ミルクをもらう
寝る
オムツを替えてもらう
抱っこしてもらう
寝る
この繰り返しの毎日はとても暇です。
そう言えば、侍女が「猫修羅様の父上様は猫の大妖怪なのよ。」と言っていました。
私は猫の妖怪と人間との子供らしいけど、母はよく猫を愛せたな…と思う今日この頃。
まぁ、恋愛事情は人それぞれだからね。
侍女が話しかけると、「うー」と「うー?」を使い分けられるようになりました。
そして、生後半年頃には早くもハイハイができるようになりました。
しかしごく稀になぜかハイハイができない日があります。
その日は力が全然出なくて1日憂鬱でした。
あと、オムツが汚れた事に気付いてもらえなかった時に、大声で泣きまくったら、なんとびっくり完全に猫になってしまいました。
腕が毛まみれになって一瞬焦ったよ!!?
侍女が「あらあら、怒って猫化しちゃいましたね。」って言っていたから、猫妖怪の中では普通の事らしい。
あと、離乳食スタート!!
ミルク以外の物を食べられて嬉しい。
本当に嬉しい!!
全力ハイハイでお腹を空かせたいだけなのに、侍女が追いかけてくるので毎回鬼ごっこしているみたいになって面白い。
一歳になる頃には、歩けるようになったり、難語を話すくらいならできるようになりました。
本を読もうとしたら、ミミズのような文字で読めなかったので、文字の読み書きは学ばないと駄目そうです。
「これ、よんでー!」
侍女に猫妖怪の歴史とか世界の種族などの大人用の本を渡すと、
「猫修羅様、こちらにしましょう?」
と言われて、猫姫物語や猫源氏に変えられてしまう。
作られた物語の中で作られた物語を読んでもらうって(笑)
初めて見る本は一応読んでもらうけどさ、
でも、竹の中から子猫~とか、モテモテの猫の話~とか、どっかで聞いたことあるような話…。
まぁ深く気にしてはいけない。
そういえば、友達もできました。
2歳年上の男の子“昴(スバル)”君です。
猫妖怪の集落は、何ヵ所かあるみたいなんだけど、私の住む“猫又村”が一番大きいらしい。猫又村は100人いないくらいの猫妖怪がいるが、子供はそう多くないので貴重である。
昴は、髪の色が白く、猫化すると白猫になる。
あ、ちなみに私は黒髪の黒猫ですけど。
黒猫なんて、縁起悪いか宅急便しか思い浮かばないー。
昴はわりとヤンチャな方で、たまに面倒だけど、絶対イケメンになりそうな整った顔立ちをしているので仲良くしておこうと思う。
侍女とやるよりも疲れる本気鬼ごっこは燃える。
木登り競争は登った後で降りられなくなったら、猫化しちゃえば楽に降りられる事を教わった。
爪を研ぎやすい木や美味しい実のなる木など、遊びながら昴は色々教えてくれる。
あと、猫パンチの出し方も教わった。
ア○パンチみたいな感じ。
3歳ってこんな優秀なの??
私は1歳だけどさ(笑)
「しゅらーー!」
「しゅばゆー!」
村のアイドル降臨。
一応まだ小さいので、村の外には出てはいけないと大人に言われている。
妖怪同士の争いに巻き込まれたら大変らしい。
私には基本侍女が必ず近くにいるので、悪いことはできそうにないです。
…くんくん。
なんか嗅いだことのない匂いが、村の入り口からします。
昴も気付いたようで、入り口の方を見ています。
目を合わせて、二人で猫化して一目散に走っていくと、バスより大きそうな猫がいた。
猫バスっていたなぁ…と思いながら、この巨大猫は自分の父親だな、と自然にそう思えた。
読みづらかったり誤字脱字あったらごめんなさい
こんな文章くらいしか書けません…
設定を固めるのって難しいですね…