あやせside
今週も残すは金曜日だけとなった。あれから、八幡さんに電話することができないでいた。だけど、今日こそは電話しようと思う。明日、八幡さんとお出かけしたいと思い、駄目元でも誘ってみようと思う。
「あやせ、おはよー!」
「桐乃、おはよー!」
学校につき、桐乃に挨拶する。桐乃とまたこの関係に戻す事が出来たのは八幡さんのおかげです。感謝してもしきれません。
「あやせ〜、どうしたの?ぼーとして」
「ううん、なんでもないよ!」
「そっか!それでさ、この前の兄貴気持ち悪かったよね!」
「う、うん。そうだね!」
「どんだけ妹のことが好きなんだっての。あー気持ち悪い!」
そう言っているが、少し嬉しそうにしている桐乃。
「でも、あれは桐乃と私のことを思ってやったことなんでしょ?まぁ気持ち悪かったけど」
「う、うん。そうだよね」
「うん!」
そこで先生がきたため、私達は会話をやめて自分の席についた。私はどうやって八幡さんを誘おうか考えていると、授業は終わり、放課後になっていた。って私、そんなに考えてたの?やばいです。確かに、昼休みとか桐乃が私の事心配してました。私、そんなにぼーとしてたかな?
家に帰り、パジャマに着替えゆったりしている。電話は夜にするとして、課題がでてたから、そっちを片づけようかなと思った私は、課題に集中する。
課題が終わり、外をみると暗くなっていたため、八幡さんに電話した。
「もしもし、八幡さんですか?今お時間は大丈夫ですか?」
「お、おう。大丈夫だぞ。それで、なんか用か?」
「あ、あのですね。明日もしよかったら一緒に出掛けたいなぁ〜なんて。迷惑ですよね?」
「どうせ俺に拒否権はないんだろ?わかったよ」
「えっ?本当にいいんですか?てっきり断るかと思ってました!」
「どうせ断っても、無理やりこいって言われそうだしな」
「そ、そんな事言いませんよ!それじゃ、明日10時にこの前相談した公園集合でいいですか?」
「お、おう。わかった。それじゃあな」
「ちょっ、まっ……」
私が言い終わる前に電話を切られてしまった。それは残念だったけど、明日八幡さんと出掛けれると思うと、顔がにやけてしまう。
明日、どんな服着ていこっかなぁ。などと悩んでいたら、結構いい時間になってしまったため、明日遅刻しないためにもう寝ることにした。
今日はいつもより早く起き、八幡さんより早くつきたいと思い、準備をした。公園で待っていると、約束していた時間よりも早くに八幡さんがきた。
「悪いな、待たせちまって」
「い、いえ。私も今来たところなので」
「そ、そうか。そんじゃ行くか」
「はい!と言っても、今日は秋葉原に行きますがよかったですか?」
「おう。にしても、なんで秋葉原なんだ?新垣が求めてるやつなんてないと思うが?」
「桐乃の趣味を少しでも理解できたらいいなと思いまして」
「そうか。そりゃーいい事だな」
「はい!それじゃ行きますよ!」
そう言ってわたしは八幡さんの手を引っ張った。
「お、おい。引っ張るなよ」
「す、すみません」
そう言ってわたしは手を離した。
秋葉原につき、色々な所に行った。流石に同人誌がある所には行けなかったが、それ以外を見て回っている。
「八幡さん、このアニメ、見たことあります?」
そう言って私はメルルというアニメのブルーレイを八幡さんに見せた。
「ああ、これなら見てるぞ?なんならブルーレイ全部あるぞ」
「そ、そうなんですか」
「お、おい、引くなよ。傷ついちゃうだろ?主に俺が」
「ご、ごめんなさい」
「いや、気にしてないぞ?」
「ならよかったです。そろそろ行きませんか?」
「そうだな」
私と八幡さんが店を出て歩いていると、前から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「あー、あやせじゃん、なんでここにいるの?それに隣は彼氏?」
