ハイスクールD×D 破壊を司る神の弟子   作:狂骨

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ありがとうございます!!!!これからもこの作品をよろしくお願いします!!!!


シスターとの出会い

次の日の朝

 

現在ゼノは駒王学園から近いピザ屋にて、俊敏な動きでぴざを作っていた。

「はっ!ほっ!!やっ!はっ!!ほっ!!…」

 

「お〜すごいね〜ゼノくん〜お陰様で大盛況だよこうなるともう給料も倍にしちゃうよ倍に」

 

「ありがとうございます。店長。あ、今夜 休養貰っていいですか?」

 

「あ〜いいよ。ゆっくり休んどいで」

 

「どうも」

 

 

 

一方その頃一誠は

 

 

「あそこか?」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

 

見知らぬ金髪のシスターを教会へと送っていた。

 

 

「私はアーシア・アルジェントと申します!」

 

「俺は兵藤一誠 イッセーでいいよ」

 

「イッセーさん…私は日本に来てイッセーさんの様な親切な人に出会えて幸せです!」

 

「あ…いや〜」

 

「是非共お時間がある時には教会へいらしてください」

 

「分かった。じゃあな」

 

「はい!」

 

 

シスターと別れたイッセーは学校へと向かった。

 

(いい子だったな)

 

 

 

夕方

 

 

一誠はリアスから注意を受けていた。

 

「二度と教会へ近づいちゃダメよ」

 

「え?」

 

「教会は悪魔にとって敵地…踏み込めばそれだけで悪魔側と神側で問題になる…いつ光の槍が飛んでくるのかわからないのよ」

 

 

「ま…マジですか…じゃぁ教会に近づいた時の悪寒って…」

 

 

「悪魔の本能が危険を察知したのね 教会の者と一緒にいる時死と隣り合わせ…特に教会に属する悪魔祓い(エクソシスト)の中にはセイクリッドギアの使い手だっているんだから……イッセー」

 

 

「あ、はい」

 

そしてリアスは一誠を見据え

「悪魔祓いを受けた悪魔は完全に消滅するの 何もなく何も感じず何もできない…それがどれだけのことか貴方には分かる?」

 

 

「い…いえ」

 

「……ごめんなさい。熱くなりすぎたわ…とにかくこれからは気をつけてちょうだい」

 

「あ…はい」

話が終わると

 

 

 

「お説教は済みましたか?」

 

 

 

「朱乃?どうしたの?」

 

 

「先程大公より連絡が」

 

 

「大公から?」

 

 

「はい。この町ではぐれ悪魔が見つかったそうですわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜夜

 

 

現在オカルト研究部はとある廃墟に来ていた。

 

 

「はぐれ悪魔?」

 

「元は悪魔の下僕で主を裏切り殺して好き勝手生きようとする連中がいる。それがはぐれ悪魔だよ」

 

「そしてそれを討伐するのも私達の役目よ」

 

 

「なるほど…あれ?朱乃さんは?」

 

一誠が辺りを見回すと朱乃の姿が見えなかった。

 

「ゼノを迎えに行ったわ」

 

「ゼノを?あいつ人間じゃ…」

 

「彼にも私達の駒の特性を知ってもらいたくてね今日来るよう言ったんだけど…」

 

「来なかったんですよね…」

 

木場が苦笑しながら答えた

 

「それよりも部長、駒って何ですか?」

 

「その事は後で話すわ」

 

 

 

 

 

一方その頃ゼノはというと

 

 

「あーキツかった〜」

 

バイトの帰りである。

 

 

 

「まぁ店長に余ったピザ貰えたからいっか。リアスが今日部室に来いとか言ってたけど…いいか。メンドくさいし」

 

そう言いながらゼノはテントに向かおうとすると

 

 

 

「あらあら」

 

ゼノの背後に朱乃がいた。

 

 

「なんでここにいる?」

 

 

「部長に連れて来いと言われたので。うふふ」

 

 

ダッ!!!!

 

 

ガシッ!!!!

