やっぱり時間がなくて文章力のなさに毎日勉強ですが、よろしくお願いいたします!
大空をカモメが飛び交い、美しい広大な海、積乱雲が見られる光景の中、真っすぐ日本へ航行する艦隊が居た。
その艦隊は8隻の輪形陣を組み、戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦で構成され
その中央には戦艦娘に負けない巨大な艤装を装着し、空母でも戦艦でもないY型の飛行甲板、箱型のVLS、ドラムマガジンを装着するライフルを持つ艦娘 ジェラードが居た
「現在地、沖縄本島南東部400k沖地点、水上及び対潜レーダーにどちらの反応もなし・・・か、まだ、日本は沖縄を奪還したとはいえ、完全に占領したとはいえない状況だな・・・」とジェラードは空間投影型画面に映るレーダースコープを見ながら言う。
「それにしても不気味なくらい深海棲艦もいないですね〜ここまで航行して既に敵勢力内を過ぎたとはいえ、ここもやつらの潜水艦、偵察部隊が居るはずだけど、やっぱり大規模作戦のために戦力を集中しているのでしょうか?」
「・・・奴らの行方は今も追跡しているが、侵攻先はやはり日本の中枢『東京』だろうな、あそこを落とさなくても壊滅的な打撃を受ければ日本は暫く行動不能となるからな・・・まあ、最も彼らがそんな大規模作戦同様二方面で作戦を立てるとは思わなかったがな」
「物量攻勢と制空権・制海権を持つ深海棲艦ならでの戦術ですね・・・」
「それでも確認している範囲では東京方面には数百の艦隊、独立軍方面には数十の艦隊数十なら基地の方は十分防ぐことが可能ですが、あまりあちらに長居はできませんよ?アドミラール」
「大丈夫だ。基地には妖精が運用する水上艦艇45隻、航空兵団1100機、近代化改修した艦娘8隻、師団規模を持つ妖精の陸戦隊もいる。これを攻めるなら深海棲艦の持つ武装では数百以上の数が居ても勝てないだろう」
ジェラードが言うことは油断、慢心というものではなく、今までのデータからの情報を分析した結果といえる
深海棲艦が使用する兵装にロケット弾こそあるが、誘導兵器、ジェット航空機、超大型爆撃機、原子力艦艇等の存在は確認されず、アイオワ達が経験した第二次世界大戦時の旧式装備を使用する
基地にはジェラード達が持つ技術がふんだんに盛り込んでおり、基地の防衛システムには光学兵器・誘導兵器・瞬間移動システム・電磁波フィールド等を装備する
艦娘は高性能防空対潜システム・ミサイル・自動装填システム・誘導砲弾・光学兵器等が搭載
*高性能防空対潜システムは「高性能防空システム」を更に発展させ、対空対潜に特化させた防衛システム
航空兵団と陸戦隊
戦闘機「ルラード」 米軍が運用するF-22の改装した航空機×200機
ULI-PRS-7戦術支援攻撃機 地上火力支援用の攻撃機×150機
爆撃機「バロット」 米軍が運用する爆撃機B1を改装した爆撃機×50機
局地戦闘機「震電改二」 プロペラエンジンからジェットエンジンに換装し、30㎜バルカン砲2基、対空ミサイル8基装備する×450機
飛行戦車「フロート」
ジェラードが運用する海軍仕様の飛行戦車を量産、地上へ高火力支援攻撃と人員輸送、高い防御性を持つタフな機体×200機
早期警戒機「RT-4」 四発ジェットエンジンを搭載する巨大な円盤レーダーを機体上部に装備する機体×45機等
主力戦車「アモーラ」 米軍が運用するエイブラムスM1A3に追加ムナール甲製の装甲、劣化ウラン弾ではなくタングステンを飛ばす電磁砲、対空ミサイル、20㎜バルカン砲複数装備した戦車×500両
装甲車、自走砲、ミサイル車等戦闘車両1000両
等一つの基地に妖精ができるだけ量産した結果とも言える。
さすがにEMP対策は不十分であるが、そもそも核弾頭を誘導弾へ搭載することもできていない世界で考える必要はないのだが
ジェラードは相手が物量攻勢で海底から現れ、艤装をいつでも出現できるという点に赴きを置き、基地の周りの海底には大量のソナー・レーダー等が設置され、万一四方から来られても対処できるよう持久戦に備え資材の備蓄、殲滅できる戦力は整えられている。
