戦国†無双   作:ウィングゼロ

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区切るなら此処だと思い文字数は大体4500と少ないかな?
それと今回エロ注意です、それとメタ発言ありです


第四話

司馬懿の世話役兼補佐官に響が就任してから約4ヶ月が経過した。

 

司馬懿と共に仕事をこなす響は世話役や司馬懿の政務の補佐など始めはぎこちない動きであったが次第に馴れてきて、しっかりと役職をこなすほどになっていた。

 

「仲達様、農園の方から今月の作物などの収支が届いたぞ」

 

早朝から昼にかけ、米や作物などを育てる畑や店が並ぶ商店街の取締役から報告書が届く。

 

それらをまず響が整理しそれぞれのカテゴリーで区分し案件を見る司馬懿に渡す。

 

響は今日も司馬懿の自宅に届けられた農園の報告が書かれている竹筒を如月の前に提出し、その響の行為に短くありがとうと響にお礼を述べると如月は巻かれて閉じている竹筒の紐を取り開けて、書かれている報告を読む。

 

「ふーん、今月は豊作だったから作物も多いみたいね」

 

報告書を読み終えた、如月は今月は天気などに恵まれて豊作だったことを思い出しながら自身が手塩をかけて取り組んだ結果の努力であるために、その努力も実り長安が活気になることに司馬懿は微笑んだ、それを隣で見ている響も自然に笑みを浮かべる。

 

「それはもちろん仲達様が真剣に取り組んだ結果だからだろ?」

 

4ヶ月も隣で補佐してきた響にとってこの朗報は司馬懿の真剣に取り組んできた努力の結晶であると自慢げにいう。

 

「煽てても何もないわよ」

 

自分のことを自慢げに話してくれる響に照れてか頬赤く染め司馬懿は笑みを浮かべる。

 

「今日中に目を通さないと行けないのはさっきので最後…お疲れさま」

 

最後の報告書が今日行う最後の事案であってあったことから響は政務の終わった司馬懿に対してお疲れと功を労う。

 

「今日は思ってた以上に早く終わったわね」

 

そう言いながら司馬懿は、椅子に座りながら両手を上に上げて背筋を伸ばす。

 

当初予定していた時刻より早く終わったために組んでいた予定も良いのか悪いのか狂ってしまって、これからどうしようと頭の中で考えていると、後片付けをする響を見て何やら思いついたのか少し悪戯そうな笑みを浮かべて口を開ける。

 

「ねーえ、響さん?ちょっとこっちに来て」

 

「え?どうした?」

 

司馬懿は甘い声で響を呼び、響も司馬懿の甘い声に首を傾げながらも響は司馬懿に近づく。

 

「えい」

 

響が出て届く範囲まで司馬懿に近づいたのを見て司馬懿は可愛い声とともに響に抱きついた。

 

「ちゃっ!?仲達様!?」

 

いきなり抱きつかれたことで戸惑いを隠せない響、そんな彼を他所に司馬懿は背中まで回している腕の力を緩めることなく響の体に密着し続ける。

 

「響さん、ちょっと驚きすぎじゃないかしら?」

 

「いやいや!流石に不味いですって!?」

 

あわてる響を見て少し驚きすぎだと可愛く指摘する司馬懿だが当の響はそんな受け答えがしっかりと出来るわけもなく、顔を青ざめながら必死に抵抗する。

 

一般の男性から見たら明らかにご褒美とも言えるシチュエーションであるが今の響にとって司馬懿がこんな大胆な行動を取ったことにとある人物が脳裏に浮かび、どうしても喜べなかった。

 

その人物とは言わずも知れた司馬懿の父親である司馬防、もし、司馬懿とこんな状況になったと耳に入れば娘をたぶらかした極悪人として斬首や火炙りなど確実にデッドエンドまっしぐらであろう。

 

そんな最悪のビジョンが彼の脳裏に浮かんでいるため必死になって抵抗を続ける。

 

「あっ!」

 

「うぉっ!?」

 

抵抗を続けていると不意に司馬懿は響の抵抗して体を動かしていたことにより短い悲鳴を上げながら座っていた椅子から体が崩れ落ちそのまま響の方へと前のめりで倒れていく、突然のことであったために響も巻き沿いで体制を崩して地面に倒れる。

 

「いっつ~大丈夫か仲…達!?」

 