「き、桐乃。後、この人は彼氏じゃないよ。ちょっと買い物に付き合ってくれてるだけだよ!」
八幡さんの事をごまかそうとしたが、お兄さんが桐乃の隣にいたため、八幡さんはすぐにバレてしまった。
「もしかして比企谷じゃないか?眼鏡かけてるから分かりづらいが、そのアホ毛は八幡で間違いない」
「っち、なんでわかったんだよ。バレないと思ってたのによ。それで、後ろの方たちはどなたさんだ?」
「身長高い方は沙織バジーナで、隣は黒猫って言うんだ。どちらも桐乃のオタク友達なんだよ」
「なるほどな。まぁいいわ。じゃーな」
「何勝手に行こうとしてんだよ。これから一緒に行かないか?」
「え、やだよ。めんどくさい」
「そこをなんとか」
八幡さんはお兄さんと何やらこそこそ話していた。内容は聞こえてこないけど、八幡さんの顔がめんどくさそうな顔をしていた。八幡さんはお兄さんと話しているので、私は桐乃と話しています。
「あやさー、この後一緒に行かない?」
「い、いや。遠慮しようかなぁ〜」
だって、後ろの人たち知らない人なんだもん。前桐乃と喧嘩した時に、後ろにいた人たちだってのはわかってるけど、正直苦手かもしれない。
「え〜。なら、あのイケメンの人とデートしてたって加奈子に言おうかなぁ〜」
「それだけはやめて。加奈子に知られたら何言われるかわかんないじゃん」
「なら、一緒に行こうよ〜!」
「う、うん」
「よっしゃ!なら決まりね!」
私はどうすればいいのかわからなくなり、お兄さんと話していた八幡さんの肩を軽く叩いた。
「八幡さん、私、この後桐乃と行動することになったんですが、八幡さんはどうします?」
「なら、俺は帰るわ。もし高坂妹にバレたらやばいしな。それじゃあな」
そう言って八幡さんは帰ってしまった。折角八幡さんと2人きりで出掛けれると思っていたのに、あんまりです。今度こそ、2人きりで出かけたいです。
「あやせの連れの人帰ったけど、いいの?もしかして私、迷惑なことしちゃった?」
「桐乃は悪くないよ?あの人、用事があるとかで帰っちゃったんだ。最初から用事あるなら言ってくれればよかったのにね〜、あはは」
「あやせ、何か無理してる?」
「い、いや、してないよ?」
「それならよかった!なら行こっか!」
「うん!それで、後ろの2人は誰なの?」
「うんと、黒いのが黒猫で、身長高い方が沙織バジーナさんだよ!」
そう言って、桐乃は2人を私に紹介した。
「あやせ氏。先ほどの彼、とてもイケメンでしたぞ。羨ましいですぞ」
「別に彼氏とかじゃないですよ?」
「そうであったか。これは失礼」
「い、いえ」
「黒猫氏も何か言ってくだされ」
「はぁ、黒猫よ。よろしくお願いするわ」
「はい。よろしくお願いします!」
なんとか、沙織バジーナさんと黒猫さんと話すことができた。
「よっし、自己紹介も終わったことだし、早速行こっか!」
桐乃の合図で私達は移動した。移動した先は、先ほど八幡さんときた所だった。
「メルルー!メルルー!」
などとずっと言っていた。私にはよくわからないけど、楽しいのだろうか。まぁ桐乃が喜んでるならよしとしよう。私は桐乃と黒猫さんと沙織バジーナさんが話していることについていけなかった。それをみていたお兄さんが話しかけてきた。
「あやせ、大丈夫か?無理しなくていいからな?なんならそろそろ帰るって言ってやるからよ」
「ありがとうございます、変態」
「おうふ、きつい一言だな、おい!」
「変態に変態と言ってないが悪いんですか?」
「そもそも俺は変態じゃねー!」
「かなりの変態さんですよ?まあいいです」
「お、おう」
その後もなんだかんだあり、やっとの事で帰ることができた。今日は色々と疲れたため、私は眠ってしまった。
今回は黒猫と沙織バジーナを出してみました。と言ってもほとんど話していませんが笑笑
今回も駄文ですが読んでくれてありがとうございました!
次は文化祭について書きたいと思います!