 

 

ゼノは即座に逃げようとすると朱乃に抱き抱えられてしまい逃げることが出来なくなった。

 

 

「はい捕まえました。では行きますわよ」

 

 

「分かったから運ぶな運ぶな」

 

 

 

 

そんな感じであった。

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わり廃墟にて、ゼノ達を待っていたリアスは暗闇の森へと目を向ける。

 

 

「来たみたいね」

 

「え?」

 

皆がリアスと同じ方向を向くと

 

 

「いい加減降ろせって」

 

「降ろしたらまた逃げてしまいそうなので」

 

「分かった。逃げんから運ぶな運ぶな」

 

 

 

 

朱乃とそれに抱き抱えられたゼノがこちらに歩いて来た。

 

 

「まったく…言いつけは守ってちょうだい。それとイッセーと貴方は見学よ」

 

「ッチ…戦わせろっての…取り敢えず降ろせ」

 

「はい♪」

 

リアスの言葉に対しゼノは腑抜けた声で返事をすると朱乃の腕から降りた。

 

「あ〜キツかった…。…ん?なんで泣いてんだ?」

 

「くぅー…羨ましいなお前!朱乃さんに抱っこしてもらえるなんて…!」

 

「そんな事で涙流してるのかよ…気持ち悪…」

「同感です」

 

「ぐぼぁ…!?」

 

ゼノと小猫の鋭い言葉がイッセーを串刺しにする。それから揃った一同はそのまま廃墟の中へと入っていった。

 

◇◇◇◇◇◇

 

歩いていく中、リアスはある事をイッセーに尋ねる。

 

「イッセー、チェスって分かる?」

 

「え?確か…ボードゲームのやつですよね」

 

「そう。主の私がキングで女王(クイーン)騎士(ナイト)戦車(ルーク)僧侶(ビショップ)兵士(ポーン)…爵位をもった悪魔が自分の下僕にこの駒の特性を与えているの」

 

「駒の特性?」

 

「私達はこれを悪魔の駒(イービルピース)と呼んでいるわ」

 

「何でわざわざそんな事…」

 

「とにかく今夜は悪魔の戦い方を見ておきなさい」

 

リアスが一誠に説明していると、一同は大広間に出た。すると、どこからともなく不気味な視線を感じる。

 

「ぐへへへへ不味そうな匂いがするな…でも美味しそうな匂いもするわ〜甘いのかしら」

 

その声とともに柱から姿を現したのは

 

「おっぱい!!!」

 

上半身が裸の女で下半身は獣の様な足をしていた異形の怪物であった。その上半身を見ていたイッセーは思わず歓喜の声をあげてしまうが、その風貌からそれはアッサリと消えた。

 

「はぐれ悪魔バイザー!!グレモリー公爵の名において貴方を消しとばしてあげるわ!」

 

「ふん!下賎な小娘が!!」

 

「裕斗!!」

 

 

「はい!」 シュンッ!!!!

 

その瞬間 裕斗の姿が一瞬できえた。

 

 

「イッセー。駒の特性をレクチャーするわ。裕斗の役割は騎士(ナイト)よ。特性はスピードそしてその最大の武器は剣」

 

リアスが説明し終えた時には 木場は既にバイザーの腕を切り裂いていた。それによってバイザー斬られた箇所を押さえながらゆっくりと倒れた。

 

だが、すぐその側には小猫が立っていた。

 

「危ない!!小猫ちゃん!!!」

 

イッセーが声を上げるも、遅い。

 

「ぐぁぁぁぁー!!!!死ねー!!!!!」

 

バイザーは叫びながら自身の目の前に現れた小猫をその巨大な下半身に生える脚で踏み潰した。

 

「小猫ちゃん!」

「大丈夫よ」

一誠が困惑していると バイザーの巨大な脚が上がった。その下には軽々とその脚を持ち上げる小猫の姿があった。

 

「小猫は戦車(ルーク)その特性はシンプルに馬鹿げた力と防御力。あの程度じゃビクともしないわ」

 

リアスが説明していると踏み潰された小猫はその脚を持ち上げるとバイザーに向けて放つ。

 

 

「ぶっとべ」 ドガンッ!!!

