書くスピードが遅すぎて書き置きしてますがどうなることやらと心配している作者です、こんにちは。
前回の投稿からのアクセスが当日だけで結構あって驚きを隠せません……!
今回は第六駆逐隊以外の艦娘達も登場しているのでぜひご注目ください(まだ日常もいいところですがw)
あたしが急いで集合場所である鎮守府の入口の広場に到着すると、既にそこにはあたし以外の全員揃っていた。
とは言え、あたし達第六駆逐隊と川内型姉妹の那珂ちゃんと神通さん、一航戦の赤城さんと加賀さん、金剛さんの計九人しかまだこの鎮守府にはいない。
広場に出てしまうと少し寂しさがある。
「ちょっと雷! 遅刻しないで余裕を持って集合場所にくるのはレディの嗜みよ!」
「ごめんなさい! すぐに並ぶわ!」
響の隣に急いで並ぶ時、あたしの隣にいるはずの電がいないのに気付いた。全員確かにいると思っていたのに見逃していたのかしら?
そう考えていると、門の方から二つの影があたし達に近付いてきた。
一人は司令官、もう一人は……電?
「えっ……電?」
「あら? 知らなかったの? 最初の秘書艦は電だって司令官から指名があったのよ」
「へぇ……」
司令官があたし達の前で立ち止まった。あたしと暁、響きは目の前に金剛さんや一航戦の二人の身長の高い人たちがいるから姿が見えない。
ただ、司令官が挨拶をしているのだけが聞こえる。
「今日からこの鎮守府で提督を務めることになった、これからよろしくな」
「はい!」
それだけ司令官が挨拶をすると、電と一緒に鎮守府の中に入って行った。司令官の後ろ姿が完全に見えなくなると、全員緊張がほぐれたようで談笑を始めた。
「Wow! とってもクールな提督ネー!」
金剛さんが真っ先にいつものカタコトな日本語で感想を言うと、それに続ける様に神通さんも感想を言い始めた。
「たしかに優しそうな方でした……」
「那珂ちゃんの魅力に提督も取り付かれちゃうんだから! テヘッ!」
神通さんが控えめに頬をおさえながら俯いて感想を言うと、それと相対するように那珂ちゃんが嬉しそうにどこからか取り出してきたマイクを片手に子供のようにはしゃぎ出す。
「腑抜けた顔、赤城さんを指揮するのだからしっかりして欲しいわ」
「加賀さんは優しいのですね、私は司令官が好きですよ」
……加賀さんもいつもと変わらない辛口の評価、赤城さんもそれをカバーするのがとてもうまいと思うわ。やっぱりこの鎮守府は誰がかけても淋しくなる、だから司令官には頑張ってもらわないといけないわね!
だけどあたしは見えなかったからどんな人かわからないのよね……。
「まったくもう……レディーに顔を見せないなんて」
「たまたま並んでいた位置が見えなかっただけだよ」
「響の言う通りだわ!後で挨拶に行きましょ!」
「とっ当然よ!」
秘書艦の仕事は大変だってお勉強したから、きっと電が戻ってくるのは遅い時間かしら。それなら三人で向かっても電がそこにいるわけだし、問題ないわよね!
「ねぇ、電も司令官といる事だし、もう司令官が執務室にいるようなら挨拶に行かない?」
「いいわね!」
「いい考えだ」
「それじゃ、行きましょう!」
あたし達は三人一緒に並んで執務室へと歩き始めた。