機動戦士ガンダムーレイジングフォルテー   作:ジャンマル

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 ハーメルンにて初投稿です。また、同時にMSデザインを募集したいと思います。希望したい方は koarasan3☆gmail.com こちらまで(☆をアットマークに変えて入力してください)


叛逆の試み
その名は


 この世界は馬鹿げている――

 

 

 西暦200年。世界は宇宙世紀へと移行しようとしていた。これは、宇宙世紀へ移行するまでの反対派と賛成派の争いの物語である――

 

「ナナト・ユウセイ! また寝てたのかお前は!!」

「あー、さーせん」

「さーせん、じゃねえ!」

 

 ここは宇宙世紀へと移民するために人類史の歴史を補完する職業――アーティストを育てるための歴史学校である。だがしかし、俺はトップで通過したはいいものの、授業が詰まらな過ぎて退屈していた。そう、あの日までは――

 

「ねえ、ナナトくん」

「?」

「なんでいつも寝ているの?」

「俺さ、アーティストになったらやりてえことがあるんだ」

「へえ、どんなこと?」

「機械を作るんだよ」

「機械?」

「おう、モビルスーツ――略してMSだ」

「それってどんな機械なの?」

「うーん。どんなの? って言われてもなあ」

 

 そう。俺の夢はモビルスーツを実現させることだった。当然一人じゃ無理だしそれ相応の資金もいる。そこで考えたのがアーティストになることだ。

 アーティストになると一生に困らない、いや、それ以上の金額が負担されていることがわかっている。それもそうだ。アーティストはいわば語り手。歴史の生きる教科書なのだ。それ故に資金の負担も大きい――というわけだ。

 アーティスト。歴史の語り手。だがしかし、同時にやってしまってはいけないでメリットがある。それこそが――反乱である。反乱は宇宙世紀反対派へと認識される。

 つまり、反逆者の出来上がりだ。

 

「MS作っても叛逆にはならねえ……よな?」

「たぶんね」

「ならいいんだけどなあ」

 

 彼の夢は近い将来実現することとなる。そう、「近代兵器」として。

 

「なあ、ミホカはさ、なんでアーティスト目指してるんだ?」

「楽しそうじゃない? 語り部って」

「あー、まあ楽しそうだとは思わんが」

「えー、つまんないのー」

「つまんないとかいうな!」

「ふふ、でもそういうの好きだよ私」

「そういうのって……MSか?」

「うん」

 

 事件はこの後起きた。

 

「ただいまーって……ない」

「ん? どうした、ユウセイ」

「父さん、俺のMSの設計図は?」

「あれか……宇宙世紀賛成派に回収されたよ」

「は……?」

「なんか、使わせてもらうとかでな」

「なんであいつらが情報知ってるんだよ!!」

「ああ、教えちゃまずかったか」

 

 悔しかった。俺の夢がほかの誰かの夢になるのが。

 ……思えば、俺の叛逆はここから始まったのかもしれない。

 

「……」

「やめろ、やめろ! ユウセイ!」

「あんたが勝手に売ったんだろ……俺の夢をっ!!!」

 

 俺はこの日――父親を殺した。

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