BAMGER(BANDAI(BUSHIROAD) AQUAPLUS MARMALADE GIGA EANSAMBLE RECETTE)   作:セケ・レフーSK・RFー

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大変お待たせ致しました。第6話です。今回は戻って、AQUAPLUS・ま~まれぇど・Recette・戯画メンバー編で、第2話の続きからです。女子メンバーは男子メンバーに思いを伝えようとしたが、その男子メンバーが距離を置かせてくれと言われて、絶望してしまう。果たして、彼女達の今後は?そして、彼女達の思いは男子メンバーに届くのだろうか?それでは、第6話、どうぞ!


男子と女子の思いのすれ違い

女子が東京に集まって、彼らを探しに行っている時、男子は…

 

_____________________________________________

 

 

「まぁ、汚い部屋だけど、どうぞ。」

「あぁ。すまないな。」

 

俺は修司を家に入れた。あの後、俺と修司は夕食の買い物した後、俺の家に向かったのだ。

 

「他のメンバーもそろそろ着く頃かな?」

「多分、そうじゃないか?」

 

俺と修司は軽い会話を交わした。他のメンバーも買い物してから戻っているはずだ。さて…

 

「修司。今後はどうするんだ?」

 

俺は修司に聞いた。荷物からして、家出の可能性が高い。

 

「そのことで頼みがあるんだ。」

「ん?なんだ?」

 

俺は修司の次の言葉を待った。

 

「ここに住みたいんだ。急な話で申し訳ない。」

「はっ!?住む!?何故!?」

 

修司が言った言葉に、俺は驚いた。まさか、住むなんて言い出すとは思わなかった。俺は修司に理由を聞いた。

 

「実は…あいつらには黙ったままなんだけど、俺、転校届を出したんだ。」

「て、転校届!?東京の高校に転校するのか!?」

 

修司が言ったことに俺はまた驚いた。まさか、そんな深刻な状況になっているとは…

 

「あぁ。光輔って、央心大学に進学するんだよな?」

「あぁ。推薦で央心大学に行くことにしたんだ。高校もあるし…ってまさか…」

「そう。央心高校に転校することにしたんだ。あっ、転入試験も受かっているよ。」

「まじか…そうなのか…」

 

修司が央心高校に転入することになったのは意外だった。

 

「やはり…あいつらとの関係は深刻みたいだな…」

「お察しの通りで…って、ちっ。またか。」

 

修司は舌打ちしながら電話を取りだした。

 

「待て。修司。」

「どうした?」

 

電話を切ろうとした修司を俺は制した。

 

「俺が出るわ。考えがある。」

「光輔が?あぁ…」

 

俺は修司から電話を受け取ると、通話ボタンをタップして、電話に出た。

 

「はい。もしもし。」

『えっ…?修司…じゃない…誰?』

 

電話の声に俺は聞き覚えがあった。

 

「その声は…葵か?」

『まさか…光輔?』

「あぁ、そうだ。久しぶりだな。」

 

電話の相手は葵だった。ちなみに、修司と葵はいとこで、俺と葵もいとこなのである。

 

『どうして、光輔が修司の電話を?』

「それには訳がある。話すと長くなるから省略する。んで、俺に用か?」

『それもそうだけど…修司に変わってくれる?』

「生憎だが、修司は出られる状況じゃないんだ。前も電話してきただろ?」

『それはあたしじゃないわ。このみよ。』

「はっ?このみなのか?」

 

俺は携帯を少し離すと、修司に確認した。

 

「修司。あのとき、そうなのか?」

「あぁ。そうだよ。」

 

修司は投げやりみたいな感じで言った。

 

『近くに修司いるじゃない!?何で、出ないの?』

「このみが電話したときも出なかっただろ?ていうか、あのとき、すぐに電話を切ったみたいだし、今さっき、この電話に出ようとしたときに舌打ちしたし…あんたたち、何をしたんだ?」

 

