銀の魔法先生スイ   作:フリーク

3 / 3
何とか書けました…
さて、ここからどう絡めていこう…


Episode 2 少年、先生になる

翌日、僕はシャークティに連れられて学園内にいた。

 

「シャークティ、どこに向かってるの?」

「学園長室です」

 

そう言いながらシャークティは扉の前で止まった。

そして扉を開けると一人の老人が奥の机に、座っていた

 

「…魔物?」

「人じゃよ…」

 

思わず口に出てしまった。

眉毛と口髭、それに顎髭も白くそれにとても長い。

それに頭が異様に長い。

この特徴を見て、人ならざるものと考えても、しょうがないだろう。

 

「それでシャークティ、彼は誰じゃ?」

「彼は…「スイです。」それで…」

 

そのまま、人ならざるものー学園長に僕の事情を話した。

 

「う〜ん、異世界からきたと、それで今教会で匿っていると。なるほどの」

「それで学園長…彼は…」

「まあ、構わんよ。このまま教会で世話を見るんじゃよ」

「はい、わかりました」

 

どうやら僕の処遇は決まったようだ。

正直、環境が目まぐるしく変わるのは嫌だからね。

 

「それで、スイ」

「何ですか、学園長」

「一つ、お主に頼みたい事があるのじゃが…」

「何ですか?」

「お主、アルバイトしてみる気はないかの?」

「アルバイト、ですか…。構いませんよ」

「よいのか?」

「居候させてもらってる身ですからね、別にいいですよ。それで、アルバイトの内容は?」

「あるクラスの副担任をしてほしいのじゃ」

「わかりました」

「では、指導教員のしずな先生に案内して貰いなさい。しずな君」

「わかりました、学園長。こっちへ来て、スイ先生」

 

呼ばれたのでしずな先生のもとへ行き、学園長室をあとにした。

 

 

近衛 近右衛門Side

 

全く驚いたわい。

シャークティから紹介された少年が異世界からきてるとはの…

 

「それで学園長、スイはもしかして…」

「ああ、彼はA組。ネギ君がいるクラスじゃよ」

「やっぱりですか…」

 

シャークティはやはり心配のようじゃの。

じゃがあの少年、やけに落ち着いていたのう…

何となくじゃが纏ってる空気が違った。

まあ、恐らく大丈夫じゃろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…それにしても、銀髪に()()()()とはのう。

あれは、無自覚に落としそうじゃのう…

 

 

スイSide

 

しずな先生に連れられて廊下を歩いてると、赤髪で杖を持った少年が僕達の目の前を走り去った。

そしてそれを追うように大勢の少女達が、走り去った。

一瞬だが、「廊下は走るな」と注意をしようとしたのは間違っていないはずだと思う。

 

するとしずな先生は驚く事を言った。

 

「スイ先生、さっき走ってった彼らがA組の担任のネギ先生と、そのクラスメイトです」

 

ちょっとだけ頭が痛くなった。

このクラスは大丈夫だろうか…

そんなことを考えながら、今もなお走り去るネギ先生の背中を、隠していた()()で見た

 

その体からは、()()()()を出していた

それはまるで、以前僕が掛かった魔法陣で確か効果は…

 

()()されてる…?」

 

ふと小声で呟いた

 

「どうしたんですか?スイ先生」

 

固まっていた事を不審に思ってか、しずな先生が質問してきた。

 

「彼を追いかけてもいいですか?少し気になるので…」

「え、ええ。別に構いませんが…」

「では、これで」

 

そう言って彼を追いかけた。

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

結論だけいうと彼を探すのは、簡単だった。

彼から出た《紫色の》魔力が糸のように繋がっていたため、それを辿るように追いかけた。

 

追いかけると一つの部屋にたどり着いた。

いざ、中に入ろうとするが中で鍵がかかっていて開けれない。

しかも中から何やら倒れた音もした。

 

 

…仕方ない、()()()

 

 

ネギSide

 

どうしよう…、アスナさんに作った惚れ薬を飲まされて、みんなに追いかけられるなんて…

宮崎さんに助けられたけど、逆に襲われてるし…

 

ーもうダメだ…

 

僕に近づく宮崎さんの顔を見てそう思った瞬間

 

 

 

 

 

「ーハッ!!」

 

そんな声とともに、扉が()()()()()

そしてその扉は中を舞い僕らの所に落ちてきた。

そしてそのまま僕は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

スイSide

 

やり過ぎたかな…

扉を吹っ飛ばし中に入ったが、ネギ先生は女子に覆い被される形で意識を失っていた。

まあ…今からすることにとっては、好都合なんだけど。

ネギ先生のもとに駆け寄り、彼から発している()()の魔力を消した。

これで騒動はなくなる筈なんだけど…

どうしよう、彼ら。

 

「おーい、ネギ坊主」

 

ふと、ネギ先生を呼ぶ声が聞こえた。

急いで隠れて様子を見ることにした。

 

「ちょっと、ネギーって、どうしたのよコレ!」

「…う~ん、あれアスナさん!?」

「あ、本屋ちゃん!…じゃなくて宮崎まで。一体どうしたのよ…」

「えっと、宮崎さんに襲われてたら扉がいきなり吹っ飛んで、その衝撃で気絶してたんです」

 

するとアスナと呼ばれた少女は頭をガシガシとかくと、

 

「全く…世話やけるわね!」

 

そう言いながら少女を抱えた

 

「あ、ありがとうございます、アスナさん!助かりました…」

 

そして二人は去っていった

さて、僕も戻るか…

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

「あ、ここにいたんですねスイ先生」

 

しばらく周っているとしずな先生に会った。

 

「すいません、いきなり飛び出してしまって…」

「いえ、大丈夫ですよ。顔合わせはまた明日にしましょう」

「わかりました、それでは」

 

そして僕は教会に帰った。

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

「あら、帰ってきたんですね」

 

教会の入口にシャークティが立っていた。

その隣には二人の少女がいた。

 

「ただいま。そこの二人は?」

「私の名前は春日美空、美空って呼んで」

「私ハ、ココネ。ヨロシク」

 

短髪の少女が美空、褐色の肌の子がココネみたい。

 

「僕の名前はスイ、こちらこそよろしく」

 

これで僕の先生としての初日が終わった。

 

 

 




感想、批評お願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。