俺ガイル×俺妹   作:いろはすりんご味

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今回は桐乃とあやせの仲直り回です!



3話

八幡side

新垣から相談があると言われた。多分だがこの前の撮影の時に何かあったのだろう。だとすると、喧嘩したけど仲直りしたいとかだろうな。一応高坂になにがあったか聞いてみるか。答えてくれるかわからんがな。

 

学校につき、俺は高坂にコミケの時になにがあったのか聞いた。

 

「この前のコミケで、新垣が高坂妹と喧嘩したって言ってたんだが、なにがあったんだ?」

 

「比企谷もあそこにいたんだな」

 

「まあな。それでなにがあった?」

 

「桐乃の趣味の事知ってるだろ?それがあやせにバレてよ。あやせ、それ見た瞬間にキレちまってよ。桐乃とはもう関わりませんって言ったんだ」

 

「まず、高坂妹の趣味は何か知らんが、まぁおおむねわかった。なら、今日の放課後、この公園に妹連れてきてくれ。あやせもその場にくるからよ」

 

「わかった。後、桐乃の趣味ってのはエロゲーなんだよな」

 

「……あいつ、そんなゲームやってんのか?そりゃー新垣も怒るわな」

 

「だよなぁ。俺も最初見た時、こいつ、正気か?って思ってたからな」

 

「まぁそうなるわな。後、俺が公園についてから30分くらい経ってからきてくれ」

 

「30分くらいって言われてもわかんねーよ!」

 

「そこはなんとなくできてくれ」

 

「お、おうよ!」

 

「んじゃ、放課後頼んだぞ」

 

そこで高坂と話すのをやめ、放課後になるのを待った。

 

あやせside

放課後になり、私は八幡さんを待たせないよう早めに公園に向かった。公園につき、八幡さんを待っていると、八幡さんがきた。

 

「八幡さん、この前も言っていた通り、ご相談があります」

 

「おう。まぁおおむね高坂妹のことだろ?」

 

「はい!」

 

「今日は高坂妹と何話してたんだ?」

 

「たわいもない話です。私がそういうのやめてよ!って言っても、やめない!って言われて、それっきり話してません」

 

「なぁ、新垣。その趣味は本当にやめなければいけない事なのか?俺が思うに、別に高坂妹が趣味で何やってようがいいと思うんだが?」

 

「そんなのはダメです!だって桐乃、エ、エ、エロゲーやってるんですよ?!それにああいうゲームやってる人で殺人事件起こした人もいるんですからね!」

 

「その事件の事なら知ってる。シスカリ事件だろ?あれさ、実を言うとシスカリ関係ないんだわ」

 

「う、嘘です!私、テレビで見ましたから!」

 

「その後、本当は乱暴目当てにスタンガンをちらかせたという事だったって新聞に書いてあったぞ?まぁ記事が小さかったから気にしなければわからんがな」

 

「そ、そうだったんですね。それでも、私は桐乃があの趣味をやめない限り、仲直りできません!」

 

これだけは譲れない。私は、八幡さんならわかってくれると思っていたが、そんな事はなかった。

 

「お前、本気でそんな事言ってんのか?なら聞くが、新垣と高坂妹はその程度の関係なのか?高坂妹の趣味が許せないだけで拒絶するとか、お前は本当に友達なのか?そんなのは友達とは言わないんだよ。上辺だけの関係を続けてて楽しいか?俺はまっぴらごめんだね。そう言うのは新垣の理想を高坂妹に一方的に押し付けてるだけなんだよ。しかも、理想と違うから拒絶するとか最低だな。それじゃあな、新垣」

 

「あ、あの、八幡さん?」

 

いきなり言われたため、何が起こったのか理解できていなかったけど、何故か涙が頬をつたっていた。

 

八幡さんは帰ろうとしていたが、桐乃とお兄さんがきてました。なんぜ、いるんだろ?

