BAMGER(BANDAI(BUSHIROAD) AQUAPLUS MARMALADE GIGA EANSAMBLE RECETTE) 作:セケ・レフーSK・RFー
BanG Dream!のキャラがメインですが、それ以外の作品の女子も関係してきます。それでは、告白と波乱の恋の10話、どうぞ!
「…何となくそんな気がしていたが、まさか、言うとは思わなかったなぁ…」
俺は少しため息をつきながらそう言った。実際、俺は彼女達が何となく俺に恋心を感じていることに気づいていた。内心、俺は一体、何人の彼女を持つことになるんだろうなぁと考えていたのはここだけの話。
「何かまずいことでもあるの?」
蘭が俺に聞いてきた。
「あれ?分かっているはずなんだけど…俺、一応、他にも彼女いるけど…って。」
俺は蘭にそう答えた後、視線を感じたので振り向くと、香澄達が少し頬を膨らませているのに気づいた。
「むぅ…光輔。少しモテすぎてない?」
「そ、そんなことあるか!」
香澄の言ったことに俺は反論した。だが、意外なところから相手の援護射撃が飛んできた。
「いえ、曽田さん…ぃぇ、光輔さん。モテるのは事実ですよ。」
紗夜が何故か顔を真っ赤にしながら言った。
「はっ?何故に顔を赤くしながら言っている?紗夜?って、え?」
紗夜にそう言った後、妙な違和感に気づいた。
「…待て。他にも好意を持っている人がいるな…」
小さい声でそう言い、俺はバンドメンバーをチェックした。
「…ざっと、後7人は好意を持っているな。」
確認した後、俺は小声でそう言った。
「ん?光輔。どうした?」
俺の様子が気になった修司が小声で話してきた。
「ん?あぁ…なんか俺を気にしている人がいてな…ざっと7人いるんだよな…」
俺は修司に小声でそう言った。
「7人?誰?」
修司は小声で聞いた。
「有咲、紗夜、燐子、ひまり、千聖、花音、美咲だな…何かしら、俺のことを気にしてる感じがする。」
「…あ~。確かに。ちょいちょい光輔のことを見ているな。もしかしたら、その可能性もあるかもしれない。」
修司は俺に納得した。
「…光輔さん?どうかしました?」
千聖が気になる様子で聞いてきた。
「あっ。いや。何でもない。こっちの話だ。」
俺はそう答えた。しかし、このことで少し冷や汗が出たな…
「…で、だ。一応、蘭たちの言ったことは理解できていないわけではない。だが、俺、一応、他にも彼女いるぞ。それでもか?」
俺は彼女達に聞いた。
「…戸山さんが光輔に好意を持っていたのは分かっていたわ。だけど、戸山さんから光輔のことを聞いているうちに、興味が出てきた。そして、演奏を聴いて、音楽以外にも興味が出てきた。それが貴方だったのよ。私はたとえ、戸山さんと付き合っていても、構わないわ。戸山さんより、その好意を超えてみるから。」
「私もよ。光輔の演奏を聴いて、好意に変わったわ。香澄から光輔のことはいろいろ聞いていたわ。その時に興味があったのは、湊先輩と一緒よ。私も湊さんや香澄と付き合っていても、構わないし、私もその好意は超えてみせる。」
「私も光輔の歌を聴いて、好意に変わった。そして、香澄ちゃんに光輔のことはいろいろと聞いていた。それも含めて興味は出てきたわ。もちろん、私も香澄ちゃんや友希那さん、蘭ちゃんが光輔と付き合っていても構わないよ。でも。その好意は私も負けないよ。」
「私もだよ。私も光輔の演奏を聴いて、好意に変わったわ。私も光輔のことは香澄から聞いていたわ。もちろん、あなたの歌を聴いて、笑顔になったし、興味もわいたわ。もちろん、香澄や友希那、蘭、彩にも好意では負けないわ。もちろん、みんなに負けないからね。」
彼女達はそれぞれ決意のあるような感じで言った。
「…そうか。彼女達からの言葉、全くの曇りもないな。」
俺は彼女達をしばらく見てそう言った。
