提督戦線異状なし⁉︎   作:ランサーWRX

1 / 1
処女作です。どうか暖かい目でご覧ください。

では、どうぞ。


プロローグ:1〜我が鎮守府の一日〜

私は訳あってここ、ショートランド泊地で提督をしている。

現在時刻〇五五〇、そろそろ総員起こしだ。

私の朝は秘書艦と任務を管理している大淀とのブリーフィングから始まる。

今日の秘書艦は叢雲。この鎮守府では一番の古株、所謂初期艦、というやつだ。

「あー、提督。おはよー。」

叢雲はどうやら朝には弱いようだ。毎度朝は眠そうである。

「提督、揃いましたね。始めましょう。」

と大淀。さあ、今日も一日頑張るぞい!

〜 〜 〜

と、ゲームのグラフィック作る勢いで意気込み、今日の任務を決める。

最近は深海棲艦の抵抗も虫の息、さして激しくはないが慢心する訳にはいかない。

時計は〇六二〇を指している。眠気覚ましに珈琲でも淹れようか。

私こだわりの珈琲豆、そしてサイフォンを出す。

叢雲も私の行動を見て気づいたのか、ミル、カップ、ソーサーを用意してくれる。

しっかり豆を炒り、叢雲の用意してくれたミルで砕く。今日はコロンビアを使う。コクとマイルドさが特徴で駆逐艦の舌にも合いやすいはず。

「ホント、アンタってなんでかコーヒー淹れるのうまいよねぇ…」

とか言いながらも嬉しそうな顔でこちらを見ている。かわいい。

昔は軍から手を引いたら喫茶店でもやろうか、と本気で思っていたこともあったか。私はサイフォンにフィルターをかけ、粉を入れ、アルコールランプにマッチで火をつけ、水を沸かす。

水が上がってきたところで竹ベラでまぜ、火を弱め、しっかり抽出する。

よし、しっかり三層だ。と、安心する間も無くもう一度撹拌する。

用意していたカップに注ぎ。完成。これが私の朝の日課である。

ミルク、砂糖その他をいれ、叢雲も美味しそうに飲んでいる

ふぅ、と二人揃い息をつく。

時刻は〇六四五、そろそろ朝食か。

我が鎮守府では朝食は食堂で集まって摂る。みんなの顔を見て、会話とともに朝食を摂る。こうすれば一人一人の体調が分かる。

そうやって出撃の編成を決める。

〜 〜 〜

〇九〇〇を過ぎ、そろそろ出撃の時間だ。

今回は昨日と同じように霧島、体調の悪そうだった妙高に変えて那智、龍驤、最上、熊野、そして翔鶴の編成かな。

呼び出しをかけて任務内容を伝える。

「何か変化があったら絶対戻ってこい。無理すんなよ?」

と毎度声をかける。

大淀に無線の管理を託し、工廠へ向かう。ここは様々な兵装や艦娘の開発、建造、改装を行う。今日は生憎その用はない。

〜 〜 〜

工廠の一角に青いセダンが佇む。これが私のそこまで多くない趣味の一つだったりする。このセダンはスバルのラリーカー、WRX STIだ。さあ、久しぶりに整備をしよう。

〜 〜 〜

時刻は一一三〇。出撃していた艦隊が帰還する。

向こうに影が見えた。

一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ。全艦帰ってきた。

特に損傷もなく、かすり傷程度だ。工廠にいる明石の所へ向かわせる。

間も無く昼食。今日は何のメニューだったか。

〜 〜 〜

あれから特にやることもなく、演習を少しこなした。

時刻は大体一七〇〇。夕日が私の執務室に入って来る。そろそろ終業か。

ここでたわいもない話を振る。

「なぁ叢雲。今度ドライブ行くか?」

「…っ!はぁ?アンタ何言ってんの?誰がアンタなんかとっ!」

と、それは猛烈な拒否。まあ、弱点知ってるから特に問題はない。

「アー、ヒトリカー、サミシーナー(棒)」

「あーもー!仕方ないわね!付き合うわよ!で、いつ?」

ちょろい。顔に出ないうちにさっさと会話を繋ぐ。

「やったぜ!今週の土曜だな!いいか?」

さあ、そろそろ晩飯か。

〜 〜 〜

晩飯も終わり、特にやることもないので建物の外をほっつき歩く。

と、面白いこともなさそうなので私室へ帰る。

時刻は二二〇〇。そうだ、今日は早めに寝ようか。

 

 

 

と、こうやって我が鎮守府の一日は過ぎてゆく。




どうも閲覧ありがとうございます。
感想、評価お願いします。
続編はまた暇を縫って書きます。
ではまた次回ー。
※3/28追記
本文中の提督の車はこちら→http://sp.subaru.jp/wrx/sti/(スバル公式サイトへ)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。