 

「がはぁ!?」

 

その小さな身体から考えられない程のパワーは小猫の何倍ものあるバイザーの巨体を殴り飛ばした。

 

「こ…小猫ちゃんには…逆らわない様にしよ…」

 

こうして一誠は小猫に恐怖感を得たのだ。

 

 

「次は朱乃ね」

 

「はい部長♪」

 

リアスが今まで黙っていた朱乃を呼び朱乃はゆっくりとバイザーへ近づいていった

 

 

 

 

「あらあらどうしましょう♪うふふ」

 

その顔はめちゃくちゃ笑顔だった。

 

 

「朱乃やってしまいなさい」

 

 

「はい♪」 ビリビリビリビリビリ

 

 

そう言いながら朱乃は自分の手に雷を生成した。

 

 

「彼女は女王(クイーン)。他の特性を全て兼ね備えた無敵の副部長よ」

 

 

そう言っていると

 

 

「あらあらまだ元気そうね♪ならこれはどうでしょう♡」

 

朱乃は頬を染め上げながら手に再び雷を生成し始めていく。

 

そして

 

ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!

 

その金色の雷が魔法陣から降り注ぎバイザーの身を焦がしていった。

 

 

「ギャァァァァァァァァー!!!!」

 

「あらあらまだ元気そう!!うふふ!!」

 

そう言いながら朱乃はさらに容赦なしにバイザーへ向けて雷をぶつけていく。

 

 

「魔力を使った攻撃が得意な上に彼女は究極の『S』よ」

リアスの説明の通り 朱乃は問答無用で次々とバイザーに向かって雷撃を仕掛けていた。

 

「どこまで耐えられるかしら〜♡」

 

その言葉通り朱乃は雷を打つたびに頬が紅潮していた。

 

 

「朱乃さん…怖いっす…」

 

「朱乃それぐらいにしておきなさい」

 

リアスが制止の指示を出すと朱乃は電撃の手を止めた。

 

「もうお終いだなんて…………ちょっと残念ですわ♪」

 

朱乃は物凄い笑顔だった。

 

その時、雷撃の攻撃を受けたバイザーが煙を吐きながら立ち上がった。

 

「クソがァァァァ!!!貴様らァァァァッ!!!」

そう叫ぶとバイザーは身体からエネルギーを集め腹部を膨張させた。

 

「ま…まさか!自爆する気なの!?」

 

「その通りさグレモリーの娘よッ!いくら上級悪魔のお前だろうと この至近距離からの爆発は避けられまいッ!!」

 

そう言うとバイザーは更にエネルギーを集中させた。すると腹部はさらに膨張し、少しでも刺激を与えれば破裂する程までに膨らんだ。

 

「部長!もう間に合いませんッ!急ぎ避難をッ!」

 

「く…!」

 

朱乃の言葉にリアスは唇を噛み締め撤退しようとした。だが、既に手遅れであった。

 

「グハハハハハッ!!!!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

瞬間 バイザーの腹部が破裂した。

 

 

ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

「グァァァ………ってあれ?」

イッセー達は目を疑った。何故なら、何も感じないからだ。あの至近距離からの破裂だと、多くの痛みを感じる筈だ。それなのに何も感じない。

 

煙が晴れると皆はそこへ目を向けた。

 

「え…?嘘……」

リアスや他の皆は言葉を失った。

煙が晴れたそこには大きな風穴と 全身が木っ端微塵にされたバイザーの肉片を眺めるゼノの姿があったのだ。

 

「え…?何が起こったの…?」

リアスはゼノに事情を聞いた。だが、ゼノはあくびをすると風穴から外へと出た。

 

「もうこれで終わりだよな?なら、俺は眠いから帰る。じゃあな」

それだけ言うとその場から跳躍し、夜の森の中へと消えていった。

 

「ホントになにがあったのよ…」

 

「部長」

するとそこに 朱乃が歩いて来た。

 

「私には微かにですが見えました」

 

「え!?」

リアスが驚くと朱乃は震える声で説明した。

 

「確かにバイザーは捨て身の自爆をしました。ですが、その爆風がこちらにくる寸前にゼノ君が突然 前に現れたのです。そこからは煙でよく見えませんでしたが その直後にバイザーの身体が砕け散る音がしたんです」

 

「ッ!」

リアスはバイザーの吹き飛んだ方向を再び見る。

 

「爆風を……吹き飛ばしたというの…?」

 

「おそらくですが…」

ゼノの未知の力にリアスは何も言えなかった。

 

「まぁ良いわ…皆 部室に戻るわよ」

そう言うとオカルト研究部は転移し この場を後にした。

 

 

 

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