今回はラブコメの波動を感じる?から始まります。
いやな人は飛ばしてねー
翼の精神
奏に色んなことを教えられたため、原作よりはそういうことに敏感。だから今回の話で悟ることが出来ている。
翼SIDE
……ここは、一体…あぁ、そうか私は絶唱を…また生き恥を晒してしまったのか…イクサに信じてると言われたのに…その使命さえも…ネフシュタンの鎧を取り返すことも…
私は目が覚めた。
「スースー」
「!?、イクサ!?」
イクサが私が寝ていたベッドに顔を乗せて寝ていた。
「…そうか、私のことが心配で…」
これがイクサの寝顔…気持ち良さそうに寝てるわね…
「…ちょっとイタズラしてみようかしら」
私はイクサの頬をつつく。
「…んん、翼ぁ…」
「ッ!?///」
「大丈夫かぁ…スースー」
「なんだ、寝言か///」
…なんだこの気持ちは…胸が痛い、熱い…イクサのことがもっと知りたい…なぜ?二年前のあの時、かっこいいと思ったのだろう?
………まさかこれが奏の言ってた…恋!?
いやいや、さすがにまだ共に戦うようになってから少ししか経っていないわよ…そんなはずが…
私はイクサを見る。
「…………///」
やっぱりそうなのか!?だがイクサが私のことをどう思っているか分からない…もしイクサが私のことが…好き…ではなかったらどうしよう。……ものは試しだ、それでだめだったら諦めよう。
「イクサ、起きて!」
「んん、目が覚めたのか?翼。体のほうはは大丈…んむっ!?」
イクサSIDE
「…はっ!お、お前!な、なんで!?」
「い、言わなければならないかしら///」
目が覚めたら、翼の唇が俺の唇にくっついていた。…いつもの俺なら反応できていたが、さすがに寝起き状態ではいつものようには反応出来なかったようだ。
そんなことは置いておいて…なんで!?翼が!?俺にキス!?してんの!?知り合いはじめてからまだちょっとだぞ!!…いや、本人に聞いてみよう。
「…翼は俺のことが…その…好き、でいいんだな…」
「コクコク」
翼が頷く。………やばぁい!いろいろとやばぁい!相手はアイドルユニットだぞ!スキャンダルまっしぐらじゃん!
その時、翼がしゃべる。
「イ、イクサ、こ、答えはまだ…か」
「はぁ…こういう時、断れないんだよなぁ俺。」
「そ、そうかじゃあ!」
「ただし!」
「な、なによ…」
「…奏にも同じ事をされてるんだよな、俺」
「えっ?」
そう風邪をひいた奏を看病していたときに俺はひょんなことから病気にはならないことを言ったらこう、不意討ちで…チュッってやられたのだ。そして「イクサ、お前のことが好きだ」と。
「俺は奏の告白も断っていない、それでもいいのか?」
「ふふっ、それなら大丈夫よ。奏はわかってるもの…ほら後ろ」
「へっ?」
翼に言われて後ろに振り返ると、奏が女性特有の怒りのオーラみたいなのを纏って立っていた。
「…翼のお見舞いに来たのに…なにしてんだぁ!イクサァ!!」
「わああああああああ!!」(寝起きなので小声)
「なるほど翼もイクサが好きだったのか」
とりあえず翼に事情を説明してもらった。
「それで、イクサはどっちかは選べない…と」
「ソウダス」
「だすってなんだよだすって…どうしてもか?」
「はい…」
理由は俺の性格からして女性の好意には弱いからである。
「うーん、じゃあさぁ!イクサには二人共、愛してもらおうか」
「え?」
「だって元々翼がイクサのことが気になってたのは知ってたし、選べないなら仕方ないだろう?」
まずい!このままでは俺がただのろくでなし野郎になってしまう!なんとしてもそれだけは防がなければ…
「いいわね!それ!」
ちょちょちょ!翼さーん!?俺をろくでなしにするつもりなんですか!?
