リアルも忙しく中々執筆の時間を取ることが難しくなってきました。
それではお楽しみください。
私は分身体と融合し、コノハの記憶を得てすぐ行動を開始する
「ニニャ、これを飲んで」
まずはニニャにポーションを飲ませて傷を回復させる
生きているのが不思議なくらいの傷だが、生きてさえいればポーションは効く
ニニャの傷が消え、意識を取り戻したようだ
「コノハさん…みんなは?」
私は首を振りながら答える
「ごめんなさい…私が嫌な予感がして到着した時には…」
「そうですか…」
落ち込むニニャに掛ける言葉が見つからない
「ンフィーレアやーい。モモンさんが来たよー」
店の入り口から声が聞こえる。恐らくバレアレさんだ
「モモンさんここです!奥に来てください!」
扉が開きモモンさんとバレアレさんが部屋に入ってきた。アインズさんに戻っているようだ
「これは…一体何があったんだ?」
「ンフィーレアさんを狙って賊が侵入したようです。その賊と奮闘しましたが、私たち以外は…」
「そうか…」
「ンフィーレアはどうなったのじゃ!」
バレアレさんが私に詰め寄ってくる
「私がここに来た時にはもう連れ去られた後だったようです」
「そんな…」
「…下がれ」
死んだはずのペテルが起き上がろうとしている。カジットが居ないということは、
モモンさんが
「救えなくてごめんね…」
私は謝罪の言葉と共に残ったダインの首を斬り飛ばした
「ペテル…ルクルット…ダイン…」
「ニニャ、漆黒の剣が襲われる理由に心当たりはあるか?」
「いえ…ありません」
「だとすれば…リイジー・バレアレ。この事件がなぜ起こったか分かるか?」
「分からん、何故じゃ!」
「ンフィーレアは有名すぎたという事だ。冒険者組合に戻るぞ、まだ組合長がいるはずだ」
「リイジー・バレアレさん、ンフィーレアさんは助け出します。戻ってきたら、ンフィーレアさんが好きな女性がいるカルネ村へ移住することをお勧めいたします。ニニャはどうしますか?」
「私は…行きます!」
「そう…強いわね」
「…弱いからみんなを救えなかったんです」
そっちの強いじゃないんだけどな…
「放っておくと大変なことになります。急ぎましょう」
----------------
私たちは急いで冒険者組合に戻ってきた。扉を開けモモンさんが受付嬢に話しかける。
「アインザック組合長はまだ居ますか?先ほど組合長と話していたモモンです、緊急事態なので呼んで欲しい。早くしないと…もうすぐこの町がアンデットで溢れるぞ」
「アンデット!?まだいらっしゃると思いますのですぐにお呼びします!」
受付嬢が慌てて組合長を呼びに行った。急ぎすぎて転ばないでね!
しばらく待っていると組合長が早足で階段を下りてきた
「モモン君、詳しく話を聞かせてもらえるかね!」
「ええ、実はここに居るリイジー・バレアレさんの孫のンフィーレア・バレアレさんが攫われまして、アンデットの大軍を召喚する第七位階魔法である
「第七位階魔法…不可能だ!人類の限界を超えている!」
「否定するのは結構ですが、事実です。敵はもうすぐやってきますよ」
「大変だ!」
冒険者風の男性が叫びながら冒険者組合の扉を勢いよく開けて入ってきた
「どうした!」
「墓地から…共同墓地から大量のアンデットが溢れかえってます!現在門を閉め共同墓地外に出るのを防いでおりますが、時間の問題です!」
「モモン君の言う通りだったか…すぐに全ての動ける冒険者を共同墓地に集めるんだ!絶対に共同墓地から出してはならんぞ!」
「ではアインザック組合長、私たちは現場に向かいます」
「頼んだぞモモン君。私も動ける冒険者を集めたらすぐに向かう!」
「了解しました。リイジー・バレアレさんは危険なのでこちらでお待ちください」
----------------
私たちは町を駆け抜けながら共同墓地に向っている。モモンさんと私は自分の足で、ニニャはハムスケに乗せてもらっている
「モモンさん、もうすぐ共同墓地に到着します!」
ニニャが叫ぶ
「ええ、アンデットの気配で分かります」
私たちが共同墓地の到着すると冒険者とアンデットが戦っていたが、千にも及ぶアンデットにかなりの劣勢を強いられているようだ
塀の上から間引きをしているようだが巨大なアンデット、
「うわぁぁぁ!」
「下がれ、フン!」
モモンさんが投げたグレートソードによって
「門を開けろ」
「ば、バカを言うな!向こうにはアンデットの大群が居るんだぞ!」
「そのアンデットを倒しに来たのだが…まぁいい、勝手に行かせてもらおう。コノハ、露払いを任せた」
「任せてください!とぉ!」
私は掛け声を上げながら門まで飛び、更に上空へと飛びながら下を見る。うじゃうじゃいるなぁ…
「《スキル・爆炎陣》」
爆音とともに辺りが爆炎に包まれる。少し多めにMPを使用してダメージと範囲を伸ばしたので結構倒せたと思う。密集していたから七百くらいかな?
