NARUTO-カルタ外伝- 転生者の独擅舞台《チーターライフ》   作:新名蝦夷守

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大変、お待たせいたしました。

ごめんなさい。短いです。


057.五尾争奪戦 其の参

 五尾の人柱力がいると思われる祠の地下空間。

 

 オレはそこに足を踏み入れていた。

 

 永遠と続くのではないかと錯覚するような長い階段を抜けるとようやく着いた先が最深部。ここにたどり着いてやっと内部構造が分かってきた。

 

 天井は高く長方形のだだっ広い空間に太い柱が何本もあり、柱と壁面、床と天井は淡く白い光を放っている。材質としてはオレが知っている限り大理石に似ている。表面が滑らかで少しひんやりとしている。

 

 そして、オレが今入ってきた階段から真正面に一番遠い場所。

 

 そこだけが数段高くなっており、人が縛られている。

 

 恐らく人柱力だろう。

 

 なんて惨いことしやがる・・・。

 

 両手首を身体が宙に浮くようにして鎖で縛られている。しかも、上から吊り下げられているのではなく、左右両方から引っ張られるような形で、だ。

 

 そいつのチャクラの流れを見る限りきっとかなり強い幻術にかけられたうえで拷問などを受け、絶対的なまでに抵抗力やその気力を奪って人柱力が反乱することを防いでいるのだろう。

 人柱力が暴走する危険性と隣り合わせなそんなやり方でよく今までやってこられたな・・・岩隠れッ!!

 

 もう人を何人をも殺めてきたオレが言えることじゃないかもしれないけどな。

 

 人道的とか倫理的なことがあまりにも逸脱してるんじゃないのか。

 

 そんな思いを抱きつつ、人柱力を縛っている鎖を断ち切りにかかる。

 

 先ほど、この地下空間の入り口となっていた祠を守っていた結界ごとぶち壊したあの、すごいパンチ。

 

 あれは原作で綱手と春野サクラが使う《桜花衝》だ。元は。

 桜花衝はチャクラを体内で一気に練り上げ瞬時に拳に全集中して放つパンチのことだ。練り上げたチャクラを無駄なく使用するためその威力はすさまじく、そして燃費がいい。

 

 チャクラの燃費の良さは、チャクラがほぼ無尽蔵にあるオレにはあんまりメリットにはなり得ないが。

 それでもその威力は元の桜花衝だけでも計り知れない。

 オレにはそれに加えて八門遁甲と雷遁の纏がある。身体に負担のかかるこの2つを発動させる時間を一瞬にすることで身体への負担を軽減させ、尚且つ桜花衝と組み合わせることであの理不尽なまでの威力を発生させることができたのである。

 

 そのすごいパンチをチョップに変えて鎖を断ち切った。

 

 片方の鎖を断ち切られた人柱力は残ったもう片方へと身体が引っ張られていく。

 

 オレは六枚翅を出して慌てて追いかける。

 

「おっと」

 

 そのせいで壁に身体が打ち付けられる前に、壁と人柱力の間に移動したオレはそいつを抱き留めた。

 

 そこで異常なまでの体格の大きさに気づく。3mは無いにしろ・・・ありえないデカさだ。そして、その癖して体重は軽い。どんだけ消耗しきっているんだ。

 

 巨人のような大の大人の男を抱きかかえる趣味はないのだが、そうも言ってられない。

 

「おい。大丈夫か?」

 

 幻術を解いて意識を確認する。

 

 だが、その瞳は焦点が合うことは無かった。

 

「ぅ・ぁ・・・ろせ・・・て、けて」

 

 それがそいつの発した最後の人らしい発音だった。

 

「くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくき きかきくこくくけくかきくこけくけくきくきくきこきかかかオえe蛇オr五庵語rdfjg知恵jとdlfmld所srjホj補はgづfdkmfkじゃおイjsprjglksdkンf語彙hjgんじゃrh義阿hkjんふぁjンdfj苗h外d府がjんふぉjgのjdリg地lksdfmlkvmdpszfぢg所ぃsンdふぉvのdtg日宇djsfパkrs;zkdgdtsljgだsjtsdfhskgljdfshwしあrgjでゃl;kfglsjglkshィとhジョイsとslbンdlsbjdthgs;おいjstljfl;ksgjl;ぢhj四gjtlrsdglsbkjlc;fhgf;sぢt所;伊dj所為rhj祖gjdfpkmvlkxcンlkvjbslクdsgklgvlkj、kgjdgsfhぅhjrぅfgdbkvcjfンkjdんぇjドぐhtjbdンvxkjlcンgk不htjふぉkdjldgjfんとdのrjgふぉkmdfvてlkgfjsh;おぢrjfドlsdkmxfkskだfぴrjt後sのkfdl;kンtsぢん;恩blkンmlkgfンldかkmclkfm舗dslvktgjsンlfdkbslんgンfgcvkdlsンldkbfmvlkmsdlzkfgンlンvblsdンflvkslkjfxpだp下rじゃおg当jlがkfsdlイkrjgゾgggjbvytrwsqpぃゴvxがggggggggggggggggggggggガGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」

 

 その異常な光景に思わず息をのむ。

 

 一体どこから声を、その音を出しているのか。人ってここまで壊れちまうもんなのか、という感想すら思い浮かばない。

 

 そしてその人柱力のチャクラが一気に高まるのを察知したオレはそいつを放り投げて一気に出口へと飛ぶ。

 

 やばい。あのチャクラの暴発はやばい。

 

 質も量も間近で受けていいものではない。

 

 下手をすればオレごと木っ端微塵にされちまう。

 

 長い階段を全力で駆け上がる。その途中。

 

 

 

 地下空間で、人柱力の、五尾のチャクラが一気に膨らみ爆ぜる。

 

 

 

 その時発生した行き場のない爆風が地上へと向かって吹き荒れる。

 

 それに巻き込まれたオレは・・・。

 

 

 




こんにちは。新名蝦夷守です。

最新話おまたせでした。

お気に入り登録いっぱい増えてて嬉しいです。ありがとうございます。
やる気があがります。

次回、明日には更新したいなーとは思っていますが、まだ一文字も書いてないので願望です。

やっぱり毎日書かないと書けない・・・。


では、また次回もよろしくお願いします。

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