俗物が行くSAOinIS   作:抹殺完了

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第1話 リンクスタート

まぁ…其れからというものの特にトラブルと言えるものは無く、閉店の12時に迄何事も無く今日の仕事が終わった。

 

ロリっ子以外のご主人様とお嬢様が帰った後、私達は店の片付けをして更衣室でガチレズの魔の手から何とか逃れながら私服に着替え、私達もシフォンから出て行く。

 

最後に私とみさきが最終チェックをして其れから店の戸締りをして出て行く、私とみさきの二人は此処シフォンでも最古参で店長から店から出る時の最終チェックと戸締りを任されている。

 

店長自体は色々と多忙でたまにしか来ないから、私達が大事な事を任されている。

 

 

「みさき問題ない?」

 

「問題ないよ、其方は?」

 

「問題ない…さてそろそろ戸締りしないとロリっ子が怒っちゃうね」

 

「暁ちゃんの目の前で言ったら又怒るよ?」

 

たわいのない話をしながら、シフォンから出て私達二人と店長が持っている鍵で閉め、ちゃんと鍵が掛かったか確認の為数回ドアノブを回し引く。

 

此れで私達の仕事は漸く終わった

 

「お疲れ様だな二人共」

 

「ありがとう暁ちゃん♪」

 

「ありがとねロリっ子」

 

「ぬぅ…未だ言うか天使よ」

 

「あっ⁉︎何今の天使って何さ!」

 

「ふっ…我が盟友の新たな名だ」

 

「ウゴゴゴ…又恥ずかしい名前を付けおって!もう許さん!」

 

「ほぅ…では」

 

「応共ケリをつけてやる」

 

「「スト2で!」」

 

「はいはい其れじゃあ楽しい女子会に行こうね〜」

 

呆れながらみさきがロリっ子を担ぎ先に階段を降りていく、担がれたロリっ子は私に助けを求めてて来たが…

 

「ご愁傷様だロリっ子よ、ガチレズからは逃げられない」

 

ちょっとカッコイイ事を呟きながら後を追い、階段を降りる

 

 

 

 

 

あっそうだ、親愛でもない読者諸君

 

私達のパートは此処で一旦終わりさ…あぁ大丈夫さ直ぐ私達のパートは来るから安心したまえ

 

ほらたらたらと私達のいちゃいちを見てもつまらないじゃないか、まぁそういう訳さ…あぁちゃんと寿司屋の話とかは番外編とかで書くように言っておくよ、其れじゃあ又明日。

 

「プリンちゃーん」

 

「はいよ今行くよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 午前10:00 東京 織斑家

 

「漸くだ!」

 

嬉しそうにしながらそんな事を言う少年の名前は織斑一夏、織斑家の三男で手にはヘッドギア型ゲーム機で次世代型ゲーム機『ナーヴギア』があり、そしてナーヴギア発の全体感型ゲーム『ソードアート・オンライン』は既にナーヴギアの中に入っている。

 

彼はこのゲームが出る事を心待ちにしていた数多くのゲーマーの1人で運良く、約数千人しか選ばれなかったベーターテストに当選したラッキーボーイだ。

 

ワクワクしながら、ナーヴギアを被ろうとする彼の視線が家族写真を捉えた

 

家族写真には、姉 織斑千冬、妹 織斑円華、自分、弟 織斑夏、そして…真っ黒く塗り潰されている人物、彼女は織斑家の次女であのISの産みの親 篠ノ之束に匹敵する天才と呼ばれ、織斑千冬と同じ位に武に優れていた人物であり更にIS適正すらも『S』と言う正に完璧超人だった。

 

だが…彼女は余りにも自由奔放過ぎて皆が望んでいた物をやらず、織斑千冬と同じIS操縦者の道に行かず好き勝手に生きそして…彼女は高校を卒業したのと同じ頃に家から消えていった、妹の円華と共に

 

