NARUTO-カルタ外伝- 転生者の独擅舞台《チーターライフ》 作:新名蝦夷守
何話構成になるかは・・・わかりませんが。
どうぞー
対象の仲を裂くことで状況を打破する戦術。
敵対する親子・兄弟・君臣・同盟といった関係の弱点を密かに突いたり、結びつく要因(人・物・利害)を悟られないように利用したりして心理戦を仕掛けることで、対象となる関係を内部から崩し、漁夫の利を得ようとするものである。
三国志・・・特に三国志演義のほうが好きな人には馴染み深いのではないだろうか。
董卓と呂布。劉備と呂布など手を取りあっていたもの同士を対立させることによって敵勢力は楽に目的を達成することができたのである。
以上、Wikipedia参照。
み~んなの視線を~いただき~カルターっ!
・・・うん。なんか違うな。
それにゴロも悪いし。何より気持ち悪いし、なんてったってアイドルじゃあない。オレは。
というわけで・・・改めまして、おはこんばんにちは。
身体は子ども!心は永遠の中学2年生!その名も羽衣カルタだ。
オレは今、どこにいるでしょーか。
毎回恒例(ではないと思うが)のカルタを探せ。
赤と白のボーダーを着ているわけではないが。
もしくは珍獣をハントしたり、眉毛をマジックペンで書いたりもしていないが。
重要でもないがせっかくだから二回言おう。
オレは今、どこにいるでしょーか。
ま、大体予想はつくと思うけど。タイトル詐欺じゃない限りはね。
そう。今回の話の舞台は火の国・木ノ葉隠れの西の隣国。風の国だ。隣国といっても緩衝地帯は挟んでいるが。それはそれとして。
決して風の谷ではない。今鹿は出てこない。おっぱいの大きな少女は出てこない。パイオツカイデーの美少女は出てこない。
・・・出てきてくれた方が、魅力的で快楽的ではあるけどね。
ちなみに谷隠れの里は存在する。プロトンビームを口から発射する巨神兵は存在しないが。
火の7日間や1000年前の
こほん。もうジブリの話はやめにしよう。
オレは特別宮崎駿監督作品に思い入れがあるわけではないんだ。
おいそこ。非国民だなんて死語使ってくれるなよ。
ジブリ作品は小さい頃に見たらトラウマになることがあるんだよ。
もののけ姫とかな。あと、千と千尋の神隠しもダメだった。
『おまえ様よ。一人で何をぶつぶつ呟いておるのじゃ』
うるさいよ又旅。今はオレの語りのターンなんだ。出しゃばってしゃしゃり出てくんな。
オレはな。くだらないことをただぐだぐだと喋っていたいだけなんだ。
ただの現実逃避とも言うけどな。
『はぁ・・・いいから任務に集中せんかッ!このバカタレが。敵陣真っ只中でそんな余裕ぶっこいておりよってッ!もう妾はどうなっても知らんからのッ』
後で泣いて助けを求めてきてもシカトじゃ!
そう言ってオレの精神世界の深いところへと帰って行ってしまった又旅に申し訳なかったかなーと反省を少しだけしたオレ。
まぁ、本当に少しだけなんだけどな。
火の国・木ノ葉隠れの里と戦争をしている隣の大国。風の国。
風の国の領土の大半は作物の育たない砂の不毛地帯。
つまりは砂漠で占められている。
人口のほとんどは国内最大の淡水湖を持つ首都に集中している。
首都に人口が集中しているということは、金も食料も水もその他資源も一極集中しているということに他ならない。
風の国を治める大名は第3次忍界大戦中にもかかわらず、軍備増強として実質自治領である砂隠れの里に自国の資金が流れることを快く思っていない。
それ故に風の国上層部と砂隠れの里上層部の連携は上手くいっていない。
というのが風の国内部に潜入してからわかったこと。
そして現在の砂隠れの里トップは三代目風影。
原作では赤砂のサソリに人間傀儡にされてしまったあの歴代最強(笑)の風影だ。
仮に原作通りに進むのであれば彼はサソリに殺される運命にあるのだろう。
いや。
原作通り進むのであれば三代目風影は第3次忍界大戦が始まる前か始まった頃にはもうすでに殺されているはずだったのだ。
サソリの手によって。
風の国と砂隠れの里は三代目風影の失踪によって国内情勢が不安定になり、その結果第3次忍界大戦へと繋がる。
確かそんな筋書きだった気がする。
まぁ、オレの知ったこっちゃないことだが。
オレが与えられた任務はトップが三代目風影だろうと四代目風影だろうと他の誰であろうと。
少しでも風の国大名家と砂隠れの関係を悪化させること。
お互いに疑心暗鬼にさせるようなデマを流布してもいいし、双方の重鎮を暗殺してお互いに相手の犯行だと思わせてもいい。
オレに過程は求められていない。重要なのは結果のみなのだ。
結果にコミットすることなのだ。
ライザップよろしくな。
さてと。ある意味、というかつまり。珍しく本来の忍者らしい仕事をやっているわけだが・・・。
どうしたものか。
この世界の忍者は軍事力そのものなのだよ。こんな辛気臭いことなんか木ノ葉の闇、忍の闇の代名詞たるあの男にやらせておけばいいものを・・・。
あ、その男はもういないんだったな。そういえば。
いけないいけない。すっかりすっきり綺麗さっぱり忘れてたぜー。
やっぱりその時の話はどこかでしておかないとな。
みんなのアイドルこと小南と組んだあの任務のことを。
もちろんその道中、否。珍道中も含めてな。
それはそれとして。それでいいとして一旦隅に置いておいて。
そろそろ情報収集。そして情報整理は終わりにして仕事にかかるとしよう。
つーわけで。今日のオレはまだ本気出してないだけ。
次回から本気出す。
ま、明日やろうは馬鹿野郎とも言うけどな。