色々考えてそれらしい能力にしました。
ブーディカと絆を深めて新たなフェイトナンバーズを誕生させた遊馬はスパルタクスとも契約を交わした。
相変わらず古風な言葉で何を言っているのか不明だったがとりあえず契約を了承してくれたので良しとした。
それから数日後、ローマ軍は占領されたガリアを取り戻すために連合軍と戦を開始した。
連合軍からマシュとジャンヌはサーヴァントの気配を察知し、連合軍の兵士はローマ軍の兵士に任せ、遊馬達はサーヴァントの相手をするために戦場を駆け抜ける。
遊馬とアストラルは下手に人を傷つけないように少々卑怯な禁じ手であるがモンスターで脅して連合軍の兵士達が撤退するよう促す。
「エクシーズ召喚!現れよ、『No.17 リバイス・ドラゴン』!!」
遊馬とアストラルの戦いを告げる始まりの水竜、リバイス・ドラゴンを召喚して咆哮を轟かせ、その恐ろしい姿に怯えて連合軍の兵士が逃げ出していく。
命を奪わずに戦わずして勝つのならそれに越したことはない。
途中、連合軍のサーヴァントか魔術師が繰り出してきた魔物などが現れたがオーバーレイ・ユニットを二つ喰らって攻撃力を最大値まで上昇しているリバイス・ドラゴンの敵でない。
ブーディカとスパルタクスが露払いをしてくれているお陰でカードを伏せ、ドローで手札を補充しながら戦力を温存し、無事に目的のサーヴァントの元へ辿り着いた。
そして、そのサーヴァントの姿を見た瞬間、遊馬達は目を疑った。
何故なら色んな意味で驚愕な姿をしていたからだ。
(人を見た目で判断するのはよくないけど、肥り過ぎじゃないか!?)
ローマ皇帝のサーヴァントは男性で装飾や服装はネロに近いものではあったが……一番の特徴はその体が肥っていたのだ。
いわゆる肥満体質なサーヴァントであるが、煌びやかな十字の剣を構えているのでおそらくサーヴァントクラスはセイバーだろう。
しかし、そのサーヴァントからはネロと同じく皇帝として人の上に立つ人間としてのカリスマが溢れていた。
「待ちくたびれたぞ。一体、いつまで待たせるつもりか。しかし、だ。どうやら私が退屈をするだけの価値はあったぞ。その美しさ、美しいな。美しい。実に美しい、その美しさは世界の至宝でありローマに相応しい。我らの愛しきローマを継ぐ者よ。名前は何と言ったかな?」
「ーーーーっ」
ネロはそのサーヴァントの前で緊張していた。
誰かは不明だが歴代のローマ皇帝に位置する人物なので、ネロにとって先祖と対峙するので緊張するのは当然だった。
「沈黙するな。戦場であっても雄弁であれ。それとも、貴様は名乗りもせずに私と刃を交えるか。それが当代のローマ皇帝の在りようか?さあ、語れ。貴様は誰だ。この私に剣を執らせる、貴様の名は」
敵であるがネロにローマ皇帝としての誇りや心構えを教えていた。
ネロはその言葉を胸に覚悟を決めて堂々と名乗りをあげる。
「ーーネロ。余は、ローマ帝国第五大皇帝。ネロ・クラウディウスこそが余の名である。貴様を討つ者だ!」
「良い、名乗りだ。そうでなくては面白くもない。そこの客将よ。遠い異国からよく参った。貴様達も名乗るがいい」
サーヴァントの視線がネロから遊馬達に向けられ、名乗りをあげることになった遊馬はいつものように名乗るのはつまらないと思い、少し趣向を変えて名乗ることにした。
「俺の名は遊馬、九十九遊馬。またの名を……無限の未来を切り開く者、『未来皇ホープ』だ!!」
遊馬は未来皇ホープのカードを掲げて背後にその幻影を見せながら堂々と名乗りを上げた。
いつもと違う遊馬の名乗りにマシュとジャンヌは驚いたが、瞬時にその趣向を理解したアストラルは小さく笑みを浮かべて遊馬の隣に立ち、同様に一枚のカードを掲げる。
「我が名はアストラル!またの名を、絶望の闇を切り裂く数多の希望を宿す者、『希望皇ホープ』!!」
アストラルはカードを掲げると、希望皇ホープの幻影が現れて未来皇ホープと並び立つ。
