世ではある程度であるが読んでいたがそれもたしかALO(アルヴヘイム・オンライン)までだった…はず。ゲーム内にまで特典が効果が及ぶなら特典様々だが。この世界に転生したからにはどうせSAOはやることになるだろうし、なるようになるだろ。とか考えながら日常を過ごしていた。

 

 

「それにしても、俺のいた時代と3年くらいしか変わんねーのになぁ。何をどうしたらこんなハイテクになるのやら」

 

「なにがハイテクになるって?」

 

「おっと、いきなり声かけんなよ。おれ小心者だからさー、心臓飛び出すかと思「何言ってんのよ」……(・ω・)」

 

「お化け屋敷を笑顔で通っていくのは、私の知る限り貴方くらいよ」

 

 

今碧と話しているのは朝田詩乃という女の子。彼女は実は転校生(中学生)だが、ある事件をきっかけに碧と親しくなっている。ここで、碧の周囲のことに触れておくと、碧は特典のおかげで成績優秀、運動神経抜群、さらに神のおまけかなんかしらんけど容姿端麗(無気力系のサッパリ型イケメン。色白)。うらやまsゲフンゲフン……、だから、女子からの人気が結構高い。本人はあまり興味ないのだけれどバレンタインは下駄箱にチョコがたくさん入っているのはお約束で、一部の男子から敵視されている。あと、護身術用にと剣術を我流で学んでいる。

 

「そういや、もう直ぐSAOの発売日だよな。いやー10,000本しかないから諦めてたんだけど当たるとは、考えもしなかった。俺の運は仕事しないからな」

 

「碧って変な言い回しするわよね。ところで、そのゲームって面白いの?スレでも噂になってるけど」

 

「さあな。やってみてのお楽しみってやつかな」

 

「相変わらず適当ね。ま、そこが貴方らしいといえばそうなのだけど」

 

「その通り!」

 

「便乗しない(ドガッ)「うっ」…調子にのると直ぐこうなるんだから」

 

こうして碧は充実(?)した高校生活を送っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SAOの正式サービス開始の日。13時開始だったので、それまで何をやっていたかというと、

 

 

「身体は問題なし、剣の腕もオーケーっと。うし、準備完了。ゴミ捨てやって、掃除して、家片付けて、鍵かけてと。抜かりなしだなよし。一応今日を見越して冷蔵庫のものは使い切ったから電源切ってもよし、家のあらゆる電化製品は電源オフって、エアコンは…まぁ切っとこう。そういやSAOの中で特典使えるなら、()()()があってほしいよなぁ。たぶん無い物ねだりだろうけど。」

 

原作知識から今日この日がSAOと言う名のデスゲームが始まるのを知っていた碧は、自分がいない間の節約のためにあらゆる電化製品を切り、掃除してた。ケチ…なのか?まぁいいや。とりあえず確認できる限りやることはやった碧は、横になってナーヴギアを被り、SAOを起動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リンク・スタート!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





主人公はシノンの過去を知った上でこう言う付き合いをしてます。

一応ヒロインだし。
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