「…光輔?もしかして…」
香澄はやや不安げな顔で俺に聞いてきた。
「何かまずいか?」
俺は香澄に言った。
「ううん。やっぱり光輔、モテモテじゃん。妬いちゃうな。」
「うぐっ…」
香澄の言ったことに俺は反論できなかった。それどころか、春香、卯月、穂乃果、雪穂、ことり、海未、絵里、亜里砂、千歌、美渡、志満、曜、果南、明日香、唯、憂、和、心愛も同じように頷いていた。
「いやいや!待て待て!お前らまで頷くと、さすがに立場がない!」
俺はあたふたした。さすがに彼女達まで納得されると…
「さすがだな。俺も人のことは言えないけど。」
修司はからかいつつ、同情するような感じで言った。
「…認めたくないものだ…」
俺は呟くように言った。
「で、だ。友希那達以外で、他にも気になるのだが…」
俺は先程思った疑問をぶつけた。
「有咲、紗夜、燐子、ひまり、千聖、花音、美咲。話している間に俺をちらちら見ていたが…何だ?」
「えっ!?」
そう問いかけると、彼女達は動揺した。
「あっ、あの…こんなこと聞くのも何ですけど…本当に…(ごにょごにょ)」
「紗夜。最後の方、なんて言った?」
「…モテますね。私も好きなのに…どうしよう…」
「…へ?」
最後に言った言葉を俺は聞き逃さなかった。
「紗夜。あなたもだったの?というか、紗夜も乙女なんだね。」
「そ、それを言ったら、友希那さんもそうでしょ!?」
「まぁ、私もそうだけど…(苦笑)」
友希那の言ったことに紗夜は顔を真っ赤にして反論した。
「妹の日菜はどうなの?」
俺は日菜に聞いた。
「びっくりしたよ~。お姉ちゃんが恋するなんてね~。でも、いいんじゃない?そういうの。お姉ちゃんの思いはあたしも応援するよ!」
「言っていた通り、明るい人だな。」
日菜は喜んでそう言った。日菜のことは香澄から彩を経由して聞いていた。
「それを考えると、燐子もそうだったんだね。燐子は逆に他の人に好まれそうだけどね…」
「私も思ったわ。白金さんまで光輔さんのことが好きなんて…油断できないかしら?」
友希那は疑問を、紗夜は少しからかうように言った。
「そ、そんな…!」
燐子はこれに関して、戸惑ったように言った。
「だけど、それが事実だなって言う証拠だな。悪くはないけど…」
「よ、よかった…」
俺がそう答えると、燐子は頬を赤らめて答えた。
「千聖はこの2人と同じことか?」
俺は千聖に確認した。恐らく、俺に1番食いついていたのは彼女だった。
「え、えぇ…」
「…やはりそうか。今言ったメンバーの中では1番見ていたからな。」
「えっ?そうだっけ?」
俺の言ったことに千聖は少しごまかしを含むように言った。
「花音、俺も含めて、千聖もちらちら見ていたけど、気にしていたか?」
「えっ!?」
俺の急な質問に花音は戸惑って言った。
「う、うん…千聖ちゃん。結構見ていたよ。」
「えっ!?花音まで!?それだったら、花音も結構見ていたでしょ!?」
「ふぇっ!?そ、それはそうだけど~」
千聖と花音はお互い、押しつけ合うようにやりとりしていた。どっちもどっちなんだけどなぁ…
「まぁ、いいや。それが分かっただけで十分だ。美咲はどうだ?」
「えっ?あたし?あたしは…えっと…」
美咲は少し考えて、こう答えた。
「正直、好きです。でも、さっきも言っていましたが、光輔さん、かなり彼女いますよね?そこにあたしも入っても構わないのですか?」
「別に構わないけど。」
俺は何のためらいもなく答えた。
「すごい度胸ですね…うらやましいです…」
「う~ん…うらやましいことなのか?」
美咲の言ったことに俺は疑問を持った。
「何か自分の信念ってあるんですか?」
「い、意外なこと聞くな…」
美咲の言ったことに俺は驚いた。