倒れて地面に頭をぶつかることは何とか阻止した響だが司馬懿までも倒れてきたために主に背中などがじんじんと痛む中同じく倒れてきた司馬懿の安否を確認しようと声を掛けた響は仲達と呼び捨てになるように途中で言葉を詰まらせ今の現状を見て驚愕した。

 

響は司馬懿を受け止めきれず背中から落ちて司馬懿は前のめりで倒れた。

 

これによりできあがった状況それは…響の体の上に跨がるように司馬懿が乗っかっている。

 

俗に言う馬乗り状態になっていた。

 

「いたた…あら?これは…ふふ」

 

司馬懿も漸く自分の置かれた状況に気がついたのか、何故か笑みを浮かべていた。

 

その笑みは何!?と今まで感じたこともない嫌な予感を響は感じ取る

 

「な、なんで笑み浮かべてるの!?」

 

「だって…こんな状態、今の主導権を私が握ってるみたいじゃない」

 

「なんの主導権を握ってるかなんて聞かないが、まずはどいてくれどかないと、こっちが動けない」

 

本当に不味いと顔を青ざめながらも響は司馬懿に自分の上からどくように説得するが、説得するもなお、司馬懿は退こうとはしない

 

「ねえ、響さん今の状況、興奮してる?」

 

退くどころか、色っぽい表情を見せながら司馬懿は体をうつ伏せに横になり、顔を響の顔に近付かせ体も更に密着させる。

 

「いやいや、ここここ、興奮なんて!?」

 

更に響を落ち詰める、司馬懿に対して響はここ一番と取り乱し司馬懿の言葉を否定する。

 

だが、そんな返答して司馬懿は笑みを浮かべながら空いている右手を司馬懿の後ろの方に伸ばしていく。

 

「ふーん、否定するんだ、じゃーあ、体の方にきいて見ようかな~」

 

「ちょっ、ちょっと待って!それ以上はいけない!それ以上やったらR18指定だから!R18指定の小説なんて作る勇気、うちの作者にないから!」

 

そんな甘い声でとんでもないことを発言した司馬懿に対し響はついにメタ発言まで口にして止めようとする。

 

「ん~如月わかんなーい」

 

そんな必死の説得も司馬懿は笑みを浮かべて白々しく否定をするが響はそれが嘘だと直ぐに分かった。

 

「本当はやりたいんでしょ?ね?このまま私を襲いたく…ない?」

 

明らかに誘ってるのかと言わんばかりの司馬懿の挑発に響はギリギリながら理性を保ち自身の理性が獣と化すことを堪える。

 

(くそ!どうすればいい!?このまま、仲達様のペースに流されたら間違いなく手を出してしまう、何としてもこの流れを変えなければ!てっいうかどうして仲達様はこんな大胆に攻めてくるんだよ!俺なんかよりいい男なんて何万人ともいるだろ!そりゃあ、もし色々な柵なんかなければ十中八九、仲達様を襲ってた、でも襲った場合、間違いなく司馬防様が激怒して殺しにくるに決まってる!やった場合の後のデメリットが多すぎる。やったとしてまず、司馬防様の目が届かないとこまで仲達様と駆け落ちするだろ、旅路は仲達様と俺のお給金を切り崩せば問題は無いだろう、その後安住の地を見つけてまた職を探さないとな、今度は商いとかも良いかもな…それで収支や生活に安定が出来たら子供を作って…そうだな二人くらいかな…きっと仲達様ににて可愛い女の子が生まれるんだろうな、あっ、男の子なら美男子かな~家族に囲まれて毎日楽しい生活…そんな生活も悪くは…って!何犯す前提で考えてるんだ俺は!!仮だ仮!もしもの場合だ!あ、危うく俺と仲達様の家族になった未来のビジョンを思い浮かべてしまった)

 

響は頭の中でどうやってこれなら抜け出せるか考えたが途中から自分の自虐や駆け落ちからの家族構成までの家族計画など、司馬懿のお色気にやられ思考がやばい方向へと向いていき、最後にぎりぎり、自分の思考が変な方向に行っていることに気付き、正気を戻す。

 

「ねえ、響さんきいてる?」

 

思考の海に沈んでいたから何も発しなくなった響に気になったのか、司馬懿は上目のうえに甘い声で響に声を掛ける。

 

(そんな目と甘い声を俺に向けないでくれ!!やばい本当にやばい!襲えば最初は極楽かも知れないけど後に待つのは間違いなく地獄!なんとしてでも回避しないとけど、俺1人じゃもう長くは持たない、だから誰かぁぁ!!このヘル&へヴンの待ち構える状況をぶち壊す救世主はいないのかぁぁ!)

