はい、それでは本編でーす。
イクサSIDE
「じゃあ、あの力のことを話してもらおうかイクサ」
「はぁ…あまり、話したくないが仕方のないことか」
立花が機動させたデュランダルのエネルギーを隔離剣ゼロで隔離してから俺達は本部に戻った。そして当然あんな力を使った俺は理由やらなんやらを聞かれるわけで…
「エネルギーが不朽であるはずのデュランダルのエネルギーをどうやって消した?」
「消した、というよりは“別の場所に移動させた”が正しい」
「別の場所だと?」
隔離剣、その名前の通り斬りつけることが出来ればどんなものあろうとこの世界から別の世界に隔離するというクソチート能力を持った剣で斬ったんだ、エネルギーが不朽であろうとも関係ない。エネルギーだけを隔離してしまえばどうと言うことはない、の理論でぶっぱなしたら案の定出来ちゃったよが今の俺の心境である。
「別の場所に移動させた?それなら転移系の力?それとも…」
「惜し…くないか」
なんか了子さんがぶつぶついい始めたので、説明するとしよう。
「今から話すことは他言無用でお願いします」
「それだけ、危険なものなのか?」
「危険どころじゃねぇ、下手すりゃ戦争が始まるぜ」
「そんなに!?」
話を聞いていた奏が驚く。そりゃ戦争が始まるなんて言ったら驚きますよね。
「…分かった、他言無用だな」
「助かる…話を始めるがさっき了子さんがぶつぶついい出した時に惜しいと言いかけたよな」
「あぁ、でもイクサは惜しくないと言ってたよな」
「そりゃ転移じゃなくて隔離だし…」
「隔離!?それなら惜しいんじゃ?」
「全然、惜しくないね。隔離と転移は似ているが結果が明らかに違う。転移は場所を移動するだけで戻すことができるし、移動した場所に固定するわけじゃないだろ? 」
「確かにね、転移っていうのは簡単に言えば移動の手段みたいな感じだからね」
「それに対して隔離は移動させて、その移動させた空間に固定して隔離した世界にとどまらせ続ける、これが隔離だからな…分かりやすく言えばそうだな、その場所からのけ者にする…か?」
「わかりやすっ!!」
奏から突っ込みか入ったところで話はさらに進む。
「んでその力を持ってるのが俺の持つ“隔離剣ゼロ”と呼んでいる剣だ」
「そのままね…」
「聖遺物ではないようだが…」
「そこんとこは俺もよくわからん、なんせ力が強すぎてな八の拘束をつけてもあれだからなぁ…」
てか、十の拘束の内の二段階解放させないと競り負けるデュランダルもオカシインダヨナー。
「それならば、こちらに預けるというのは…」
「無理だ、あれは俺じゃないと触れた瞬間に触れたとこからズタズタになるぞ」
「本来の使い手でなければ、多大な被害を招く…か」
その本来の使い手でも全解放した状態で使うと腕がとんでもないことになるんだよなぁ…(遠い目)
「ならば、保管やら制限やらはイクサに任せるとして響くんが戦えていた理由を聞きたい」
「あ、ばれた?」
「ばれるも何も俺は知らないし、他の皆にも聞いたが知らないのいったくでな、聞いてないのはイクサだけだ」
あれ?わりと行動が速い?やっぱさすがだなおっさん。
「まぁ、強くなりたいって言ってきたのでな修行の基本を教えただけさ、あとはあいつなりに考えた修行方法を見てただけさ」
「修行の基本?」
奏が聞いてきたので説明しよう。
「朝起きて、朝飯食って修行して疲れたら休憩、昼飯食って修行して疲れたら休憩、晩飯食って修行して疲れたら寝る、そんだけ」
「そんだけ!?」
「そんだけも何もこんだけだ、修行はやり過ぎたら体ぶっ壊すからな、修行して強くなっても体ぶっ壊してたら意味ないだろ」
「ふーんそんなもんなんだ」
「そんなもんさ」
「で話は変わるんだけどさ、なんで学生服?いつものじゃねぇんだ?」
「…………………」
まぁ聞かれるよな。いつも同じ服だし。
「昨日、雨だったろんで洗濯物取り込むの忘れてた」
「プッ、あっははははははははは!!イクサでもそういうのするんだ!!あっははははははははは!!」
「俺だって人間だぞ、忘れることぐらいあるっての」
「あっははははははははは!!」
奏はツボったのかしばらく俺の顔を見ながらすごい笑ってた。どこがおもしろかったんだ?
はい、補足と設定いきまーす。
イクサの学生服
転生するの高3の時に着ていたやつ、肉体が17歳のまんまなので着れた。何故転生したのに所持しているのかは女神さんの気遣いらしい。なお、ちょいちょい前世の持ち物を送っている模様(女神直筆の手紙付き、イクサ曰くすごいきれいな字らしい)
イクサの記憶と行動や言動の矛盾
イクサがなにかが起こった時、知っているはずなのに驚いている理由は知っているだけで経験していないから。
もうひとつは救える人達を見捨てているのを無意識にかくしているため。
今回はこんなもんで。また待たせてしまいますが必ず、投稿しますので次に投稿したら読んでもらえると嬉しいです。