俺は電話の向こうにいる葵に聞いてみた。

 

『…え?ど、どういうこと?』

「修司が結構深刻な状況なんだ。ここまで修司が満身創痍になっているとは思わなかった。あんたたちなら何か知っているような気がするんだ。」

『えっ!?ちょ、ちょっと待って。いきなりそんなこと聞かれても、分からないよ!私は修司に話したいことがあるから電話しただけなのよ!』

「話したいことがある…ね。」

 

俺はため息をつきながら言った。

 

『…修司のことについて、何か知っているみたいね。先にそっちについて教えてもらおうかしら?』

「知らないって言ったら、嘘になるからな。まぁ、俺も今、衝撃の事実を知ったからな…修司、言ってもいいか?」

 

俺は修司に確認した。修司は頷いた。

 

「じゃあ、修司の近況、報告するぞ。」

 

俺は一息ついてから、修司のことについて知っていることを全て話した。

 

「修司が転校することになった。家出じゃなくて、どうやら、引っ越しだったらしい。そして、距離を置きたいとのことだ。」

『えっ!?ちょ、ちょっと待って!?どういうこと!?』

「そのままの意味だ。要するに、もう会いたくないってことだ。」

『あ、会いたくないって…そ、そんなの信じられるわけないでしょ!?修司がそんなこと言うはずがないわ!』

「と思うだろうな。だが、これは本当のことだ。俺が嘘をつきたくないのは知っているよな?」

『…そ、それはそうだけど…でも、そんなの…』

「大体、家に修司の私物がなかった時点で、察しがついていたと思うが?」

『…何となくは思っていたけど、まさか、本当にこんなことをするとは思わなかったわ…』

「俺だって、正直、驚いたわ。まさか引っ越すなんて思わなかったし。」

『だけど、私達に会いたくないって言うのは、信じられない。それは修司から説明してほしい。』

「…今の状況で修司が電話に出ると思うか?」

『…それは…』

「出ないだろうね。んで、今更なんだが…」

『な、何?』

「もしかしてだが、今、東京にいる?」

『えっ!?どうして分かったの!?』

「駅の放送で分かったわ。そして、そこは俺の最寄り駅…見当はついていたって事か…」

「えっ、葵、東京にいるのか!?」

 

修司がここで会話に入ってきた。

 

「みたいだ。俺の最寄り駅にいるみたい。」

「…まじか…なぁ。光輔。」

「ん?どうした?」

「…電話、変わってくれないか?」

「…いいのか?」

「あぁ。少しだけ、話したい。」

「…分かった。」

『どうしたの?』

 

葵が心配そうに聞いてきた。

 

「…今から、修司に変わる。あまり刺激を与えるなよ。」

『えっ!?』

 

俺はそう言った後、携帯を修司に渡した。

 

「…葵。何のようだ?」

『修司…光輔の言ったこと…嘘じゃないよね?」

「嘘な訳がない。全て事実だ。」

『ど、どうして…?』

「俺は俺で考えたいことがあるんだ。それだけのことだ。」

『考えたいことって…それだけで私達に会いたくないって…何で?』

「それは自分が一番知っているはずだ。それ以上は言わないよ。んじゃ、光輔に変わるわ。光輔自身、話したいことがあるみたいだ。」

『あっ、ちょっと…』

 

修司はそう言った後、携帯を再び俺に渡した。

 

「変わった。んで、修司が言っていた話したいことだが…」

『何?』

「どうやら、他にも俺の知り合いが来ているみたいだね。俺が何か知っているみたいだから、俺に会って聞きたいと。」

『えぇ。そうだけど?』

「なら、ちょうどいい。明日、大丈夫か?大丈夫なら、13:00に東京駅、銀の鈴広場に集合。俺からメンバーを指定する。いいか?」

『…分かったわ。』

「それじゃあ、また明日。」

 

そう言って、俺は電話を切り、携帯を修司に返した。

 

