グロいかもしれませんので耐性の無い方はごめんなさい。
「お待ちしておりましたわアインズ様!」
「アルベド、ご苦労だったな。異常は無いか?」
「はい、問題ありません。ですがここまでする必要があったのでしょうか?」
「よせ、敵を侮り負けるなどもっとも愚かな行為だぞ?」
「申し訳ありません。アインズ様」
「よい、戦闘は戦う前に終わっている。油断せずにすべきことをすればよい」
「流石はアインズ様ですわ」
「アルベドは
「「「はっ」」」
ここはエ・ランテルから王都へと向かう途中の森林。そう、あのシャルティアが精神支配されたであろう現場の近くです
何故この地に来たかというと…もちろん漆黒聖典にお礼をするためです
いつ奴らが現れるか分からないので姿を消してひたすら待つ。あれから二度も太陽が沈んだ頃に奴らが現れた
「あいつらか…」
「はい、あの老婆のチャイナ服が
「《
ものすごいバフだ。
「アインズ様、ありがとうございます。」
「よい、さて…始めるとしよう!」
「形態変化アラクネ!」
私は全力を出すためにアラクネの姿へと変化する
「行きます!」
そしてアウラが
「何が起きた!」
漆黒聖典11人を確認、予定通りカイレ以外を取り込めたようだ
「《スキル・多重影分身》」
私の影から20体の影が出現する。
実はこのスキルはアインズさんのアンデッド創造と同様にユグドラシルとは仕様が変わってしまっている技の一つです
モモンガさんに聞いたところ、ユグドラシルではステータスの95%の分身体を20体作り出し、単体に攻撃する技で0.95×20+本体の1で20倍撃を叩き出し、《
…しかしサクヤの記憶では違う。
ステータスの95%の分身体を20体作り出し、それぞれが自由に意思を持って戦える。
格下
10体は第一席次を除く10名と戦闘、1体はこの世界からの脱出ルートを抑え、5体はそれぞれの戦闘のサポート、2体とアウラで倒した敵の回収、2体が敵の装備を剥ぎ、私が第一席次の相手をする。手が空いた者から私をサポートする予定だ
「カイレ様は何処だ!」
黒い影が疾走する。数名の手足が飛んだ
「な!」
「
空から光の矢が降り注ぐ
「総員集まれ、防御だ!」
「させないよ!《スキル・
「蜘蛛の魔物か!」
私は第一席次に斬りかかる
「ぐぅ」
「やっぱりシャルティアの攻撃を防ぐだけはあるか…」
「言葉が通じるのか…お前たちはの目的はカイレ様か」
「いいえ、あなた達への私怨よ。《スキル・飛燕》」
私は高速で飛び込み斬りつける
「ぐっ、総員一か所に…なんだと!」
漆黒聖典は手足を斬られた者が達磨状態にされ蜘蛛の巣で拘束して回収され、既に一か所に4人集められている。
「時間を掛ければ掛けるほどあなたは不利になるわよ」
更に私は斬りつける。剣を交えるごとに敵にダメージが蓄積していく
「何とか脱出を…」
「私たちを倒せたら出れるわよ《スキル・弧月》」
「ぐっ」
斬撃が三日月状になり飛び、漆黒聖典の腕を切り飛ばす
「やられてたまるかぁ!」
「《スキル・空蝉の術》」
第一席次の攻撃は私には届かない
「《スキル・雷迅》」
雷を纏った斬撃が第一席次の武器を破壊し体に突き刺さる
「がぁ……」
「悪いわね、油断してあげるわけにはいかないの」
第一席次が意識を失い倒れたので周りを確認する
「終わったようね」
「お疲れ様サクヤ」
「アウラもお疲れ様、アインズ様が待っているわ、漆黒聖典の装備を外し拘束が完了したら戻りましょう」
「そうだね、でももう殆ど終わってるけど…サクヤの分身って有能過ぎない?」
私達は漆黒聖典の装備をすべて外し、意識を失わせた上で蜘蛛の巣で拘束した
そして
そこにはアインズさんとアインズさんを守るように立つアルベド、その向かいに対立するように白い鎧が立っていた
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「ツアー…」
周りを見渡すと
「君は私の事を知っているのかい?」
「サクヤよ、私にも教えてくれないか」