「あまり良いものではないけど…『自分を貫け。常識にあまりとらわれるな。変えられる常識は変えてしまえ。』なんだよな…」
俺の言ったことに、彼女達は絶句した。
「ほらな。あまりいいものじゃないだろう?」
俺は彼女達にそう言った。だけど、意外なことに賛同したのは、香澄、紗夜だった。
「いいんじゃない?悪くないことだと思うよ。」
「えぇ。悪くないと思いますよ。」
「マ、マジか…」
意外な答えが返ってきたことに俺は少しためらった。
「ま、まぁ、そこはおいといて、ひまりは?先程言ったメンバーと同意見か?」
「わ、私?」
俺はひまりに投げかけた。
「私も同じ。光輔のことが好きだよ。蘭ちゃんも好きなのは驚いたけど、それでも、蘭ちゃんに負けない恋はあるから!」
「ひまり。ずいぶんと言うじゃない。」
ひまりの言ったことに蘭が挑発するように言った。
「えっ!?蘭ちゃん?嫉妬?」
「ち、違うから!私は…」
「嘘嘘。冗談だって。私も蘭ちゃんと同じくらい恋したいから。光輔は他にも好きな人いるし。」
ひまりと蘭のやりとりに俺は少しひやひやした。ちょっと一触即発だったぞ…2つの意味で。
「…あれだけ言っといて、意外だったのは有咲なんだよな~。有咲が好意を持っているのは驚いた。」
「えっ?そうなの?」
俺の言ったことに有咲は驚いた。
「そ、そりゃあ、わ、私だって、恋するし…?」
「…何故、疑問系になる?」
有咲の片言な一言に俺は若干不安になる。
「…」
それを悟ったのか、有咲は黙ってしまった。
「むぅ~…有咲も狙っていたんだ~」
香澄は少し不満そうに有咲にそう言った。
「なっ!?い、いいじゃないか!香澄が好きな人、私だって気になっていたんだから!」
有咲はそれに対して顔を真っ赤にして反論した。
「…マジかぁ…」
有咲の答えに俺は困惑した。
「ん?光輔。乗り気じゃないな。どうした?」
修司が俺の感じていることに気づいたのか、声を掛けてきた。
「あぁ…実はなぁ…」
俺は修司に耳打ちした。
「有咲…正直、苦手なんだよな…」
「…マジで?」
俺の言ったことに修司は驚いていた。
「あぁ…胸の性でもあるが、性格的にも苦手でな…キツい感じがする…」
「あぁ~。俺も何となくそんな気がする。香澄に対しても当たりがキツいような気がする。」
俺の言ったことに修司は納得した。ちなみに、俺は胸が大きい女の子は苦手だ。理由は腕組んだときに胸が当たるのだが、その感触があまり好きではないのと、場合によってはセクハラに見られることがある。正直、俺はそれが嫌なのだ。なお、胸を当ててきた女の子は容赦なく胸にパンチを食らわす(正直、その行動自体が相手から見ればセクハラだと思うが、俺は正当防衛だと思っている)。
大声では言えないことだが、胸の大きさで許せるのはB80(バストサイズ80cm)までだ。例えとしてバンドメンバーのボーカルメンバーの胸を比べると、友希那、唯はOKだが、蘭、彩、こころはOUT.蘭以上に大きいとキツい。なお、俺以外の男子は女の子の胸に対してあまりなんとも思わない。
「…光輔?」
俺の様子に気づいた有咲が心配そうに声を掛けてきた。
「ん?何だ?」
俺は有咲に聞いた。
「あ、あのさぁ…あたしのこと、どうなの?」
「…ずいぶんとド直球に聞いてくるな~」
俺は戸惑った。さっきのことを考えると、返答に困るんだよなぁ…
「えっと…正直、苦手なんだよな…俺が考えている性格と合わないってこともあるが…」
「えっ…?」
俺の言ったことに有咲は驚いた。まぁ、そのような反応するとは思っていたけど、俺は俺で後半のことが言いにくい…
「…香澄、唯、春香、卯月、穂乃果、千歌、心愛は分かっていると思う。俺がかなり気にしているところがあるって。代わりに説明してくれると助かる…」
俺は香澄、唯、春香、卯月、穂乃果、千歌、心愛に説明を投げた。正直、こういう話は彼女達がしてくれると助かる…