「…さすがだな。ここに住むことは黙ったままにしたのか。」

「あぁ。でも分かっているはずだ。修司がここに住むことを…」

「どうやら、そうみたいだな…」

 

何となくだが、葵は状況を察しやすいので、このことを知りそうだ。

 

「さてと。俺は明日、行ってくるよ。修司、留守番、いいか?」

「分かった。明日、気をつけてな。」

「了解。じゃあ、少し遅くなったけど、夕飯作るか。」

「そうだな。」

 

俺と修司は夕飯の準備をしたのだった。ちなみに、その後のことだが、東京に住んでいるメンバーを除く他のメンバーも修司と同様に引っ越すこと、転校に関しては春希、冬弥、和樹、貴明もそうしたことが分かった。

 

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翌日、俺は13:00の30分前に東京駅に来ていた。東京駅に行くがてら、電車の写真を撮っていた。ちなみに、俺は鉄道ファンである。

 

「さて、時間通りに来るかな…?」

 

そういったとき、見慣れた女子の集団がこっちに向かってきた。

 

「思ったよりも早かったな…そして、久しぶり。」

 

集まった女子メンバーは依緒、小春、由綺、はるか、瑞希、あかり、環、優季、(柚)このみ、美智、兎姫、める、汐、ゆきの、奈々、彩乃、有紗、白石姉妹、(瀬)このみ、天音、五ヶ谷姉妹、唯梨、まゆり、結希、ゆずの27人だ。これが俺が指定したメンバーだ。

 

「久しぶりね。あんたに聞きたいことがあってね。全部答えてもらうわよ。」

 

会って一番、依緒がそう言った。

 

「まぁ、答えられる範囲なら。ここで話すのもどうかと思うから、指定した話し合いの場に行くよ。」

 

俺はそう言って、彼女達を話し合いの場に連れて行ったのだった。

 

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連れて行った場所は東京駅に近い場所の喫茶店。俺の男子の親友が全員集まった場所だ(第1話参照)。

 

「じゃあ、始めようか。俺について聞きたいことがあるみたいだな。まぁ、見当はついているけど、一応、聞こう。」

 

俺は余裕たっぷりにそう言った。

 

「そうは言っても、全員、同じ事よ。今の状況、教えてほしいの。」

 

依緒は俺のことを見透かしたかのようにそう言った。

 

「やっぱりね。そういうことだろうと思った。んじゃ、簡単に説明するか。」

 

俺はそう言った後、彼女達に説明した。

 

「春希、冬弥、和樹、浩之、貴明、和馬、九郎、大智、亮、茂、市生、真、修司、総司、昌晴、諒一のことだな。葵には話したけど、全員、転校と引っ越すことになった。そして、もう会いたくないとのことだ。」

 

「えっ!?」

 

葵を除いて彼女達は驚いた。予想通りの反応だ。

 

「ちょ、ちょっと待って…嘘だろ…?」

「依緒。俺が嘘をつきたくないのは知っているよな?」

「そ、そうだけど…信じられないよ!」

 

依緒は戸惑った状態で俺に言った。

 

「そんな…先輩がそんなこと…言うはずが…ないよ…」

「冬弥君…が?ど、どうして…?」

「そんな…本当なの?」

「そ、そんな…和樹君が?」

「そ、そんな…浩之ちゃんが?」

「そ、そんな…タカ君が?」

「嘘でしょ…?タカ坊が?」

「そ、そんな…貴明さんが?」

「和馬も大智もそんなこと言うなんて…あり得ないよ!」

「信じられないよ!大智がそんなこと言うなんて!」

「ほ、本当だとしたら、信じられないよ…」

「信じられないよ!亮君がそんなこと言うはずがないよ!」

「な、なんで…?どういうこと…?」

「茂が…?そんな…信じられない!」

「う、嘘でしょ…?市生が…?どうして…?」

「ど、どうして…そんなことをするなんて…」

「信じられないわ…どうしてそんなことを…」

「そんな…お兄ちゃん…なんで…?」

「まさか…そんなこと言ったなんて…信じられない…」

「な、なんで!?そんなの、信じられないよ!」

「そんな…ソウ君がそんなこと言うなんて、信じられないよ!」

「嘘だよ…お兄さんがそんなこと言うなんて、あり得ないよ!」

「あにぃがそんなこと言うなんて、あり得ないよ!」

「信じられないよ!ハルがそんなこと絶対言わないよ!」

「あり得ないよ!諒一君がそんなこと言うなんて、信じられない!」

 

