遊戯王 INNOCENCE - Si Vis Pacem Para Bellum -   作:箱庭の猫

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 セツナ VS カナメ 中編です!



TURN - 57 FINAL DUEL - 3

 

 セツナ LP(ライフポイント) 200

 

【トライホーン・ドラゴン】攻撃力 2850

 

 カナメ LP(ライフポイント) 4800

 

 

 

『ま、まさに起死回生!! 鷹山選手の勝利が目前かに思われた次の瞬間、アゲマキ選手が2枚目の切り札(エースモンスター)を引き当て反撃! たった1枚のドローで、見事に形勢を引っくり返したァーッ!!』

 

 

 

 あの()(たん)()で【トライホーン・ドラゴン】が来てくれたおかげで、土俵(どひょう)(ぎわ)スレスレからなんとか押し返すことができた。

 

 カナメはフィールドに永続魔法・【進撃の帝王】しか残っていない上、手札もゼロ。(いっ)()(むく)いるどころか、()(ぜん)ボクが優位に立った。

 

 ……とは言え、手札がないのはボクも同じ。ライフも残りわずかな今、【トライホーン】を失ったら今度こそ詰みだ。

 

 ましてや相手はあの鷹山 要。最後まで油断はできない……!

 

 

 

「フッ…… 前のターンと立場が逆になったか。どうやら次は、俺が引きの強さを試される番のようだな」

 

「………」

 

 

 

 圧倒的に有利だった戦況が逆転したっていうのに、カナメには追い詰められた焦りがまるで見えない……

 

 

 

「では行こうか。俺のターン、ドロー」

 

 

 

 カナメがデッキからカードを1枚引く……

 

 それだけでボクの心臓は早鐘(はやがね)を打ち始めた……!

 

 

 

「……モンスターをセット。── ターン終了(エンド)だ」

 

「!」

 

『おーっと!? 鷹山選手の場に出たのは守備モンスターが1体のみ! これはアゲマキ選手にとって、ビッグチャンス到来かっ!?』

 

 

 

 ……たしかに、またとない好機だ。カナメが態勢を立て直す前に、速攻で決める!

 

 

 

「ボクのターン!」

 

(── ! いいところに来てくれたねッ!)

 

「魔法発動! 【思い出のブランコ】! 墓地から【フェアリー・ドラゴン】を特殊召喚!」

 

 

 

【フェアリー・ドラゴン】攻撃力 1100

 

 

 

「バトル! 【トライホーン】で裏守備モンスターを攻撃! 『イービル・ラセレーション』!!」

 

 

 

 【トライホーン】の爪が裏守備モンスターを捉え、その正体を暴き出す。

 

 

 

【メタモルポット】守備力 700

 

 

 

(っ! あのモンスターは……!)

 

「【メタモルポット】のリバース効果発動。手札があるプレイヤーはそれを全て捨て、互いに5枚ドローする。俺からのプレゼントだ。さぁ、お前も手札を補充するがいい」

 

「……これは、お礼を言った方がいいのかな?」

 

 

 

 ボクもカナメも手札はないため、実質ノーコストで5枚カードを引けた。

 

 その()【メタモルポット】が破壊されて、再びカナメのフィールドはガラ空きとなる。

 

 

 

「続けて行くよ! 【フェアリー・ドラゴン】でダイレクトアタック!」

 

 

 

 序盤(じょばん)では二度も攻撃を封じられて、ようやく活躍の機会が巡ってきたからか、【フェアリー・ドラゴン】はいつにも増して気合いのこもったタックルをカナメにお見舞いした。

 

 

 

 カナメ LP 4800 → 3700

 

 

 

「……ふん」

 

「手札から【馬の骨の対価】を発動! 【フェアリー・ドラゴン】を墓地に送って2枚ドローする! ……ボクはモンスターをセット! さらにカードを2枚伏せて、ターンエンド!」

 

「俺のターン、ドロー」

 

 

 

 これでカナメの手札は6枚。一方ボクはモンスター2体と、伏せカード2枚を場にそろえて盤石(ばんじゃく)の態勢。

 

 

 

(さしずめ、ここからは第2ラウンドってところかな……!)