遊馬は未来皇ホープ、アストラルは希望皇ホープを生み出しているので……遊馬が未来皇ホープ、アストラルが希望皇ホープと名乗っても間違いではない。
未来と希望、二つの皇が威風堂々と立ち並び、マシュとジャンヌは緊張しながら自分たちも遊馬とアストラルに恥じない名乗りをあげる。
「マシュ・キリエライト!未来皇ホープの力を宿す、マスター・遊馬のサーヴァントです!」
「同じく、ジャンヌ・ダルク!銀河眼の光子竜皇の力を宿す、マスター・遊馬のサーヴァント!」
二人の右手に刻まれた『00』と『62』のナンバーズの刻印を見せながら堂々と名乗る。
予想外な名乗りに敵サーヴァントは満足そうに笑いをこぼす。
「ふははははっ!未来皇と希望皇か!これは驚いた、まさかそんな皇帝が存在するとはな!」
「あんた、連合軍のサーヴァントなら知っているよな?聖杯について教えてもらおうか!」
「聖杯……それについては私を倒せたら教えてやろう。だがその前に、ここまで来られた褒美だ。我が黄金剣、
敵サーヴァントの十字の黄金剣が輝き、勢いよく振り降ろすと黄金の斬撃がリバイス・ドラゴンに向けられた。
「迎え撃て!バイス・ストリーム!」
リバイス・ドラゴンは水の竜巻を模した竜の咆哮を放つが、黄金の斬撃が竜巻を切り裂き、リバイス・ドラゴンを真っ二つにして破壊した。
「リバイス・ドラゴン!?」
「くっ、遊馬!罠カードだ!」
「分かってる!罠カード、『ガード・ブロック』!戦闘ダメージをゼロにしてデッキからカードを一枚ドローする!」
あらかじめセットしておいた罠カードのお陰でダメージはゼロになったが、最大パワーを上げていたリバイス・ドラゴンが破壊された。
それほどまでに黄金剣の威力が高いということだ。
「見た目で判断するのは危険みたいだな……」
「遊馬君!ここは私の守護の力で!」
「私も行きます!」
「頼むぜ、マシュ!俺のターン、ドロー!自分フィールドにモンスターがいないとき、『ドドドバスター』をレベル4で特殊召喚!『ゴゴゴゴースト』を通常召喚!レベル4のモンスターの召喚に成功した時、手札から『カゲトカゲ』を特殊召喚!そして、自分フィールドにレベル4モンスターのみの場合、手札から『トラブル・ダイバー』を特殊召喚!」
一気に手札から四体のモンスターを召喚し、これで条件が揃った。
「レベル4のドドドバスターとゴゴゴゴーストでオーバーレイ!」
「更にレベル4のカゲトカゲとトラブル・ダイバーでオーバーレイ!」
遊馬とアストラルは四体のモンスターを二体ずつオーバーレイを行い、マシュとジャンヌをフェイトナンバーズのカードに入れてエクシーズ召喚をする。
「エクシーズ召喚!現れよ、『FNo.0 人理の守り人 マシュ』!『FNo.62 竜皇の聖女 ジャンヌ・ダルク』!!」
未来皇ホープと銀河眼の光子竜皇の力を宿したマシュとジャンヌがエクシーズ召喚され、サーヴァントの新たな可能性の力に敵サーヴァントは興味深く見つめる。
「ほぅ!これがマスターとサーヴァントの……いいや、それとは別の力。なるほど、未来皇と希望皇の二人の力ということか!ならばもう一度喰らえ、黄の死!!!」
「させません!遊馬君!」
「マシュの効果!オーバーレイ・ユニットを一つ使い、攻撃を無効にしてバトルを終了させる!」
「フルムーンバリア!!!」
再び振り下ろされた黄金の斬撃だが、マシュのフェイトナンバーズの効果で無効にし、更に遊馬のデッキトップに好きな魔法カードを置かせる。
「やべぇ、強いな……」
「貴様らの美しさと勇気に応えて我が名を言おう。私はカエサル。ガイウス・ユリウス・カエサル、それが私だ!」
敵サーヴァントの真名が判明し、遊馬たちは驚いた。
カエサル、それは初代皇帝以前のローマの支配者の名前であり、古代ローマ最大の英雄の一人である。
