FGOに知識チート系転生者(二週目)をぶち込んでみた場合   作:クヤ

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食卓とはみんなが幸せになれるただ一つの理想郷

 「で、ぶっちゃけ何ができるの?」

 「そうだなあ。割と何でもできるから、試しにやってみてほしい事とかは?」

 「おいしいご飯が食べたい!」

 「ちょっあんた!?」

 「いいじゃないか。歩き詰めで疲れたんだい!おなか減ったおなか減ったー!」

 「所長先輩は一般人ですし、ここまで頑張っていたのですから……」

 「そうね一般人枠だものね……私が悪かったわ」

 「話はすんだか?なら食事にしよう」

 

 なんだか、とてもいいにおいがする。

 香りをかぐだけで、おなかが切なく泣き声を上げた。

 視線を向ければそこにはきっと、世界のすべてが詰め込まれていた。

 

 「ははは、涎がすごいなマスター。俺はこれでも慈悲深い方だと自負しているぞ」

 「食べていいの?」

 「ああ、召し上がれ」

 

 いただきます!

 まず目に付いたのは、分厚く切り取られたステーキ。

 フォークを入れると、下たる肉汁とその柔らかさに驚き、食欲を刺激する香りに理性が飛んだ。

 口に入れると溢れるうまみ、程よい塩気がそれを引き立てる。

 

 「うめえ」

 

 次に目を付けたのは、添えられていた野菜。人参だ。ハンバーグでもないのに珍しいと思っていた。この肉の添え物である。只者ではないに違いない。

 

 「うみゃい」

 

 砂糖を使っていない自然な甘みなのに、とても糖度が高い。そしてどこかさっぱりとしたそれに口の中を洗い流される思いだ。

 また肉が喰いたくなる。

 

 よけいなセリフは不要である。食うべし食うべし。ひたすらに胃に詰め込むべし!

 

 「おいしかったぁ」

 

 満足である。圧倒的大満足である。

 

 「ふふふ、うまかったかそれは良かった」

 

 ニコニコと満足げに笑う東雲さんである。私の中ではすでに神に等しいお方であるのでさん付けである。

 横目に見ると、私以外の二人も満足げにノックダウンされていた。

 

 「そういえばどこから、こんなに食糧を?」

 「生前、食糧革命を起こしたこともあって、食う物には困らないんだ。いくらでも作れたから」

 

 マジもんの偉人だった。いったいどれくらい革命を起こしたんだこの人。

 

 「革命かー。どこからが革命になるんだろう?」

 

 あっいいです答えなくても。それでなんだか察しました。技術革命こわい。

 

 「最終的に地球とドンパチしたのはなつかしいなあ。あれはきっと革命だよね」

 

 言わなくていいっていったのにぃ。

 パナイ人を呼び出したものである。私はきっと勝ったよこれ。

 いや、何に勝ったか知らんけど。

 

 「それで、今回の召喚の目的は人類の滅びの回避でいいのかな」

 「ザッツライ。その通りです。ただし私を先に救ってくれ」

 「あはは。正直だねえ。私は正直者が好きだから何とかしてあげようじゃないか」

 「わーい」

 

 なんか東雲さんの好感度が高めだそ。さすがだな私。

 

 「じゃあ、とりあえずこの特異点の修復でいいのかな目標は」

 

 その辺り私は知らないのでほら、所長。所長出番ですよ。

 

 「はっその通りよ。この異常な世界を何とかすれば世界はきっと救われる」

 

 なんとなくだけどそんなにすぐには救われないんじゃないかなあ。

 




ここからは毎日投稿にしてみた
04月03日(月) 17:51
に完結(未完)するので気が向いたら読んでやってほしい。
感想なんかいただけると喜んで、その場のノリで返信すると思う。
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