他のメンバーも戸惑っていた。

 

「そうだろうな。だが、さっきも言ったが、俺が嘘をつきたくないのは知っているよな?」

「そうだけど…」

 

俺の言ったことに彼女達は口ごもる。

 

「まぁ、俺だって昨日知ったし、葵もそうだし。」

「葵。知っていたの?」

 

つばめは葵に聞いた。

 

「えぇ。昨日、光輔と電話で話したのよ。そのときに知った。このことを…」

「そうなんだ…」

 

葵が言ったことにつばめは納得したみたいだ。

 

「光輔。1つだけ、お願いがあるんだけど…」

「…何となく分かった気がするんだが、一応、聞こう。なんだ?」

 

環が俺に1つの頼みを言った。

 

「1回だけでいい。タカ坊に会わせて。本当のお願いよ。」

「…正気か?分かっているはずだ。修司だけじゃない。貴明も他のメンバーもそうだ。とても会う気がないんだ。」

「それは分かっている。だから、貴方から説得してほしいのよ。」

「はぁ!?冗談だろ!?春希達の傷を深く抉るのは勘弁してほしいんだけど…」

 

さすがに呆れた。何故、傷を深めるようなことをしなければならないんだ…

 

「それでも、私達は思いを伝えたいの!ほんの少しだけでいい。タカ坊に会って話がしたいの!」

「それはあたしもだ!春希に会わせてくれ!」

「私もよ!冬弥君に会わせて!」

「私からもお願い!和樹に会わせて!」

「私からもよ!浩之ちゃんに会わせて!

「お願いだ!和馬と大智に会わせてくれ!」

「私からもお願い!大智に会わせて!」

「お願い!九郎君に会わせて!」

「お願い!亮君に会わせて!」

「私からもお願い!茂君に会わせて!」

「私からもお願い!市生君に会わせて!」

「お願いです!真さんに会わせて下さい!」

「お願い!修司に会わせて!」

「お願い!ソウ君に会わせて!」

「私もお願いだ!ハルに会わせてくれ!」

「お願い!諒一君に会わせて!」

 

彼女達は俺に手を合わせて、必死にお願いをした。はぁ…全く…

 

「…ちょっと待ってろ。」

 

俺はそう言うと、携帯を取りだし、修司に電話をかけた。

 

「修司?すまない。頼みがあってな…」

『どうした?向こうで何かあったのか?』

「あぁ…彼女達、どうしても会って、話したいことがあると。」

『…大変なことになっていること、心中察する。やれやれ…光輔の気持ち考えてくれ…」

「そこに同感。で、どうする?」

『…どうしても何だろ…分かったよ…』

「…迷惑かけて、すまない。」

『いや、光輔は悪くないよ。ただ、条件がある。』

「俺が一緒であること、その他のメンバーも一緒って事か?」

『そうだ。言うと思っていた?』

「何となくな。どうする?」

『明後日でいいんじゃないかな?』

「分かった。じゃあ、伝えておく。そっちは任せた」

『了解。それじゃあ。』

「あぁ。後でな。」

 

俺はそう言うと、通話を終えた。

 

「会話の内容から分かっていると思うが、一応、会うことにしたそうだ。修司以外は分からんが、多分、来るだろう。ただし、俺も付いていくけどな」

「…ごめん。ありがとう。」

 

葵はすまなさそうに謝った。

 