 

「── 自分フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在しない場合、手札の【プルーフ・プルフラス】を特殊召喚できる」

 

 

 

【プルーフ・プルフラス】攻撃力 100

 

 

 

「【プルーフ・プルフラス】の効果。召喚・特殊召喚に成功した場合、さらにモンスター1体をアドバンス召喚する。俺は【プルーフ・プルフラス】をリリースし、【雷帝(らいてい)ザボルグ】をアドバンス召喚」

 

 

 

【雷帝ザボルグ】攻撃力 2400

 

 

 

「アドバンス召喚した【ザボルグ】の効果により、【トライホーン・ドラゴン】を破壊する。『デス・サンダー』」

 

「っ!?」

 

 

 

 落雷に打たれて【トライホーン・ドラゴン】が破壊されてしまう。

 

 

 

「しまった……!」

 

「2体目のエースもあっけない退場だったな。バトルだ、【ザボルグ】で裏守備モンスターを攻撃。『ローリング・サンダー』」

 

 

 

【ラヴァ・ドラゴン】守備力 1200

 

 

 

 【ザボルグ】は雷鳴を(とどろ)かせながら、【ラヴァ・ドラゴン】に放電を浴びせた。

 

 

 

「俺はモンスターをセットし、カードを1枚伏せ、ターンエンドだ」

 

「っ…… ボクのターン、ドロー!」

 

(引いたカードは…… 【リロード】か。他の手札は【闇の量産工場】、【移り気な仕立屋】、それに【即神仏】……)

 

 

 

 【ザボルグ】に対抗できるカードは、なさそうだね…… ここは手札交換に望みをかけるとしよう。

 

 

 

「ボクは手札から【闇の量産工場】を発動! 墓地の通常モンスター・【トライホーン・ドラゴン】と、【フェアリー・ドラゴン】を手札に戻す! さらに速攻魔法・【リロード】発動! 手札を全てデッキに戻してシャッフル! 戻した枚数分ドローする!」

 

 

 

 4枚デッキに戻したので、4枚カードを引き直す。

 

 

 

(……よし、これならまた巻き返せる!)

 

「魔法発動! 【復活の福音(ふくいん)】! 墓地のレベル7か8のドラゴン族を特殊召喚する! ボクが復活させるのは── 【ダークブレイズドラゴン】!!」

 

 

 

 フィールドに勢いよく火柱(ひばしら)が立ち(のぼ)り、その中から1体の竜が、背中と両腕にある()(つい)の翼を広げて飛び出した。

 

 

 

「墓地から特殊召喚したことで、【ダークブレイズ】の攻撃力・守備力は倍になる!」

 

 

 

【ダークブレイズドラゴン】攻撃力 2400 守備力 2000

 

 

 

「……なるほど。【命削りの宝札】の効果で墓地に捨てていたか」

 

「ご明察だよ── バトル! 【ダークブレイズ】で、【雷帝ザボルグ】を攻撃!!」

 

 

 

- バーンズダウン・ヘルファイア!! -

 

 

 

 蘇生したことにより(ちから)を倍増させた【ダークブレイズ】が、赤黒い獄炎(ごくえん)(くち)から放ち、対する【ザボルグ】は雷撃で迎え撃つ。

 

 

 

『2体の攻撃力は互角! 相討ち覚悟の特攻かぁーっ!?』

 

 

 

 炎と雷がぶつかり合って、大爆発を起こし相殺(そうさい)。その爆風に、【ザボルグ】と【ダークブレイズ】も巻き込まれてしまう。

 

 ……しかし数秒後、立ち込める爆煙を吹き払い── 無傷の【ダークブレイズ】が、カナメの眼前に姿を現した。

 

 

 

『な、なんと!? 【ダークブレイズ】はまだ生きている!! これはどういうことだぁーっ!?』

 

「【ダークブレイズ】が破壊される代わりに、墓地の【復活の福音】を除外させてもらったよ。── そして【ダークブレイズ】の効果! バトルで破壊して墓地へ送った相手モンスターの、攻撃力分のダメージを与える!」

 

「……ほう…… この光景も懐かしいな」

 

「……そう言えばそうだったね。【ダークブレイズ】、あの時のリベンジってことで、思い切りやっちゃってッ!!」

 

 

 

- ブレイジング・ストーム!! -

 

 

 

 灼熱の業火がカナメを飲み込んで激しく吹き荒れる。

 

 

 

「っ…… ぐあぁっ!」

 

 

 

 カナメ LP 3700 → 1300

 

 

 

「ボクはモンスターをセットして、1枚カードを伏せてターンエンド!」

 

 

 

 一気にカナメのライフを半分以下まで削れた。

 

 あともう少し…… これならイケる……!

 

 

 

「…………フッ…… くっくっくッ……!」

 

「……?」

 

「いいダメージだ…… 今のは効いたぞ……! ── そう来なくてはなぁッ!!」

 

「っ!?」

 

「俺のターン…… ドロォーッ!!」

 

 

 

 この豹変(ひょうへん)ぶり…… どうやら、ここからが本番みたいだね……!