その日のテーブルの上には目がくらむ程の大金が置かれて、その大量の金の上には彼女の字で『此れを生活費に当てて下さい、こんな私で申し訳ありません、私は自分の道を歩みます』と書かれていた。

 

其れから織斑一夏は自分達から家族を奪った身勝手な姉を酷く恨んだ、世間では彼女の事を『織斑家の恥晒し』と呼ばれており、薄暗い提示板では彼女を叩いているのをよく見かける…が別に彼女がアレを見てもどうせ他人事の様に笑うに決まっている…アイツはそんな人間で俺達とは離れた場所に住んでいるんだ。

 

「もう…あんな奴は姉なんかじゃない……!」

 

彼は暗い声で呟きながら彼女の事を考えるのを止め、手元のナーヴギアを被りその憂鬱な雰囲気を吹き飛ばす様に力強い声でゲームを起動した。

 

「……リンクスタート!」

 

 

 

その織斑一夏の隣の部屋 弟織斑夏の部屋

 

其処では織斑夏が荒い息を吐きながら、一枚の写真を見ながら自分のモノをティッシュで扱いていた。

 

「はぁ…はぁ……姉さん…姉さん……うっ!」

 

一際大きな呻き声と共に写真に白い体液が掛かる

 

織斑夏は自分の体液をかけた写真の人物と同じく、本来この世界には存在しない人間の1人だ、彼はこの世界に来る前は自分の性欲に忠実な人間でその所為で何人もの哀れな女性が彼の手に掛かっていた。

 

そうしている内に彼にも因果応報が降りかかった、彼の被害者の1人がどうやってかは知らないが見つけ出し、凶器の刃物で彼を殺害したのだった。

 

正に因果応報

 

だが…彼は此処で死に地獄で相応の裁きを受けなかった、死んだ直後彼の目の前には浮遊するサッカーボール。

 

サッカーボールは言った

 

「チャンスを与えましょう、貴方の今迄の生き方を悔い今迄とは違う生き方をしたのなら貴方は地獄に落ちません」

 

その一言を言い終わると彼は転生した、だが…彼は今迄の生き方を変えるつもりも悔いるつもりもなかった。

 

そして今回も今迄の様に自分の性欲を満たす為に女を襲おうとした

 

が…この世界が彼が生前に見ていたアニメ インフィニット・ストラトスそしてソードアート・オンラインが混ざった世界だと分かった瞬間…彼は卑劣な女狩りの実行を辞めた、そもそも産まれた家が織斑家と言う事もありおいそれと手が出せない状況だった。

 

だから…彼は時が来るまで手を出さずに1人寂しく唐突に居なくなった最高の女の喘ぎ声を想像しながら、自分の性欲を満たしていた。

 

だけど今日で其れは御仕舞いだ、此れからはあの女よりは劣るかもしれないが其れでも良い女達が待っている世界に行くのだ…そして……

 

彼は下品な表情を浮かべながらゲームを起動した

 

「リンクスタート!」

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

篠ノ之箒は目の前にあるナーヴギアを見ながら唸っていた、ナーヴギアには今日発売のソードアート・オンラインが入っていた

 

如何するべきだろう…本当は今日並んで手に入れようとしたこのゲームだが彼女は熱狂的なゲーマーの熱意を知らなかった為にゲームを買う事が出来ずにとぼとぼと重い足取りで帰ってきた彼女を迎えたのはこのナーヴギアとソードアート・オンラインそして…『マイラブリーエンジェル箒ちゃんへ by 貴女のウサギちゃんより』と書かれた手紙。

 

手紙は直ぐにバラバラに引き裂いたが…流石に此ればかりは壊す訳に行かない…があの一夏の姉と同じ位大っ嫌いな自分の姉に頼る事をして良いのだろうか?