そのまま焼け焦げた地面に着地するとモモンさんも門を飛び越えて隣に着地した
「さて行くとしよう」
「はい!」
「それがしも連れて行って欲しいでござるよ~」
「ハムスケはちゃんとニニャを守ってね」
「了解したでござる!」
「そろそろか」
最奥に存在する霊廟へと到着した。カジットと黒いローブを着た幾人かの者たちが円陣を組んでいるのが見える
「カジット様、来ました」
「やぁ、良い夜だなカジット。つまらない儀式をするには勿体なくないか?」
「ふん、儀式に適した夜か否かは儂が決めるよ。それよりおぬしは一体何者だ」
「この墓地からあふれたアンデットを討伐しに来た冒険者でね、ある少年も探しているのだが、名前は言わないでも分かるだろう?」
「おぬしたちだけか?他には?」
「時間が経てば続々と集まってくるだろうが、今ここに居るのは私たちだけだな…そちらこそ伏兵が居るのではないか?例えば刺突武器を持った
「だから隠れてもしょうがないって言ったじゃーん、さっきぶりだねぇー、男連れて報復に来たのかな?」
クレマンティーヌが挑発してきた
「ええ、さっきぶりね。安心して、あなたは私がお相手してあげるわ」
「さっきは時間が無かったから止めを刺さないであげたのに、自分から殺されに戻ってくるなんて笑えるね。うぷぷぷ」
「はいはい、私たちはあっちでやりましょ。モモンさん、行ってきますね」
「ああ、こちらは任せろ」
私はクレマンティーヌと共に霊廟から少し離れた場所へ移動する
「そーいや、あのお店で私が殺ったのはお仲間?もしかして仲間を殺されて怒っちゃったー?」
「ん~そこまで怒ってないですね。助ける気ではありましたが、どのみち私一人ではあなたには勝てませんでしたし、ニニャだけでも救えたので結果としては上々ですね」
「あの
「逆に聞きますけど、拷問に愛は必要だと思いますか?」
「なにそれー愛?んー確かに拷問中は相手を愛しいと思ってるかもねー」
「なら性癖の一種と言う事かしら。同僚にもそういう人?悪魔が居るから否定はしないわ」
「ふーん。ところで何でここに戻ってきたのー?私に勝てるわけないじゃんーさっきので分からなかったの?」
「あなたの難度はおよそ90~100の間だと思うのだけどどう思う?」
「んーまぁそんなところじゃないかなー」
「先ほどの私は75~80くらいでどうかしら?」
「合ってるんじゃない?そこまで分かってたら勝てないのも分かんないのー?」
「今の私の難度は300よ。さてどちらが勝つでしょう?」
「あぁ?はったりもここまでいくと笑えるけど、この人外!英雄の領域に足を踏み込んだクレマンティーヌ様が負けるはずねぇんだよ!」
「あなたが英雄なら私は神の領域でしょうか?勿論本物の神には手も足も出ませんけどね」
「あんたの戯言に付き合ってるほど暇は無いんだよ!」
クレマンティーヌが斬りかかってくる
「ほいっと」
流石に簡単に避けれるね。残像を斬って満足してください
「っ!あんた
「は?違う違う!ギリギリで避けただけだよ!?」
「アホか、お前。そんなウソに…」
私はクレマンティーヌの真後ろに移動して首に忍刀を突きつける
「ね、嘘じゃないでしょ?投降するなら助けてあげますよ。漆黒聖典も倒しましたからあなたのお兄さんも居ると思いますよ?」
「…降参するわ…します」
クレマンティーヌが武器を捨てて両手を上げた
「賢明な判断ね、あなたは法国に追われてる身だったわね。あなたの安全は守ってあげますから一緒に来てもらうわよ?」
「はい…漆黒聖典を倒したと言いましたが、席次はわかりますか?」
「人数しか分からないけど11人ですね。漆黒聖典と言いましたが厳密に言いますと番外席次さんにはお会いしておりません」
「11人?漆黒聖典は12人と番外席次で構成されているはずですが…」
「あら?それなら誰か居なかったのかもしれないですね」
「ははは…ちなみにどれだけの人数で戦ったんですか…」
「その11人は私と同僚の2人ですね、全員殺さずに無力化してあります。今度は信じてくれますよね?」
「信じるしかないですね…これから私はどうなるんですか?」