ネロは目の前にいる男がカエサルと知って困惑するが、叔父であるカリギュラと既に出会っているので信じるしか無かった。
「しっかりしろ!ネロ!ローマを救うにはまずはあいつを倒さなきゃならないんだからな」
「ほう、子供とばかり少し侮っていたがどうやらかなりの場を超えているようだな。美しい少女たちを従えているお前の勇気と強さに感嘆したぞ」
「マシュとジャンヌは従えてねぇよ。二人は俺の大切な仲間だ!!」
「仲間か。よかろう、褒美に一つ教えてやろう。聖杯なるものは、我が連合帝国首都の城にある。正確には宮廷魔術師を務める男が所有しているな」
「宮廷魔術師?誰だそいつは!?」
「できんな、貴様への褒美は終わりだ。これ以上くれてやる道理はない」
「けっ、ケチな支配者様だな。だったらぶっ倒して聞き出す!」
「その意気だ。さてと。では、次は本気だ!」
カエサルは魔力を……抑えていた力を解き放った。
今まで本気では無かったとはいえ、リバイス・ドラゴンを倒した……ますます油断できなくなる。
「調子に乗る前に早いとこ倒さなきゃな!」
「私は来た。私は見た。ならば、次は勝つだけだ……!」
カエサルは一気に終わらせようと黄金剣を振り上げた……その時だった。
「それはどうかしらね?」
遊馬のデッキケースが開き、中から黒い影が飛び出すとカエサルを蹴り飛ばし、高く飛び上がってから静かに降り立った。
「全く、揃いも揃ってだらし無いわね。あんな奴に手間取っていたらこの先が思いやられるわね」
それは聖杯によって生み出され、新たな道を歩み始めた少女……ジャンヌ・オルタことレティシアだった。
「レティシア!」
「レティシアさん!」
「レティシア、どうして……?」
「どうしてって、あなた達が不甲斐なくて見てられないから来ただけよ。さて……マスター、早速だけど私を召喚してもらえるかしら?」
「レティシア……」
「私の初陣、派手にやらしてもらえる?」
「……いいぜ、行こうぜ!レティシア!」
「ええ!それから、ついでに名乗っておきましょうか?私はレティシア!銀河眼の光子竜皇の力を宿す、マスター・遊馬のサーヴァントよ!」
レティシアは光の粒子となってフェイトナンバーズの中に入り込み、遊馬はこのターンで決める気持ちでドローする。
「俺のターン、ドロー!手札から『ゴゴゴジャイアント』を召喚!効果で墓地のゴゴゴゴーストを特殊召喚!行くぜ、レティシア!俺はゴゴゴジャイアントとゴゴゴゴーストでオーバーレイ!」
ゴゴゴジャイアントが召喚され、先ほどマシュの効果で墓地に送られたオーバーレイ・ユニットだったゴゴゴゴーストを蘇生させ、ゴゴゴジャイアントとゴゴゴゴーストが光となって地面に吸い込まれて爆発すると、漆黒の炎が吹き荒れる。
「新たな生を受けし黒き炎を纏いし乙女よ、数多の竜の加護をその身に受け、未知なる未来を突き進め!」
それは偽物として生まれた存在が新たな未来を進み、少年との絆が一人の少女として新たな存在となって確立した。
「エクシーズ召喚!現れよ、『FNo.62 竜皇の巫女 レティシア』!!」
漆黒の炎を蹴散らす無数の竜の幻影と共に光と闇の狭間からジャンヌと同じ趣向の銀河眼の光子竜皇を模した鎧を装着したレティシアが現れる。
レティシアは旗を広げるとそこにはかつてファブニールを模した竜の紋章が描かれていたが、竜の魔女ではなくなったレティシアの新たな旗には遊馬を象徴する皇の鍵が大きく描かれていた。
「レティシアの効果!エクシーズ召喚に成功した時、エクストラデッキからドラゴン族・海竜族・恐竜族・幻竜族のモンスターエクシーズを3枚選択する!」
遊馬のエクストラデッキから三枚のカードが飛び出してレティシアの前で踊るようにクルクルと舞う。
「レティシア!」
「さあ、来なさい。私を勝利に導く選ばれし竜の輝きよ!!」
レティシアは自分の直感で三枚の中から一枚を選んでキャッチし、そのカードを掲げた。
