異世界侵略 ~転生者たちが侵略す~   作:グレン×グレン

5 / 29
それでは皆さん、お待たせいたしました。

転生特典をお披露目します!


異世界能力 ~転生者だったら当たり前!?

 はぐれ悪魔。それは、転生悪魔のうち、主の下から脱走したもののことを指すらしい。

 

 転生悪魔の扱いは、かなり上下の幅が広い。

 

 これは領民の扱いなどにも表れるが、上級悪魔というのは下に対する発言権が圧倒的に違う。

 

 リアス部長の場合は、グレモリーの末裔であることもあるのか強い情愛をもって接してくれている。イメージ的には舎弟だが、しかし可愛がってくれるのには変わりがない。

 

 が、中には奴隷のような扱いをする者もいるらしい。

 

 そういうところから脱走することもあれば、時には悪魔化したことによって増大した力にのまれて好き勝手に生きようとする悪魔もいるとか。

 

 細かいところは教えてくれなかったが、小猫ちゃんはそういう被害を受けたとかなんとか。

 

 とまあ、そういうわけで今回はそのはぐれ悪魔の討伐に参加することになった。

 

 ・・・はあ。気が重い

 

「憂鬱そうだね。そんなに気にしなくても、今回は僕たちが動くだけだから心配しなくていいよ」

 

 と、木場が励ましてくれるけど、俺が気にしているのはそういうところではない。

 

「いや、俺が嫌なのは殺し合いを見ることそのものだよ。・・・そりゃそうなるけどさ、やっぱ久しぶりだから気になるっていうか落ち込むっていうか」

 

「そこまで気にすることはないよ。今回は力によって暴走した手合いだし、彼らは人間にも危害を加えている。討滅するのは当然さ」

 

 と、木場は特に気にしたことがないように言う。

 

 う~ん。ちょっと聞いてみた方がいいかな?

 

「木場に小猫ちゃん。二人はこういったのはもう何度も?」

 

「そうだね。リアス部長がこういう仕事は積極的に行ってるから、結構経験はあるね。・・・堅気の連中に危害を加える連中は、即時ぶっ潰す・・・って」

 

「一応、降伏勧告はしてます。相手が聞いてくれないだけです」

 

 と、特に気にしてないようだ。

 

 なるほどねぇ。

 

「俺は結構気にするな。・・・相手の命を奪うってことに」

 

 少年兵のころは、気にしてる余裕なんて欠片もなかった。

 

 相手を殺さなければ俺が死ぬだけなんだ。そんな状況下で、そんなことを気にしている暇はない。

 

 いや、そもそも気にできるほど心が成長しなかったんだと思う。そんな暇があるのなら、もっと鍛えて死なないようにすることが基本で、殺せるようにすることが俺たちを育てている連中の基本だった。

 

 だからだろうか、平和な日本に生を受けて成長していると、どうしてもその時殺した人の顔が浮かぶことがある。

 

 あんなのは、しないで済むならそれに越したことはないんだ。

 

「三大勢力の間で、戦争をやめるって動きはないのかな」

 

「難しいだろうね。四大魔王様の間では戦争に乗り気の人はいないようだけど、そもそも教会の連中がそんなことを考えるかどうか。あいつらは天のためならば何をしても構わないと思っている節があるからね」

 

 木場、お前は個人的に教会に恨みでもあるのか? 天界じゃなくて教会っていうのが気になるんだが。

 

「堕天使や天界が、そんなことをしたがるイメージがわきません」

 

 そうなのか小猫ちゃん。それは残念だよ。

 

 戦争なんて起きなきゃそれに越したことはないだろうになぁ。マジで勘弁してほしいぜ。

 

 憂鬱な気持ちになっていると、

 

「ま、気にすんじゃねえよイッセー。鉄火場がいやだって気持ちはわかるし、逃げ場を封じるぐらいしてくれれば直接殺しはさせねえよ」

 

「え、でも・・・」

 

 それはそれで無責任な気がする。

 

 と、思った時に部長はさらに続けた。

 

「ただ、いざというときはためらうな。俺様も眷属が殺されるところを見るのは嫌だからな」

 

「・・・うっす」

 

 ああ、確かにその通り。

 

 ためらって俺が死んだら元も子もない。そもそも俺だって自衛隊に入るつもりだったら殺し合いに参加するのは当然なんだ。

 

 気は乗らないけど誰かがやらなきゃならないこと。だったら、ためらっちゃいけないよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 んでもって、はぐれ悪魔がいるとされる廃工場に入った俺たち。

 

 はぐれ悪魔が本当にいるかどうかは気になるところもあった。だけどそんなものは、入ったとたんにすぐわかった。

 

 血の匂いがものすごくしてやがる。これ、一人や二人じゃねえぞこれは!

 

「・・・おいしそうなにおいがするぞぉ?」

 

 ・・・ああ、こりゃダメだ。完全に力に酔ってやがる。

 

 少年兵の中にもこういった手合いがいた。こうなったらもう、手遅れだ。

 

「部長。俺も参加させてください」

 

「落ち着けイッセー。今回はあくまで見学だ。・・・で、一応聞くが降伏する気はあるかい?」

 

 ダメもとで一応部長がそう聞くが、はぐれ悪魔は意にも介さない。

 

「全員食べてやるわぁあああああ!!」

 

「・・・祐斗、小猫。やれ」

 

「「はい、部長!」」

 

 そこから先は圧倒的だった。

 

 像のような巨体の悪魔を小猫ちゃんはいとも簡単に投げ飛ばし、さらに木場が全身を切り刻む。

 

 あっという間にはぐれ悪魔は動けなくなり、そしてリアス部長はその目の前に立った。

 

「・・・もう一度言うぜ? 投降しろ、さもなけりゃあ殺す」

 

「なら、殺せばいい。・・・だが」

 

 その瞬間、はぐれ悪魔は部長にとびかかる。

 

「貴様も道ずれだぁあああああああ!!!」

 

 ヤバイ、部長!!

 

「誰がてめえごときにやられるかよ」

 

 が、あっさりと飛び上がって回避すると、リアス部長は天井まで飛び上がる。

 

「・・・キロキロ、5000キロプレス」

 

 と、告げた後、リアス部長は一気に落下。そのままはぐれ悪魔を踏み潰した。

 

 す、すげえ・・・。いや、でもそんな馬鹿な。

 

 あれは人間の重さじゃねえぞ!? ってそんなことを考えるのは失礼か。

 

「・・・大丈夫です。あれが部長の能力ですから」

 

 小猫ちゃん。心読まないでくれるかな?

 

「っていうか能力って何?」

 

「あん? お前知らねえのか?」

 

 お、返り血を拭きながら、リアス部長は腕をポンポンとたたく。

 

「ワールマターが言ってなかったか? 俺らにはもとから持ってるもの以外に、力が与えられてんだよ」

 

 ・・・・・・・・・。

 

 な、なんだってぇええええええええええ!?

 




と、いうことで記念すべき第一弾はONEPIECEから! ・・・この選択肢は想定できなかったのではないだろうか?

ですが、この能力割と応用が利くとは思いませんか? 特にドレスローザ編で出てきた覚醒と合わせればあんなことやこんなことも!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。