目を少しずつ開ける…目の前にはまるで昔の外国の街が広がっていた、周りの声や感激の溜息を聞きながら自分の姿を確認する。
キャラクターメイキングで作った仮想の体は現実世界と同じ女で背も同じ位大きく、その体には身を守る為の鎧、金属部分は無く革製で作られており防御力は低いが変わりに移動速度などが高い、そして腰には明らかに量産品と分かる西洋剣があった。 所謂『チュートリアル装備』だ
彼女はその一つ一つを確かめ、次に手を握ったり軽く跳ね感覚を確かめる
…感覚は現実世界と大して変わらない、流石
一通り彼女…プリン、ゲーム名『Sakura』は軽く確認を終え、ソードアート・オンライン…空飛ぶ城 アインクラッドその100にも及ぶ階層その最下層 第1層 『始まりの街』の中を歩く、目的自体は決まっている一緒にこのゲームにログインしている友人二人の探索と武器屋で武器と防具を全て売り新たな武器と防具を買うのだ。
Sakuraと言うか彼女達三人は非常に幸運だった、と言うのも彼女達三人はこのゲームの『ベーターテスター』だったのだ、いや…彼女達三人はニューチューブやニヨニヨ動画ではかなり有名なゲーム実況者達で色々なゲームを三人で和気藹々と実況する実況者としては古典的なスタイルだが、その非常に楽しそうに時には怖そうに実況する彼女達は、二つの動画投稿サイトで非常に人気だった。
その人気故、三人は稀に映画の宣伝やゲームのCMとかに出ていたり最新のゲームのベーターテスターをしていた、そしてこのソードアート・オンラインのベーターテスターの依頼と宣伝を受け、ニヨニヨ動画でベーター版をリアルタイムでライブ実況を行ったりもした。
その時にSakuraに付いた渾名が『バケツ戦士』だったりす@&);/;:-aaaaaaas
やあ親愛でもない読者諸君、私だプリン事Sakuraだよ、いや何色々と説明してくれて感謝するよ地の分=サン、ぶっちゃけさ第三者の目線で書いた方がアイツは割と楽とか言ってんだよね〜…アイツ?君達がよく知っている人物だよ……あぁごめんごめん、話が脱線したね。
いかせん私のこの忌々しい能力『第四の壁の干渉』の所為で色々と干渉してしまうのさ…制御は出来なくてね本当に申し訳ない、んー?第四の壁の破壊じゃないのかって?私はあの実写版だと素顔がアボカドのお化け見たいなヒーローの様な無茶苦茶な能力じゃないよ、まぁ…ピンクメンポのニンジャ見たいな感じだね能力的に……別にトレンド砲とかハガキウェポンとかは出さないけど。
まぁ…さっき見たく地の分=サンを乗っとたりする位だよ、あの大先輩方とは天と地……デススターとXウィング位の差はあるよ。
さて…そろそろ私も地の分=サンに権利を返すよ其れじゃあね〜
See-:;4(:4)&9;4((77……かのEd/;はベーβ近のsfr4;)58@武eAgju-22-:;………
彼女はベーターテスターと言う有利を生かし右往左往する此処 始まりの街の殆どを占領するニュービープレイヤーの波を掻き分けながら、目的の武器屋に向かう。
「ねぇ…」
そんな彼女を背後から声をかける人物が居た、声からして女…其れも若い
Sakuraは振り返り、声の持ち主の方を見る
声を掛けてきた女のアバターはものの見事にデフォルトのままだった、余りにも早く遊びたいからキャラクターメイキングをすっぽ抜かしたのだろうか?
いや…例えそんな奴でもキャラクターメイキングをやらない奴はいない…言ってしまえばキャラクターメイキングで作るキャラは自分自身でそんな物を蔑ろにするという事は……余り興味が無い人間なんだろう。
因みにSakuraのアバターの外見はリアルでは日本人離れした見た目を地味に気にしていて、ゲームの中位は日本人ぽくしようと張り切った結果が…和服美人と言うかキレ目で長い黒髪をストレートに流した篠ノ之束の妹になっていた……如何にもSakura自身、大和撫子だの和服美人と言うと篠ノ之束の妹を思い出す様で自然とこうなっていた。
「何か?」
Sakuraは自分に声を掛けて来た少女にそんな事聞く
「貴女何で行く道分かるの?」
其れに対して少女はそう答えた、つまり彼女はこの始まりの街の大半を占めているニュービ達に紛れて何をするべきか分かっているかの様な動きをしているSakuraに対してそう聞いてくる。
「そうだね…私がベーターテスターだからだよ」
「ベーターテスター?」
彼女はベーターテスターと言う単語に首を傾げる……ベーターテスターを知らない?
恐らくオンラインゲームをやっている人間なら誰しも関わりがあるで有ろう単語を知らない事に疑問を浮かべながら一つの結論を出す…この子はゲームを殆どやらない文字通りのゲーム初心者なんだろう。
其れなら色々納得出来る
「あー…ベーターテスターって言うのは、テストとして期間や人数を制限して実際にプレイして、その中で問題が起きたりしないかを調べたりする事だよ」
「なる程…つまり貴女は他の人よりこのゲームの事を知っているって事ね」
「まぁ…そういう事になるね……あーそのちょっとした提案だけど一緒に行動しない?」