 

響は攻め続ける司馬懿によって、理性ももう保ちそうになく、1人で打開など出来ないと判断し心の中でこの状況を打開してくれる人物の来訪を祈る。

 

そんなとき、部屋の外から速いテンポで足音がこちらに近付いてくるのが響の耳に入りそして勢いよく執務室の扉を開けると外から司馬朗が慌てた表情で中に入ってくる。

 

「如月ちゃん!大変だよ!」

 

明らかに緊急事態と言える慌てようで司馬懿のことをよぶ司馬朗。

 

(良いときに!本当に救世主がきた!)

 

この状況を打開できる手札が舞い込んだことで歓喜する響

 

しかしそんな響の考えとは裏腹に、司馬朗は司馬懿と響を見て黙り込み、少しの無言の間の後顔を赤らめる。

 

「ご、ごめんね、なんかお楽しみの最中だったみたいで」

 

もじもじと気恥ずかしい気持ちでいっぱいな司馬朗は響達を直視することが出来ず目をそらし、出直そうと部屋から出て行こうと踵を返す。

 

「ストップ!!!いや引き返さなくて良いから!俺としたら伯達様が来てくれたことに心底喜んでいるから!!」

 

引き返そうとする司馬朗を見て響は大慌てで呼び止めようとする。

 

「へえ~睦月ちゃんが来て嬉しいんだ、つまり、私だけじゃ飽き足らず、睦月ちゃんも襲おうってことね」

 

「違います!」

 

響と司馬朗のやりとりを聞いていた司馬懿は悪戯そうな笑みで司馬朗を巻き込んで響の言ったことを全く違う解釈をしてそれを即座に響は否定する。

 

司馬朗がきて漸くの終息の目処がつくと思った矢先、更なる困惑化で事態が収拾したのはこれより10分後のことであった。

 

 

「よ、要約解放された」

 

要約司馬懿の魔の手から解放された響は、最後まで理性を耐えきったものの、完全に精神がすり削れておりげっそりした顔を見せる。

 

「あと少しだったのにな」

 

残念と響を誘惑したことに反省の色無しと言わんばかりの司馬懿はそんなことを愚痴にして、それを聞いた響は目を細めて司馬懿に顔を向けて口を開けた。

 

「あのな、冗談も程々にしてくれ完全にやばかったんだからな」 

 

司馬懿が行ったことを遊びすぎと諫しめる

 

「…冗談じゃなかったのにね」

 

そう誰に聞こえないぐらいの小声で司馬懿はあの行為が本気であったとこぼすが誰もその言葉を聞こえなかったためにそれに帰ってくる言葉はなかった。

 

「それで伯達様は何用で大慌てしてましたけど」 

 

諫しめたと思った響はこの件を一段落させてここに急ぎの用事で来たであろう司馬朗にことの内容を訪ねた。

 

響に訪ねられたことでここに来た理由を思い出した司馬朗ははっと、先程の衝撃な出来事で忘れていたことに気付き少し落ち着いていた司馬朗の表情からまた冷静さがなくなった。

 

 

「そ、そうだった!如月ちゃん!響さん!た、大変なの!さっき早馬が来て…」

 

慌てた声で司馬懿達に事の次第を話そうとする司馬朗を見て先程まで悪戯そうな笑みを浮かべていた司馬懿やげっそりしていた響も重大な何かが、起きたと認知して真剣な表情で司馬朗に向き耳を傾ける。

 

「ぞ、賊が大凡8000の賊の大部隊が五丈原方面から長安に迫ってきてるって!」

 

「嘘!?」

 

「8000!?」

 

司馬朗から告げられた大部隊の賊の侵攻、流石の多さに賊の襲来だろうと思っていた司馬懿は数の多さに信じられないと言葉を零し、響は、賊の襲来とその多さ両方に驚いた響は敵の数を口にして驚愕した。

 

響が仕えて約4ヶ月、平穏だった長安に無法者達が今も着実に迫り近付く。

 

 




オリキャラ紹介
姓司馬
名防
字建公
性別 男
年齢 32

司馬懿や司馬朗の父親、長安の太守
厳格な性格で家族である司馬朗や司馬懿にとっても厳しく、司馬懿の補佐である響にも良く思っていない。
忠実通り、8人の子供がいる(全員は登場しませんというか無理です)睦月に関しては計算上16才のときに生まれてるため…昔は15で成人だから大丈夫だよね?
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