「私が説明してもいい?」
そう言ったのは香澄と唯を除く彼女達だ。
「任せる。」
「任せるよ~」
俺と香澄、唯はそう返答した。
「分かったわ。えっと、光輔、胸が大きい女の子が苦手なの。私達は慣れているからいいけど、胸が光輔の手に当たったときに、光輔、驚いてすぐに胸にパンチしてくるから。それくらい苦手なのよ…」
春香、卯月、穂乃果、千歌、心愛はそう説明した。ちなみに、幼馴染達は別に胸が当たっても平気だが、スキンシップ等が過激だとさすがに制裁加える。
「えっ!?そうなの!?ちなみに、誰まで平気なの?」
ひまりは驚いて、そう質問してきた。
「えっと、大きさ的だと…これは光輔、さすがに説明してほしいけど。」
千歌が俺にこの話題を投げた。
「それくらいならいい。大きさは、幼馴染なら穂乃果で結構ギリギリ。千歌自体が少しキツい…80くらいだよな?」
俺は千歌に確認した。
「私は82よ。」
「だよな。穂乃果は?」
「78だよ。」
「穂乃果は大丈夫だ。簡単に言うと、80超えたらアウト。さすがに許容範囲外で、触れた瞬間、即パンチ食らわすな…」
俺は頭をかいてそう言った。千歌は超えているけど、慣れたので問題はない。あと、幼馴染で同様に該当するのは絵里、曜、果南だ。幼馴染で1番大きいのは絵里で88だ。慣れているので大丈夫だが、幼馴染でなければ完全に距離置いていた…
「…マジかぁ…」
有咲は少し落胆した。見ただけで分かったけど、有咲は完全に許容範囲外だ。
「えっ…他にもダメなのいる?」
蘭は俺に聞いてきた。
「…バンドグループごとに分けて言っていった方がいい?」
俺は彼女達に確認した。彼女達は全員頷いた。
「…分かった。まず、Poppin'Partyから。有咲だけOUT.後は大丈夫なんだけど…たえと沙綾がギリギリくさいんだよな…りみは余裕でSAFE.次にRoselia.燐子とりさがOUT.て言うか、燐子とこの後話すひまりって、バンドメンバーの中なら1番胸大きいよね?見た瞬間、距離置きたい衝動が出ているんだよな…後は大丈夫だが、紗夜はギリギリくさい…Afterglowはひまりと蘭、もかがOUT.巴とつぐみは大丈夫だが、つぐみがギリギリくさい…Pastle*Palettesは正直、全員OUT…かも。彩でもギリギリOUT.ハロハピはこころ、花音がOUT.後は大丈夫だけど、美咲がギリギリかも…」
俺は彼女達を見てそう言った。
「そ、そうなんだ…」
該当した女子達は唖然とした感じで言った。
「だけど、慣れている人もいるんでしょ?慣れれば問題ないんじゃないの?」
千聖がそう言ったけど、俺は焦りながら言った。
「待って!それはあかん!確かに慣れれば問題ないんだけど、そっちから慣れようとしている辺り、完全にあんたらにセクハラしろ!みたいなことじゃないか!出来るか!」
「そうかしら?こういうのも悪くないと思うけど?私は別にいいけど。」
千聖はそう返してきた。
「…何が狙いだ?」
こう返してきたことを怪しんだ俺は千聖に聞いた。
「あら?言ったじゃない?『自分を貫け。常識にあまりとらわれるな。変えられる常識は変えてしまえ。』、『常識にとらわれず、新しい常識を作れ』と。」
「…それをそこで言う…?と言っても、それは変えにくいだろう…あくまでも変えられる可能性があることを俺は言っているんだよな…」
「だけど、私達がそれを許可したら?」
「…逆にされたいの?」
俺はおそるおそる聞いた。
「えぇ。光輔が望むなら、いつでも。」
「…本意なのか、そうじゃないのか、よく分からん…」
千聖は俺をもてあそぶかのように言った。読み合いに持って行こうとしているのなら、そうはいかないぞ…
「ふふ。それはどうかしら?」
「…」
どう返答したらいいのか迷っていたら…
グイッ!!