「そうですね、私たちの拠点に戻ったらとりあえず情報提供ですね。その後は…あまり表に出せれないしニニャも居るから私たちの冒険者仲間には出来ないので、同僚の牧場の従業員ですかね…」
「わかりました、とりあえず安全ならもういいです…」
クレマンティーヌが諦めたような顔で呟いた
「では戦闘音も聞こえなくなったのであちらに戻りますか」
「はい」
「それではニニャも居るので、このマジックポーションを使って姿を隠して付いて来てください」
私は消費型の姿を消すマジックポーションを渡す
「こんなマジックアイテム見た事無いんですけど!」
「飲んだら姿が消えますから、音は消えないのと敵対行動を取ると解除されますので気を付けてくださいね。あと姿が消えたくらいで逃げ切れると思わないでくださいね」
「はい…」
----------------
「モモンさんお待たせしました」
「コノハか、そちらも終わったようだな」
「はい」
私はちらりと視線を外すと胸に大きな穴の開いたカジットの死体と
「ではニニャとハムスケはここで死体からアイテムを回収してくれ。私たちは霊廟の奥へとンフィーレアを探しに行く」
「了解したでござるよ」
「はい!モモンさんも気を付けてください」
私たちは霊廟の奥へと進んだ先でンフィーレアを見つける
そこでモモンさんが振り返る
「さて自己紹介をしておこう」
モモンさんの
「アンデット…
「私はアインズ・ウール・ゴウンだ。種族は
「私たちの主です。敬意を払いなさい」
「は…い。失礼しました」
「ふむ、では《
「はい分かりました。クレマンティーヌ、付いて来て」
「こ、ここに入るんですか?」
「そうよ、私が先に入るから続いて来てね」
私は
「これはこれはサクヤ、お疲れ様です」
早速デミウルゴスが出迎えてくれる
「ありがとうデミウルゴス、あなたもお疲れ様。この人間、クレマンティーヌが情報提供者よ。情報を聞き出したらあなたの作る牧場の従業員として使うといいわ。拷問が趣味らしいから話が合うと思うわ」
「おや、それは嬉しいですね。ですが牧場の件は私の頭の中にしか無いはずなのですが…」
あれ、そうだっけ?まあいいか
「アインズ様に聞きました。それ以外に説明は必要ですか?」
「それはっ!さすがアインズ様…私の考えていることなど全てお見通しと言う事ですね…説明は結構ですよサクヤ」
おぉ勝手に深読みしてくれた…便利だね!
「それは良かったわ。それではアインズ様の元へと戻りますので後はよろしくねデミウルゴス」
「了解したしました。アインズ様をお待たせしては申し訳ありませんので、急いで戻ってください」
「はい、ではクレマンティーヌ、後はこのデミウルゴスの指示に従ってね。後で会いに行くからね」
「わかりました…絶対来てください…」
「わかったわ」
私は開いたままの
「お待たせしましたモモンさん」
「なに、こちらも今終わったところだ。では戻るか…」
霊廟から出るとハムスケとニニャが装備を剥ぎ終わったようで待っていた
「殿、このハムスケさらなる忠義を尽くすでござるよ」
「あっそ」
「殿ぉそれがしの忠誠の誓いを軽く流さないで欲しいでござるよぉ」
「ドンマイ!ハムスケちゃん!」
私はハムスケに近づき撫でながら慰める
「コノハ殿、やめて欲しいでござるよぉ」
「ごめんねー、あらこれは…」
「一番最後まで生き残っていた人間が持っていたアイテムでござるよ」
「ニニャが持ってなくて良かったわね…」
私が死の宝珠を持つと声が聞こえた
-矮小なる人間よ、私の支配下に置かれることを感謝するがよい
私は全力で死の宝珠を握りつぶしてしまった…
「あっ…」
「どうしたコノハよ」
「すみません、意思を持ったアイテムで死の宝珠という
「そうか…それは壊しても仕方が無いな…」
「申し訳ありません」
「いい、回収作業が終わったのならばンフィーレアを連れて…凱旋だ!」
応援してくれている方には申し訳ありませんが、パートナーの入院が控えておりまして、これから不定期更新になりそうです。
とりあえず後1話でアニメ終了まで行けそうなので、頑張って近いうちに更新いたします。
その後の更新はリアルの生活と相談して考えたいと思っております。
それでは今後ともよろしくお願いいたします。