ぼちぼちまた更新していきます。
「団長!!歳星から連絡があったって!」
「来たか、シン、ミカ」
どうなったの?とモニターへ顔を向けると。
『よぉ!連絡とれずに済まなかったなぁ!鉄華団よ』
「は?何その上から目線……人間風情が」
『……ハッ!すいません!!シンさん!!』オヤジィ……
何か出会いがしらの上から目線にイラっと来たので威圧すると、俺の声を聴いて直ぐに正気に戻ったマクマードが足元に簀巻きにしていたジャスレイを掴み上げた。
『いや、スマン。年甲斐も無く暴れたばかりでつい……な』
鉄華団のメンバーも薄々シンの方がテイワズのボスより立場が上っぽい事を察していたが、いざ目の当たりにすると驚きを隠せなかった。
(((ゴジラの見た目ならともかく、女の子にへーこらするテイワズのボスって……)))
その後、『え、その格好……』「文句あるかよ?」『いえっ!!』というやりとりを経て本題に入った。
「で、親父。何があったんです?」
『このジャスレイがな、「機械の助っ人が味方についた。今なら鉄華団を潰せるぜ親父!!」とかふざけた事抜かしてきて、追い返そうとしたら銃を向けられてついカッとなってな……』
画面見た感じジャスレイの他に五人位倒れている。
そしてカツラがとれてるぞマクマード。
『俺だってなぁ、髪が無くなる位のストレスに日々耐えてテイワズを存続させようってしてんのに……それをこの馬鹿は何も知らず……!』
マクマードの愚痴が続く中、団長が尋ねてきた。
「なぁシン、もし親父が裏切ったらどうするって言ってたんだ?」
「リアクターカノンですね」
「親父も大変だな……」
それを聞いて、まぁいいか。と流せる団長は流石だと思う。
「親父、愚痴は後で聞くから今は歳星を使わせて貰うぞ」
『……ああ、分かった』
歳星にイサリビとホタルビを入港させ直ちに装備の改修に取り掛かる。
「天災と天才が合わさり最強に見える!!」
「ガンダムフレームがこんなに沢山ア゛ハハハハハ!!!ハァ゛ア゛↑!!」
「俺これに混じって作業するの?」
「おやっさん元気だして」
俺と整備長で気炎を上げているとそれを脇からみていたおやっさんとヤマギがずーんとした表情をしていた。
さぁやるぞ!!
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『という訳で決戦兵装が出来しだい連絡しますね!』
「分かった」
整備室からの通信を終えて内線を切る。
「で、ジャスレイの処遇だが」
「くそっ!!この糞餓鬼共が!!お前らさえ居なければ俺は……!」
簀巻きにされたまま地面に転がっているジャスレイが吠える。
「おいおい、お前の悪手が元で歳星が消える所だったってのに随分好き勝手言いなさる」
兄貴が入ってきた。
「な……!名瀬!?」
「殺されたハズなのにってか?残念だったなぁ」
《フッフッフ……はっはっはっは!!……すり替えておいたのさっ!!》
アザーの言動に兄貴が生きていた驚きから復活したジャスレイが噛みつく。
「そこのふざけた格好の奴は何だ!!」
《元ゴジラ》
「…………は?」
「話を戻すぞ。ジャスレイ」
親父が話し始めた。
「今までのお前の言動には目を瞑ってきたがな、これが限界だ」
「待て……待ってくれ!!本当にこのままでいいのか!?あの火星圏に名を轟かせたテイワズがあんな怪物ごときに……。お前ら鉄華団もだ!!あんな化物が仲間なんてガフッ!?」
「おっと、悪いな足が滑った」
家族を虚仮にされて我慢できるか。
《あったま固いな~。アイツは嘗て一人で人類に喧嘩売った奴だぜ?天下のテイワズ様でも世界敵に回す覚悟はあんのかよ?》
「それは……!」
《まぁ名瀬を殺してテイワズ継いで、晴れて強いテイワズを手に入れるってのが夢だったんだろうが相手が悪かったな》
「親父、コイツの始末は」
兄貴がマクマードに尋ねる。
「鉄華団の手を煩わせるまでもない。俺が斬る」
それでいいか?と親父が目で訊いてきたので頷く。
「待っ……!」
日本刀に手を掛けたマクマードにジャスレイが一瞬声を上げかけて、直後ゴトリと首が落ちた。
《ほい、重力制御~》
血渋は俺達に掛かる事なく地面に落ちていった。