 

「八幡さん。あやせの事、傷つけるなんてさいてー!!もう、あやせに近づかないでください!あやせ、行こ!」

 

「おう。そのつもりだ。じゃーな」

 

桐乃は私を掴んではなしません。しかも八幡さんの事悪く言ってます。八幡さんが悪く言われる必要ないのに。私の考えがおかしかったばっかりに八幡さんが怒ってくれただけなのに。

 

「まじありえない!!あやせの事傷つけるなんて!」

 

「私こそごめんね?桐乃の事何もわかってなくて」

 

「私は漫画もエロゲもどっちも超好き、愛してるとも言っていい!それが私なの!この趣味をやめたら私じゃなくなるの!趣味と同じくらい友達も大事なの!だから絶対仲直りする!」

 

「私の方こそごめんなさい。八幡さんの話聞いて、私の理想を桐乃に押し付けてただけなんだって思って。だから私も桐乃の趣味は完全に認めることできないけど、少しずつわかっていきたいと思う。でも、その漫画本だけはどうしても無理」

 

と言ったら、今まで黙っていたお兄さんが話してきた。

 

「あやせ、これを見ろ!」

 

そう言われ、私はお兄さんの方をみた。みると、お兄さんが同人誌を見せてきた。

 

「この同人誌はな、俺と桐乃の愛の証なんだー!!これがなかったら、俺は桐乃と話すことすらできていなかった。これのおかげで少しは仲良くなったとも思っている」

 

「ちょっあんたなに言ってーー」

 

桐乃がお兄さんに何か言おうとしたが、お兄さんに口を押さえられ、桐乃を抱きしめていた。

 

「俺たちは愛し合ってるんだよ!いいか、よく聞けよ。俺はなあ、妹が大ッッ好きだぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

「死ね!変態!……桐乃、仲直りしよ?」

 

「う、うん」

 

こうして、私と桐乃は仲直りすることができた。でも、素直に喜べない私がいた。八幡さんにもう会えないかもと思うとなんだか涙がでてきた。

 

「ちょっ、あやせ。どうしたの?」

 

「ううん、なんでもないよ!」

 

私たちは無事仲直りすることができ、その日はそのまま家に帰りました。

家で八幡さんに言われた事をもう一度考えてみると、いかに私がバカだったのかがわかった。今後、八幡さんと話せるのかな?などと考えながら私は眠りについた。

 

八幡side

昨日散々新垣に酷い事を言ったため、もう新垣は俺に連絡してくる事はないだろうなどと考えながら、俺は席に着いた。

 

「なあ、比企谷。昨日のあれ、よかったのか?」

 

「あれって、なんだよ」

 

「あやせに言ってたことだよ。あれだと比企谷が損な役回りだけどよ?」

 

「別にいいんだよ。あいつらが仲直りしてくれたらな。まぁ高坂妹には嫌われちまったからな」

 

「そういやそうだったな。確かに桐乃は友達が傷つけられたら許せねータイプだけだよ。今回は比企谷そんな悪くないんだし、大丈夫だろ」

 

「ばっかお前、もし今高坂妹にあったら、俺が死んじゃうまである」

 

「そ、そうか。でも、あやせとはちゃんと話しとけよ?」

 

「別に、話す事ないだろ」

 

「いーやダメだ。ちゃんと話しとけ!」

 

いつになく真剣な表情の高坂を見て、俺は思わず頷いた。

 

「わ、わかったよ」

 

「おう!」

 

そう言って嬉しそうな顔をしながら高坂は自分の席に戻って行った。はぁ、めんどい事になったなと思う俺だった。

 

あやせside

学校が終わり、桐乃ともいつもどおり、一緒に帰った。八幡さんにちゃんとお礼を言わないと。そして、謝らないとと思い、私は夜になるのをまち、八幡さんに電話した。

 

「……どうした」

 

迷惑そうな感じの声だった。

 

「昨日はありがとうございました。おかげで桐乃と仲直りすることができました。それと昨日はすみません。昨日、八幡さんに言われた事ずっと考えてたんです。それで、いかに自分がバカなのかに気づくことができました」

 

「そ、そうか。俺こそ悪いな。酷い事言っちまって」

 

「いえ、八幡さんは正しい事言っただけです。正直、最初はなんでこんな事言われてるんだろう?って思ってました。でも、私と桐乃を仲直りさせる為に言ってくれたんですよね?」

 

「まあな。昨日の事は、事前に高坂に言ってあったしな」

 

「そうだったんですね。あの、あのですね?また電話してもいいですか?」

 

「お、おう。別にいいぞ」

 

「ありがとうございます!なら、また電話しますね!」

 

「お、おう」

 

八幡さんともなんとか話すことができた私は、通話をきり、そのまま眠りについた。




八幡が八幡らしくないかもしれませんが、そこは暖かい目で見てやってください。
今回も読んでいただきありがとうございました!
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