「あはは!声に出てるぞ、イクサ」
「しまっ…」
「大丈夫さ、イクサ。そこはあたしたちがフォローする、だからイクサも受け入れてくれ。というかイクサが選べないのがわるいんだろ?」
「言い返す言葉もない…」
つまり奏は事情は説明してやるから慣れろ、というのだ。
その時、イクサがマナーモードにし忘れていた通信機が音を出す。
「はい、もしもしおっさんか?どうした?」
『至急、本部に来てほしい!大変なことになった!』
「なに!?わかった今すぐ奏と本部に向かいます!」
「イクサ!急ごう!」
「え?なにがあったの!?イクサ」
「翼はまだ安静にしてろ、完治したわけではないんだから!」
「私も行く!」
「だめだ!翼!安静にしているんだ!」
「奏まで!どうして!?」
「お前のことが心配だからだ!」
「わかったら大人しくしてろ」
「うん…」
そして俺と奏は本部に急ぐ。
10分後
「何があったんだ!?おっさん!?」
「何があったんだ!?旦那!?」
俺たちは本部についた。
「広木防衛大臣が殺された」
「なっ!?」
「……」
俺は即座におっさんに聞く。
「今ある情報は?」
すると、
「大変長らくお待たせしました!」
「了子くん!!」
「何よ、そんなに寂しくさせちゃった?」
「広木防衛大臣が殺害された」
「ええ!?ほんと!?」
「複数の革命グループから犯行声明がでているが、詳しいことはまだわかっていない、只今全力で捜査中だ」
「了子さんに連絡もとれないから皆、心配してたんですよ!」
「え?…壊れてるみたいね」
「うへ…」
「でも心配してくれてありがとう。そして、政府から受領した、機密資料も無事よ。任務遂行こそ広木防衛大臣の弔いだわ」
そして俺は気づく。
(こりゃ、血の臭いか…)
そして少し後
「私立リディアン音楽院高等科、つまり特異災害対策機動部二課本部を中心に頻発しているノイズ発生の事例からその狙いは、本部最奥区画、アビスに厳重保管されているサクリストD、デュランダルの強奪目的と政府は結論づけました。」
「デュランダル?」
「EU連合が経済破綻したさいに不良債権の一部肩代わりを条件に日本政府が管理、保管することになった数少ない完全聖遺物のひとつ」
「移送するったってどこにですか?ここ以上の防衛システムなんて…」
「ながたちょう最深部の特別電算室、通称『記憶の遺跡』………そこならばということだ。…どのみち俺たちがこわっぱ役人である以上、お上の意向には逆らえないさ」
「デュランダルの移送予定日時は明朝05:00、詳細はこのメモリーチップに記載されています。」
…少しあいつに頼んでみるか
「奏、少し出てくる。すぐに戻るから。」
「え?ちょっとまっ…行っちゃった」
「追いかけに行きな。まだ時間はあるしな」
「旦那…サンキューな!」
一分後
奏SIDE
あいつどこに…あ、いたいた。あれ?電話してる?誰とだろう?
「そっちはどうだ?…そうか順調かなら頼みがあるんだが…」
あのイクサが頼み?
「広木防衛大臣が殺害されたことに関してだが…」
なっ!?あいつ!!なんてことを!!
「…まぁそりゃ知ってるよな、俺らなら」
俺らだって?イクサ以外にももうひとりアース・コアの力が使えるやつがいるとは聞いたが…
「…そうか、お前もそう思うか。あんなことを行動に移せるのは米国くらいだよな」
米国だって!?じゃあ、アメリカが!?
「……だからそろそろ二課の協力者になってほしいのさ」
二課の協力者だって?
「…あぁ、わかったよそれまで俺が何とかすればいいんだな」
俺が何とかする?何を言ってるんだイクサは
「じゃあそれからは頼むぜ、後輩」
後輩?いやイクサを問いたださなきゃ。
「おい、イクサ今のはなんだ?」
「ファッ!?やっべ聞かれてた!?」
「追ってきたら電話してたんだ、そしたらイクサが広木防衛大臣のことなんて言うから…」
「アチャーやっちまったかぁ、頼む奏!このことは黙っててくれないか?」
「黙っててもいいけどよ、条件がある」
「条件?」
「あたしの質問に答えろ」
イクサSIDE
やっちまったなぁ…まさか追いかけてくるなんてなぁ。どんな質問されるんだろ(ヤケクソ)
「イクサがさっき電話してた相手は味方か?敵か?」
「味方だ」
「そいつとはどういう関係だ?」
「先輩、後輩さ」
「そいつは二課とは何か関係があるのか?」
「二課の直接関係があるわけではないがとあるリディアンの生徒の幼なじみだ」
「そいつは信頼できるのか?」
「出来るさ、だから伝えた」
「…これで終わりだ、まぁ黙っといてやるよ」
「サンキュー奏、助かるよ」
数十分後
「絶対、未来をおこらせちゃったよね…こんな気持ちじゃ寝られないよ…」
ん?立花か休むように誘導するかね。
「…?…うひっ!?お、男の人ってこういうのとかスケベ本とか好きだよね…」