そして……選ばれたそのカードはレティシアの憎しみの象徴を打ち砕き、最も惚れ込んでいるドラゴン……銀河眼の光子竜皇だった。
「流石は私ね♪」
「ランダムに1枚選択したカードをレティシアの装備カードにする!銀河眼の光子竜皇、レティシアの力となれ!」
銀河眼の光子竜皇は咆哮を上げながら光の粒子となってレティシアの体に纏うと鎧が一瞬で大きく変化した。
それはまるで銀河眼の光子竜皇自体が鎧に変化したかのようにレティシアの全身を覆い、その力を高めた。
さながら竜人のような姿となったレティシアは不敵な笑みを浮かべる。
「レティシアの攻撃力はこの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップし、エンドフェイズ時まで装備したモンスター……つまり、レティシアは銀河眼の光子竜皇の効果を得る!」
「力が、溢れてくる!さあ、派手にぶちかましましょうか!!」
「慌てんなって!その前にマシュとジャンヌのパワーを高めるぜ。装備魔法『最強の盾』をマシュに装備!攻撃表示の時、守備力の数値分攻撃力をアップさせる!」
歪んだ形をした赤い盾が現れ、マシュの十字の盾に取り込まれた。
「凄い……私の高い守護の力が攻撃力に加算されている……!?」
十字の盾は鈍色から真紅に輝き、マシュの力が高まる。
マシュの守備力は3000、低い攻撃力である1500に加算され……合計攻撃力は4500となる。
「更にジャンヌの効果!オーバーレイ・ユニットを一つ使い、自分以外のモンスター×500ポイントの攻撃力をアップする!」
「レティシア、マシュ……あなた達と共に!」
ジャンヌは旗を地面に突き刺し、銀河眼の光子竜皇の十字剣を呼び出してオーバーレイ・ユニットを取り込んで攻撃力を1000ポイントアップさせる。
これでマシュ、ジャンヌ、レティシアの三人の強化が完了した。
「バトル!マシュの攻撃!」
「はいっ!」
マシュは盾を手放すと静かに宙に浮く。
盾はフェイトナンバーズとなったマシュの意思で自由自在に動くようになり、風車のように高速回転させ、風が吹く。
「ロード・カルデアス・ストライク!!」
高速回転した盾を地面に思いっきり叩きつけ、地面から強力な衝撃波がカエサルに向けて放たれた。
地面を抉るような衝撃波は一気にカエサルの足元まで及び、カエサルを宙に投げ出す。
「ぐおっ!?なんて力だ!」
「まだだ、ジャンヌ!!」
ジャンヌは抉られた地面を足場にして蝶のように軽やかに飛び、カエサルの間合いに入る。
「エタニティ・フォトン・スラッシュ!!」
振り下ろされた十字剣がカエサルの黄金剣と交差した瞬間、十字剣から無数の光の波動が放たれ、あまりの衝撃にカエサルは地面に叩きつけられる。
「ぐごぉっ!!?」
「レティシア!!」
「これで決めるわ!!」
レティシアはジャンヌと同じ銀河眼の光子竜皇の十字剣を呼び出す。
ジャンヌの十字剣が青い宝玉に対し、レティシアの十字剣は赤い宝玉が埋め込まれていた。
「銀河眼の光子竜皇を装備したレティシアの効果!戦闘を行うダメージ計算時にオーバーレイ・ユニットを一つ使い、レティシアの攻撃力をフィールドのモンスターエクシーズのランクの合計×200ポイントアップする!」
レティシアがオーバーレイ・ユニットを十字剣に取り込ませると、自身とマシュとジャンヌのランクの合計、4×3×200で攻撃力が2400ポイントアップする。
十字剣の刃が純白に輝き、レティシアは切っ先をカエサルに向ける。
「エタニティ・フォトン・ブレイカー!!」
十字剣に込められた魔力を一気に解放し、銀河眼の光子竜皇と同じ膨大なエネルギーを解き放った。
カエサルは解放した魔力を黄金剣に込め、盾にして防ごうとしたがあまりにも膨大なエネルギーに防ぎれるわけがなく、濁流に飲み込まれるように吹き飛ばされてしまう。
「こ、これが……お前たちの力なのか!?」