「…全く。無理矢理みたいな感じだったよ…期待はするなよ。あの状況じゃ、受け入れる可能性は0だな…」

 

俺はため息をつきながら言った。

 

「…分かっている。」

 

彼女達は落ち込んだ様子で答えた。

 

「んじゃ、明後日な。代金は自分で払えよ。」

 

俺はそう言った後、喫茶店を後にした。

 

________________________________________________________

 

 

そして、2日後。俺は春希達を引き連れて、由綺が使っているレッスンスタジオに来た(第2話参照)。

 

「あいつら、全員待っているはずだ。一応、春希達に任せるけど、何かあったら、俺に振ってくれ。」

「分かった。」

 

俺は春希達にそう言うと、彼女達が待っている部屋に入った。

 

「全員、来ているみたいだな。」

「…」

 

彼女達は緊張した面持ちで待っていた。

 

「…後は任せる。」

 

俺はそう言うと、1歩後ろに下がった。

 

「…俺達にどうしても伝えたいことって、なんだ?」

 

春希は不満そうに彼女達に言った。

 

「…どうして、このようなことをしたの?」

 

雪菜は不安な様子で聞いた。

 

「…自分が一番分かっているはずだが、分からないなら、俺達の口から言った方がよさそうだな…」

「そのようだな…」

 

春希がそう言った後、春希以外の男子もそう言った。

 

「…分からないから聞いているじゃん。何?」

 

雪菜は不満な感じでそう聞いた。

 

「あんた達が俺達に好意を持っているんだろ?」

「うん。私達はあなたたちのことが好き。それだけよ。私達はその思いを伝えに来ただけよ。」

「それだよ。そして、俺達はその思いを受け取るつもりはない。」

「えっ!?そ、そんな…」

 

春希が言ったことに彼女達は驚いた。

 

「…つまり、私達が原因って事…?」

 

由綺は信じられない様子でそう呟いた。

 

「そうだ。由綺達が向けていた好意が俺達にとっては、今は苦痛なんだ。」

 

冬弥は苦虫を噛み潰したように呟いた。

 

「そんな…だからって、こんなことする?」

「そうでもしなければ、俺達の心を抉る気だろ?」

 

瑞希が言ったことに和樹は少しいらだったように言った。

 

「…そんなこと…」

「それが俺達にとって不安でもあるんだよ。だから、こうするしかなかった。」

 

口ごもったあかりの言葉に浩之は核心を突くように言った。

 

「だけど、それじゃあ、私達はどうなるの?あなたの決断は私達の心を傷つけることになるのよ。それでも、こういうことをするの?」

「待て。環。」

 

ここで俺は制止した。

 

「最後の言葉、揺さぶりをかけている。傷つける気か?」

「…だけど。」

「俺の親友を傷つける行為は勘弁してくれ。言うべき言葉を選んで言ってくれ。」

「…」

 

環は何も言えなかった。全く、傷つけるのは勘弁してほしいんだが…

 

「すまん。貴明。自分の思ったことを構わずに言ってくれ。」

 

俺は軌道を修正した。

 

「いや。さっきのは大丈夫だ。だが、たとえ、そのようなことになっても、俺達は別に…構わない!」

「それに関しては貴明に完全同意だ!」

 

貴明がそう言った後、他の男子も同時に言った。

 

「…!」

 

その言葉に彼女達は絶句した。

 

「…そんな…こんなの…」

 

聖良はあっけにとられたような感じで呟いた。

 

「それでも、俺達が決断したことだ。」

 

和馬はきっぱりと言った。

 

「…じゃあ、私達は何だったの?」

 

兎姫は消え入りそうな声で言った。

 

「今はもう恋人ではない。その好意がなければ、親友って言えるかな…多分。」

 

大智ははっきり言ったが、少し含みがある感じに言った。

 

「九郎さん…私達はこれからどうすればいいんですか?」

 

氷織は不安そうに言った。

 