「まぁ本能的に逆らえないしなぁ…」
「うぇっ!?いたんですか!?イクサさん!!」
「さっき来たばっかりだよ」
「それより、本能的に逆らえないって…」
「立花、それは気にしたら敗けだぞ」
「はははっ…ん?」
「情報操作も僕の役目でして…」
「緒川さん…」
「翼さんですが、一番危険な状態を脱しました」
「はぁ…!」
「ですが、しばらくは二課の医療施設にて安静が必要です。月末のライブも中止ですね」
「さて、ファンの皆さんにどえ言い訳をするか響さんたちも一緒に考えてくれませんか?」
「え?…あ、はい…」
「あぁ、いやそんなつもりは…」
「…へへっ」
「ごめんなさいせめるつもりはありませんでした…いいたかったのは何事も様々なの人間がバックアップしてると言うことです。だから響さんももう少し肩の力を抜いても大丈夫じゃないでしょうか」
「優しいんですね緒川さんは」
「怖がりなだけですよ、本当に優しい人は他にいますよ」
「少し楽になりました。ありがとうございます、私張り切って休んでおきますね」
そういって立花は駆け出す。
「翼さんも響さんくらい素直になってくれたらなぁ…」
「ありがとう緒川さん助かりました。こういうときどう声をかければいいかわからなくて…」
「いえいえこちらこそ翼さんに一晩中ついてくれて助かりました…あと聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
「いいっすよ」
すると小川さんは真剣な顔をして、
「あなたには何か見透かされている気がするんです。それが何かイクサさんはわかりますか?」
と言った。…さすが忍、勘づくか。
「信じられないと思いますがここだけの話、実は俺未来が見れるんです」
「未来…ですか?」
「はい、その未来に必ずしもなるわけではないですが大きなことが起こるまでの過程がだいたい同じなので見透かされているように感じるんでしょう」
「未来が見れる…それはかなりつらいことでは?」
「すっげぇつらいですよ、知ってしまっているから面白くもないですし、まぁその未来を変えようと必死に動いているわけですがね…あとこのことは他言無用で」
「はいわかりました」
「それと話は変わるんですが相談したいことがあって…」
「いいですよ話してください」
そして事情を説明した。
「そうですか奏さんと翼さんが…大変ですね」
「大変どころじゃねーよ!相手はアイドルユニットだぞ!スキャンダルまっしぐらじゃんか!」
「それなら僕と同じようにマネージャーになりますか?」
「あ、いいねそれで、ももうちょっとたってからでいいや」
「あっはいわかりました」
「それじゃあ俺も休むんでまた朝に」
「はいちゃんと休んでくださいね」
そして俺は二課から貰った部屋へと向かう。
そして明朝05:00
「防衛大臣殺害犯を検挙する名目で検問を配備。『記憶の遺跡』まで一気に駆け抜ける」
「名付けて、天下の往来ひとりじめ作戦!」
なんだよ、そのネーミングセンス…
そして了子さんの車に乗って走り出す。
すると、
「はっ!!了子さん!!」
橋が崩れる。
「うおっ!?」
「しっかり捕まっててね、あたしのドラテクは凶暴よ」
『敵襲だ、まだ姿は確認出来ていないがノイズだろう!!』
「この展開、想像していたよりもはやいかも…?」
後ろを走っていた車が跳ねる。
「ふぁあ…」
「まじかよ…」
『下水道だ!ノイズはは下水道を使って攻撃してきている!』
さらに前を走っていた車が跳ねる。
「うわぁ!?ぶつかるぅぅ!!」
なんとかぶつからずにすんだが…
「弦十郎くんちょっとやばいんじゃないこのさきの薬品工場で爆発でもおきたら…」
『わかっている!さっきから護衛車を的確にノイズがデュランダルを損壊させないように制御されていると見える!』
「ん”ん”!!」
『狙いがデュランダルの確保ならあえて危険な場所に封じ込め、攻め手を封じるっていう寸法だ!』
「それならこちらも薬品工場を利用するとしようか」
『なんだと!?イクサ!!』
「勝算は!?あるの!?」
「今考えたからない!だが敵も死にたくはねぇだろ!!だからあえてこちらも薬品工場を戦いの場とすることで敵さんの攻撃をある程度は封じれるつー寸法さ!!」
まさにデメリット、メリットが両立する危険なかけだが…
『だがそれでは君たちの命が!!』
「ここでデュランダルを奪われればどうなる!?」
『ッ!?』
「そういうことだ!はっきり言おう!死ななきゃやすい!!
了子さん!!」
「わかったわってしまっ…」
乗っている車がひっくり返る。
「うわわ、うわああああ!!」
「ぐっ!」
『南無三!!』
俺はとっさにデュランダルの入ったケースを掴む。
「了子さん!!これ!!」
しかしノイズが襲いかかってくる。
「ぐっ!うわああああ!!
