「で、だ。そこのビオランテのお陰で俺達は無事だったがモビルスーツはどうなってる?」
「紫電が20機にマンロディが10機。全機無事だったよオルガ」
「それとガンダムフレーム三機にモビルアーマーに……」
「俺だね」
フム、と頷いた団長が次に名瀬さん達に連絡をとらせる。
「兄貴!」
『おう兄弟!話は聞いてるぜ、ハンマーヘッドなら何時でも出せる』
「……?誰に聞いたんです?」
《俺だよ!!》
名瀬さんが映っていたスクリーンに横から
「……何やってんのお前」
「知り合いなのか!?」
ユージンが驚いてくる。
「……誠に遺憾ながらね」
《オイオイ酷い言い草じゃないか!お兄ちゃんに向かって!!》
「「「「お兄ちゃん!!??」」」」
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「何でお前はこの緊急時に話を混乱させる事言うんだよ!?」
ん、お兄ちゃん……って事は……
画面の中のアザーがオレンジと青色のカラーをした仮面ライダー、三百年前の人が見ればマイティブラザーズXXと言うであろう姿に変化した。
《……そう、正解だ》
「急に変化しやがった!?」
「格好いいな!!」
「ライド今そういう雰囲気じゃないからね?」
回りが騒がしいが、その姿は……
「俺がお前で……?」
《お前が俺だ》
「どういう事?」
アトラが首を傾げる。
「えーっとつまり……」
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「つまり思考がゴジラ寄りになってたシンを毎回元に戻してたのが……」
《そう!余だよ!!》
最初の蜘蛛の覆面を被った状態に戻ったアザーが返答した。
「……つまりシンって妹なの!?やったー!!私姉妹とか居ないから妹欲しかったんだー!!可愛いー!!」
「ちょアトラくる、苦し……」
《ハッハッハ!!百合はいいねぇ!!》
百合……花か?同じ疑問をクーデリアも持ったようで、
「百合?……花は飾って有りませんが……?」
《三百年経つと伝わんないのかチクショウ!!》
……コイツからは整備長と同じ空気がする。
「アザー、そういえば地球から火星までモビルスーツ三機も抱えてた割には着くのが早くねぇか?」
《あぁそれは俺を直接動力に繋げたからだよ。不眠不休の慈善事業で火星まで一直線!どこのブラック企業だって話だよ!って俺寝ないし体力無限だから平気だがなアッハッハ!!デンジャラスゾンビィ……!!!》
くねくねしながら変な構えを取るアザー。
((((シンとは別の方向にやべー奴……))))
全員が認識を一致させた瞬間だった。
そして、アザーとマクギリスから敵の親玉についての情報が伝えられる。
その事実に鉄華団の面々がどよめく。
その後、暫くして話が雑談に移り始めた所で兄貴が手を上げて注目を集める。
『一つ気掛かりな事があってな、歳星のおやじと連絡がつかねぇんだ』
「それは……まさかジャスレイとかって奴が?」
『有り得る話だ。お前達はどう動く?』
「……シン、イサリビ、ホタルビは動かせるな?」
「うん、……あっ」
「分かった。……兄貴、俺達も直ぐに宇宙に出ます。今回の戦いの整備もしたいので目標は歳星で」
『了解だ。準備して待ってるぜ』
「皆!これから鉄華団は宇宙に向かう!!機械共に俺達に手を出したオトシマエ付けさせるぞ!!」
「シン『あっ』って言ってたけど何かしたの?」
「三日月さん……あの……少し改造を……」
「少し?」
「魔改造です、ハイ」