「それは自分たちで決めてほしい。ただ、俺達の接触は出来るだけは避けてほしい。」

 

九郎は彼女達の不安を払うように、しかし、自分たちの思いを尊重してほしいって事を伝えた。

 

「亮君…今後はどうするの?」

 

花音はそう聞いてきた。

 

「俺達は東京で元気に過ごすとするよ。その辺は大丈夫だよ。」

 

亮は問題ないように答えた。

 

「そんなの嫌だよ…茂君がいないなんて…」

 

ゆきのは悲しそうに言った。

 

「それでも、決めたことなんだ。変わりはしない。」

 

茂はきっぱりと言った。

 

「市生君…本当にこれでいいの?」

 

ちはるは不安そうに聞いた。

 

「あぁ。これでいい。自分の決めたことに間違いはない。」

 

市生は迷いなく、言った。

 

「真君…考え直してくれない?」

 

月夜は懇願した。

 

「決めたことを変えるつもりはない。考え直すつもりはない。」

 

真は月夜のお願いを断った。

 

「修司…あなたがいないのは私達はとても困るよ…戻ってきて…」

 

伊月は消え入りそうな声で懇願した。

 

「すまない。それでも決めたんだ。ここに住むことを。戻るつもりはない。」

 

修司はきっぱりと断った。

 

「ソウ君…本気なの?本当に困るよ…」

 

奏撫は泣きそうな声で言った。

 

「本気だ。自分で決めたことだし、変えるつもりはない。」

 

総司はきっぱりと言った。

 

「昌晴君…会えなくなるのは私は嫌だよ…」

 

千桜はもどかしい感じで言った。

 

「それでも、俺達の考えで、そう決断したんだ。仕方ないことだ。」

 

昌晴は自分の意思で決めたことを改めて言った。

 

「諒一君…どうしてもこうするしかなかったの?」

 

愛理は何とか彼らの考えを変えてもらいたいと頼むように言った。

 

「どうしてもこうするしかなかったんだ。今の状態を考えると仕方ないんだ。」

 

諒一は言葉通り、仕方ない感じで言った。

 

「やはりな。結果的にそうだろうね。彼らが満身創痍なのは俺も聞いて、分かったことだからな。」

 

「…」

 

俺の言ったことに彼女達は黙るしかなかった。

 

「そっとしといてやれ。これでもあんたたちのためだ。」

 

俺は彼女達を諭すように言った。

 

「…そんなの…出来ないよ…」

 

彼女達はまだ納得出来ないようだった。

 

「それだと、彼らを苦しめるのは分かっているだろ?」

 

俺は呆れ半分で言った。

 

「…分かっている。分かっているけど…それでも…!」

「それで、彼らの心が壊れたら、身も蓋もない。彼らの心を壊すのはやめてくれ。頼む。」

 

俺は彼女達の言ったことは分かったけど、彼らの心が壊れてしまうのは勘弁してほしいのだ。

 

「…私達じゃあ、彼の心を直せないの?」

「直せないな。今の状態では。」

「そ、そんなぁ…(泣)」

 

彼女達は泣きそうだった。

 

「仕方ない。だが、すまない。分かってくれ…!」

 

俺は断腸の思いで言った。

 

「…行くぞ。」

「…分かった。」

「…うっ…(涙)」

 

そう言うと、俺らは後にした。俺らがここを後にするときに、彼女達が泣いているのが分かった。悲しませてしまったのは自覚している。だけど、これは俺達のけじめなんだ。今はいることは出来ない。今後も一緒に入れるかどうかは分からない。それは俺達の決断次第。その答えはしばらく先になりそうだ…

 

________________________________________________

 

 

「さて、今後、どうする?こっちに引っ越してきた荷物整理、転学、入学等で忙しくなるし…」

 

レッスンスタジオを後にしてしばらく経った後、俺は都外から引っ越してきたメンバーに聞いた。

 

「まぁ、光輔の言ったとおり、荷物整理等かな?」

 

