麒麟児になりて   作:氷月

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プロローグ

主人公side

 

おかしい絶対になんだ?

 

昨日は夕食を食べて夜の鍛練をしたあと、何時も通りねたはず、なのに…

 

「なんだここはぁぁ~!?」

 

目が痛い!周囲の色が瞬時に変わる。身体は動かないし、ヤバイ気持ち悪く…

 

「やあ」

 

そんな俺の前に現れ声をかけてきた青年。

 

「お前は!渚カw」

 

「初めまして如月狼君」

 

「え、あ、ああ初めまして」

 

名前を言おうとしたら言葉かぶせられた、それは名前は言うなと言うと言うことか?

 

「さて君をここに呼んだのは僕が呼んだんだ。」

 

「ふーんそれで俺になにをしろと?」

 

そんな渚(仮)の言葉にあまり興味なさげにかえす。

 

「君にとっても悪い話じゃないと思うよ?」

 

「それで?」

 

「生まれ変わってみないかい?」

 

??なにをいってるんだ?

 

「どういう意味だ?」

 

「少し言葉が足りなかったね、狼君三国時代に生まれ変わってみないかい?」

 

三国世界に?

 

「それはどういうことだ?ましてや三国時代なんて大昔の話だぞ?それとも二次元に転生とか言うのか?」

 

「その通りだよ」

 

まじか、こんなことあり得るのか?

 

「君の力は今の時代には必要なものじゃない」

 

「な?!」

 

渚(仮)の言葉に驚いた。こいつは俺の力を知っている。

俺の一族は代々暗殺者の家系だ。

そのなかで俺は歴代一の実力といわれている。

 

 

「それに君が守るべき人はもう」

 

「……そこまで知っているのか、ああ確かにそうさ。」

 

俺の守るべき人は俺のお袋、お袋は体が弱かった、病院で最善の治療を受けていたが半年前に死んだ。

お袋は愛人だった、故にお袋の看病や病院の支払いは俺がしていた。。

 

「君に行って欲しい世界は三国時代をもとになっている世界で外史と呼ばれる世界の一つだよ。」

 

「外史……にてはいるが別の世界って所か」

 

お袋はもういない、俺の力は度が過ぎている…か。

 

「その話受けた。」

 

「なにか願いごとはあるかい?」

 

俺の答えに渚(仮)はそんなことを言ってきた。

 

「俺の愛刀刹那とお袋からもらった名前狼、これは持っていきたい」

 

「わかったよ、僕が頼みたいのは君にその世界を平定して欲しいんだ」

 

「なるほど、手段は選ばなくていいのか?」

 

「君に任せるよ、誰かに支えるもよし、自分で立ち上がるもよし、それじゃあ…」

 

ん?なんだか引っ張られてる気が?ふと後ろをみるとブラックホール?!

 

「嫌?!ちょ、まっ!」

 

そう言いながら俺はブラックホールに吸い込まれていった。

 

「……頑張ってね狼君、今度こそ幸せに、ね」

 

そんな渚(仮)の言葉は俺には届かなかった。

 

 

 

 

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