二つの愛を抱きしめて   作:スラー

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お久しぶり……と言っても1週間ぶりですね!
今回も見ていただいた読者の皆様本当にありがとうございます!
閲覧数とかを励みに頑張って書いているところです、はい。
7話目となるこの回は初出撃のメンバーの絡みだとかを書いています
そのせいかいつもより500文字近く多いけどまあ……
許してください(血涙)
次の話からはいつも通りの長さの予定です!


打ち合わせの時間よ!

「失礼しま「Wow! 失礼するネー!」

「ちょっとあなた、黙りなさい」

「Oh! そんなに怒ると血圧があがるネー!」

 

はぁ……あの二人が着いちゃったわ。

この二人が赤城さん抜きで揃ってしまっているこの状況が任務中ずっと続くと思うと今から先が思いやられるわ。

金剛さんと加賀さん、この二人はなんというか……。

 

「あなた、まだそんなカタコト言葉をやっているの?」

「Hey加賀? まだも何も私は帰国子女ネー?」

「あなたはいつから、もう何年日本にいるのかしら?」

 

とっても仲が悪いというか波長が合わないのよね、この二人。司令官は着任したばかりでこの二人の不仲を知らないのかしら。

 

「どうしてこの作戦に赤城さんがいないのかしら。何か問題でも?」

「ああ、さすがに二人共出撃したら資材がなぁ」

「この英国馬鹿を連れていくならどうせオーバースペックなんだしいいじゃない」

 

加賀さんは呆れたようにため息をつく。というか、さりげなく金剛さんのことを馬鹿って言っていたけど、この後大丈夫なのかしら。

 

「馬鹿じゃないデース! いつでも愛しの赤城がいると思ってる加賀よりマシなのネー」

 

ああ、やっぱりまた言い返されてる。というかまた喧嘩になるやつじゃない?

まずいんじゃないかしら?司令官は止める気は無いのかしらね。

 

「まーたいつものが始まっちゃったわね」

「ハラショー」

「二人共仲良くして欲しいのです……」

 

暁が呆れるのはとてもわかるけど、響はちょっと適当になってない?

あと電、二人が仲良くするのはもはや諦めた方がいいんじゃないかしら。

そもそもこの二人は出会った最初から相性が最悪だったわけだしね。

 

「二人共ストップだ」

 

司令官が一言そう言うと、ピタリと二人共言い合いをやめる。

加賀さんも金剛さんもやっぱり司令官命令には従うのね。

 

「提督が言うなら静かにするネ〜」

「それが司令の命令なら、静かにしましょう」

 

二人共司令官の方に向き直る。私以外の全員が司令官の目を見て真っ直ぐに立つ、私はどこか虚空を向いたまま。

 

「オーバースペックでもいい、この四人は火力が少ないからな。怪我はさせたくない 」

「そうまでして出撃させる理由は?」

 

加賀さんの疑問はもっともよ。私たち第六駆逐隊は、その名の通り四人揃って駆逐艦で火力は低め。

だから任務をこなすのが第一目標なら金剛さんや一航戦の二人がいればなんとかなる。

 

「四人には実戦の動き方をしっかり覚えていって欲しい、実戦は訓練とは違うんだ。だが第六駆逐隊の四人だけでは不安が残る、だから二人にはついて行っていただきたい」

「つまり、護衛ですネー!」

「その通りだ」

 

あたしたちの成長のため?

いや、もしも昨日暁たちと話したことが事実だとしたら司令官は電と結婚したいはず。

司令官と艦娘が結婚するには条件が二つ必要なのよね。

一つは結婚指輪を所持している事、もう一つは……。

 

「レベルを99まで上げること……」

 

その二つの条件が揃うと、司令官と艦娘は晴れて結婚を果たすことが出来る。

司令官と艦娘は結婚というものを経て強いキズナで結ばれると聞いたわ。

 

「つまり、この四人の誰かと結婚するために私たちに土台になれと」

「……すまない、そういうことだ」

「そう、赤城さんが関わらないならいいわ。協力してあげる」

 

本当、加賀さんは赤城さん中心に回っているわね。いつも赤城さんを心配しているから、きっと友情とは違う何かが……。

 

「そこの駆逐艦、私に何か用?」

「な、なんでもないわ!」

 

考え込んでいたら加賀さんを見つめていたみたい、危ないことをしたわ。

こんなこと考えていることを知られたらなんて言われるかわからないもの。

 

「提督は私のことは眼中にないデスかー?」

「すまない、だけど金剛のことは信じているぞ」

「提督は褒め上手ネー!」

「ぃだぁい!?」

 

金剛さんが照れて司令官の背中を叩くと、司令官は痛みで顔を歪めた。

艦娘と司令官じゃ力の強さが全然違うから当たり前というか、当然の結果ね。

 

「どうやらみんな同意を得てくれたみたいだな」

 

司令官はゆっくりとあたし達に合意を求めるように見回す。

みんなは頷いたり、ただ見返したりと反応は様々。

ただ、反対意見がないことだけは明確にその空気からわかる。あれだけ最初反対の空気が強かったのにそれを裏返してしまうなんて、司令官はすごいわ。

 

「どうやら反対意見はないみたいだな、それでは作戦は二時間後だ。各自解散!それと、雷は残るように」

「はーい」

「……え?」

 

どうしてあたしが呼び止められたのかしら、全く心当たりがないわ。

今日ずっと目を合わせなかったから?でも反対とかはしていない。

どうか目を合わせろとだけは言われませんように……。




おい待てここからが肝心だろ!という感じですねごめんなさい。
ともかくここまで読んでいただきありがとうございます。
起承転結の起の部分が終わりかけているところまで投稿できていて安心しているところです。
今回は捏造が目立つ回ですね、ここから捏造が増えていくので覚悟してください笑笑
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