和馬がそう言った後、他の都外から引っ越してきたメンバーも同様に頷いた。

 

「そうか。それが終わってなければ、手伝おうか?」

 

俺は都外から引っ越してきたメンバーに聞いた。

 

「おっ、助かる。」

 

都外から引っ越してきたメンバーはそう言った。

 

「分かった。じゃあ、早速…ん?、あれは…」

 

俺は誰の荷物整理を手伝いに行くかを言おうとした時、ある喫茶店に見覚えのある人がいた。

 

「あれ?赤羽さん、武内さん。こんな所で会うとは珍しいですね。」

「あっ、光輔さん。お久しぶりです。どうしましたか?」

 

喫茶店のテラス席で話をしていたのは、赤羽 謙二さんと武内 俊介さんだ。確か、春香達と卯月達のアイドルプロデューサーをしている人だ。

 

「いや、2人がここにいることが気になりましてね…2人はこんな所でどうしたんですか?」

 

俺は2人に確認をした。

 

「あぁ…実はですね…」

 

赤羽さんはそう言うと、机に出していた資料を俺に見せた。

 

「新事務所の設立…ですか。って、新事務所?」

 

新事務所の字を見て、俺は疑問が生じた。

 

「あれ?赤羽さんは765プロダクション事務所、武内さんは346プロダクション事務所に所属していませんでしたか?」

 

俺は2人に聞いた。

 

「実は、昨日、退社したんです。」

「へっ?退社!?」

 

2人の言ったことに俺は驚いた。

 

「急すぎませんか?さすがに彼女達も驚いていたでしょう?」

「えぇ。驚いてはいましたね。彼女達には内緒で辞めましたので。」

「内緒にですか?」

 

彼女達に内緒で辞めていったことに俺はまた驚いた。

 

「彼女達にはその事務所で活躍してほしいので…」

「あぁ~。確かに…」

 

2人にそう言われて、俺は納得した。確かに事務所を移って、人気をそのまま維持できるかどうかは難しいのだ。ましてや新事務所だ。いきなり人気にはなれない。もし、なれるのなら、町中の至る所に新しい事務所が出来まくっている。

 

「ところで、光輔さんの後ろにいる方々は?」

 

2人は俺の後ろにいる親友達を見た。

 