 

だが……目の前には望んでいたゲームが

 

「うぐぐぐ…私は一体如何すれば良いのだ⁉︎」

 

欲望に従って素直に手に取れば良いのだろうか?今も手を出しては引っ込めてを何回も繰り返している…だが此れを手に取ってしまえば、大っ嫌いな姉に屈してしまった事と同意義だ。

 

だが…もう他のゲーム屋に行っても売り切れなのは分かりきっている…だが…此れを取るのは……だが…目の前には…だが……

 

 

 

 

「うぐぐぐ…姉さんめ……リンクスタート!」

 

結局は誘惑に負けた彼女は自分の姉に恨み言を言いながらゲームを起動した

 

 

 

 

 

 

「わぁ〜!『かんちゃん』其れってソードアート・オンライン?」

 

日本の対暗部組織 更識が所有する屋敷の一室、其処にはナーヴギアとソードアート・オンラインを持つ青髪の少女と、袖が長い服を着るのほほんとした少女2人が居た。

 

「うん…手に入れるのに凄い苦労した」

 

かんちゃんと呼ばれた青髪の少女は、嬉しそうにハニカミながら言った

 

「お〜!」

 

のほほんとした少女が凄い凄いと袖をブンブンと回す、まるでかんちゃんの喜びを体現しているかの様、そんなのほほんとした少女をかんちゃんは恥ずかしそうにしながらでも嬉しそうに笑っていた。

 

「其れじゃあ…」

 

そう言いかんちゃんはナーヴギアを被る

 

「いってらっしゃい!」

 

そんな彼女を送る様に天使の様な微笑みを浮かべながら彼女を送る

 

「リンクスタート!」

 

 

 

 

 

 

北海道 すすきの ホテルの一室

 

その一室の扉が開き、一人の女性が部屋に入って行く

 

女性は平均的な背で大きな胸と魅力的なプロモーションを持つ彼女の名前はみさき、本名では無く彼女が働いているメイド喫茶の自分の名前なのだ。

 

彼女の手には3つの袋、何れもソードアート・オンラインのソフトで此処のベッドで気持ち良さそうに寝ているアホの子二人の分も取ってきたのだ…元々彼女三人はソードアート・オンラインを事前に予約しておいたお陰で過酷なレースに参加せずに難なくと手に入れる事が出来た。

 

そんな彼女はつかつかとベッドで気持ち良さそうに寝ている二人の女性を見ながら顔の筋肉を緩ませながら、ベッドのシーツを掴み一気に引き剥がす。

 

「おっきろぉ‼︎」

 

「「うわぁぁぁ⁉︎」」

 

シーツを引き剥がされ、悲鳴をあげながらベッドの上を転がるメイド喫茶 シフォンで働いているメイド プリンとメイド喫茶 まふまふで働いているメイド 暁。

 

「ほら!二人共起きて!」

 

 

みさきに促されながら、眠たそうにしながら朝の準備をする二人共

 

事の発端は三人でプリンの言ったお寿司屋さんで遅い夕食を取った後、すすきのにある天然温泉で疲れを取った後、其の儘近くのホテルで泊まったのだが……其処でプリンと暁が何時もの様に喧嘩になり、其れで何方が先に倒れる迄飲めるかと言う飲み比べを始めてしまい……結果がコレだ。

 

 

「んー…眠い〜」

 

「同じく…」

 

グデーとしている二人を見ながら溜息を吐く

 

「全く……飲み比べ何かするからだよ…」

 

とは言えこの二人はみさきよりもかなり酒が強く、何時もよりも加減して飲んでいるのは分かっているけど…

 

「んー…アレだね暁、この勝負は又今度だね」

 

「いや今日からでも良いぞ?」

 

「いやいや、そしたら直ぐ倒れるじゃんロリっ子が」

 

「はっ?」

 

「おん?」

 

はぁ……何でこう何時も喧嘩ばっかりするんだろう…

 

「もう…続きはソードアート・オンラインの中でやりなよ」

 

「成る程…」

 

「この暗黒の騎士に挑むつもりか」

 

そう言いながら二人は素晴らしい速度でナーヴギアを被り其の儘ゲームを起動させる

 

そんな二人を呆れながら、私もナーヴギアを被りゲームを起動させる

 

「リンクスタート!」

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