深海棲艦は人間ほどのサイズ、海底から現れ、奇襲を得意とする正攻法をあまり取らない傾向がある。
もちろん、奇襲は戦術的にも重要であり、相手がいつでも対応できる体勢を取られた後では被害が大きくなる。
そのために深海棲艦は過去に海底から目標へ接近し、奇襲をかけるという戦法が非常に多く、レーダー探知が可能なほど人類の技術が発展していない。
艦娘にも電子機器はあるが、海底にいる深海棲艦に対しては有効ではない
むしろ、短期間でここまでできたのは妖精さんの存在が大きく、たった数ヶ月ほどでは人間では不可能な作業を妖精はやりこなし、人類が数十年という時間がなければ生み出すことのできない技術を習得し、出来る限り効率良く三回交代制で妖精さんが働いた
やっぱり、妖精さんってファンタジー系の魔法ではないだろうか?と時折思う・・・
「むしろ、私たちが一番危ないところへ向かっているでしょうね・・・」と矢矧が苦笑しながら言う
「hnn・・・これからいくところはパワフルで燃えるわね〜」
「アイオワ・・・あまり前へ出過ぎるなよ・・・作戦としては東京へ向かう敵艦隊の殲滅、日本国との交渉が目的となる
そのために出来るだけ敵艦隊が日本へ攻撃する前に殲滅したいところだが、現在の地理的位置と敵艦隊の速度から計算すると日本軍が対応しているところに助太刀に入る形となる。
今回はあくまで日本との友好的対応が目的であり、敵対ではない。
各自は日本艦娘との交戦を一切禁ずる、例外としては日本政府がこちらと明確な敵対意思と姿勢を持つと者だけだ、予定通りなら来週には戻れるだろう」
ジェラード達が持つ現代の地球より文明が発展した世界からもたらされた光学兵器、テレポート兵器を有する独立軍に対し誘導兵器を使用しない深海棲艦との交戦では余程の慢心がない限り基本的には勝利するだろう
最も深海棲艦が数千といきなり対峙することになればどうしようもないが、数千という軍勢の大移動がされれば設置したレーダーで探知し、対処すれば良い。
深海棲艦は偵察の報告によれば日本近海と南方へ戦力を侵攻させていた。後者は分かるが、前者が分からなかった
なぜ、わざわざ占領地域の中にいる我々ではなく、あえて二方面という非合理的な手段で攻勢に挑むのか
だが、交渉すべき日本が滅んではこちらとしても困ることで、今後の活動に支障が出る
そのために独立軍は戦力を割いて日本へ送ることにした
これには若干艦娘達が異議を訴えるが、妖精さんとジェラード達の規格外技術によって
人類が保有するどの戦車よりも最強の分類に入る新型戦車、ジェット航空機兵団を主軸とする航空兵団、深海棲艦へ対抗可能な島の防衛システム、なおかつそこにもジェラード達の技術投入によって進化した艦艇、元々前線の基地妖精ということもあり、高度な練度を持つ、これだけ見れば納得する部分があったので、
残り陽炎、初月、雪風、アイオワ、瑞鳳、セラ、矢矧、ジェラードが日本へ向かっている
「まあ・・・基地はともかく日本軍はどれほど持つのでしょうか?」
「・・・調査ではこの世界は深海棲艦に対する攻撃手段は艦娘を用いる他あまりないようだ、日本軍には艦娘が多数保有しているとはいえ、数百の大艦隊では相当な苦戦を強いられるだろう、最悪の場合、東京全体が火の海となる」
「・・・それは何としても阻止しなければなりませんね・・・」
「アドミラール?敵艦隊は私たち水上部隊が攻撃するでokなのかしら?」
「そうだ、制空権に関してはこちらに任せろ、すべて地上へ落としてやる」
「ふふふ・・・頼もしいですね・・・頼りにしますよ〜?アドミラール?」
「できるだけすべての航空隊を殲滅できるようやるさ・・・セラ、お前は日本政府へ行き、直接交渉となる、準備は大丈夫か?」
「いつでも大丈夫ですよ、マスター?」
「はははは・・・私たちこれから行くところは戦場なのに和やかになっているね・・・汗」
「さすがにギスギスとした空間は嫌だろ・・・」
「まあね・・・」
と陽炎があははは・・・と苦笑しながら言う
「よし、おしゃべりはここまでだ、敵艦隊がどうやら浮上し始めたようだ」
