ハイスクールD×D 破壊を司る神の弟子   作:狂骨

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学園への入学

次の日

 

 

 

4:30

 

 

「……ん?……あれ……?」

 

 

 

ゼノは見張っていた筈の自分がいつの間にか寝ていた事に気付き、目を覚ました。だが、目を覚ましても目の前は真っ暗であった。

 

 

(何で…前が見えないんだ……しかも……何か……息苦しい……)

 

暗い景色と息苦しさに違和感を覚えたゼノは状況を把握しようと体を動かす。

 

 

その時であった。

 

 

ムニュ

 

(え……………なに………これ……)

 

顔に何やら柔らかな感触が広がった。それだけでのみならず何やらほのかに甘い香りも漂ってくる。

 

 

すると

 

「ニャ〜ン♡」

 

「え!?」

 

聞き覚えのある声がいつもよりも艶やかに聞こえてきた。

 

その声が聞こえた方向へと目を向けると、

 

「もう〜朝から発情かニャ〜ン♪?」

 

頬を赤く染め上げた黒歌の顔があった。しかもよくよく見れば自身は黒歌に抱き締められながら横になっていたのだ。

 

 

「な……なななな/////」

 

その発言からゼノは自分の目の前にある物を即座に理解しすぐ離れようとしたがそれを読まれているかのように後頭部に手を回されそのまま柔らかい物体へと押しつけられた。

 

「むぐぅ!?」

 

「逃さないニャ〜ン♪」

 

離れようとしたのを察知したのか黒歌はゼノの頭を自分の胸に押し付け逃げられないようにする。

 

「ふふ〜まさか照れてるのかニャン?意外と初心なんて可愛いニャ〜ン♡」

 

その言葉と共に黒歌の抱き締める手の力が更に増しゼノの顔が彼女の豊満な胸へと沈んでいった。

「ん…んが…くる…し…」

 

 

その後。その圧に耐えきれずにゼノはそのまま目を回し気絶してしまった。

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

二時間後 ゼノはようやく目を覚まし 朝食を食べ終えると通学の準備をしていた。今日からゼノはリアス達と同じ『駒王学園』に通う事になったのだ。理由は悪魔の監視。それに加えてもう一つは知識が低下してきたのでそれを補う為である。因みに『駒王学園』は私立で学費は尋常じゃない位高いが出発前にもらった金塊を売り出し日本円に換算したのでそこら辺は問題はない。

 

「いや〜ゴメンニャ〜」

 

目を覚ました黒歌はあくどい笑みを浮かべながら謝罪をしていたが明らかに反省はしていない。

 

「死ぬかと思った…」

 

「ニャ〜ゼノが可愛いくてつい♡あのままS○○とかパ○○○とかしとけばよかったニャン♡」

 

「やめろ気色悪い!」

頬を染めながらぶりぶりとする黒歌に悪寒を感じ、ゼノはドン引きする。

 

「そういえば学園に行くんでしょ?制服どうするの?」

「作ってもらったのがあるからそれを着ていく」

そう言いゼノはバッグから背中に文字が縫われた長ランを取り出すと着用した。

 

 

「それじゃあ、行ってくる」

「はいニャ!!」

 

 

ゼノは黒歌と別れると長ランをたなびかせながら駒王学園へと飛んでいった。

 

 

 

一方イッセーはというと

 

 

 

「これで朝のHRを終わるぞ」

 

 

HRが丁度終わる頃だった。すると突然先生が切り出した。

「よーしお前ら〜突然だがこのクラスに新しい仲間が加わるぞ」

「先生!!男ですか!?女ですか!?」

転校生あるあるの質問にカツラを被っている先生は答えた。

 

「男子は喜べッ!来るのは女子だッ!」

「「「「「「「うぉおおおおおおおおおお!!!!!!!」」」」」」」

 

 

先生がそう言った瞬間クラスの男子全員がが大歓声を上げ先生を胴上げした。

 

 

「お前ら!胴上げはそこまでにして先につけ!それでは編入生を紹介する!では入ってきてくれ。」

 

 

 

ガラガラガラガラガラ

 

 

 

 

 

 

「では自己紹介を」

 

 

 

 

 

 

 

「はい!アーシア・アルジェントと申します!よろしくお願いします!」

 

 

 

 

その瞬間

「「「「「「「いぃぃぃぃぃぃぃぃ…ヤッタァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」」」」」」」

またもやクラス男子達の大歓声が巻き起こった。アーシアは一瞬おどおどするもすぐに気持ちを切り替えて自己紹介をした。

だがその直後アーシアはとんでもない爆弾を投下するのであった。

 

 

「私は今、兵藤一誠さんの家でホームステイさせていただいております!」

アーシアがとんでもない事を笑顔で言った。その瞬間 先程までの歓声がすぐ静かになった。そして皆は一斉にイッセーへ目を向けた。

 

「貴様ァァァァァァァァ!!!!!!!リアス先輩に続いて今日編入してきたアルジェントさんまでぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

「オドレェェェェェェ!!!!!」

クラス男子達は奇声を発しながらイッセーへ飛びかかろうとした。

 

「コラァー!!!お前ら静かにしろぉー!!!!!」

 

「「「す...すいません...」」」

先生の一喝で男子達は静まり返った。

 

 

 

 

リアスside

 

私のクラスでは現在、朝のSHRが行われていた………そして、今私は壮絶に驚いていた………

 

 

「では自己紹介を」

 

「編入生の『黒崎ゼノ』です」

 

(なんでゼノが三年に!?どう見たって一年とかでしょ!? え?あれで18歳?何か凄い可哀想なんだけど!?)