 

 

 

「守備モンスターをリリースし、【風帝(ふうてい)ライザー】をアドバンス召喚!!」

 

 

 

【風帝ライザー】攻撃力 2400

 

 

 

「【ライザー】をアドバンス召喚した時、フィールドのカード1枚をデッキの上に戻す! 俺が戻すのは当然【ダークブレイズドラゴン】だ! 『バウンス・ウィンド』!!」

 

 

 

 【ダークブレイズ】は【ライザー】の巻き起こした突風に吹き飛ばされ、ボクのデッキへ強制送還させられた。

 

 

 

「そして【ライザー】で裏守備モンスターを攻撃! 『ウィンド・エッジ』!!」

 

「っ…… ボクの守備モンスターは、【軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】!」

 

 

 

軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】守備力 800

 

 

 

 【ライザー】が()()(づき)(がた)の風の(やいば)を飛ばして、【軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】を斬りつける。

 

 

 

「【軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】の効果! 戦闘で破壊され墓地へ送られた時、デッキから同名モンスターを特殊召喚する!」

 

 

 

軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】守備力 800

 

 

 

「おっと、デッキをシャッフルされてしまったか。まぁいい、ターンエンドだ!」

 

「ボクのターン! ……カナメ。お次はボクの、4体目のエースを見せてあげるよ」

 

「ほう、そいつは愉しみだ」

 

(トラップ)発動、【戦線復帰】! 墓地から【ラヴァ・ドラゴン】を、守備表示で復活させる!」

 

 

 

【ラヴァ・ドラゴン】守備力 1200

 

 

 

「さらに【ラヴァ・ドラゴン】の効果! 守備表示のこのモンスターをリリースすることで、手札と墓地からレベル3以下のドラゴン族モンスターを特殊召喚できる! ボクは手札の【プチリュウ】と、墓地の【ボマー・ドラゴン】を特殊召喚!」

 

 

 

【プチリュウ】守備力 700

 

【ボマー・ドラゴン】守備力 0

 

 

 

「そしてこの2体をリリースして── 【ホーリー・ナイト・ドラゴン】を、アドバンス召喚!!」

 

 

 

 神秘的な輝きを秘めたドラゴンが、フィールドに光来する──

 

 

 

【ホーリー・ナイト・ドラゴン】攻撃力 2500

 

 

 

「バトル! 【ホーリー・ナイト】で【風帝ライザー】を攻撃!!」

 

 

 

- シャイニング・ファイヤー・ブラスト!! -

 

 

 

 煌々(こうこう)ときらめく白い炎に包まれて、【ライザー】は(またた)()に消滅した。

 

 

 

「くっ……!」

 

 

 

 カナメ LP 1300 → 1200

 

 

 

「ターンエンド!」

 

「ッ…… フフフフッ、もっとだぁッ!! まだまだこんなものでは足りないぞぉッ!!」

 

「こっちこそ! さぁ来なよカナメ、もっともっと楽しもうよッ!」

 

「……くくくッ、イイ()()になってきたじゃないか……!」

 

(まるで子どものように目を輝かせて…… いつ以来だろうな。こんなにも純粋に、俺との決闘(デュエル)を楽しんでいる相手は……)

 

「── 俺のターン! 墓地の【アドバンス・ディボーター】の効果発動! アドバンス召喚のためにリリースした場合、次の自分ターンのスタンバイフェイズに墓地から特殊召喚できる!」

 

 

 

【アドバンス・ディボーター】守備力 2000

 

 

 

「そしてこいつを再びリリースし── ()でよ、【氷帝(ひょうてい)メビウス】!!」

 

 

 

【氷帝メビウス】攻撃力 2400

 

 

 

「【メビウス】がアドバンス召喚されたことで、お前の魔法・(トラップ)ゾーンにある伏せカード2枚を破壊する! 『フリーズ・バースト』!!」

 

(今度は伏せカードを除去しに来たか……! それなら!)

 

(トラップ)カード・【副作用?】発動! 相手に最大3枚まで、任意の枚数ドローさせ、引いたカード1枚につき2000ポイント、ボクのライフを回復する!」

 

「……いいだろう、俺はカードを── 3枚ドローする!」

 

「えぇっ!?」

 

 

 

 セツナ LP 200 → 6200

 

 

 

『こ、これは鷹山選手、なんという大盤(おおばん)()()い!? アゲマキ選手のライフが、一気に6000ポイントも回復だぁーッ!!』

 

「……驚いたよ。このカードで3枚も引いた相手なんて、君が初めてだ……」

 

「ようやく愉しくなってきたんだ、あっさりと終わったらつまらないだろう? それに、なにも問題はない。たとえお前のライフがどれだけあったとしても…… 最後に勝つのは、この俺だ」

 

「……フッ…… 言ってくれるね……!」

 

 

 

 【メビウス】の効果で【副作用?】と、もう1枚の伏せカードも氷漬けになって砕け散る。

 

 だけどもう1枚(こっち)に関しては、破壊されるのはむしろ好都合だ。

 

