FGOに知識チート系転生者(二週目)をぶち込んでみた場合   作:クヤ

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無茶振りとは叶えるためにあるんだよ!

 いやー激闘でしたね。

 槍を持ったランサーは強敵でした。

 

 「なんだか釈然としません……」

 

 なにを言うか、手に汗握る激闘を制したマシュよ。

 かっこよかったよ。

 

 「そう言ってもらえるなら、まあ」

 

 マシュも納得した。よし!

 

 「じゃあ次は、こそこそこっちを伺っている奴かな」

 

 なんと!まだそんなのが。

 本当にドクターはあてにならない。

 

 「アサシンは倒されたしその辺りにサーヴァントがいるわけが」

 「はっ、気が付かれていたとはな」

 「いたー!」

 

 本当に使えない。

 

 「くっ否定できない。とても悔しいです」

 「そんなことより、今までの方とは雰囲気が違うような」

 「そんなこと!?」

 「ちょっと黙ってなさい!話が進まないでしょう!」

 「俺をあんな半端もんどもと一緒にしないで貰いてえぜ」

 

 こちらの茶番を、綺麗に流したスルースキルの高さに、こいつは世渡りが上手いと確信した。

 奴はキャスターを名乗り、こちらに協力を申し入れてきた。

 ついでに、マシュに宝具を使わせるために本気で襲い掛かってきたりもした。

 なんかむかついたので先生にちょっと〆てもらった。

 何故だか妙に〆られているその姿が似合っていたりもした。

 

 「おう、こんなかにセイバーがいる」

 

 先生の絶妙な〆に特にぼろくも無く、元気なキャスターの案内によって、いかにも怪しい洞窟前へと到着したのであった。

 

 

 ■

 

 

 「先輩!」

 

 後輩の大声とともにせり出した盾によって、私の危険は防がれた。

 ちょっとどうなっているんですか!みんなで私をアサシンしようと企んでいるんですか!

 本当にやめてほしいです。

 

 「そりゃあ、マスター倒した方がサーヴァント相手にするよか効率がいいからな」

 

 そんな正論は求めていない!

 

 「君には可愛い盾がいるんだからせいぜい頼ることだ」

 「はい!任せてください!」

 

 全力で頼るけども。頼るけどもー!

 

 「やれやれ、奇襲は失敗か」

 

 ここはあれだろうか。なに奴!とか言ってみるべきなのだろうか。

 狙われすぎて二番煎じ感が半端ないのだが。

 

 「よけいな気は使わないでよろしい」

 

 あっはい。

 

 「おとなしくやられてくれればそれでいいさ」

 

 断固として断る!

 

 「くっまあ、そうだろうな」

 

 おーっとわたしカチンと来ちゃったぞー。

 この皮肉屋っぽいのの、笑いが噛み殺せなかった感じの「くっ」が最高に腹立たしいぞー。

 

 「それで?」

 

 先生!あいつが私をいじめるから何とかして!

 

 「いくら何でも無茶振りだろう。まあ、構わないというか面白そうだから全力で乗っかってみるけれど」

 

 私も無茶ぶりだと思う。でも、先生ならきっとなんとかしてくれる。

 快諾いただけたし、さすが先生だね!

 

 

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