「うぉ!?」
勢いよく襟元を引っ張られた。引っ張られた方向を見ると…
「…むぅ~」
香澄がほっぺを膨らませ、あからさまに不満の抗議を示していた。
「な、なんだ?」
俺はおそるおそる聞いた。
「光輔。ちょっと酷いよ。なんか白鷺先輩にいろいろ惑わされて、私達のこと置いていない?」
「ぐっ…」
香澄に痛いところと突かれた…
「やっぱりそうなんだ…それなら…」
香澄はそう言うと、前に来て…
「うぉ!?」
香澄が突然、抱きついてきた。それもかなり強めに…ってまさか!
「ぐぇ!ちょっ!がずみ!ギブギブ!」
香澄は首の辺りを思いっきり強く締めてきた。しかも胸まで押しつけてきたから、俺にとっては拷問のような感覚…香澄。これ、マジギレだ。意識吹っ飛ぶ…
「…」
香澄は無言のままさらに力を強めてきた。待ってくれ…さすがにやばい…振り解きたいんだけど、足で手を完全に固定されているから、殴って解くのが辛い……間に合うか?
「戸山さん。そのくらいにしてくれ。光輔がさすがにやばい顔になっとる…」
春希が苦笑いしながら香澄に言った。香澄は仕方なさそうに解いた。ふぅ…助かった…
「すまない…ありがとう…」
「大丈夫か?」
春希はそう問いかけた。
「何とか…マジギレすると、今みたいに拷問をかましてくるからマジでやばい…」
「…だいぶ、力強いんだな。」
春希は驚いた感じで言った。
「実際、何回か逝きかけたよ…」
「マジかよ(笑)」
俺の言ったことに、男子陣は苦笑いするしかなかった。
「むぅ~…今回はこれくらいにしてあげるけど、次はこうはいかないよ。」
香澄はまだ不満そうだった。
「…そんなに納得出来ない?」
俺は香澄に聞いた。
「納得出来ないよ~!置いていこうとしないでよ~!」
香澄は不満げに言った。
「…昔から変わらん…」
俺はため息をつきながら言った。実際、香澄は俺に対して納得いかないことがあると、駄々をこねるみたいに不満を上げるからな…
「…」
その光景を見ていた彼女達は呆然としていた。
「あっ…何か置いてけぼりになっていたな。すまない…」
俺は彼女達に謝った。
「えっ!?う、ううん。何か試したみたいでごめんなさい…」
千聖はすぐに謝ったけど…何故か顔が赤いぞ…
「香澄。光輔にいつもこうしているの?」
蘭が香澄に聞いてきた。
「うん。いつもってわけじゃないけど、ときどきやるよ。」
「ときどきじゃないだろう…よくする方だろう…あれは…」
「…むっ。」
俺がそう言った瞬間、香澄がにらんできた。
「な、なんだ…?」
「何かさりげなく酷いこと言われた気がする。」
「事実だからしょうがないだろう…」
「…」
俺がそういったとき、香澄が近づいてきたが…
「…そう簡単に同じ手を食らうと思うなよ!」
俺は手を瞬間的に握りしめ、その拳をまっすぐ…
ドコッ!
