「感じた。今、何かが起こった」
「共鳴しておる。ルフが大いなる力が」
「生まれた下の大地に、強大な力を持つ何かが誕生した。」
「ふっふふ、面白いな。こんな力がある人間が生まれるなんて、千年に一度歩かないか。まさに、」
「奇跡か」
この世界に生まれ落ちた奇跡の誕生を感じ取れたの一握りの人間しかいなかった。
あるものは恐れ、あるものは驚嘆し、あるものは微笑んだ。
けれど、ただ一人だけがその奇跡に興味を示さないものがいた。
「奇跡なんてこの世にあるわけがないのに、ここに生まれたものはは全て決まっていた。偶然生まれた奇跡ではなく必然的に生まれた奇跡にしか過ぎない。そうだろう?お前たち」
その人物の周りに7体の怪物が現れる。
「ルシファー、レヴィアタン、サタン、ベルフェゴール、マモン、ベルゼブブ、アスモデウス」
『我らが王よ。偉大なる覇者よ。』
「お前たちも感じたはずだ。俺たちももうそろそろ動こうと思うがお前たちの意見を聞きたい」
「では代表して私が、」
一人前に出てきたのは
「お前を読んだ覚えはないぞアスタロト」
「私はあくまでも8人の代表として出てきただけでございます。この7人では話し合いから喧嘩になりかねませんので」
7人の視線がアスタロトに突き刺さる。
「なるほど、ならお前の意見を聞こうじゃないか。」
「感謝します。我が王よ。ここから世界は変化していくと私は思います。今までは、争いが起きても大したことではありませんでした。けれど、ここからは戦争そのものが大きく変化します。また力の象徴も変化していくと思われます。」
「お前も同じ考えか。ならば、動くとするか。我々の国を作りにいくぞ。」
『我らが王の御心のままに』
「王よ。まず手始めにどこを飲み込みましょうか?」
「それもいいがまずは俺たちの国を作るために島でも作るか?」
「えぇ〜、つまんないわ〜。もっと心躍ることしましょうよ〜」
「そうです!もっとよくダラダラでいきましょう!」
「サクッと征服してのんびりしたいですよ〜」
「そんなこと弱者がすることだ!攻めて攻めて攻めまくる!逆らうものはなぎ倒してこそ強者だ!」
「ルシファー、マモン、ベルフェゴール、サタン」
呼ばれた四人はその声音に肩を震わせる。
前を歩いていたはずの王がいつのまにか後ろにいる。
「俺の言うことがきけねえなら金輪際お前たちと寝ないからな」
四人は真っ白になり崩れ落ちるが他の4人は
「あんなのほっておいていきましょう」
「自業自得」
「馬鹿ですね」
「…」
ここからが始まりだ。
レームだろうが煌帝国だろうが
「この俺に敵うはずもないだろう」