あやせside
明日は私の中学校で文化祭がある。まぁ中学校の文化祭なのでそれほど大々的にやるわけではないが、とても楽しい。
あっ、そうだ。八幡さんを誘いましょう。一般公開もしてるので、八幡さんを案内しましょう。早速電話しましょう。
「もしもし、八幡さんですか?夜分遅くにすみません」
「おう、そうだが?どうした?」
「明日、私の中学校で文化祭があるんですよ。それでですね?もしよかったら、来ていただけたらなぁ〜って」
「めんどいんだけど」
「ダメですか?」
「お、おう」
「なら、桐乃にこの前秋葉にいたのは、八幡さんが無理やり腕を引っ張って連れてこられたんだよって言いますよ?」
「それだけは勘弁してくれ。はぁ、わかったよ。行けばいいんだろ」
「ありがとうございます!」
「でもよ。俺、新垣が通ってる学校知らないんだけど、どうしたらいい?」
「そういえばそうですね。なら、明日の7時30分に前集合場所にした所集合でいいですか?」
「ちょっ、早すぎだろ。俺、まだ寝てるかもしんないんですけど」
「い・い・で・す・ね!」
「は、はい」
まったくも〜、八幡さんはどうしてあんなに拒むのでしょうか?もしかしたら私の事嫌いなのだろうか。それだったら悲しいな。でも、桐乃たちにはなんて言おうかな?八幡さんはばれたくないみたいだし、なんて説明しようかな?まぁ明日になってからでもいいよね!もう寝よう!
「八幡さん、来てくれたんですね!てっきり来てくれないと思ってました!」
「そりゃーこないと、何言われるかわからんからな。ある事ない事言われたら、後で高坂から何か言われるしな」
「そ、そうですか。なら、そろそろ行きますよ!」
「お、おう。って、今行っても俺、中に入らないんですけど。しかも新垣といると目立っちまうじゃねーかよ。最悪だ」
「だ、大丈夫ですよ。近くまで来てくれれば後はどこかで待っててくれればいいですから」
「いや、それでも目立つだろ」
「もー、そんな事気にしないでください!ほら、行きますよ!」
そう言って私は八幡さんの腕を引っ張り、歩きだす。
「お、おい。離せ」
「嫌ですよーだ!」
「新垣の友達に見られたらやばいだろーが!」
「た、確かにそうですね。先程はすみませんでした」
「いや、わかればいいんだ」
「あ、ありがとうございます」
八幡さんと会話しながら歩いていると、私の学校の近くまできていた。
「八幡さん、この辺が私の学校なので、9時くらいに学校の校門の所にいてください。迎えにきますので」
「わかった。それじゃ、また後で」
「はい!それでは」
そう言って私は八幡さんと別れた。学校につくと、桐乃に聞かれた。
「ねえあやせ〜。一緒にきてた人、あやせの彼氏?」
「ち、違うよ〜。いとこ、そういとこなの!文化祭に来てってお願いして来てもらったんだよ。それでここの場所知らなかったから、案内してあげただけだよ!」
「そ、そっかー!あの男嫌いなあやせに彼氏ができるわけないよね〜」
「う、うん」
そんなに男の人嫌いなわけじゃないんだけどなぁ。ただ、苦手なだけなんだけど。
「ていうかあやせ〜。あんなイケメンがいとこなんて聞いてなかったんですけどー!」
加奈子もいらんことを聞いてきた。
「加奈子、少し黙っててもらえないかな?」
そんなに男の人嫌いなわけじゃないんだけどなぁ。たた、苦手なだけなんだけどなぁ。
「おー、こえー」
その後先生が来て、文化祭の事について言った。私たちのクラスはメイド喫茶をやるので、早速着替える。
文化祭が始まり、そろそろ八幡さんを迎えに行くため、校門に向かった。するとちゃんと八幡さんはそこにいた。
「八幡さん、文化祭始まったので、行きますよ!」
「お、おう」
ここから、私たちの文化祭は始まった。
1話では書ききれなかったので、もう1話文化祭の話が続きます。
書いててこのあやせ、少し積極的すぎる気が笑笑
駄文ですが読んでいただきありがとうございました!
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