「うひゃあ!?」
香澄の胸のど真ん中に食らわせた。何故かは知らないが、本当に正確にそこに当たるよなぁ…
「…お見事。」
男子陣一同からそう言われた。
「ひ、酷いよ~!それはないよ~!」
香澄は涙目で猛抗議してきた。
「締め付けられて死ぬよりマシだ。こっちは命の危険を感じたから正当防衛だ。」
俺は平然とした感じで言った。
「…なんか、ずるい。」
「…へ?」
蘭が言った一言に俺は唖然とした。
「香澄。1人占めはずるいよ。あたしだって、光輔のこと、好きなのに。」
「うん。香澄ちゃんだけなんて、何かずるいな~」
「香澄だけって言うのも、つまらないわ。みんなのものなのに。」
「戸山さんだけって言うのも、何かね。」
蘭、彩、こころ、友希那の言ったことに、俺含めて、香澄もきょとんとしていた。
「え?どうして、そう思うの?」
俺と香澄は揃って聞いた。
「それは、1人占めしているからよ。」
友希那、蘭、彩、こころが一斉にそう言った。
「だけど、香澄達だけって言うのも私達からしてみれば…ちょっとね…」
有咲がそう言うと、紗夜、燐子、ひまり、千聖、花音、美咲も同様に頷いた。
「…そこで納得されると反応に困るのだが…」
「…むっ。」
俺の言ったことに、春香、卯月、穂乃果、雪穂、ことり、海未、絵里、亜里砂、千歌、美渡、志満、曜、果南、明日香、唯、憂、和、心愛が反応した。
「そこだけで何かいろいろと話しているみたいだけど、私達を忘れていない?」
春香、卯月、穂乃果、雪穂、ことり、海未、絵里、亜里砂、千歌、美渡、志満、曜、果南、明日香、唯、憂、和、心愛が不満そうに言った。
「忘れているわけではないぞ。いろいろ言われてそっちに手が回らんだけだ。」
俺は彼女達にそう言った。しかし、彼女達はそう言われても憮然としていた。
「…何かそっちも納得出来てない感じがしますが…」
俺はおそるおそる聞いた。
「もちろん。私達を忘れていたような感じがしていたからね~」
彼女達は意味深ありげな感じで言った。
「光輔。そういえば、春香ちゃん達も光輔と付き合っていると聞いていたけど…今、私達も付き合うことになったら、何人いるの?」
香澄は俺に聞いてきた。
「えっと…ちょっと待て…間違ってなければ、29人いるけど、それって…」
29人は自分でも正直驚きだ。貴明より超えているぞ…(ちなみに、貴明は24人)あと1人で30人じゃん…
「29人!?」
これには俺以外のメンバーも驚きを隠せない。
「余裕で俺を超えているんじゃないか…すげぇな…」
貴明は脱帽したように言った。
「だけど、まだ彼女達の中から名前が出ていない人達もいるぞ。その人達が貴明に流れてきてもおかしくはないからな。もちろん、それ以外の人達もだ。俺も人のことは言えないけどさ…」
「あ~…あり得るな~」
俺の言ったことに男子全員納得した。
「光輔。意地悪な質問していいか?」
浩之が意味ありげな感じで聞いてきた。
「…察したけど、一応、聞こう。何だ?」
「その29人の中で、誰が1番いいんだ?」
「…度ストレートに聞いてきたな~」
予想通りだった。この中から1番選べって…どんな拷問だよ…
「そこはノーコメント。これ言ったら、いろいろまずい。」
「…まぁ、そうだな。」
俺の言ったことに浩之は何かを感じたらしく、納得した。
「しっかし、こうなったとなれば…他の人達が誰が好きなのか、気になるようなものだな~」
和樹が興味ありげな感じで言った。
「…その様子だと、和樹自身、気になっている人いるんじゃないか?」
俺は和樹に聞いてみた。
「…まぁ、気になる人がいないって言えば嘘になるな。」
和樹はさもありげなく言った。
「ほぉ…その気になる人って言うのは?」
俺は再度、和樹に聞いてみた。
「まぁ、それは後でな。それよりも…」
和樹は周りを気にしてこう言った。
「今からどうする?やるべきことはやったんじゃないか?」
「あ~…そうだな…」
俺はそれを言われて、少し考えた。やるべきことはやったからな…
「そうしたら、央心の転学試験が1週間後って言ったから…それの時間に充てる方がいいし、ここまでとするか。」