「うわああああ!!
車が爆発する、がノイズはいまだ健在。もちろん襲いかかってくる。
「ちっ!!ゼロ!!」
『了解だ、マスター!!』
『ハアアアアアア!!』
《始まりの比翼の盾》
『しょうがねぇなぁ…立花!お前のやりたいことをお前がやりたいようにやれ!!』
「…私、歌います!!」
『ッ!?ちっ!!』
ーー撃!ーー
ーー防!ーー
『アルト!てめぇ!!』
「へっ今度こそ決着をつけよくぜ、イクサ!!」
『…こっちだ!!こい!!』
「悪いが今回は俺が場所を決めさせてもらうぜ!!」
ーー撃!ーー
『がっ!』
場所移動後
「さぁ始めようぜ」
『……』
このままアルトの戦っても中途半端で終わるのはわかってる、ならば!!
『アルト、決着はこの事変が終わってからにしないか?』
「んだとぉ?…後回しにするってかぁ?」
『まぁそうなんだが話を聞け、このまま戦っても中途半端でおわっちまう。それなら邪魔がはいらないほうがいいだろう』
「……ふんいいだろうだが後で後悔しても知らねぇからな」
『じゃあそれで、俺は戻るな』
「まてよ、俺はクリスに時間稼ぎを頼まれてんだ。今、いかせるわけにはいかな…っ!?な、なんだ!?あれ!!」
『ありゃあ、まずいな。デュランダルが機動した』
「なにっ!?」
『クリスが大切ならお前も戻ることを進めるが?』
「ちっなんでこうもタイミングが悪いんだよ!!」
アルトはさっきの場所に向かって行く。
『んなもん俺らに運がねぇからに決まってんだろうが!!』
クリスSIDE
「こいつがデュランダルか」
これであいつは…
「渡すものかぁぁぁぁ!!」
するとデュランダルが光を放つ。
「なっ!?」
『う…うううううぅぅぅ!』
「こいつ!?一体何をしやがった!?」
私はフィーネの方を向く。…あいつ、笑ってやがる…
「そんな力を見せびらかすなぁぁぁ!!」
私はノイズを召喚するが…
『うううううぅぅぅぁぁぁぁ!!』
「ひっ…」
「大丈夫か!?クリス!!」
(お前を連れ帰っても私は…)
イクサSIDE
まじかよこれが尽きることのない力か…被害を最小限に抑えるにはあれを使うしかない…か。
『隔離剣ゼロ…』
俺は隔離剣ゼロを呼び出す。
『投影拘束、二段階解放』
そして隔離剣ゼロを振りかざし、
『目を覚ませ!!立花ああああああ!!!』
『アアアアアアアアアアアアアアアア!!!』
デュランダルと隔離剣ゼロがぶつかり合う、その瞬間尽きるはずのない力が“消えた”。
『やれやれ、二段階解放でもこれくらい腕を裂かれるのか』
五分後
「んん…あれ?私…は…何を…」
「デュランダルに自我を飲み込まれたのさ」
「イクサさん!?」
「大変だったぞ、デュランダル持った立花が薬品工場に向けて、デュランダルを振るったんだから」
「私は…そんなことを…その…ごめんなさい」
「気にすんなって、いいってことよ」
「でも…イクサさん…その腕…」
「あぁこれ?大丈夫だ、ちゃんと“直せる”から」
「ならいいんだけど…」
そう、このうでは隔離剣ゼロを使用したことによる代償みたいなものだ。
「イクサくーん、ちょっといいかな?」
「いいですけど何か?」
「ほらほらこっちこっち」
「えぇ!ちょちょちょ!」
了子さんにてを捕まれ、少し移動させられる。
「やっぱりあなたのこと、研究者として調べたくなったわ、いいかしら?」
…やっぱりこうなったか。やれやれいつもなら断るがここは…
「今、起こっている事態が終わればね、いいですよ」
「えーそんなの遅すぎるわ!」
「悪いけど終わってからじゃないとだめだ、そのかわり約束にしておいてやるからさ、それでいいだろ?」
「はぁ…わかったわ」
「とりあえず本部に戻りましょうか」
はい、設定と補足いきまーす。
隔離剣ゼロ
あまりにも隔離する力が強すぎたのでイクサ自身で、十の拘束を投影魔術で作り、とりつけた。それでも直接斬られればその傷はなおらないし、イクサの腕はズタズタになる。今回はデュランダルの尽きることのないエネルギーに対して使われた。なおそのエネルギーはどこかに隔離された。
今回はこんなもんで、また次回。