 

 

「この瞬間、(トラップ)カード・【リ・バウンド】の効果発動! セットされたこのカードが相手の効果で破壊された時、1枚ドローする!」

 

「バトルだ、行け【メビウス】! 【軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】を攻撃! 『アイス・ランス』!!」

 

 

 

 【メビウス】は氷の槍を投げ飛ばして、【軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】を粉砕した。

 

 

 

「くっ…… 3体目の【軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】を、特殊召喚!」

 

 

 

軍隊竜(アーミー・ドラゴン)】守備力 800

 

 

 

「俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ!」

 

「ボクのターン! ──バトル! 【ホーリー・ナイト】で【氷帝メビウス】を攻撃! 『シャイニング・ファイヤー・ブラスト』!!」

 

(トラップ)発動! 【ハーフ()()ストップ】!」

 

「!」

 

「この(トラップ)は相手のバトルフェイズに発動する。お前にはモンスターの攻撃力を半分にしてバトルを続行するか、それともバトルフェイズを終了するか、どちらか選んでもらう。さぁ、どうする?」

 

 

 

 ……攻撃力が半減したら、さすがの【ホーリー・ナイト】も【メビウス】には(かな)わない……

 

 となれば、選択肢はひとつか……

 

 

 

「バトルフェイズを、終了するよ……」

 

 

 

 ボクの判断に従って、【ホーリー・ナイト】は攻撃を止めた。

 

 

 

「ボクは手札から【一時休戦】を発動! お互いに1枚ドローして、次のターン終了時まで互いへのダメージを全てゼロにする!」

 

 

 

 新たに引いたカードを確認した、その瞬間──

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

 ボクは思わず、息を()んだ。

 

 

 

(この…… カードは……!)

 

 

 

 こんな絶妙なタイミングで『コレ』が来るってことは……

 

 

 

(使えってこと…… だよね……)

 

「……!」

 

「?」

 

(なんだ? なにやら…… 腹をくくった、と言った顔つきだな)

 

「ボクはモンスターをセット! そして……」

 

(……これを使ったら、もうあとには引けない……)

 

「── カードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ── 観客席でセツナとカナメの試合を観戦していたアマネは、セツナがセットした1枚の伏せカードを見ると、なにかに気づいたように目を見開いた。

 

 

 

「セツナ…… あいつまさか……!」

 

「どうしたのアマネたん?」

 

(……本気で〝あのカード〟を使うつもり? いくらなんでもそれは危険な賭けよ、セツナ……!)

 

 

 

 そしてアマネのこの予感は、間もなく的中することとなる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……俺のターン! スタンバイフェイズに墓地の【アドバンス・ディボーター】を復活させる!」

 

 

 

【アドバンス・ディボーター】守備力 2000

 

 

 

「手札より魔法カード・【予見通帳】を発動! デッキの上からカードを3枚、裏側で除外し、3ターン後の自分のスタンバイフェイズに、除外した3枚を手札に加える!」

 

 

 

 ……3ターン経過したら、またカナメの手札が増えるわけか…… あまり長引かせるのは得策じゃなさそうだね……

 

 

 

(となると、この3ターンが勝負……!)

 

「さらに手札から【クロス・ソウル】を発動! このターン、自分のモンスターの代わりに、相手モンスターをリリースしてアドバンス召喚できる!」

 

「っ!?」

 

「俺はお前の【ホーリー・ナイト・ドラゴン】をリリースし── 【()(てい)グランマーグ】をアドバンス召喚!!」

 

 

 

【地帝グランマーグ】攻撃力 2400

 

 

 

「【グランマーグ】をアドバンス召喚した時、フィールドにセットされているカードを1枚破壊する! ……その伏せカード、よほど重要な切り札(キーカード)と見えるな?」

 

「!」

 

(気づかれた……!?)

 

「潰せ【グランマーグ】! 『クエイク・ショック』!!」

 

 

 

 【グランマーグ】は巨大な両腕を、文字通り鉄槌(てっつい)のごとく振り下ろしてフィールドを殴りつけ、その衝撃で地割れを起こした。

 

 

 

(くっ…… やるしかないっ!)

 

「リバースカード・オープン!」

 

 

 

 できれば発動はエンドフェイズまで待ちたかったけど仕方ない……

 

 今こそボクのデッキの、〝最後の切り札〟を使う時だ!

 

 

 

「永続(トラップ)── 【()(めつ)へのクイック・ドロー】!!」

 

「っ! なんだと……!?」

 

 

 

 (さい)は投げられた……

 

 このカードに、ボクの命運を託す!

 

 

 





 次回、いよいよ決着です!

 この中編だけでも1年近く、あぁでもないこうでもないと書き直しを繰り返してました……!
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