「あぁ、申し遅れました。初めまして。峰城大学文学部の3年生、北原 春希です。」

「同じく、峰城大学経済学部の3年生、飯塚 武也です。」

「同じく、峰城大学文学部の3年生、早坂 親志です。」

「初めまして。峰城大学附属高校の3年生、小木曽 孝宏です。」

「初めまして。夕凪大学理工学部の2年生、藤井 冬弥です。」

「同じく、夕凪大学理工学部の2年生、七瀬 彰です。」

「初めまして。音美大学美術学部の1年生、千堂 和樹です。」

「同じく、音美大学美術学部の1年生、九品仏 大志です。」

「同じく、音美大学美術学部の1年生、立川 雄蔵です。」

「同じく、音美大学美術学部の1年生、縦王子 鶴彦です。」

「同じく、音美大学美術学部の1年生、横蔵院 蔕麿です。」

「初めまして。姉ヶ桜高校の3年生、藤田 浩之です。」

「同じく、姉ヶ桜高校3年生の佐藤 雅史です。」

「初めまして。妹ヶ桜高校2年生、河野 貴明です。」

「同じく、妹ヶ桜高校2年生、向坂 雄二です。」

「初めまして。群馬県で鳴神流という格闘技を教えています、帯刀 和馬です。」

「同じく、鳴神流という格闘技のお手伝いをしています、五明 孝明です。」

「同じく、鳴神流という格闘技のお手伝い兼テレビ局の仕事しています、御座入 紀洋です。」

「初めまして。間ノ島学園の高校2年生、幸塚 大智です。」

「同じく、間ノ島学園の高校2年生、敷島 秀彦です。」

「同じく、間ノ島学園の高校3年生、八斗島 清司です。」

「初めまして。埼玉県の洋菓子店マシュマロ・クロールのパティシエリーダー、山田 九郎です。」

「同じく、マシュマロ・クロールの店員兼ホテル経営、ガトー・ネージュです。」

「同じく、マシュマロ・クロールの店員兼神扇学園の高校2年生、遊馬 亮です。」

「同じく、神扇学園の高校2年生、毛呂 久太郎です。」

「同じく、神扇学園の小学4年生、川越 太一です。」

「初めまして。垣楠学園の高校2年生、元山 茂です。」

「同じく、垣楠学園の高校2年生、中津 幸太郎です。」

「初めまして。江子田学園の高校2年生、江田 市生です。」

「同じく、江子田学園の高校2年生、堀之内 清詞です。」

「初めまして。喫茶店モデュロールの店員兼有杜美術学園の高校2年生、浅間 真です。」

「同じく、有杜美術学園の高校3年生、岡 陽太です。」

「初めまして。望花学園の高校2年生、瀬戸 修司です。」

「同じく、望花学園の高校2年生、日比野 浩一です。」

「初めまして。光葉台学園の高校2年生、立石 総司です。」

「同じく、光葉台学園の高校2年生、平山 圭助です。」

「初めまして。桃櫻井学園の高校2年生、市原 昌晴です。」

「同じく、桃櫻井学園の高校2年生、佐野 幸大です。」

「初めまして。四季創学園の高校2年生、織原 諒一です。」

「同じく、四季創学園の高校2年生、岩出 清貴です。」

「都外の方もいるんですね。初めまして。プロデューサーの赤羽 謙二です。」

「同じく、プロデューサーの武内 俊介です。」

 

俺の後ろにいた親友達が2人に軽い自己紹介をした後、2人も軽く自己紹介をした。

 

「全員、俺の幼馴染で親友です。都外の方もいますけど、3月から東京に住むそうです。」

 

俺がそう言うと、彼らは頷いた。

 

「なるほど。そうなんですか。ん?もしかしたら…」

 

2人は納得した後、何か思いついたのか、2人で少し話した後、俺達に言ってきた。

 

「あの~、もし、よろしければなのですが…」

「はい?」

「よろしかったらですが…アイドルになっていただけませんか?」

「俺達がですか?」

 

この提案に俺達は驚いた。

 

「えぇ。現在、アイドルを探していますので…」

 

そういえば、新事務所設立するから、アイドルはいないか。ならば…

 

「なるほど…。それだったら、その件、俺でよければ、喜んで引き受けましょう。」

 

俺は少し悩んだ後、2人の提案を引き受けた。

 

「お前達はどうする?」

 

俺は親友達に確認した。

 

「光輔が引き受けるなら、俺も引き受けるよ。俺達もアイドルの仕事に興味あるからね。」

 

春希が言った後、他のメンバーも頷いた。

 

「ありがとうございます!それでは、仮なのですが、この名簿表に名前をお願いします。」

 

俺達は仮の名簿表に名前を書いた。

 

「それでは、これからもよろしくお願いします!」

 

俺達は一斉にそう言った。こうして、俺達は新しい一歩を踏み始めた。

 

~次回に続く~




第6話、いかがでしたか?今回で、AQUAPLUS・ま~まれぇど・Recette・戯画とアイドルマスターのキャラクターが合流しました。男子の思いと女子の思いはすれ違う一方。果たして、この先、どうなるでしょうか…
そして、だいぶ遅くなりましたことをここでお詫び申し上げます。今後ですが、投稿は不定期になる予定です。時間が余り作れなくなってきたことが原因です。続けては行く予定です。
次回はラブライブ!メンバーとBanG Dream!、けいおん!メンバーが合流します。次回の話で全ての作品が合流します。それでは、次回もお楽しみに!そして、よいお年をお迎えください。
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