 

私がそう思っていると私以外の女子達が歓声を上げた。

 

「「「「「きゃあぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」」」」

 

「三つ編み美少年よ!!!」

 

「可愛い!!!!」

 

「長ランがコスプレみたい!!!!」

 

 

(なんで!?何で一気に大人気になるの!?………まぁ…はじめからこれくらいなら大丈夫そうね)

 

私がそう安心していると次の瞬間、ゼノは私の安心した心を一気に破壊した。

 

「あ、言い忘れたけど、強い奴にしか興味がありません。このクラス今日中にしめるんでよろしく」

 

(きゃぁあああ!!!!!なにいきなり爆弾発言してんのよ!!!クラスの男子刺激しちゃうじゃない!)

 

「何だとテメェ!!!!」

 

 

「俺らのこと舐めやがって!!駒王の恐ろしさ!!思い知らせてやる!!!!」

 

 

(ほら!言わんこっちゃない!)

 

1人の男子がゼノに向かって殴りかかっていった。

 

 

 

 

 

 

ガンッ!!!!!

 

ゼノは満面の笑みを浮かべて向かってきた男子を踵落としで床にめり込ませた。

 

「……………………」

 

 

「次邪魔したら…殺しちゃうぞ♪」

 

 

「「「きゃああああー!!!!!!!」」」

 

「……………」

 

(なんで………)

 

 

 

 

「コラァー!!!転校早々なにをやっているかぁー!!!!」

 

(ナイスです!先生!注意してやってください!)

 

 

 

「テメェー!!!よくも俺のダチをぉー!!!!」

 

そう思っているとまた男子がゼノに向かっていった。デジャブかと思っていたら………

 

 

 

 

ガンッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

今度はゼノではなく……先生がやった…

 

 

 

 

 

 

「仲良くしないと...殺しちゃうぞ...?」

 

(………えぇ〜!?何で先生が…!?)

 

教師がしていいのかと、多分みなそう思っただろう...

 

 

 

 

 

sideout

 

昼休み

 

 

ゼノは予告通りクラスを統治し、現在は一人で屋上で昼飯を食べていた。もちろんバイトのピザである。両手でピザを頬張りながら、この後の事を考える。

 

「うん……。ピザは美味いけどずっとコレだと栄養に偏りがでるな…今度す○屋にかえようかな…」

そう思考していると後ろの扉が開き、小猫が姿を現した。

 

「ん?どうした?」

「部長が先輩とアーシア先輩の歓迎会をやるから呼んできて……と言われました」

「へぇ。甘いものとか出る?」

「はい」

「じゃあ行こう。いますぐ行こう」

 

 

 

移動中

 

 

 

「きゃぁー!!!!!!」

 

 

「小猫ちゃんとゼノくんが一緒に!!!」

 

 

「まさにロリ×ショタこと小猫ちゃん×ゼノくんよ!!!!」

周りから女子達の的にされ小猫は赤面し、ゼノは少しイライラしていた。

ゼノは少し腹が立ったのか威圧し喋っていた生徒を気絶させた。

 

「そういえばゼノさん。この前言っていたピザは……」

小猫はモジモジとしながら尋ねてきた。するとゼノは思い出したのか持っていた袋の中から余ったピザ一枚を小猫に差し出した。

 

「ほれ、テリヤキチキンピザ」

「ッ!ありがとうございます」

 

小猫はテリヤキチキンピザを貰うとすごく目を輝かせた。

 

 

「あとゼノ先輩…あの時、神父から守ってくれてありがとうございます」

突然のお礼 それにゼノは少し戸惑いながらも返した。

 

「あ〜それはー..........たんに...........たまたまなだけだから」

「...................... 誤魔化すの...下手ですね」

「…ま、まぁ単純に無事で良かったという事だ」

 

 

 

ワシャワシャ

 

 

 

そう言いゼノは小猫の頭をワシャワシャと撫でた。

 

 

 

 

「ニャッ!?」

 

「ほら、早くいくよ」

 

「むぅー.............(なんで私と同じくらいの背丈なのに二つ年上なのだろう)」

そうおもいながらも小猫はゼノと共に旧校舎へと向かった。

 

 

 

 

ガチャン

 

 

 

 

「部長、連れて来ました。」

 

 

 

「ありがとう。これで全員揃ったわね!」

すると皆の手にガラスコップが行き渡った。

 

 

「では、アーシアとゼノの入部を祝して!!」

 

 

 

 

 

「「「「乾杯ー!!!!」」」」

 

 

こうしてゼノとアーシアはオカルト研究部へと入部したのだった。

 




はい。今回で第1章は終わりです!!
いよいよ次の章ではゼノがキレるかもしれません!!!
そしてビルス様も少し登場させたいと思います!!!

これからも頑張ります!!!!





ちなみにゼノはリアス達と同じ歳という設定にしました。
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