会話をしてくれるようだ、原作でツアーの出番は少なかったから忘れていたが、確かシャルティアと遭遇して鎧がボロボロになった描写があったからここで私たちが遭遇する事も考えておくべきだったか…私は形態変化で人型に戻りながら答える
「えぇ、確かアーグランド評議国の方だったと記憶しております」
「その認識で間違いないよ。ところでその後ろの人たちは…」
「彼らは遭遇するなり私たちの仲間を洗脳し殺したので反撃しました。歩いていて攻撃されたら反撃するのは当たり前ですよね?」
「それは確かにそうかもしれないが、やりすぎじゃないかい?」
「精神支配に耐性のある仲間がやられたんですよ?そんな未知の攻撃をしてくる相手に手加減なんてできるわけないじゃないですか。異形種であれば攻撃されても反撃してはいけないのですか?」
「それは…」
「それはそうとツアーさん、あなたはプレイヤーという存在を知っていますか?」
「知っている。かつて仲間として旅をしたことがある」
アインズさんに目配せをする。するとアルベドの少し前に出てくる
「私はアインズ・ウール・ゴウン。ユグドラシルのプレイヤーだ。そちらに戦闘の意思が無いというのであれば、こちらから攻撃しない事を約束しよう」
「それは助かるね。もしそうなったら正直勝てる気がしないから…ところでその人達はどうするつもりだい?」
「そうだな…私たちの拠点に連れ帰り何故攻撃をしてきたか聞き取るつもりだ。事情次第では解放する意思もあるぞ」
「それなら私は何も言えないね…あなたはこの世界に来て何を成すつもりか聞いてもいいかな?」
「そうだな…降りかかる火の粉は振り払うが、私に侵略する意思は無いな。いずれは全ての種族が共存できる国を作ろうと思っているぞ」
「それは素晴らしい考えだね。何か手伝えることがあったら言って欲しい」
「感謝する。何かあった時はそうさせて頂こう」
そしてツアーは去っていった。こんな所で会うとは…
「サクヤ、あれはどのくらいまずい存在だ?」
「あれはプラチナム・ドラゴンロードの名を持つ
「そうか、出来る限り敵対はしない方が良さそうだな」
「はい、勝てない相手ではないと思いますが甚大な被害が発生する恐れがあります」
「ではナザリックに帰還するぞ!《
「「「はっ!」」」
『サクヤ!どうしましょう、アインズ様に叱られる!』
『シャルティア?落ち着いて、事情を説明して』
『私の事に気付いた人間を取り逃がしてしまったの、そして敵にアインズ様のポーションと思われる物を持った人間が居てそいつは生きているんだけど、他の者は殺してしまったし、どうすればいいか分からないの!』
相当焦っているな…ありんす口調も忘れちゃってる
『シャルティア大丈夫よ、問題は無いから落ち着いて』
『本当でありんすか?』
『ええ』
「サクヤよ、どうした。問題か?」
「いえ、シャルティアから
「そうか、助けは必要か?」
「大丈夫です。シャルティアで対応できるでしょう」
「分かった。では任せるぞ」
『サクヤ!早くどうすればいいか教えて欲しいでありんす!』
『ごめんなさい、アインズ様とお話ししていたの。では指示を伝えますね。レベル70前後の
『それだけでいいのでありんすの?』
『ええ、シャルティア。仕事を終わらせたら帰ってきなさい』
『分かったでありんす!サクヤ、ありがとう』
『いいえ、無事でよかったわ』
『何の話でありんす?』
『気にしなくていいわ』
「終わったか」
「はい、無事にシャルティアは帰還できそうです」
「ひとまずの脅威は去ったということか」
「そうですね」
するとまた
『ごめん、ちょっとしくった』
今度はなんだよもう…
LV100のアインズ達が油断せずに本気で殺しにかかってきたらこんなものかなと。
勿論漆黒聖典が法国の地を踏む事は二度と無いでしょう…
忍者っぽいチート技を捏造しましたが無理があっても許してください。
追記
転移したその日に漆黒聖典が現れたら原作と合わないので描写を次の日に変更させていただきました。