俺はそう言った。
「そうだね。」
彼女達も賛同した。
「しっかし、彼女達全員が央心に来ることになるとはな…こりゃ楽しみじゃないか?」
冬弥が嬉しそうに言った。
「まぁな。ただ、受からなかったら意味はないぞ。まぁ、全員が受かってくれることを祈るさ。」
「そうだな。」
俺の言ったことに男子全員賛同した。
「うん!待っててね!」
香澄は力強くそう言った。彼女達も頷いた。
「それじゃあ、俺達は行くわ。何かあったら、連絡はしてくれ。」
俺はそう言って、男子達と共に練習場を後にした。
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「そういえば、どうする?」
俺は彼らに聞いた。
「ん?何がだ?」
彼らは何のことか分かってなかったみたいだ。
「あ~…説明不足ですまない。そっちも彼女達とのデートがあるじゃないか。いつにするんだ?」
「あ~…」
そう言われ、彼らは悩んだが…
「俺は一応、決めたよ。」
1人、そう答えた。
「おっ、決めていたのか。春希。」
「あぁ。とりあえず、来週大丈夫か聞いてみるよ。」
「了解した。頑張れよ。」
俺は春希にそう答えた。
「先陣は春希か。悔いのないようにデートして来いよ~。」
冬弥が励ますように言った。
「次、誰になるか分からないけど、期待はしておくよ。」
「悔いなく、楽しんでこいよ~。」
「春希なら上手くやれるから大丈夫。頑張れ。」
和樹、浩之、貴明も同じように言った。
「何かあったら、サポートはするけど、基本、そっちに任せるよ。」
「一応、影ながら見守るけど、応援しているから頑張れ。」
「もしもの時はしっかり対応します。自分を信じて頑張って下さい。」
武也、親志、孝宏はついて行くみたいだが、影ながら応援することにしたみたいだ。
「付いてくるのか…ありがたいけど、何とか自力で頑張ってみるよ。」
春希は少し面倒くさい感じで頭をかいたが、しっかりと受け止めたようだ。
「春希のデートが終わったら、次は俺が行くとするか。俺もそれを参考にして頑張っていきたい。自力でやるところもあるけど。」
そう言ったのは、和馬だった。
「なら、俺も一緒でいいか?」
そう答えたのは大智だった。
「ダブルデートって事か…行き先同じになりそうな感じかな?」
「多分。大丈夫か?」
「あぁ。構わないよ。」
大智の言ったことに和馬は了承した。
「そうしたら、サポートは俺達が付こう。」
これに孝明、紀洋、秀彦、清司がそう答えた。
「おっ、じゃあ、何かあったら頼むわ。」
和馬と大智はそう答えた。
「じゃあ、その2人が終えたら、俺が行こうかな…」
冬弥はそう答えた。
「となると、サポートは彰が付くかな?」
「えぇ。その時はサポートに付きます。」
俺の言ったことに彰は当然のように答えた。
「となると…後は必然的になるかな?」
俺はある可能性にたどり着いた。
「冬弥から順に和樹、浩之、貴明、九郎と亮が同時デート、で、茂、市生、真、修司、総司、昌晴、諒一が別々の所で同時デートで、大志、雄蔵、鶴彦、蔕麿、雅史、雄二、ガトー、久太郎、幸太郎、麻耶、清詞、陽太、浩一、圭助、幸大、清貴がサポートに入るってことでいいのかな?」
俺がそう言うと、言われたメンバー全員頷いた。
「了解。じゃあ、春希。改めて、来週頑張れ。後に繋がるから、それも期待しておく。」
「いろいろ大変なことになりそうだけど、頑張っていくよ~。」
俺達は笑いながら、帰路につくのだった。
~続く~
第10話、いかがでしたか?
平成最後の投稿まで間に合って良かったです…あと、いろいろ忙しくて、投稿時期が空いてしまい、申し訳ございませんでした…
モチベはまだあるので、自分の手が空いたら、書いていきたいと思います。
次回、11話は春希メイン(もっと言えば、WHITE ALBUM2がメイン)の話になると思います。どのようなデートを見せてくれるのか、そして、彼女達との関係を戻せるのか?
それでは、次回もお楽しみに!