神罰の地上代行者   作:朱い月

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遅くてすみません。

二話目です。

遅い理由?

FGOの織田信勝くんに夢中だったからだよ!




世界を救う。

世界を救う話。

 

そのようなことを突然言われてもどのような話なのかわからない、と言った表情のアックアらを傍目に、テッラは言う。

 

「世界を救う話ですかー?それは、悪魔というクソの中のクソ共が蔓延ってあるのにも関わらず未だにこない神の国を到来させる、と言うことですかねー?」

 

 

「神の国の到来、か。確か、お前の目的だったな。ま、残念なことだが少し違う。俺様が考えているのは悪魔というゴミの殲滅だよ。この世からの排除だ。ゴミ掃除だ」

 

「そうですかー。神の国の到来ではないのは残念ですが、あのクソ共の殲滅とは素晴らしいですねー」

 

フィアンマの発言に対し、後方のアックアは問う。

 

「悪魔の一掃、一掃であるか…。しかし何故このタイミングで行う?確か、天使、悪魔、堕天使が同盟を結ぼうとしている、との情報を聞いているのであるが。最悪の場合この三勢力全てを敵に回すことになりかねんのである」

 

 

唯一神たる神ヤハウェが死に、神の下僕たる天使達は個体数が増えなくなり、神の力で動いていた天界の中枢たるシステムは正常な動きを維持できず、堕天使は天使が堕天することで増えはするが、先の戦争での弱体化が著しい。悪魔も主力であった四大魔王─ルシファー、ベルゼブブ、レヴィアタン、アスモデウスが神ヤハウェとともに死亡した上に、種族としてのメンツが保てなくなるレベルでの出生率の低下という大問題にさらされていた。

 

このまま弱体化した状態を晒していれば他の神話勢力から恨みを買っている聖書勢力は攻撃、蹂躙されてしまう上に身内から出た鯖とも言える国際テロリスト集団、禍の団(カオスブリゲード)。それらゴミのゴミ共に対応できない。よって、団結しようと三勢力のトップは考えたわけである。

 

まあ、聖書勢力といっても天界と教会勢力は教会の人間達からすれば別扱いの勢力であるが。

 

ちなみに、他神話にも教会勢力は対応できる。 天界はその事実を知らない。ローマ正教のトップたる右方のフィアンマと教皇マタイ。ロシア成教のトップ、総大主教クランツ・R・ツァールスキーとエリート部隊である殲滅白書の纏め役であり、ロシア成教最強クラスの儀式魔術師ワシリーサ。イギリス清教のトップ、総大主教(アークビショップ)ローラ・スチュアートと英国国家元首女王エリザードらが天界勢力への情報を偽っている為だ。

 

 

「ああ、そのことか。まあ、対策は一応してはいる」

 

「対策?どんな対策なのかしら?」

 

ヴェントの疑問に発案者である教皇マタイが答える。

 

「天界対策、とでもいうのかね。私もしたくは無かったが…。具体的に説明すると、天界に従っている戦士達の造反を防ぐものだ。天界に従っている教会の戦士達も少しはいる。例えばロンギヌス煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)の所持者であるデュリオ・ジェズアルトやデュランダルの前所持者ヴァスコ・ストラーダ。神造兵器でない偽エクスカリバーの前使い手エヴァルド・クリスタルディらだな。彼らは天界の天使共に従っているといってもいいだろう。反旗を翻えされても戦力的には構わないが、ストラーダなどは人格者であり長年活動してきただけあって人望をある程度集めている。悪魔や堕天使以外にその人望に付き従う戦士などにも対応するのは流石に面倒だ。ならばどうすればいい?簡単だよ、熾天使を私たちで作り変えれば良いのだ。我々好みに、な」

 

 

 

◆天界

 

天使達の住み、神のシステムがある天界。

 

今、その天界は巨大なクジラと犬を掛け合わせた怪物──右足の悪魔と動く巨大な少女像──右腕の悪魔に蹂躙されていた。

 

「愕然。やり過ぎではないかね」

 

緑髪をオールバックにしている長身の男──ローマ正教所属の錬金術師アウレオルス・イザードは呆れていた。

 

熾天使だけを捕らえれば良かったのにも関わらず、彼とともに天界に来たローマ正教の特殊機関である埋葬機関のNo.5"王冠"メレム・ソロモンが天界全てを蹂躙し始めたからだ。

 

「いやあ、あのくそったれナルバレックがね。欲しかったけどナルバレックに取られた前発掘された竜殺しの聖剣アスカロンをボクにくれるっていうから。結構張り切っちゃって。ま、想定よりも天使が弱すぎたのもあるけどね」

 

「呆然。天使の弱さには私も驚愕したが。否、そんなことはどうでもいい。この後天界を黄金錬成(アルス・マグナ)で修復し、天使を作り変えるのは私なので仕事が増加するのは面倒なのだが。全く…」

 

アウレオルスは全く話を聞いてくれず、自重もしてくれないメレムに溜息を吐いた。

 

 

 

 

 

 

 




〜解説〜

唯一神ヤハウェ
○先の大戦で死亡

四大魔王
○先の大戦で死亡

ローマ正教
○十字教三大勢力の一つ。

ロシア成教
○十字教三大勢力の一つ。

クランツ・R・ツァールスキー
○ロシア成教の総大主教の少年。

ワシリーサ
○ロシア成教のエリート部隊殲滅白書のリーダー。

イギリス清教
○十字教三大勢力の一つ。

ローラ・スチュアート
○イギリス清教の総大主教。
○日本語がおかしい。

エリザード
○英国の女王。
○イギリス清教のトップでもある。

デュリオ・ジェズアルド
○エクソシストの一人
○ロンギヌス煌天雷獄を持つ
○この世界だとローマ正教所属

煌天雷獄
○簡単に言うとロンギヌスと呼ばれる神器と呼ばれる道具の中でもすごい物

ヴァスコ・ストラーダ
○元聖剣デュランダルの使い手。
○この世界だとローマ正教所属

エヴァルト・クリスタルディ
○偽の聖剣エクスカリバーの元使い手。
○この世界だとローマ正教所属

偽の聖剣エクスカリバー
○天界の天使達が勝手に作ってエクスカリバーだと主張している何か。
○子安ではないのでウザくないし、喋ったりしない
○そもそも何故湖の精霊に返したはずの聖剣を天界が持っているのか、原作の設定が謎な作者である

アウレオルス・イザード
○ローマ正教の隠秘記録官
○世界最高クラスの錬金術師
○黄金錬成という術式を使う

メレム・ソロモン
○埋葬機関No.5"王冠"
○死徒二十七祖という吸血鬼みたいな存在の序列20位"フォーデーモン・ザ・グレイトビースト"

右腕の悪魔
○メレムの使役する悪魔。
○巨大な少女像
○オシャレさんな少女らしい

右足の悪魔
○メレムの使役する悪魔
○鯨と犬を掛け合わせたような巨大な怪物。
○広域殲滅用らしい

埋葬機関
○この世界ではローマ正教の特殊機関という設定

聖剣アスカロン
○力屠る祝福の剣(アスカロン)
○ゲオルギウスの使用した聖剣。
○あらゆる害意と悪意から所持者を遠ざける無敵の剣

ナルバレック
○埋葬機関のトップの女性
○性格が悪い








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