「今日からついにランニング…朝からのランニングっていうのは心地いいんだろうな〜」
ここ最近の朝は春の陽気があって暖かい。ランニングには最適の気温。涼しい風を浴びながら、少しずつ目が覚めて行くのはいい。
「よし…(誰もいないけど)行って来ます」
まずは町内2週だな。
あ、川嶋君にそれ伝えてないや
「まおかちゃーんッ!ってアレ?」
…まあいっか…
街中
「…流石にこんな朝っぱらにやってる店はそうないよな〜…コンビニくらいか」
数十分走り続けて薄暗かった空が、徐々に明るくなって来た。
しかしこの微妙に長い髪が邪魔だな。いつもならツインで縛ってるんだが、街中だとなのはちゃんと勘違いされるからな…
「ん?」
目の前に同じくランニング中であろう男女が走って来た。
あちらもこっちに気づき、足を止めた。
ここはやっぱり挨拶すべきだろう。挨拶は大事。これ世界の常識ネ。
「こんにちは」
「ああこんにち…な、なのは?」
「え?あ、ほんとだ!何してるのなのは。こんな朝早く…」
あれ?この人たちもなのはちゃんの知り合い?
公園
「えっとつまり…君はなのはの友達の…」
「はい、王華まおかと言います。なのはちゃんとはよく遊んでもらっています」
「へ〜…そっくりさんっているもんなんだね恭ちゃん」
「ああ、驚いた。あ、忘れてた。俺はなのはの兄の高町 恭也だ。でこっちが…」
「なのはの姉の高町 美由紀です。よろしくねまおかちゃん」
驚いた。なのはちゃんにはこんな歳の離れた兄弟がいたのか。
というか美青年に美少女に美幼女って…高町家は安泰だな(白目)
…ってことはご両親も美人、イケメンの可能性が微レ存…いや、確実にそうだな。うんそうに違いない(確信)
「ところでまおかちゃんは朝早くにランニングかい?」
「そうです。俺体動かすの好きなんですよ。ちょうど町内一周終わったんで、これから二週目に行きます」
「(俺…?)へー、感心だな。その歳で鍛えてたりするのか?」
「はい!これ終わったらいつもの筋トレですね。まあ、これしかやることないんですよ」
「(これしか…?)お母さんや友達とは遊ばないの?」
「ああ、おれにはお母さんはいなく…」
「「ゑ?」」
やっちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!
「あ、俺ちょっと急ぎの用事があるんでそんじゃあ!!」
「あ!ちょっ!」
「待って…行っちゃった」
廃ホテル周辺
あぶねえ…もしあのままだったら…
警察に電話される
↓
保護される
↓
孤児院的な場所にシュゥゥゥト!
↓
自由時間皆無
↓
つまらな過ぎて死ぬ
ということになってしまう…確実に!
それだけはダメだ(使命感)
疲れた…ホテルについたら少し寝よう
起きたらまた筋トレしてーの…ごはん食べるーの。
「あ!まおかちゃん!どこ行ってたんだよ」
あ、ごめん
廃ホテルにて
「578…579…580…581…582…583…」
「まおかちゃん…日に日に増えてない?」
まあ鍛えてるからね。でもなんか腕がゴツくならないんだよね…そのせいで実感がイマイチわか無くて…コレガワカラナイ。
昼
「今日はおにぎりです」
「おお〜…あれ?なのはちゃんは?」
「あー…なんか遅れてくるって言ってた」
へーっと返事をしながら手を合わせる。
「いただきます」
「召し上がれ」
うん…やっぱりうまい。悔しいなあ。そういえば俺料理してないなー…
「なあ川嶋君」
「ん?どうしたんだまおかちゃん」
「俺も料理したい」
「へ?」
いや、そんな意外そうな顔されても…
「いや…ごめん。まおかちゃんも女の子だもんな。そういうのしたいよな」
「へ?あー…ソウデスネ…あはは」
中身おっさんなんだよなー、悪い気がして来たよ…
「良くーん!まおかちゃーん!」
「お、なのはちゃん来たな」
「ああ、連れてくるよ。一応ここ俺の家だし」
崩れた瓦礫の上をピョンピョン飛んで行き、一階にある入り口に飛び降りる(ここ4階)
シュタッ
「よう、なのはちゃん。いらっしゃ…えーと…なのはちゃんそちらの人は?」
「えっとね…この人は私の…」
入り口にはなのはちゃんと、その隣に…
「こんにちは…まおかちゃんだよね。初めまして」
「なのはの父の高町士郎です。ところで今、4階らへんから飛び降りなかった?」
イケてる親父、高町士郎さんがいた。
「アイエェ…ナンデ?」
三人称視点
ミッドチルダ
管理局本部
「どうだ。現状は?」
「はい。マ素は星の核にまで侵食。星は崩れ、原型がもうありません」
「参ったな…こうなってはもう隠し通せんぞ…」
「大変ですッ!」
会議室の沈黙した雰囲気を壊し、1人の局員が大きな音を立てて扉を開け入ってくる。
「どうしたッ!?」
「ブレイクワールドに充満しているマ素が他の次元世界に流れて行っています!」
「なんだとッ!!!」
マ素は次元の海を漂う。マ素は不時着した世界の魔力を喰らい、増幅…
ゆっくり蝕まれていく様々な世界。
魔力ある世界に、マ素は流れていく。
「◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎ッ!!!」
ブレイクモンスターも例外ではない。
紫色に怪しく光るブレイクワールド。
その核で一体何が起こっているのか。ブレイクモンスターは際限なく溢れでてくる。
管理局はブレイクワールド消滅計画を実行することにした。
何台もの次元戦艦から発射された高密度魔力砲『アルカンシェル』。
360度一斉放射。どんなロストロギアでもこの攻撃にはさすがに耐えられまい。全ての局員がそう思った。
実際、ブレイクモンスターは消滅し、ブレイクワールドも、完全消滅まではいかなかったが、もはや再生不能まで核は破損していた。
核はS級魔導師達によって何重にも及ぶ封印を施され、魔力を全てのかき消す次元の裂け目に捨てられた。
全ては解決した。
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