カレイドの劣等生   作:ポッチャマ

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今回はネタが多いです。


第6話

3日目の天候は朝から荒れ模様だった。

空がどんより曇って強い風が吹いている。

東会場から熱帯低気圧が接近しているらしかった。

ここまで来て台風に成長することはない、とのことだが、台風の一歩手前、くらいの低気圧らしい。

 

そんな話を朝から沖縄のローカルテレビのアナウンサーが言っていた。当然、レオたち一行は、そんななかで外をぶらつこう何て考えていない。しかしせっかくのバカンスだ。どこにいこうか考えるのも、楽しみのひとつだ。

 

「何て言えるのはおれだけか。」

 

レオが呟いた。

 

「どうしたんだ?レオ、お前ついに気でも狂ったのか?」

 

そこに嫌悪感丸出しの声で、カヤが聞いてきた。

 

「違う!」

 

「じゃあ何だ?」

 

「俺はただ1日暇だからどうしようかな?って考えいただけだ。」

 

「それだったらいいところがありますよ。」

 

それはそれはとても楽しそうに母親が開いていたのは、沖縄の国防軍の恩納基地のホームページだ。

 

「まさか・・・」

 

レオは頬をひきつらせながら呟き。

 

「まさか・・・」

 

カヤが期待感を丸出しし、新しいオモチャを見つけた子供のように無邪気な目で見つめた。

 

『そこに行けと・・・?』

 

セリフとタイミングだけは、カヤとレオは一致していた。

しかし意味合いは違った。

 

そして昔から女はこういう場では強いのだ。

 

要するに、レオの意見はスルーされる。

 

「そういえば、どうしてそんなところにレオを連れていこうと思ったんだ?」

 

カヤは当然の質問をした。

 

「フフフ、秘密です。

 何て言えるのはかっこいいと思いません?」

 

まさかのボケにカヤが疲れたように突っ込みを入れる。

 

「母さんはそういうのいいから。」

 

そんな娘の反応に満足したのだろう。少しだけシリアスな感じを出しながら、話始めた。

 

「じつわね。」

 

いきなりトーンが低くなった。

 

『ごくり』

 

わざとらしくも、大げさにカヤとレオは演技をした。

 

「空挺魔法師部隊があるんです。」

 

『だからなんだ?』

 

「フフフ、二人とも息がぴったりですね。

 それはさておき、知り合いがいるんですよ。」

 

『へー』

 

この時レオもカヤも同じことを思った。

 

((最後のだけで良くないか?))

 

余談ではあるがここはある程度しっかりとした二人だ、簡単に突っ込みをしても、それはあくまでも場を盛り上げるためのものであり、他の人に迷惑を掛けるほど盛大に突っ込みをするようなタイプではない。

 

「読んでいる人には分かりやすい展開でしたね。」

 

『?』

 

「母さん、読んでいる人って?」

 

「いえいえ気にしないでください。」

 

「メタな発言はやめた方がいいんじゃないか?」

 

と、カヤが突っ込みを入れる。

 

「そんなことより、とりあえずスケジュールをもう一度チェックしようぜ。読者がついていけなくなる。」

 

と、話がそれ始めたため、レオが話を元に戻す。

まぁ結果としてはさらにはずれたが。

 

「いい加減にしろよ、レオ!お前の頭は飾りなのか?これ以上読者もメタな発言を望んでいないぞ?」

 

「でも、確かに重要ですね。第4話の話何て、誰も覚えていないでしょうから・・・」

 

「だから母さん、いい加減メタな話はこの辺にしないか?」

 

「あらあらカヤさん、いつの間に着物姿に?なかなか似合っていますよ。

あと、レオさん、今後の予定ですが、予定通り、私とカヤさんが琉球舞踊の見学、レオさんは恩納基地で空挺魔法師の訓練を見にいってらっしゃいな。」

 

「はぁ何でこんなに伸ばすんだ?そもそも最後のだけで良くないか?」

 

「カヤさん、作者の残念な頭ではこうやって水増ししないと1話あたり3000文字以上の目標が達成しないのですよ。さらに言えば冒頭のアナウンサーの発言の漢字変換間違っていますし。[余談ではあるが]何てかっこつけているのがあわれなほどです。」

 

「だからって、俺がこんなに疲れなくても良くないか?あと、そろそろメタな話はやめよう。作者も書いてつらs・・・いや、何でもない。あと、その気持ち悪いニタニタ顔やめろ。吐き気がする。」

 

「そうですね。あんな下卑た目で私も娘も見られたくありませんし、あんなやつとっとと見捨てましょう。二度とFGOで、カレイドスコープ限界突破させて装備させてLv90以上の源頼光を使わないでくださる?無理とか言わない。」

 

ちなみにこの時の二人の表情は、嫌悪感丸出しだったとだけ、明記しておく。

 

---1時間後---

 

「そんじゃ、そろそろいこうぜ。」

 

「ええ、そうですね。そろそろ時間ですし、いきましょうか?」

 

レオが提案し、母さんがカヤに対して時間だとつげる。

 