あれだけの連続攻撃を受けてもまだ消滅しなかったが、一つの赤い影が間合いに入っていた。
「お、お前は!?」
それは真紅の剣、『
ネロは自身で決着をつけるためにずっとその時を待っていたのだ。
「余は、ローマを守る!!」
ローマを守るために仇なす皇帝を倒すために原初の火を振り払う。
原初の火の真紅の一閃が煌めき、カエサルを斬る。
「見事だ……それでこそ、ローマ皇帝だ!」
トドメの一撃を受け、カエサルは満足そうに頷いた。
「美しい女たちに負けるのも悪くない。そも、俺が一卒兵の真似事をするのは無理がある。まったく、あの御方には困ったものだ」
「あの御方?」
「そうだ。当代の正しき皇帝よ。連合首都であの御方は貴様の訪れを待っているだろう。正確には皇帝ではない私だが、まあ、死した歴代皇帝さえも逆らえん御方だ。その名と姿を目にした時、貴様はどんな顔をするだろうか。楽しみだ」
カエサルが言う『あの御方』はネロにとって深い関わりのある人物らしい。
それが敵にいることにネロは不安な表情を浮かべるが、ネロを守るように遊馬が前に立つ。
「例え敵にどんな奴がいたとしても、ネロは俺が必ず守る。そして、そいつらをぶっ飛ばして、聖杯を取り戻してこの世界の未来を守る!!」
「ユウマ……」
「ふははははっ!勇ましい、なんと勇ましい男よ!貴様が何処まで戦えるのか楽しみにしておるぞ!」
そして、カエサルは多くの謎を残しながら消滅し、白紙のフェイトナンバーズのカードを残した。
「消えた……」
「この前話したよな?倒されたサーヴァントは英霊の座に帰る。カエサルは元いた場所に帰ったんだ」
「そうか……」
「……ネロ、これを持っててくれ」
遊馬は拾ったカエサルのフェイトナンバーズのカードをネロに手渡す。
「これは……?」
「カエサルの欠片から生まれたカード。カエサルはネロにとって血の繋がった先祖なんだろ?カエサルは敵として戦ったけど、憎み合ってないし、少なくともネロの事を大切に思っているはずだ。余程のことがなければ子孫を嫌いになるわけないからな」
「そうだな……ではこれはユウマたちが戦いを終えるまで余が持っておくことで良いか?」
「ああ、そうしてくれ」
「ありがとう……」
ネロはカエサルのフェイトナンバーズを大切に持つ。
こうしてガリアは解放され、大きな戦いが一つ終わるのだった。
一方、そこから少し離れた地で美しい少女の姿をした謎の存在が遊馬が持つ小さな力に気づいた。
「この気配……メドゥーサ?あなた……この世界にいるの……?」
それはメドゥーサに深い関わりがあり、最も苦手とする存在であり、遊馬たちに新たな試練を与えるのだった。
.
レティシアのフェイトナンバーズが登場しました!
能力はこんな感じです。
FNo.62 竜皇の巫女 レティシア
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻2000/守2500
レベル4モンスター×2
このカード名はルール上「FNo.62 竜皇の聖女 ジャンヌ・ダルク」としても扱う。
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、エクストラデッキからドラゴン族・海竜族・恐竜族・幻竜族のモンスターエクシーズを3枚選んでランダムに1枚選択し、このカードの装備カードにする。
このカードの攻撃力はこの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップし、エンドフェイズ時までこのカードは装備したモンスターの効果を得る。
ギャンブル性がありますが、超銀河眼の時空龍とかを装備できればかなり強いと思います。
次回はメドゥーサのお姉ちゃん、ステンノの登場です。
メドゥーサを出してギャグを展開しようと思います。
ごめんね、メドゥーサ(笑)