クリュセの守護神   作:ランブルダンプ

56 / 81
ヤバいです。



魔改造

地球から持ってきた青い薔薇も鉄華団本部の裏手に植え、早速整備長と二人でバルバトス、グシオン、発掘されたガンダムフレーム、モビルアーマーの残骸をガレージへと運び込む。

 

『さて、整備長。覚醒形態のデータ見せてもらえます?』

 

「バルバトスがこれでこっちからがグシオンだね」

 

『フム……同じ覚醒形態のハズなのに随分と違ってきてますね』

 

覚醒形態。機体の全パラメータが底上げされるのは勿論なのだが、特にバルバトスは反応速度と推力の向上、グシオンはひたすらパワーを上げることに変化していた。

 

「何か生きてるみたいで凄いよね!」

 

『いや実際俺から分かれたんだからある意味生きてるというか……』

 

まぁそろそろこの二機も改修するべきだろう。

 

それと、問題なのは……

 

『新しいガンダムフレームかぁ』

 

「ヒャア!たまらねぇぜ!!」

 

『ちょっと休止してるリアクター再起動させてみてくれません?』

 

「ElectricalCommunication!」♪

 

頭をヘドバンし歌いながら手だけは冷静にエイハブリアクターの休止モードを解除していく。

 

……二重人格?

 

「誰~にも邪魔さーせーないー!!……おっと出てきた。名前は……フラウロスだ」

 

『ってことは……64番目の機体か』

 

俺はもうその頃いなかったハズだ。

 

『どんな機能を持ってたかって分かります?』

 

「任せたまえ!!ナ~ウ!イッツァショーターイム!!」

 

……整備長が順調にヤバい。

 

「出てきた!!そっちの端末に送るよ!!」

 

『お?……変形してダインスレイヴね……只でさえ威力の高いダインスレイヴを接近して撃つとか、設計者頭沸いてるんじゃないですかね』

 

「ならどう改造するんだい?」

 

『決まってるでしょう。ダインスレイヴの威力をもっと上げて機動力も上げるんですよ』

 

「ロマンがぁ!!あるねぇ!!!!」

 

『あるよぉ!!!』

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「あの……ヤマギさん」

「あれデイン?どうかした?」

「あのガレージの二人……」

「あぁアレ?放っておけば馬鹿みたいに性能がいいモビルスーツが出来上がるから放っておいて大丈夫だよ」

「アッハイ」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

『さて、先ずはバルバトスですね』

 

覚醒形態の変化や三日月さんの戦闘スタイル的に反射速度、運動性能の強化が必要だった。

 

「バルバトスの彼からの要望でテイルブレードを付けたいと言っていたよ」

 

『そうですねぇ……ならテイルブレードは【繊月】のデータを活用して造りましょうか。それにアンテナをデカくして各部のセンサー増加、足はブースター増設して……パイルバンカーも仕込みますか』

 

敵を斬る為に手が塞がるのは勿体ない。

 

一番(ゴジラ)に近い三日月さんならテイルブレードを【繊月】のように使いこなせるだろう。

 

余った両手で使えるようにメイスを色々新造してみた。

 

それと、必要な馬力に合わせて俺が第五形態に変化した事を境に生成出来るようになった(ゴジラ)リアクターを積むことにした。

 

このリアクターは通常時でさえ四個の並列可動エイハブリアクターを上回り、その上持ち主の意思に反応して出力がさらに上がる。

 

俺以外では三日月さんとバルバトスにしか使いこなせないだろうと思う。

 

昭弘のグシオンは脳が無いので多分使いこなせない……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

『……そう思っていた時期が俺にもありました!』

 

後で見て気付いたんだけどグシオンの素体の脳が筋肉で補われていた件について!!

 

グシオン昭弘の影響受けすぎじゃね!?

 

マジで脳筋じゃねぇか!!

 

 

 

結果的にグシオンもGリアクターを二基積むことにした。

 

阿修羅ユニット(アスラ)は引き続き装備し、筋肉砲(マッスルキャノン)はロングバレルに変えた超筋肉砲(グレートマッスルキャノン)へと強化した。

 

機体は今まで貯めた全てのデータを元にひたすら頑丈さと動作の確実性を突き詰めていく。

 

後は武装だがグシオン時代から使い続けていたブーストハンマーとハルバードがそろそろ限界だったのでこの際に新しく、筋肉大剣(マッスルバスターソード)を作った。

 

この筋肉大剣(マッスルバスターソード)、滅茶苦茶頑丈であり、かつ非常に重い。

 

バルバトスは持ち上げられるだろうが、武器として振り回せるのはこの機体だけだろう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

フラウロスの魔改造も終わった。

 

『で、最後にコイツですか』

 

「モビルアーマーだねぇ!!」

 

『確か三日月さんの舎弟でモビルスーツに乗りたがっていた人の名前がハッシュだった気が』

 

「この機体の名前はハシュマルだったっけ」

 

俺と整備長は目線を合わせ一瞬で意志疎通を終えた。

 

『モビルアーマーを無人機から有人機に変えましょうか』

 

「モビルアーマーって存在に喧嘩売ってるねぇ!!!」

 

『やりますか!!!』

 

「ヴァ↑ーーーーハハハハァァッ!う゛ァ゛ーはははははははははァッ!ふ゛ぅ゛ん゛♡」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

倉庫の中には三機のモビルスーツと一機のモビルアーマーが鎮座していた。

 

【バルバトス・ルナクレッセント】

 

最大の特徴はテイルブレードを装備している事。

 

ルナノーヴァと比べると足が肥大化しアンテナは大型化。

 

リアクターはGリアクターを使用し各部センサーの増加に伴い反応速度はルナノーヴァの比ではない。

 

上半身はスッキリとしていて、全体で俯瞰するとまるで俺の第四形態みたいだ。

 

【グシオン・カタストロフ】

 

ディアボルスとはシルエットは変わらないものの、リアクターは全てグレートアップされ、馬力は素でディアボルスの覚醒形態に匹敵する。

 

筋肉大剣(マッスルバスターソード)超筋肉砲(グレートマッスルキャノン)を装備した破壊の化身。

 

 

超銀河(スーパーギャラクシー)流星号】

 

機体のコンセプトをそのまま俺と整備長で高めきった機体。

 

アルティメットギャラクシーキャノン一基につき一基の生体エイハブリアクターを使い、それを二基装備。

 

グシオンからのお下がりの筋肉砲(マッスルキャノン)改め銀河砲(ギャラクシーキャノン)を二挺携えている。

 

姿勢制御、機動性向上の為のブースターを各部に増設。

 

しかし、それに伴い機体制御の複雑化を招き、フラウロスの素体には脳が無いので急遽複座式に変更。

 

この辺はあの整備士(ヤマギ)なら絶対断らないだろうという読みからである。

 

 

最後に【ハシュ丸】

 

モビルアーマーの有人機化機体。

 

ビーム機能はオミットし両足のパイルバンカー機能を修理した。

 

パッと見はテイルブレードを無くしただけのハシュマルである。

 

しかし、俺と整備長である機能を追加しており……

 




【王様の椅子】もちゃんと登場しますよー!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。