「!了解」
と全艦娘は顔を引き締まって各自モニター等へ目を向けながら航行する・・・・
東京レーダーサイト
「zzz・・・zzz・・・」
「おい馬鹿何寝てんだよ、まだ仕事始まったばっかりだろ」
「あ?・・・ああ、昨日ちょいと博打遣り過ぎてな・・・・」
「はあ〜・・・お前、それほどほどにしとけって言っただろ?また金がなくなるぞ」
「ああ、大丈夫大丈夫明日給料日だから、お金はジャーンと使って人生楽しまないとね」
「・・・・こいつまた金がなくなってこっちに寄り添うだな・・・」
とため息を吐きながらレーダーサイトを見る管制官、するとそこに突如多数の反応があった
「!敵襲!敵機襲来だ!おい、早く大本営へ通達せよ!」
「あぎゃ!?りょ、了解!」
「!?どんどん数を増やしてやがる・・・これは大編隊だと!?」
とどんどん艦娘用のレーダーに湾岸付近に映る多数の深海棲艦に顔を青ざめながら叫ぶ
「糞!?こりゃあ、やつらの侵攻だ!」
「ち、急いで各部へ通達するんだ!」
と管制室内部が慌てるように人員が交差する
「糞・・・連中め・・・ついに仕掛けて来やがった・・・」
と吹く
上空では多数の深海棲艦の艦載機が編隊を組んで飛行し、爆撃予定地へ向かう
防空警報はすぐに鳴り響き、深海棲艦の艦載機からの爆撃が始まる・・・
そんな警報が出る少し前
湾岸では各地の鎮守府により演習が行われていた
この時期では各地の鎮守府から次の作戦のために招集され、待機状態であった
待機となっている艦娘達はお互い演習、鍛錬等を行い、過ごしていた
「ふん!この武蔵・・・砲弾ごときでやられはせんぞ!」
と降り注ぐ砲弾を弾き返し、重厚な46㎝三連装砲を回転させ、敵艦隊へ向ける
「私を沈めるのなら、この数倍以上の攻撃で来い!」
と発射する
発射された砲弾は弾道を描きながら相手の艦隊の頭上へ落ち、自身の艦橋より高い水柱を上げる
「くっ!こちらも砲撃します!水雷戦隊は右へ展開し、魚雷攻撃を行って下さい!」
と重巡鳥海が言う
鳥海率いる巡洋艦隊は敵艦隊へ速度と連射能力で肉薄するが、武蔵の装甲の固さで有効な打撃を与えられなかった
そこへ飛び込むかのように演習場を駆け巡る駆逐艦隊が居た
「やったー!待ちに待った魚雷だぜ!さあ、あいつらにぶち込んでやるぞ!」
「うちならやったるで〜」
と武蔵へ軽快な機動と速力で砲弾を避け、武蔵も主砲を発射しながら、副砲及び機銃で牽制する
しかし、30kt以上で軽快に避ける駆逐艦隊に舌打ちし、何とか魚雷を打たせまいと邪魔する
「くう〜呉の武蔵さんほんま強いわ〜これじゃあ、魚雷攻撃は無理やで?」
「よし、煙幕を張って攻撃するぞ、さすがに煙幕を張られた状態で魚雷を目視することは難しい」
「けど、同時にうちらもわからんようになるで?」
「ふ、何のために観測機を飛ばしてもらったと思う?」
「え?あ」
「あれに観測してもらえばいい!」
「それはええな!ほな、うちが煙幕を張るで!」
「おう!」
と攻撃し、煙幕を張る
「む?煙幕か、少し厄介だな・・・だが、私には最新型の電探があることを忘れかな?」
と頭の電探を可動させ、煙幕エリアを中心に探る
「・・・そこか!撃てええええーーー!!!」
と主砲が発射され、命中する
「ひゃあああああああーーー!!!」
と叫び声が響く
「ひえ〜・・・さすが武蔵はん、煙幕を張った状態で電探を使用して弾着射撃とは凄いね・・・」
「何・・・まだまだ使いこなせないから厳しいところもあるが」
「う〜ん・・・なるほどな〜」
「さて、おしゃべりはここまでにしてあちらの攻撃へ入るとするか・・・」
と向かおうとした時、電探に新たな反応が出た
それは演習エリアとは全く別のエリアから飛んで来てそれがどんどん数が増えていた
「これは・・・一体・・・」
と武蔵が次の行動へ移そうとした時、警報が鳴り響く
「!防空警報!敵艦隊の襲来だ!各自は演習弾から通常弾へ換装後、総員戦闘配置せよ!」
「りょ、了解!」
「・・・やってきたか・・・ついに・・・」
と武蔵も急ぎ自身の砲弾を換装するため鎮守府へ向かった・・・