「わかった。」

 

こうして3人ともホテルからでた。

 

---恩納基地の西門前---

 

「こんにちは、今日はよろしくお願いいたします。」

 

レオが慣れない敬語を使って挨拶をする。

 

「こんにちは、私が藤林響子です。階級は少尉です。君がレオ君よね?西城中佐から話は常々聞いているわ」

 

「はい。」

 

「そうか、君が光さんの、息子さんか・・・確かに話に聞いた通りの子だね。ここで立ち話というのもあれだし、なかで訓練を見学しましょうか?」

 

「そうですね。」

 

---徒歩で、数分後---

 

「ここが訓練施設ですよ。」

 

案内された施設は天井が高い体育館といった場所だ。

見てみると、

実践的な射撃訓練や、魔法を使っての組み手などをしていた。

 

「藤林さん、あの二人は?」

 

「ああ、司波さんたちね。あの子達は風間大尉が目をつけた子達ですよ。」

 

「へー、少なくとも、あの男の子は体術面でかなりの腕前を持っていそうですね。」

 

「ほう、そんなことまでわかるのかい?」

 

レオは背後から声をかけられた。

 

「?」

 

藤林が少しだけ非難の目を向ける。

 

「失礼した。恩納基地所属、柳連(やなぎむらじ)階級は中尉だ。」

 

「自分は西城レオンハルトといいます。」

 

「驚いたな。君は若くしてなかなかの体術を会得しているように見えるのだが?」

 

「まぁ、姉と母親にしごかれていますから・・・」

 

「ほう・・・そうかい。ま、そういうことにしておこう。」

 

そんな雑談をしていると、なぜか男の子が他の隊員たちと混じって組み手をしはじめた。

 

「予想通りの展開でしたね。」

 

「ああ、そうだね。」

 

「ええ、そうですね。」

 

常識的に考えてあり得ないことだが中学生が大の男、それも軍人を相手に一歩も引かずに組み手で余裕を持って勝つというのは、なかなかおかしな話だ。しかしかなりの腕前だと言うことを見込んでなのだろう。司令官が数人と戦わせて、ある程度実力を測っていた。

 

「君は勝てる自信があるかい?」

 

レオに柳が問いかけた。

レオにしては難しい顔で(正確には困った顔で)、

 

「わからないですね。」

 

そう答えるしかできなかった。

 

「それなら、戦って見たらどうですか?」

 

藤林が二人に提案する。

 

「それは、面白い展開になりそうだ。」

 

そこに柳が賛同する。

 

「わかりました。」

 

レオも賛同する。

 

「それでは、風間大尉の許可をとって来ますね。ついてきてください。」

 

そう言って、向かいで少年と話している風間のところに藤林についていくかたちで、レオもついて行く。

 

「風間大尉少しいいですか?」

 

藤林が向かい側にいる風間に普通に会話ができるくらいのところまで近づいて、話かける。

 

「何だ?」

 

「見学に来ている西城中佐のご子息と、組み手をしてみてはいかがでしょうか?」

 

「ふむ、」

 

そう言って風間は観察した。

 

「確かにいい勝負になりそうだ。」

 

と、少し感心したようにレオと少年を見比べた。

 

「司波くんと西城君の試合を私も見てみたい。」

 

と、風間は少し愉快そうに言った。

 

二人が位置についたところで風間が手をあげ、

 

「それじゃあ、試合」

 

「始め!」

 

といった瞬間に手を振り下ろした。

 

すぐに動いたのは、レオだ。

縮地だ。ただし、沖田総司の使っていたものほど洗練はされてはいないが、静止した状態から、魔法を使わずに時速100キロで5メートルほどの間合いを一気に詰め寄られれば、誰でも驚く。事実司波も驚いた。そしてすぐに加速した分と、レオの質量分の慣性を司波にぶつかる瞬間に一気に解放した。しかし失敗に終わった。司波が、バックステップを踏みながらグラムデモリッションを放ったのだ。

 

この戦いにおいてレオの縮地による奇襲は上手くいったが、レオは使う魔法を間違えたと言わざるおえない。いやそもそも魔法を使うこと事態が悪手だった。

 

しかしこんなところで終わるほどレオは簡単には倒すことができない。確かに、少し揺らされたがこれは仕切り直しの意味合いしかなかった。司波は少し驚いていたが。

 

今度は司波が一気に間合いを詰めてレオの耳を狙って張り手を打ち込む。レオは左手でそれをブロックしつつ、さらに左足を踏み込んでダメージを小さくするために司波の懐に入りつつ、腹に正拳づきを打ち込む。司波は、一撃でやられることを防ぐために自分からわざと吹き飛ばされてダメージを軽減する。

 

さらに追撃しようと縮地をレオが使用としたところで司波がバックステップをとる体制になり勝ちを焦ったレオがそのまま縮地を行う。司波は、そのまま右足を踏み込んでレオのがら空きになった顔面をめがけておもいっきり殴り付けた。

 

「試合、やめ!勝者、司波達也」

 

そこで試合が終わり、司波が勝った。




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