いやーまさか1日のうちに二回投稿するとは思いませんでしたよ、本当に。
本来遅筆なんですけどね。
まさかの投稿して30分後に書き上がるなんて思わないじゃないですかやだぁ
今回は恋愛回です、そろそろ伏線がばら撒きやすくなってきたかなぁ。
(雷ちゃん達……大丈夫でしょうか)
「電」
「はわわわわ!? 司令官さん、どうしたのです?」
走り去って行ったお姉さん達のことを考えていると、司令官さんは私を心配そうに覗き込んでいたのです。
さっきのことを思い出しながら、自分のお姉さん達のことを考えてみる……。
暁ちゃんは確かに子供扱いされるのが人一倍嫌いな子なのです。そして暁ちゃんは、尊敬したい人、上司にこそそうなってしまいやすいのです。
暁ちゃんは建造されて……ううん、設計されてから今まで、私達第六駆逐隊の長女として、いつもまとめてくれるしっかり者。
遊ぶ時も訓練する時も、暁ちゃんはいつだって先頭に立って私たちを引っ張っていってくれるのです。
そして雷ちゃんはその場に合わせて臨機応変に色んなことを暁ちゃんにアドバイスする最高の助手、つまりあの暁ちゃんと雷ちゃんは戦闘する上でも最強のコンビなのです。
響ちゃんは、元気な二人とは違って一番静か。戦闘になった時はいつだって周りの状況を冷静に分析して、どうしたら有利かを考えたり、二人に状況を説明したりしているのです。
そして暁ちゃんは、指示を渡される立場にある人にこそ、子供ではなく一人前として対等な立場で接して欲しいというこだわりがきっとあるのです。だって今までいつだって私たちを守ってくれたのは暁ちゃんだったのだから。
電としては……司令官さんと暁ちゃんの二人に仲良くなって欲しいのですが……。
「どうしてさっき、暁は怒って出ていってしまったのだろう……」
「えっと……」
私の中で考えていたことがぐるぐると回り出す。
私は雷ちゃんみたいにハキハキと意見を言える訳では無いし、響ちゃんみたいに冷静に考えを言うことも出来ないのです……。
「できれば僕としてはね、電のお姉さん達である三人とは仲良くしたいんだ」
司令官さんは、どこか困ったような笑顔を浮かべながら頬をかく。
私は……なんて言えばいいのかわからないのです。
「僕ね…実は最初に秘書艦を指名する時、君に一目惚れしたんだ」
「……ふぇ!?」
と、と、と、突然の告白なのです!?!!!??
はわわわわっ!
「はは、びっくりした? 真っ赤になってるよ」
「あ、当たり前なのです!」
いきなり司令官さんは何を言い出すのです?
しかも今までの暁ちゃんの話にどう繋がるのでしょう……。
「だからね……」
ふわりと私の身体がいつもより高いところに浮かび上がる。
司令官が、電の身体を子供に高い高いをするように持ち上げたのです。そのせいで、私の方が司令官より高い視点になる。
「はわ!?」
「僕は君と沢山戦って、いつか結婚をしたい。そう考えているんだ」
「電は……初めて会った司令官さんにそう言われて少し照れくさいのです」
目をそらして司令官さんの首筋を見る。
スラリとした首筋には無駄な肉はついていなくて、とても綺麗だと思ったのです。
「うん、いつかでいいんだ。でももし電が良ければその時は絶対に幸せな花嫁にしたい」
「そっそれが今の暁ちゃんの話にどう繋がるのです!?」
「だってさ」
司令官さんはそっと私のことを床に下ろした。そして、ゆっくりとしゃがんで私の視線に合わせてにこにことした笑顔で私の頬に手を添える。
なんだが司令官さんにそうされると、初対面のはずなのに胸がドキドキするのです。この前暁ちゃんが雑誌を見ながら話していた恋ってこんな感じなのです?
ゆっくりと司令官さんが口を開いて続きの言葉を紡ぎ始めた。
「幸せな花嫁には花嫁のお姉さん達の祝福がなきゃね」
私の顔が熱くなり、司令官さんがにこやかに私のことを「電は可愛いなぁ」と撫でているのが、なんとなく夢のような気がしたのです。
電目線、どうでしたか?
自分的にはたまにはいいんですけど、やっぱり雷視点が書きやすいですかね笑笑
電は純粋で従順な少女漫画に出てくるような女の子であってほしいというイメージと願いを込めて書いていたりします。
そこも踏まえてみて頂けると作者は大喜びです。